気をつけて! BLUE NOTEの75周年アナログ盤 - Days of analogue music 7 [手に入れたレコード]
BLUE NOTEのアナログ盤はそれこそ数えきれないくらいのディストリビューターからリリースされているが、DISC UNIONの「プレミアム復刻シリーズ」以外でぼくが注目しているのが、BLUE NOTE創立75周年ということで今年から始まった2つのシリーズだ。
ひとつは45回転2枚組のリイシューで有名なMUSIC MATTERS社から、33回転の1枚もので、今年の2月から11月にかけて2タイトルずつ、計12タイトルがリリースされる。
このシリーズについては次回に取り上げるとして、きょうご紹介するのは本家本元のBLUE NOTE RECORDS(UNIVERSAL)からリリースされ始めた100タイトル!のアナログ盤のシリーズだ。
こちらは今年の3月から始まって、第1弾はコルトレーンの『BLUE TRAIN』やドルフィーの『OUT TO LUNCH!』、ウェイン・ショーターの『Speak No Evil』といった鉄板のラインナップだが、100枚のなかにはメデスキ・マーティン&ウッドの『COMBUSTICATION』といった新しめのところも入っている。
詳しいことはこちらで。
このシリーズ、限定盤なのだがほかの高音質リイシュー盤とちがってデジタル・リマスターで、価格もUS Amazonで見ると$20~$22程度に低く抑えられている。
ただ、ブログのタイトルを「気をつけて!」としたのは、このシリーズに2種類あることがわかったのだ。
しかもこの違いは大きい。
音もかなり違う(と思う)。
まずジャケットを見ていただきたい。
3月の第1弾のうちの4タイトルだが、ステッカーに2種類あるのに気づかれたと思う。
こちらはAmazon.co.jpから購入したもの。
シュリンクに貼られたステッカー。
ジャケ裏左端のBLUE NOTE 75とUNIVERSALのマーク。
最下部のクレジット。
こちらはTower.JPで購入したもの。
シュリンクに貼られたステッカー。
ジャケ裏左端のBLUE NOTE 75とUNIVERSALのマーク。
最下部のクレジット。
Tower.jpで最初の告知があったのは3月7日。
ポール・マッカートニーやマイケル・ジャクソンなどの作品も手掛けた名マスタリング・エンジニア、Alan Yoshidaの手により2年前より進められている、BLUE NOTE音源の24ビット/96kHz or 192kHz HDリマスター音源を使用。 180グラム重量盤、スペシャル・ジャケット仕様。 ブルーノート名盤のアート・ワークがブックレットでフィーチャーされています。
そのときの予定では『FREE FOR ALL』と『OUT TO LUNCH!』が4月15日、『BLUE TRAIN』と『UNITY』は4月29日、『Speak No Evil』は5月3日の発売予定になっていた。
デジリマということでちょっと悩んだが、180g重量盤、スペシャル・ジャケット仕様、というところにも惹かれ、4月初めに最初の2枚をカートに入れようとしたら、すでに取扱終了。
なんだそりゃ、まだリリース前だぜ!と叫んで、Amazon.co.jpで検索するとまだ間に合う!
ということで4月15日に手に入れたのがこちらの2枚だ。
配送用段ボールから取り出してみると、ずっしりとした重量感は…
ない(笑。
コーティングもなにもないふつうのシングル・ジャケット。
『OUT TO LUNCH!』は色味もずいぶん濃いぞ~。
手にもった感じは130gくらいだ(笑。
ジャケットもどこがスペシャルなのかわからないし、アート・ワークのブックレットによるフィーチャーというのも、なんのことはない、ジャケ写の載ったインナー・スリーヴ、つまりよくあるアド・インナーだった。
音は…
う~~ん、パッとしないなあ。
なんだか騙されたみたいで、腑に落ちないまましばらく放っておいた。
何日かしてもう一度ターンテーブルに載せてみるが、やはりあまり感心しない。
ソロのときはそうでもないが、アンサンブルでは楽器それぞれの音がちょっと混沌とした感じになって、御大のドラムスにも迫力がない。
ドルフィーのバスクラはそう悪くはないが、ボビー・ハッチャーソンのヴァイヴは芯が感じられない。
おいおい、羊頭狗肉とはこのことだ、BLUE NOTEも焼きが回ったなあ…と思いながら、ネットで検索しているうちにもう1種類のステッカーを貼ったものがあることに気がついたのだ。
どういうことだ?
