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ニール・ヤング 『ライヴ・アット・ザ・フィルモア』 ファースト・インプレッション [CSNY]

10月14日の記事で取り上げたニール・ヤングの1970年3月のフィルモア・イーストにおけるライヴ盤(国内盤)が11月22日にリリースされた。
タワレコではUSレギュラー盤が1,890円、国内盤との差は690円と、かなり大きい。。
ちょっと悩んだが大鷹俊一の解説が読みたかったのと、ニールのばあいは歌詞がやはり大きなポイントなので歌詞・対訳付の国内盤にしてしまった。

   

アルバムは縦の長さがやや短いがゲイトフォールドの紙ジャケだ。
おそらくデジパックと同じ規格のUS製紙ジャケと同等のものだと思うが、どうせ紙で作るのなら135ミリ×135ミリの国内盤紙ジャケ規格で出してほしかったなあ。
それだけは残念だが、なかみは期待にたがわない素晴らしいもので、今後リリースされるであろうアーカイヴ・シリーズが楽しみだ。

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『スティーヴン・スティルズ&マナサス~ライヴ』 [CSNY]

 『ベスト・オヴ・ミュージック・ラーデン・ライヴ』シリーズと題されたDVDのシリーズが9月に再発された。
このなかからスティーヴン・スティルズ&マナサスの貴重なライヴ映像をご紹介したいと思う。

   

ただしぼくが持っているのは2000年にリリースされたときのもので、今は右のようなパッケージになっている。

 01  Bound to Fall
 02  It Doesn't Matter
 03  Hide It So Deep
 04  Song of Love
 05  Rock N' Roll Crazies
 06  Cuban Bluegrass
 07  Jet Set
 08  Jam
 09  The Treasure

ドイツのTV番組に出演したときのスタジオ・ライヴだが、観客がいないので、曲と曲の合間にはメンバーのおしゃべりやチューニングのようすが見られるのも生々しい感じだ。

マナサスはクロスビー・スティルズ・ナッシュ&ヤングを解散して2枚のソロ・アルバムをリリースした後に、スティルズが結成したバンドで、2枚のアルバムを残している。
なかでも1st アルバムは2枚組の力作で、CSN&Yを髣髴とさせる美しいコーラスの聴けるものや、へヴィーなブルーズ・ロック、スティルズらしいラテン・フレイヴァーの香り高い作品やカントリー・ロックなど、さまざまな楽曲がすばらしいバランスを保った名作だ。

   
   (1st アルバムのフロント・カヴァー。そろそろ紙ジャケにしてよ、ワーナーさん♪)

このライヴは、おそらくその1st がリリースされた直後の1972年にシュートされたもので、同アルバムからの8曲と「Jam」と題された曲が演奏されている。

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ついに出る!ニール・ヤング 『ライヴ・アット・ザ・フィルモア・イースト』 [CSNY]

ファンのあいだではいつ出るか、いつ出るかと待ち望まれていたニール・ヤングのライヴ・パフォーマンス・アーカイヴ・シリーズが、ついにリリース開始になるようだ。

その第1弾は1970年3月のフィルモア・イースト・ライヴ!
国内盤は11月22日、US盤は11月14日のリリース予定となっている。

LIVE AT THE FILLMORE EAST ライヴ・アット・ザ・フィルモア・イースト』
01 Everybody Knows This Is Nowhere
02 Winterlong
03 Down by the River
04 Wonderin'
05 Come on Baby Let’s Go Downtown
06 Cowgirl in the Sand

1970年3月といえば、ソロのキャリアとしては2枚めのアルバムとなる『EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE(邦題は ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース)』と3枚めの『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』のあいだの時期ということになる。

ぼくがクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの『デジャ・ヴ』を買って初めてかれの存在を知るのが70年6月だから、その直前のライヴになるわけだ。
う~ん、考えただけでぞくぞくする(笑。

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『スティーヴン・スティルズ』 [CSNY]

先日のニッティ・グリッティの記事とコメント欄では、バッファロー・スプリングフィールドやポコという懐かしい名前が出てきたので、その流れできょうはスティーヴン・スティルズのファースト・アルバムをご紹介しよう。

  
  
R&Bやジャズのレーベルとして人気のあったアトランティックは1969年にレッド・ゼッペリン、クロスビー・スティルズ&ナッシュという2つのスーパー・グループと契約を結んで大きな話題を呼ぶ。
本編サイトのコンテンツである「紙ジャケCDの誘惑」の『デジャ・ヴ』のところでも書いたように、この2つのバンドのデビュー盤がレコード・ショップに華々しく飾られていたようすは今でも鮮明に覚えている。

元ザ・バーズのデイヴィッド・クロスビー、元バッファローのスティーヴン・スティルズ、元ホリーズのグレアム・ナッシュという3人で結成されたクロスビー・スティルズ&ナッシュはわが国でも大きな話題になったが、彼らがさらに注目を集めたのは、同じく元バッファロー・スプリングフィールドで活躍をしていたニール・ヤングが加入して、ウッドストック・フェスティヴァルに出演したことが契機だった。
ジョニ・ミッチェルが作り彼らがカヴァーした「ウッドストック」は、その印象的なギターのリフと美しいコーラス・ワークでぼくらの耳目を集めたし、翌年の映画の主題歌というだけでなく4人を同フェスティヴァルの象徴的存在にまで高めた。

朝学校に行く前にいつも見ていた「ヤング720(セブン・ツー・オー)」という番組では、さる高名な音楽評論家が『クロスビー・スティルズ&ナッシュ』のジャケットを手にして、
「じつはニール・ヤングはすでにファースト・アルバムの裏ジャケットに映ってたんですね」
とコメントして失笑を買うなんてこともあった。
裏ジャケに映っているのはドラムのダラス・テイラーだったのである。

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ニール・ヤング 『PRAIRIE WIND』 [CSNY]

クラプトン、ストーンズ、ポールにつづいて、忘れちゃいけません、この人も新譜をリリースした。
ニール・ヤング。
CDの楽曲をすべて収録したDVD付で、紙ジャケ仕様というのがウレシイ^^

  

さて「草原を吹き渡る風」と題されたニュー・アルバムだが、帯を見ると
1972年『ハーヴェスト』、1992年『ハーヴェスト・ムーン』、そして、2005年『プレーリー・ウィンド』。
ロック史に、永遠に語り継がれる珠玉の3部作(トリロジー)ここに完結

と書かれている。

あれ?

2000年に出た『シルヴァー・アンド・ゴールド』の帯を探してみる。
あった、あった。
ロック界のカリスマ、ニール・ヤングがCSN&Yの活動と並行して作りあげた『ハーヴェスト』、『ハーヴェスト・ムーン』に続くアコースティック3部作の最終章
って、ヲイヲイ^^;

これって、「ひとは3回恋をする」みたいなヤツかね。
う~ん、初恋はあの子で、2度目の恋はあの子か。いやいや、彼女だ。女房はまあ、恋のうちに入らんから、おっ、まだあと1回残ってるぞ」って……。
(ちなみにワタシのことではありませんよ)

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Crosby, Stills, Nash & Young Live in London [CSNY]

今日は珍しくブートDVDをご紹介しよう。

  

パッケージのタイトルは『LIVE IN LONDON 1974』となっているが、メニュー画面では「Live in Wembley 1974」となっている。
クロスビー・スティルズ・ナッシュ・アンド・ヤングが人気絶頂のさなかに解散してから4年後、1974年夏に再結成されたときのツアーから、最終公演にあたる9月14日のロンドン、ウェンブリー・スタジアムのライヴをとらえたDVDである。

  

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