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スティーヴィー・ワンダーのアルバム [紙ジャケ]

今年前半にリリースされる予定の紙ジャケのなかで個人的にとても楽しみにしているのが、スティーヴィー・ワンダーとロッド・スチュアート。

とくにスティーヴィーはモータウン50周年との連動企画なのか、60年代、70年代、80~90年代の三期に分けて、全30タイトルが紙ジャケとしてリリースされる。

ぼくがスティーヴィーをきちんと聴き始めたのは80年代の初め、『ホッター・ザン・ジュライ』あたりからで、まったくリアル・タイマーではない。
もちろん、その歌声だけなら60年代のリトル・スティーヴィー・ワンダーのころからラジオで耳にしていたし、ジェフ・ベックとの"競演"になった「迷信」のかっこよさにはブッ飛んだけれど、アルバムを通して聴こうとは思わなかった。
そのころのぼくはジャズには夢中でも、R&B やソウルなどのブラック・ミュージックには関心が薄かったのだ。

今にして思えば、「迷信」をきっかけに、アルバムでいえば『トーキング・ブック』のころからリアル・タイムで聴いていればどんなによかっただろう。
ほんとうにもったいないことをしたものだ。

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マイク・ブルームフィールドのアルバム [紙ジャケ]

昨年の暮れにSony Music からマイク・ブルームフィールドの紙ジャケがリリースされた。

ブルームフィールドといえば、ポール・バタフィールド・ブルーズ・バンドやディランとの「ライク・ア・ローリング・ストーン」セッションで有名だが、レス・ポールを抱えたホワイト・ブルーズ・ギタリストという点で、ぼくのなかではイギリスのピーター・グリーンと並ぶ大きな存在だ。

今回はバタフィールド・ブルーズ・バンドを脱退したあとUS コロンビアに吹き込んだ8枚のアルバムがリリースされたわけだが、きょうはそのなかから3タイトルをご紹介しよう。

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CCR のアルバム [紙ジャケ]

あーあ、更新が日曜と土曜なんて信じられない。
でもまあサイテーに忙しい2週間はもうすぐ終わろうとしている(笑。
気分を変えてきょうは先週リリースされたクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの最新の紙ジャケから初期の3枚をご紹介しよう。

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考えてみたらクリーデンスは、ぼくがほぼその最初から最後までを知っている数少ないバンドのひとつだ。
活動期間が約4年と短かったせいもあるだろう。
1968年の『スージーQ』から72年の『マルディ・グラ』まで7枚のアルバムをリリース、全米11位の「スージーQ」から「プラウド・メアリー」('68 全米第2位)の大ヒットを経て、72年の「スウィート・ヒッチハイカー」(全米6位)、「サムデイ・ネヴァー・カムズ」(全米25位) まで、12枚のシングルをヒット・チャートに送り込んでいる。

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ポール・コソフ 『バック・ストリート・クロウラー』 DX エディション [紙ジャケ]

『ファイヤー・アンド・ウォーター』と同時にデラックス・エディションとしてリリースされた『バック・ストリート・クロウラー』(1973)は25歳で亡くなってしまったフリーのギタリスト、ポール・コソフの生前ゆいいつ遺されたソロ・アルバムだ。
(その後バック・ストリート・クロウラー・バンド名義のアルバムが1枚遺されているらしい。)
3年前に紙ジャケでリリースされたときに一度記事にしているので、興味のある方は合わせてご覧いただければ幸いである。

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フリー『ファイヤー・アンド・ウォーター』 デラックス・エディション [紙ジャケ]

これまでご紹介してきたピーター・フランプトンの『カムズ・アライヴ』や『ジョン・メイオール&ザ・ブルーズ・ブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン』、あるいはザ・フーの『フーズ・ネクスト』、『ライヴ・アット・リーズ』などのDX エディションは、いずれもデジパック仕様の輸入盤に日本語解説をつけたものが出ていて、それを新たに紙ジャケ化したものだった。

きょうと次回ご紹介する『ファイヤー・アンド・ウォーター』と『バック・ストリート・クロウラー』のDX エディションは国内盤としては初リリースであり、今後DX エディションはこういう紙ジャケ化した形でのリリースになっていくのかもしれない。

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『ライヴ・アット・リーズ』のDX エディション [紙ジャケ]

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ザ・フーってかっこいいやんか!と思ったのはご多分にもれず『ウッドストック』の記録映画で「サマータイム・ブルーズ」の演奏を見たときだ。

フーの名前はその前から知っていたが、初期のディストリビューションがテイチクだったせいもあるのだろう、「キッヅ・ア・オーライト」も「恋のピンチヒッター」もそんなにヒットしたという記憶がない。
ポリドールに移ってからも知名度はいまいちで、ビートルズやストーンズには大きく水を空けられていた。

ところがそんなぼんやりとした印象は映画を見た瞬間に吹っ飛んでしまった。

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『フーズ・ネクスト』のデラックス・エディション [紙ジャケ]

こちらも新しく紙ジャケ、SHM-CD になったデラックス・エディションのシリーズからTHE WHO の『フーズ・ネクスト』をご紹介しよう。

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『マイ・ジェネレイション』や『トミー』を抑えて、いまもフーの最高傑作という評価の揺るがない『フーズ・ネクスト』。
幻で終わってしまった"ライフハウス"・プロジェクトのための残骸といってもいい内容であるにもかかわらず、近未来をイメージしたシンセが印象的なM-1Baba O'Raily」から個人的には「マイ・ジェネ」と並ぶ最高傑作だと思うM-9「無法の世界」まで、オリジナルは間然するところのない圧倒的なできだ。
共同プロデュースとエンジニアリングはグリン・ジョンズ。

デラックス・エディションはファースト・スタジオ・セッションとなるニューヨーク、レコード・プラントでの6曲と、Disc-2 には"ライフハウス"の中核となるはずだったライヴ(1971年4月26日 ヤング・ヴィック・シアター)を配している。

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『ブルース・ブレイカーズ・ウィズ・クラプトン』デラックス・エディションの紙ジャケ [紙ジャケ]

2006年12月29日の記事でご紹介した『ジョン・メイオール&ザ・ブルーズ・ブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン』のデラックス・エディションが紙ジャケで再リリースされた。

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このアルバムのCD は2001年にリリースされた紙ジャケも持っているのでちょっと迷ったのだが、デラエディ・シリーズはパッケージが取り出しにくいのと、4つ折のデジパックが場所をとるというのもあって、思い切って買い換えることにした。
帯に「日本盤初回LP を再現した紙ジャケ付!」とあったのもちょっと気になった(笑。

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ホット・ツナのアルバム [紙ジャケ]

ジェファースン・エアプレイン・ファミリーの紙ジャケがBMG からリリースされたので、そのなかからホット・ツナのアルバムを2枚買ってみた。

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ホット・ツナはご承知のとおり、ジェファースン・エアプレインのギタリスト、ヨーマ・コウコネンとベーシスト、ジャック・キャサディが、自分たちの好きなブルーズやブギをやるために結成したサイド・ユニットだ。

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失敗したなあ~、カンサス [紙ジャケ]

レコード・デビューが'74年というから、例によってまったく聴いたことがなかったカンサス。
Sony Music から紙ジャケがリリースされたのが9月24日だったが、1,890円という気軽な値段のせいもあってとりあえず1枚だけ買ってみた。

1976年リリースの第4作『永遠の序曲 Leftoverture』だ。

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タグ:カンサス
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