CCR のアルバム [紙ジャケ]
あーあ、更新が日曜と土曜なんて信じられない。
でもまあサイテーに忙しい2週間はもうすぐ終わろうとしている(笑。
気分を変えてきょうは先週リリースされたクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの最新の紙ジャケから初期の3枚をご紹介しよう。
考えてみたらクリーデンスは、ぼくがほぼその最初から最後までを知っている数少ないバンドのひとつだ。
活動期間が約4年と短かったせいもあるだろう。
1968年の『スージーQ』から72年の『マルディ・グラ』まで7枚のアルバムをリリース、全米11位の「スージーQ」から「プラウド・メアリー」('68 全米第2位)の大ヒットを経て、72年の「スウィート・ヒッチハイカー」(全米6位)、「サムデイ・ネヴァー・カムズ」(全米25位) まで、12枚のシングルをヒット・チャートに送り込んでいる。
ただ、ぼくがCCR の熱心な聴き手だったかというとそうでもない。
ぼくがリアル・タイムで買ったアルバムは5th アルバム『コスモズ・ファクトリー』('70)と6作めの『ペンデュラム』('70)の2枚だけれど、どちらも買ってしばらくすると聴き飽きてしまうのである。
たとえば『コスモズ・ファクトリー』は「トラヴェリン・バンド」、「ルッキン・アウト・マイ・バック・ドア」、「アップ・アラウンド・ザ・ベンド」、「フール・ストップ・ザ・レイン」といったヒット曲が目白押しのアルバムなんだけれど、なんとなくアルバム全体に深みが感じられないのだ。
そのうち中古レコード屋に売ってしまって、以来クリーデンスというとシングル・ヒットを押さえとけばいい、みたいなイメージを持ってしまった。
けれどそれで興味をなくしてしまったかというとそうでもなくて、70年前後を描いたハリウッド映画なんかには必ずクリーデンスの音楽が使われていて、それがまたえらくかっこいいのだ。
たとえば94年の『フォレスト・ガンプ』には「フォーチュネイト・サン」(69)が使われていた。
この曲や「雨を見たかい」(70)はクリーデンスを代表する反戦歌だが、とにかく当時の気分をまざまざと思い出させてくれる名曲で、ときどきたまらなく聴きたくなってしまう。
今回の紙ジャケは「40周年記念盤」と銘打たれていて、ボブ・ラディックによる2008年最新リマスターとアルバムごとに2~5曲のボーナス・トラックを収録した決定版ともいえる内容だ。
1st アルバム『スージーQ』は1968年の作品。
紙ジャケは厚紙A 式でコーティングのないUS オリジナル盤のシングル・スリーヴを再現している。
ただし最初期のジャケットには左側の「Includes SUZIE Q.」という赤いマークはついていなかったと思う。
フロント・カヴァーは光沢があるけれど、バック・カヴァーはつやもないモノクロ写真に細かい字でライナーが書かれていて、かなり地味な印象だ。
レーベルはファンタジーのステレオ盤をイメージしたもの。
インナーは復刻されていないが、いまどき珍しい不織布のインナーがついている。
20ページのオリジナル・カラー・ブックレットがついていて、ジャケット写真のアウトテイクなど貴重な写真が載せられている。
ボーナス・トラックは「Before You Accuse Me」の68年のアウトテイクや、「スージーQ」のフィルモア・イーストでのライヴ(なんとスタジオ録音よりもさらに3分以上長い約12分に及ぶ熱演!)など4曲が収められている。
2nd アルバム『バイヨー・カントリー』は1969年の作品。
こちらも厚紙A 式でコーティングのないシングル・スリーヴだ。
「Born on the Bayou」のロイヤル・アルバート・ホールでのライヴ(71)や、「プラウド・メアリー」のストックホルムでのライヴ(71)など4曲のボーナス・トラックを収録している。
カラー・ブックレットは16ページ。
バック・カヴァーでは当時東芝からリリースされた国内盤に使われた写真を見ることができる。
3rd アルバム『グリーン・リヴァー』(1969)は初の全米1位に輝いた作品。
このアルバムからタイトル曲の「グリーン・リヴァー」(全米2位)をはじめとして「バッド・ムーン・ライジング」(全米2位)、「ロディ」(全米52位)、「コモーション」(全米30位)など数々のシングル・ヒットが生まれた。
紙ジャケはこちらも厚紙A 式でコーティングのないシングル・スリーヴ。
カラー・ブックレットは16ページで、やはりジャケ写の別テイクなどが載せられている。
ボートラは「バッド・ムーン・ライジング」の71年ベルリンでのライヴなど5曲を収めている。
1st を聴いたかぎりではライヴの音質はかなり落ちるが、オリジナル部分の音質はボブ・ラディックのリマスタリングとSHM-CD の効果もあってか、かなりいいと思う。