そうこうしているうちにTower.jpから第2弾入荷というメールが来た。
サイトをチェックしてみると、おお、第1弾もわずかながら「在庫あり」に復活している。
しかもはっきりと[180g重量盤]の文字!!
そこでダメもとで頼んだのが『BLUE TRAIN』と『UNITY』、これである。
届いたのを手に取ると、やはりずっしりとした重量感がある。
盤質ももちろん厚くていい音がしそうな感じ(笑。
うれしいことに『BLUE TRAIN』はモノラル盤だ。
(コメント欄のJDさんの指摘にあるように、ジャケもレーベルもモノラル仕様ですが、音源はステレオでした)
ただし、やはりコーティングもないふつうのジャケットでどこがスペシャルなのかは謎のまま。
さっそくターンテーブルに載せてみると、これがいいんですね。
デジリマといわれると確かにそんな感じもするのだが、これだけ聴いている分にはあまり不満を感じない。
とくにトレーンやジョーヘンのテナー、ラリー・ヤングのオルガンなんかいい感じだ。
これはけっして180gという重さに騙されてるわけではない(と思う^^;)。
ぼくのもってるアルバムのなかには重くてもちっともいい音のしないものも何枚もあるからだ。
さて、ジャケット裏のクレジットや、レーベル、ランオフを調べてみると、
薄くてペナペナの通常盤はたぶんUS製。
重くて厚い重量盤はEU製であることがわかった。
こちらが重量盤のレーベル。
「Made in the EU」の表示。
こちらが通常盤のレーベル。
ランオフには「MASTERED BY CAPITOL」の刻印がある。
はっきりとした表示はないが、おそらくUS盤だと思う。
ということでみなさん、買うのならEU盤です。
いちおうMP3のダウンロード・カードもついてます(笑。
Tower.jpではすでに『BLUE TRAIN』と『Speak No Evil』は取扱終了になっている(5/24現在)。
ひとつは45回転2枚組のリイシューで有名なMUSIC MATTERS社から、33回転の1枚もので、今年の2月から11月にかけて2タイトルずつ、計12タイトルがリリースされる。
このシリーズについては次回に取り上げるとして、きょうご紹介するのは本家本元のBLUE NOTE RECORDS(UNIVERSAL)からリリースされ始めた100タイトル!のアナログ盤のシリーズだ。
こちらは今年の3月から始まって、第1弾はコルトレーンの『BLUE TRAIN』やドルフィーの『OUT TO LUNCH!』、ウェイン・ショーターの『Speak No Evil』といった鉄板のラインナップだが、100枚のなかにはメデスキ・マーティン&ウッドの『COMBUSTICATION』といった新しめのところも入っている。
詳しいことはこちらで。
このシリーズ、限定盤なのだがほかの高音質リイシュー盤とちがってデジタル・リマスターで、価格もUS Amazonで見ると$20~$22程度に低く抑えられている。
ただ、ブログのタイトルを「気をつけて!」としたのは、このシリーズに2種類あることがわかったのだ。
しかもこの違いは大きい。
