高価買取 [にぎやかな夜、その他の夜]
ぼくがビートルズのコレクションを始めたのは95年ぐらいのことだから最近なのだが、年数からいえば12年ぐらいは経ってるのだから、知らないものなんてほとんどないと思ってた。
なのに今月号の『レココレ』、disk union 新宿ロック買取センターの広告を見て思わず叫んでしまった!
なんじゃこりゃあ!?
年末のご挨拶 [にぎやかな夜、その他の夜]
これから倉敷の母のところに帰りますので、ブログは1月4日ごろまでお休みさせていただきます。
本年もほんとうにたくさんの方々に読んでいただき、またコメントを戴きました。
おかげさまでたくさんのことを教わり、より豊かなミュージック・ライフを送ることができました。
(ほんとに遊びに来てくださる方々の音楽的知識の豊かさには頭が下がります、マジで…笑)
購入したままご紹介できなかった紙ジャケもけっこうあってこころ残りですが、年が明けてご紹介できればと思っております。
来年もいままで以上に楽しいサイトおよびブログとなるよう頑張りますので(←ほんとか?)、よろしくお願いいたします。
ではみなさま、よいお年を^^
あるミュージシャンの死 1980年12月 [にぎやかな夜、その他の夜]
きのう1日のアクセスは1,488で、今年の下半期では3番めに多かった。
ひょっとするとジョンの記事を期待されていたのかもしれないと思うと申し訳ない気持ちになるけれど、今年はかれのことは書かない。
3年連続でジョンを追悼する記事を書いてきたということもあるが、今年はこのタイミングに合わせてジョンの紙ジャケがリリースされたせいか、ぼくの周りでもたくさんの方がとても素晴らしい追悼記事を書いていらっしゃる。
いまさらぼくが書かなくても、という気持ちになったのも確かだ。
それで(というわけでもないが)、きょうは同じ1980年12月に同じく40歳で亡くなった男のことを書く。
おそらくだれもブログで追悼記事など書かないだろう男のことを。
秋の夜ははるかの彼方に… [にぎやかな夜、その他の夜]
思い起こせば三島由紀夫の遺作は4部作で、シリーズのタイトルは『豊饒の海』だった。
豊饒の海というのは月の海の名前らしいが、なんと美しい言葉の響き…。
そしてここにも豊饒の海がある。
今月号の『レココレ』と『ストレンジ・デイズ』。
ここにぼくが聴きたい音楽の情報が詰まっている。
高校生的レコード論――その1 [にぎやかな夜、その他の夜]
息子(いちおう名前を悠ということにしておく)は高校の吹奏楽部に入っていて、昨年11月4日のマーチング・バンド九州大会が大変だったことは11月7日の記事にも書いた。
今年はその九州大会が1週間早まって昨日だったのだが、会場はまたしても長崎県島原市。
今年も高速をぶっ飛ばして往復8時間、行ってきました^^;
結果は金賞ながら全国大会へは推薦されず(これをカラ金などという)。
今年も当然のごとく埼玉スーパーアリーナを目標に練習をしていた吹奏楽部の3年生にとっては、唐突で悪夢のような幕切れ。
昨日の悠の落ち込み具合は大変なものでした。
(ぼくの目からしても去年よりは今年のほうが出来がいいと思えたのだけれど)
さて、最後の部活に出かけたきょう、悠は同じ吹奏楽部の元気くんという友だちを連れて帰ってきた。
2人がバッハの無伴奏チェロ組曲を聴きたいというので、レコードをかけて聴かせていると、レコードラックに飾ってある『アビイ・ロード』のジャケットを眺めて、悠が
「あれがビートルズの最後のレコード?」
と訊く。
「そう、実質的にはね。リリースは『レット・イット・ビー』のほうが後だけど」
というと、元気くんが
「あ~、これけっこう有名なジャケットですよね」
「うん、ビートルズのジャケットではいちばん有名かな」
Amazon アフィリエイト2007年第3四半期決算報告 [にぎやかな夜、その他の夜]
すごく久しぶりで申し訳ないんですが、今年度第3四半期(7月1日~9月30日)の決算報告をさせていただきます。
じつをいうと今年に入ってからはほとんどアフィリエイトで商品が売れませんでした。
amazon.co.jp アソシエイト・セントラルによると1月に100円、3月に53円の紹介料が生じていますが、1,500円に満たないために支払猶予になっています。
今年から月別の決算になったためによけいに少額になってしまったのですが、2月と、4月~6月は売り上げがありませんでした。
つまり第1四半期の売り上げが153円、第2四半期は0円だったわけです(笑。
デ、デジカメ~~! [にぎやかな夜、その他の夜]
10日ほど前のことだが突然デジカメが壊れてしまった。
カメラ機能は生きているのだが、液晶がまったく写らない。
ファインダーを覗けば写真は撮れるのだが、これがほんとうに心もとないのだ。
フィルム・カメラを使っていたころは、ファインダーを覗いてちゃんと写真が撮れていたのに、いちど液晶画面に頼ってしまうと、もうもとに戻れない。
あ~あ、情けない…。
このお金がないときにーーっ!