でもまあサイテーに忙しい2週間はもうすぐ終わろうとしている(笑。
気分を変えてきょうは先週リリースされたクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの最新の紙ジャケから初期の3枚をご紹介しよう。
考えてみたらクリーデンスは、ぼくがほぼその最初から最後までを知っている数少ないバンドのひとつだ。
活動期間が約4年と短かったせいもあるだろう。
1968年の『スージーQ』から72年の『マルディ・グラ』まで7枚のアルバムをリリース、全米11位の「スージーQ」から「プラウド・メアリー」('68 全米第2位)の大ヒットを経て、72年の「スウィート・ヒッチハイカー」(全米6位)、「サムデイ・ネヴァー・カムズ」(全米25位) まで、12枚のシングルをヒット・チャートに送り込んでいる。
ただ、ぼくがCCR の熱心な聴き手だったかというとそうでもない。
ぼくがリアル・タイムで買ったアルバムは5th アルバム『コスモズ・ファクトリー』('70)と6作めの『ペンデュラム』('70)の2枚だけれど、どちらも買ってしばらくすると聴き飽きてしまうのである。
たとえば『コスモズ・ファクトリー』は「トラヴェリン・バンド」、「ルッキン・アウト・マイ・バック・ドア」、「アップ・アラウンド・ザ・ベンド」、「フール・ストップ・ザ・レイン」といったヒット曲が目白押しのアルバムなんだけれど、なんとなくアルバム全体に深みが感じられないのだ。
そのうち中古レコード屋に売ってしまって、以来クリーデンスというとシングル・ヒットを押さえとけばいい、みたいなイメージを持ってしまった。
けれどそれで興味をなくしてしまったかというとそうでもなくて、70年前後を描いたハリウッド映画なんかには必ずクリーデンスの音楽が使われていて、それがまたえらくかっこいいのだ。
たとえば94年の『フォレスト・ガンプ』には「フォーチュネイト・サン」(69)が使われていた。
この曲や「雨を見たかい」(70)はクリーデンスを代表する反戦歌だが、とにかく当時の気分をまざまざと思い出させてくれる名曲で、ときどきたまらなく聴きたくなってしまう。
今回の紙ジャケは「40周年記念盤」と銘打たれていて、ボブ・ラディックによる2008年最新リマスターとアルバムごとに2~5曲のボーナス・トラックを収録した決定版ともいえる内容だ。
1st アルバム『スージーQ』は1968年の作品。
紙ジャケは厚紙A 式でコーティングのないUS オリジナル盤のシングル・スリーヴを再現している。
ただし最初期のジャケットには左側の「Includes SUZIE Q.」という赤いマークはついていなかったと思う。
フロント・カヴァーは光沢があるけれど、バック・カヴァーはつやもないモノクロ写真に細かい字でライナーが書かれていて、かなり地味な印象だ。
レーベルはファンタジーのステレオ盤をイメージしたもの。
インナーは復刻されていないが、いまどき珍しい不織布のインナーがついている。
20ページのオリジナル・カラー・ブックレットがついていて、ジャケット写真のアウトテイクなど貴重な写真が載せられている。
ボーナス・トラックは「Before You Accuse Me」の68年のアウトテイクや、「スージーQ」のフィルモア・イーストでのライヴ(なんとスタジオ録音よりもさらに3分以上長い約12分に及ぶ熱演!)など4曲が収められている。
2nd アルバム『バイヨー・カントリー』は1969年の作品。
こちらも厚紙A 式でコーティングのないシングル・スリーヴだ。
「Born on the Bayou」のロイヤル・アルバート・ホールでのライヴ(71)や、「プラウド・メアリー」のストックホルムでのライヴ(71)など4曲のボーナス・トラックを収録している。
カラー・ブックレットは16ページ。
バック・カヴァーでは当時東芝からリリースされた国内盤に使われた写真を見ることができる。
3rd アルバム『グリーン・リヴァー』(1969)は初の全米1位に輝いた作品。
このアルバムからタイトル曲の「グリーン・リヴァー」(全米2位)をはじめとして「バッド・ムーン・ライジング」(全米2位)、「ロディ」(全米52位)、「コモーション」(全米30位)など数々のシングル・ヒットが生まれた。
紙ジャケはこちらも厚紙A 式でコーティングのないシングル・スリーヴ。
カラー・ブックレットは16ページで、やはりジャケ写の別テイクなどが載せられている。
ボートラは「バッド・ムーン・ライジング」の71年ベルリンでのライヴなど5曲を収めている。
1st を聴いたかぎりではライヴの音質はかなり落ちるが、オリジナル部分の音質はボブ・ラディックのリマスタリングとSHM-CD の効果もあってか、かなりいいと思う。
遼さん、こんばんは~^^。
サイテーに忙しい2週間は無事終わりました?