音もかなり違う(と思う)。
まずジャケットを見ていただきたい。
3月の第1弾のうちの4タイトルだが、ステッカーに2種類あるのに気づかれたと思う。
こちらはAmazon.co.jpから購入したもの。
シュリンクに貼られたステッカー。
ジャケ裏左端のBLUE NOTE 75とUNIVERSALのマーク。
最下部のクレジット。
こちらはTower.JPで購入したもの。
シュリンクに貼られたステッカー。
ジャケ裏左端のBLUE NOTE 75とUNIVERSALのマーク。
最下部のクレジット。
Tower.jpで最初の告知があったのは3月7日。
ポール・マッカートニーやマイケル・ジャクソンなどの作品も手掛けた名マスタリング・エンジニア、Alan Yoshidaの手により2年前より進められている、BLUE NOTE音源の24ビット/96kHz or 192kHz HDリマスター音源を使用。 180グラム重量盤、スペシャル・ジャケット仕様。 ブルーノート名盤のアート・ワークがブックレットでフィーチャーされています。
そのときの予定では『FREE FOR ALL』と『OUT TO LUNCH!』が4月15日、『BLUE TRAIN』と『UNITY』は4月29日、『Speak No Evil』は5月3日の発売予定になっていた。
デジリマということでちょっと悩んだが、180g重量盤、スペシャル・ジャケット仕様、というところにも惹かれ、4月初めに最初の2枚をカートに入れようとしたら、すでに取扱終了。
なんだそりゃ、まだリリース前だぜ!と叫んで、Amazon.co.jpで検索するとまだ間に合う!
ということで4月15日に手に入れたのがこちらの2枚だ。
配送用段ボールから取り出してみると、ずっしりとした重量感は…
ない(笑。
コーティングもなにもないふつうのシングル・ジャケット。
『OUT TO LUNCH!』は色味もずいぶん濃いぞ~。
手にもった感じは130gくらいだ(笑。
ジャケットもどこがスペシャルなのかわからないし、アート・ワークのブックレットによるフィーチャーというのも、なんのことはない、ジャケ写の載ったインナー・スリーヴ、つまりよくあるアド・インナーだった。
音は…
う~~ん、パッとしないなあ。
なんだか騙されたみたいで、腑に落ちないまましばらく放っておいた。
何日かしてもう一度ターンテーブルに載せてみるが、やはりあまり感心しない。
ソロのときはそうでもないが、アンサンブルでは楽器それぞれの音がちょっと混沌とした感じになって、御大のドラムスにも迫力がない。
ドルフィーのバスクラはそう悪くはないが、ボビー・ハッチャーソンのヴァイヴは芯が感じられない。
おいおい、羊頭狗肉とはこのことだ、BLUE NOTEも焼きが回ったなあ…と思いながら、ネットで検索しているうちにもう1種類のステッカーを貼ったものがあることに気がついたのだ。
どういうことだ?
そうこうしているうちにTower.jpから第2弾入荷というメールが来た。
サイトをチェックしてみると、おお、第1弾もわずかながら「在庫あり」に復活している。
しかもはっきりと[180g重量盤]の文字!!