といってみてもしようがない。
はーどぼいるどだど (←古っ) [にぎやかな夜、その他の夜]
このところ大沢在昌の小説を4冊ばかりまとめて読んだので、何か文章を書こうとするとつい大沢調になってしまう(爆。
面倒くさいので、最初から最後まで大沢調の文章をひとつでっちあげてみた。
お暇な方だけどうぞ(笑。
物語の性格上、ここに書かれたことはすべてフィクションであり、登場する人物・団体・地名・曲名等いっさい実在のものとは関係ありません^^
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その店は親不孝通りを抜けた北の外れにある。長浜公園のすぐ近くだ。
50代のいつも不機嫌そうな顔をしたオヤジが一人でやっている。名前はたしか川井といった。
手伝いの女の子もいない狭い店だ。
店に入っていくと川井がニコリともしないでいった。
「太刀木(たちのき)さん、あんたにお客だ」
気がつかなかったが、左隅の薄暗いコーナーに20代らしい男がしゃがみこんでいた。
「おれに?」
聞き返すと、若者が振り向きながら立ち上がった。
「あんたが遼さん?」
意外に背が高い。180はありそうだった。マドラス・チェックのよれよれのシャツといい、白いジーンズといい、あまり外見にはこだわらないタイプのようだ。
「よかった。会えないかと思ったよ。こんなとこまで来た甲斐があった」
こんなとこ――私は笑いをかみ殺しながら川井の顔を見たが、聞こえなかったかのように表情も変えず仕入れのノートかなんかを覗き込んでいる。もっともそれ以上不機嫌そうな顔をしろといっても無理に決まっているのだが。
「じつはずっと探してるものがあってここまで来たんだ。ひょっとしたらこの店なら手に入るかもしれないと思って。でもなかった」
ウェーヴのかかったくせ毛は櫛を通した形跡もない。小さなフレームの眼鏡はけっこう度が強そうだ。よく見ると、まだにきびの残るあどけない顔をしている。
「93年のバレット・テープスだそうだ」
下を向いたまま川井がぼそりといった。
「93年のバレット・テープス?」
思わず馬鹿みたいに繰り返してしまった。そんなものを今どき欲しがってるやつがいるとは思いもよらなかった。
「ヴィゴトーンのオリジナルが欲しいんだ」
若者はいった。
雨のヴィレッジ・ヴァンガード [にぎやかな夜、その他の夜]
梅雨というよりまるで集中豪雨のようだった先週の金曜日の夜、仕事仲間の飲み会があった。
いつもならJRで行くのだが、妻が送ってくれるという。
あまりにすごい雨なので厚意に甘えることにした。
妻のクルマは最近CDチェンジャーの調子があまりよくないみたいで、MDをかけることが多いのだが、そのときは珍しくFMがついていた。
しばらくすると助手席に座った娘がバレエの練習の疲れのせいかうとうとし始める。
FMのにぎやかなおしゃべりを避けて妻は1枚のMDを挿入した。
流れてきたのはビル・エヴァンスの「Waltz for Debby」だった。
ぼくは思わずこころのなかで「ほう」とつぶやいてしまった。
陰鬱に垂れ込めた雲と、絶え間なく降り注ぐ雨。
鈍色の空にエヴァンスの愛らしいワルツのテーマが素敵に似合った。
それからがおもしろかった。
光! [にぎやかな夜、その他の夜]
梅雨前線の停滞による記録的な大雨でご心配をおかけしております。
いまのところ浸水などの被害もなく無事に過ごしております。
被害に遭われたみなさまにはこころよりお見舞い申し上げます。
さて、きょう無事に光回線への切り替えが終わりました。
これによってメイン・サイトの旧アドレスは23時59分をもって使用不能になります。
新しいアドレスはこちらです。
http://parlophone.fc2web.com/
恐れ入りますがブック・マークの更新がまだの方は、登録をよろしくお願いします。
ところで、光になって体感速度は速くなったのかというと、そうでもない(笑。
さっそくスピード・チェッカーで回線の速度を調べてみたら、ダウン・ロードが約10メガ。
光の理論的な最高速度は100メガだから、1/10しか出ていないことになる。
昨日までのADSLは12メガの契約で、実際には2メガぐらいしか出ていなかった。
したがって5倍ぐらいの速さは出ているのだが、実感はあまりない。
まあ、パソコンのメモリなどにもよるだろうから、こんなものかな?