僕は来週がサイテーに忙しくなりそうです^^;
CCRの紙ジャケCDリリースされてたんですね。
知らなかったぁ。。。
好きなバンドです。
後追い体験の僕にはシングル重視のバンドだったなんて知識もなく、
アルバムを聴いて”ROCKってやっぱカッコいい”ってはしゃいでました^^。
>94年の『フォレスト・ガンプ』には
>「フォーチュネイト・サン」(69)が使われていた。
印象的でした。
僕もこの映画で聴いてこの曲が自分のお気に入りになりました。
CCRにメッセージ性云々するのって似合わないみたいですが、
意外と言葉に想い込めちゃってる曲もあるんだすよね。
「WHO'LL STOP THE RAIN」と
「HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN (雨を見たかい)」
ヴェトナムの空に”雨”のように降りそそいだBOMB。
確固たる反戦のメッセージを、
秀逸な表現でポップ(ロック)・ナンバーへ昇華させてると思います。
最近、あんまり聴いてなかったんですが、
急に聴きたくなってきちゃいました~^^。
by DEBDYLAN (2008-12-20 21:04)
お忙しそうで大変ですね。かく言う私も現在北海道内に出張中なんですが^^。
CCR、我々が中学生〜高校生時代に日本でも大人気でしたよねー。
私も当時は「雨を見たかい」のシングルを買ったりしたし、シングル・ヒット・メーカー的イメージしかなかったですが、今はアルバムがキチンと評価されるようになりましたね。
遼さんが売っぱらったという「COSMO'S FACTORY」が一番好きです(笑)。
CCRって、確かに時々無性に聴きたくなります^^。
by MASA (2008-12-21 00:24)
>CCR、我々が中学生〜高校生時代に日本でも大人気でしたよねー。
ですねー。
最初に聴いたのは確かNHKFMで日曜日にあった洋楽番組で、Susie Qを全曲(!)かけてくれました。
(女性アナで、多分日本であの当時一番早く新譜を輸入盤でかけていた番組でした、午後3時からでした。で、4時からはAMで石田豊アナのリクエスト・コーナー!)
CCRは高校時代のGFがファンで、彼女の家でアルバム聴きました(^^ゞ
今回のリマスターは相当良いそうですね。
http://www.amazon.com/Hits-Legend-Creedence-Clearwater-Revival/dp/B001ECE5O0/ref=sr_1_11?ie=UTF8&s=dvd&qid=1229822444&sr=8-11
↑こんなDVDも出ましたね。詳細は判りませんが、2枚組!
P.S. Lodi は「ロダイ」とフォガティーは発音してます。実はこの曲、CCRの中では個人的にベスト3に入ります・・・
by MORE (2008-12-21 10:25)
DEBDYLANさん、こんばんは~。
サイテーに忙しい2週間はきょう終わりました(笑。
明日からはそれなりに忙しい1週間になりそうです。
DEBDYLANさんは今週が山場ですか。
がんばってくださいね。
でもがんばりすぎてムリをなさらないように…^^;
>”ROCKってやっぱカッコいい”ってはしゃいでました^^
それはぼくらも同じですよ^^。
たしか最初の国内盤の帯のコピーは『ニューロックの新星、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル登場!!』みたいな感じでしたけど、やってるのはブルーズやカントリーをルーツにした王道のロックンロールでしたからね。
理屈ぬきにかっこよかったです!