そこでダメもとで頼んだのが『BLUE TRAIN』と『UNITY』、これである。
届いたのを手に取ると、やはりずっしりとした重量感がある。
盤質ももちろん厚くていい音がしそうな感じ(笑。
(コメント欄のJDさんの指摘にあるように、ジャケもレーベルもモノラル仕様ですが、音源はステレオでした)
ただし、やはりコーティングもないふつうのジャケットでどこがスペシャルなのかは謎のまま。
さっそくターンテーブルに載せてみると、これがいいんですね。
デジリマといわれると確かにそんな感じもするのだが、これだけ聴いている分にはあまり不満を感じない。
とくにトレーンやジョーヘンのテナー、ラリー・ヤングのオルガンなんかいい感じだ。
これはけっして180gという重さに騙されてるわけではない(と思う^^;)。
ぼくのもってるアルバムのなかには重くてもちっともいい音のしないものも何枚もあるからだ。
さて、ジャケット裏のクレジットや、レーベル、ランオフを調べてみると、
薄くてペナペナの通常盤はたぶんUS製。
重くて厚い重量盤はEU製であることがわかった。
こちらが重量盤のレーベル。
「Made in the EU」の表示。
こちらが通常盤のレーベル。
ランオフには「MASTERED BY CAPITOL」の刻印がある。
はっきりとした表示はないが、おそらくUS盤だと思う。
ということでみなさん、買うのならEU盤です。
いちおうMP3のダウンロード・カードもついてます(笑。
Tower.jpではすでに『BLUE TRAIN』と『Speak No Evil』は取扱終了になっている(5/24現在)。
遼さん、こんにちは。お久しぶりです。
BLUE NOTE RECORDS(UNIVERSAL)からリリースの180g重量盤については最近知ったところでした。
でも、紛らわしい通常プレスと2種類が市場に流通しているとは知りませんでした。
大変参考になりました。ありがとうございます。
僕も読ませていただいてすぐTowerで2枚注文してしまいました(笑)。
by JD (2014-05-25 13:40)
遼さん こんにちは。
BLUE NOTEは、ハイレゾ化が進んでいるので、自分としてはそちらに期待します。
私も最近ハイレゾウォークマン買って、ハイレゾ楽しんでいます。ウォークマンで聴く限り、JAZZのハイレゾは、ソフトにもよるのでしょうが、ベース音が迫ってくるように聞こえ気持ちいいです。
アナログも、大好きなのでますます深みにはまりそうです。
by yasu (2014-05-25 14:05)
JDさん、こんにちはー。
こちらこそご無沙汰してます。
ときどき伺ってるんですが、ディープな内容にコメントもできず読み逃げばかりです(汗。
>でも、紛らわしい通常プレスと2種類が市場に流通しているとは知りませんでした
ぼくもアマゾンから届いたときは訳がわからず、ただただ呆然としてました(笑。
>僕も読ませていただいてすぐTowerで2枚注文してしまいました(笑)
お役にたてたようで、よかったです。
記事には書きませんでしたが、じつは第2弾を2枚買って、裏のクレジットを見たら
Mastered by Bernie Grundmanになってました!
なんか得した感じ。
音もいいような気がします(これはほんとに気がするだけかもしれませんが…(^^;
ちなみにD,ゴードンとロリンズです。
オーネットもバーニーならほしいんですが…。
by parlophone (2014-05-25 17:04)
yasuさん、どうもです。
>BLUE NOTEは、ハイレゾ化が進んでいるので、自分としてはそちらに期待します
そうなんですよね。
e-onkyoや HD Tracksからハイレゾとしてもリリースされてますね。
ハイレゾのDLは、ぼくはまだ『KIND OF BLUE』と『Waltz for Debby』しかしてないんですよね。
でもかなりいい音です。
>ウォークマンで聴く限り…ベース音が迫ってくるように聞こえ気持ちいいです
そうですか~。
ハイレゾウォークマン、よさそうですねー。
ハイレゾウォークマンとかAstell&Kernとか、あこがれです^^
>アナログも、大好きなのでますます深みにはまりそうです
ですよねー。
yasuさんはどんな機材で音楽を楽しんでいらっしゃるのか、気になります^^
by parlophone (2014-05-25 17:17)
遼さん、いつも暖かいコメントありがとうございます。
>ハイレゾのDLは、ぼくはまだ『KIND OF BLUE』と『Waltz for Debby』しかしてないんですよね。
私も、Waltz for DebbyはDLしました。Waltz for Debby今ヘッドホンで聴いています。Lから聴こえるラファロのピッツィカートは改めてすごいと感じる音だと思います。
本当はオーディオで聴きたいのですが、ハイレゾがDSD再生が一般的になったら、機器もそろえたいですね。
ヘッドホンは、ゼンハイザーの750がほしいです。オーディオは買う前がもっとも楽しい時なのかもしれないので、買えるまで楽しみたいと思います。
>yasuさんはどんな機材で音楽を楽しんでいらっしゃるのか、気になります^^
http://more.main.jp/index.html#Anchor-35882
この方みたいな、オーディオライフが理想です。
自分もスピーカーは、遼さんと同じJBLですが、将来的にはスピーカーは
最新のJBLを買えたらいいなとは思っています。
by yasu (2014-05-25 18:38)
yasuさん、どうもです。。
>Waltz for Debby今ヘッドホンで聴いています。Lから聴こえるラファロの
>ピッツィカートは改めてすごいと感じる音だと思います
この音はすごいですね。
今まで国内盤のレコードやCDで聴いていたのとは次元の違う音だと思います。
>ヘッドホンは、ゼンハイザーの750がほしいです
おお、ゼンハイザーですか!
しかも超高級機!
ぼくはゼンハイザーは聴いたことありませんが、なんとなくクラシックのイメージだったのでちょっと意外です。
なんとなくウォークマンだったらMDR-1RMK2あたりかなあと思っていたのですが、失礼しました^^;
>この方みたいな、オーディオライフが理想です
ぼくもこの方のHPは何度か拝見したことがあります。
でも、もう次元が違っちゃって…笑ってしまいます。
ぼくEMTなんて実物見たことありませんから…。
最新のJBLはいいですね、憧れます。
いま使っているS-3500がなかなかクラシックがうまく鳴ってくれなくて、悪戦苦闘してきたんですが、最近はちょっとあきらめ気味なんですよね…。
by parlophone (2014-05-25 22:53)
遼さん、こんばんは。
その後、Towerで『BLUE TRAIN』が在庫ありとなったので購入できました。
しかし、これはジャケット、レーベルともにMono仕様なのですが、肝心の音はStereoでプレスされていました。
遼さんのLPはちゃんとMonoプレスだったのでしょうか?
もしそうなら、2種類のプレスがあったことになりますね。
まぁ、Stereo盤だといろいろと聞き比べできるので、個人的には問題ないのですが。
by JD (2014-06-06 01:41)
JDさん、こんばんは!
コメントが遅くなってしまい、申し訳ありません。
>しかし、これはジャケット、レーベルともにMono仕様なのですが、肝心の音は
>Stereoでプレスされていました
いやあ、先入観とはおそろしいもんですね。
Days of analogue music2でも書いたように、いまうちのシステムは、ステレオはPD-171+SPU Spirit、モノラルはPD-441+MA-505S+DL-102と分けているので、『BLUE TRAIN』は何も考えずにモノラルのシステムで再生していました。
あわててステレオ・システムで再生してみましたが、完全にステレオでした(爆。
ただこのレコードは、ステレオで再生するよりモノのほうがぜったい音はいいと思います。
混乱させるような記事を書いてしまって申し訳ありませんが、ぜひ一度モノラル・カートリッジで再生することをおススメします。
by parlophone (2014-06-07 21:25)
遼さん、こんばんは。
なるほど、見かけがMono仕様だったからMonoカートリッジで再生されていたわけですね。納得です。
僕も試しにMonoで再生してみました。
確かに、Monoで再生したほうが良いと思える点もありますね。
オリジナルのMono盤と音の傾向は違いますが、これはこれで良い音に思えました。
Stereoで再生すると、今風の解像度が高い音で、Liberty盤で気になっていたPianoの歪っぽいところが気にならないし、低音域も音が硬くなくて弾力があり、結構良いと思っています。
ただ、高域が強い気がして、それが唯一惜しいと思えた点です。
でもそれは、DVD-A盤でも似たような傾向でした。
MM社のMono盤も気になりますね(笑)。
by JD (2014-06-10 02:33)
JDさん、どうもです。
>オリジナルのMono盤と音の傾向は違いますが
ゲゲッ、JDさんはオリジナル盤をおもちなんですね?
すごいなあー。
『BLUE TRAIN』はCDも合わせると8枚ぐらいありますが(笑、すべて再発ばっかりです。
なんつっても6ケタはいくでしょう?