>意外と言葉に想い込めちゃってる曲もあるんですよね
>確固たる反戦のメッセージを秀逸な表現でポップ(ロック)ナンバーへ昇華させてる
そうなんですよね。
「Comin' down on sunny days」
のほんとうの意味を知ったときはマジで鳥肌立ちましたからね~。
おっしゃるとおりだと思います。
>急に聴きたくなってきちゃいました~^^
ぜひ聴いてくださ~い(何度めかの悪魔の囁き^^)
by parlophone (2008-12-22 00:41)
MASAさん、こんばんは~。
道内出張ですか~。
お疲れさまです!
>今はアルバムがキチンと評価されるようになりましたね
ですよね。
ぼくが初期のアルバムをきちんと聴いてみようと思ったのも、『Rolling Stone』誌や、このまえの『レココレ』での評価を読んでからですね。
>遼さんが売っぱらったという「COSMO'S FACTORY」が一番好きです(笑)
あら~、そうですか。
もう一回聴いてみようかなあ^^
>CCRって、確かに時々無性に聴きたくなります^^。
そういえば『ダイ・ハード4』の最初に出てきたのも「フォーチュネイト・サン」でしたっけ?
by parlophone (2008-12-22 00:47)
MOREさん、どうもです。
>最初に聴いたのは確かNHKFMで日曜日にあった洋楽番組で、
>Susie Qを全曲(!)かけてくれました
ぼくも深夜放送だったかお昼の番組だったか忘れましたが、かなり早い時期に「Susie Q」をまるまる聴いた記憶があります。
ひょっとしたら同じ番組だったかもしれませんね(笑。
>(女性アナで、多分日本であの当時一番早く新譜を輸入盤でかけていた番組でした、
>午後3時からでした。で、4時からはAMで石田豊アナのリクエスト・コーナー!)
あ~、なんとなく記憶がありますね~。
石田豊さんの名前も懐かしいなあ(笑。
>CCRは高校時代のGFがファンで、彼女の家でアルバム聴きました(^^ゞ
ひゅー、ひゅー^^
(すみません、ふざけてるわけじゃなく)
もっと聞きたいなあー、そういう話^^
>Lodi は「ロダイ」とフォガティーは発音してます
おっと、そうでしたね。
DVD も気になるなあ~。
by parlophone (2008-12-22 01:40)
>あーあ、更新が日曜と土曜なんて信じられない。
遼さんのブログも、MASAさんのブログも更新されるたぶにちゃんと見てますよ~。
でもCCRはコメントできないな~と。
だってベスト盤で済ましちゃったもんで。(汗
by 遮断機さん (2008-12-22 22:22)
遼さんもやはりNHKの番組お聴きだったんですねー。
あのFMの洋楽番組は、とにかくマニアックで(多分担当Pが相当の洋楽好きだったと思います)、Sgt.Peppersを日本で最初にかけたのも多分この番組でした。
FMステレオ放送だったので、A Day In The Lifeを初めて聴いた時は、身震いしました。
Susie Qをアルバム・ヴァージョンでかけることって少なかったですよね。
それで凄く覚えているのです。
そのGFですが、お父上が海外出張するとお土産に最新LPを買ってきてくれるという凄い家庭でした。
マザーズのBurnt Weeny Sandwitchを「私はこれいらないから、あげる」ともらった時は小躍りしました。(笑)
by MORE (2008-12-23 15:11)
遮断機さん、こんばんはー。
>遼さんのブログも、MASAさんのブログも更新されるたびにちゃんと見てますよ~
ありがとうございまーす^^
>だってベスト盤で済ましちゃったもんで。(汗
ううん、CCR は基本的にはベスト盤で正解だと思いますよ。
オリジナル・アルバムでヒット曲を揃えようと思ったら、けっきょく全買いですから^^;
by parlophone (2008-12-25 00:41)
MOREさん、こんばんは~。
>遼さんもやはりNHKの番組お聴きだったんですねー
アルバムが高くてなかなか手が出ない中高生にとって、NHK の番組はすごく貴重な情報源でしたよね。
それこそ毎週FM 雑誌を見てチェックしてましたからね~。
>Sgt.Peppersを日本で最初にかけたのも多分この番組
あ、そうだったんですか!
それは知りませんでした。
>お父上が海外出張するとお土産に最新LPを買ってきてくれる
うわあ、ロック好き少年には夢のような家庭環境ですね!
>マザーズのBurnt Weeny Sandwitchを…もらった時は小躍りしました
音楽はよくわかりませんがMORE さんの気持ちはよ~~くわかります(笑。
by parlophone (2008-12-25 00:45)
遼さん、こんばんわ。
最近、このCCRの紙ジャケを購入したのですが
「この紙ジャケ、ボブ・ラディックのリマスターじゃない」
っていう話を聞きつけまして、ブックレットとか確かめたのですが確かに彼の名前がどこにもありません(汗)
どうも輸入盤同様にリマスタリングはファンタジー・スタジオのGeorge Hornのようですね。
で、ボブ・ラディックがリマスタリングを手掛けたCCRの音源(『The Long Road Home: The Ultimate John Fogerty』)っていうのがあるので聞き比べたところ・・・う~ん(汗)
同じボブさんのお仕事とは思えない、見事な出来栄えでした(汗)
これ、ユニバさんは売る前にちゃんと確かめたのかなあ(汗)
by ワンワン (2009-01-29 20:52)
ワンワンさん、こんばんは~。
>「この紙ジャケ、ボブ・ラディックのリマスターじゃない」っていう話
え゛ーーーー!
そんな話があるんですか!
>同じボブさんのお仕事とは思えない、見事な出来栄えでした(汗)
というのは『アルティメイト』のほうが見事な出来栄えということですよね?
ひぇ~、参りましたねー。
たしかにメイカーがだれそれのリマスターだといえばぼくらはそれを信じるしかないわけで…。
それにしてもこの紙ジャケ、そんなに悪い音ではないと思っていたんですが、『アルティメイト』のほうはよっぽどすごい音なんでしょうね~。
ぜひ機会があったら聴いてみたいです!
それにしても貴重な情報ありがとうございました!!
by parlophone (2009-01-31 02:05)
CCRの補足なのですが・・・
今回の40周年記念盤(輸入盤)が出る前の2008年にその前哨戦として
最新リマスターを使用した二枚組みのベストが出たのですが
その前宣伝として「今回はボブ・ラディックによるリマスターを使うよ♪」
というアナウンスが流れたようです・・・が、実際には
ファンタジー・スタジオのGeorge Hornによるリマスター。
そうです、彼は今回のリマスタリングエンジニアである
ファンタジー・スタジオのGeorge Hornその人。
もう、その時点でかなり危険な匂いのする話だったようです(汗)
ですので、輸入盤を買った人の間ではリマスターの件に関しては
かなり怪しまれていたようですね。
怪しまなかったのはユニバだけというわけです(汗)
ひょっとすると確信犯だったのかもしれませんが。
さて、ジョンフォガティの『The Long Road Home: The Ultimate John Fogerty』ですが
先述の通り、リマスターをボブ・ラディックが手掛けています。
今回の40周年記念盤はノイズ除去等がかなり進んでクッキリした端正な音作りになっていると
思うのですが、その分「CCR特有のゴツゴツした荒々しさ」が後退しているような感じを個人的には受けます。
ちなみに「CCR特有のゴツゴツした荒々しさ」が一番出ているのではと思うのは
20bit K2の2001年盤ですね、あれはノイズも聞こえるし音量も豪快に大きいし
問題点もありますが音として一番「らしさ」を感じる仕上がりだと思います。その発展盤のK2HD盤も同じような感じでしたね。
ボブさんが手掛けた音はこの20bit K2と今回の40周年記念盤を足して2で割ったような感じです。
「ゴツゴツした荒々しさ」を感じさせながらも「聴きやすさもあるよ」っていう感じですかね。
by ワンワン (2009-01-31 19:11)
ワンワンさん、こんばんはー。
>最新リマスターを使用した二枚組みのベストが出たのですが
>もう、その時点でかなり危険な匂いのする話だったようです
へえ~、そんなことがあるんですね。
それにしても、この世界ではボブ・ラディックのリマスタリングというようなネーム・ヴァリューを悪用した商売が成り立つんでしょうかね~。
>今回の40周年記念盤は…クッキリした端正な音作り…
>その分「CCR特有のゴツゴツした荒々しさ」が後退しているような…
なるほど~。
おっしゃる意味はよくわかります。
>「ゴツゴツした荒々しさ」を感じさせながらも「聴きやすさもあるよ」
そうかあ。
ボブさんの手がけたマスタリングの音もぜひ聴いてみたいですねー。
丁寧な解説、どうもありがとうございました♪
by parlophone (2009-02-02 00:44)