とても手の出る金額ではありませんからね~。
>Stereoで再生すると、今風の解像度が高い音で…結構良いと思っています
いやあ、気に入っていただけたみたいでホッとしました。
ブログでいいと書いたものの、JDさんのお眼鏡にかなうかどうかは、けっこう不安だったんですよ(笑。
>低音域も音が硬くなくて弾力があり、結構良いと思っています
SPUはだいたい低域がたっぷりしてるカートリッジなんですが、今回のデジリマ盤はうちでかけるかぎりはベースがかなり細いんですね。
その点モノラルで再生すると、そのあたりもあまり気になりません。
MM社はほんとおススメですよー。
2500枚の限定盤ですから、お早めに(←悪魔の囁き…w)
by parlophone (2014-06-10 17:06)
はじめまして。
お邪魔します。
この様な情報を待っておりました!。
この件については、表に出せない問い合わせが結構有るのですが、どうも柱になれずお恥ずかしい限りです。
70、80年代の国内盤より確実に音が良ければ欲しいです!!。
アドバイス、下さい。
by まるせいご (2014-06-10 20:44)
まるせいごさん、はじめまして。
ようこそいらっしゃいました。
管理人の遼(parlophone)と申します。
>70、80年代の国内盤より確実に音が良ければ欲しいです!!
EUの180g重量盤でありば、70年代のキング盤やそれ以降に出た東芝盤より確実に音はいいと思いますよ。
それから上のコメントにも書きましたが、第2回リリースのD.ゴードンやロリンズはバーニー・グランドマンのリマスタリングでした。
ブログを拝見させていただきましたが、たしかに10年前に出たRVGマスターのアナログ盤は、いまいちでしたよね。
ぼくの耳はあまりあてになりませんが、鋭い聴覚をお持ちのJDさんもいいとおっしゃっているので、間違いないと思います^^
ただしUS盤をお買いにならぬよう。
Amazonには紛らわしいので区別がつくように要望を出したのですが、聞き入れられておりませんね。
ご注意ください。
by parlophone (2014-06-11 17:50)
遼さん、こんばんは。
アドバイス、有難うございます。
グランドマン氏のリマスタリングしたLP、興味津々です!。
今月発売予定のボビ八師匠のLPに期待しております。
取り合えず熱帯雨林は様子見と致します。
有難うございました。
追伸
貴サイト、以前より拝読しておりました。
今後とも宜しくお願い致します。
by まるせいご (2014-06-11 21:25)
まるせいごさん、どうもです。
アドバイスになりましたかどうか、心もとないですが。
>今月発売予定のボビ八師匠のLPに期待しております
ぼくは『Total Eclipse』聴いたことがないんでわかりませんが、3月にMM社から出た『Idle Moments』はよかったですよ。
G.グリーンのギターはもちろん、ジョーヘンのテナーも、ハッチャーソンのヴァイヴも、じつにいい音でした。
値段が倍ぐらいするのと、たった12枚しか出ないのは残念ですが、ケヴィン・グレイのマスタリングは、アナログ・プロダクションにしてもMMにしても安心して聴けますね。
>貴サイト、以前より拝読しておりました
恐縮です。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
by parlophone (2014-06-11 23:21)
遼さん、こんばんは。
>なんつっても6ケタはいくでしょう?
そんな高額のLPを僕が買うはずはありません(笑)。
Stereo、Monoとも1stプレスかどうかは別として初期盤を持っています。
でも、5枚で6桁ぐらいの金額で買ったと思います。
各種のStereo盤をStereoで再生すると、遼さんのおっしゃるようにあまりベースが目立たないミックスだとわかります。
その中では今回の75周年盤は(比較すると)ベースが目立つマスタリングだと思えました。
基本的にベースが目立たないのは本来の音なので、仕方ないでしょう。
もしどこかで聞いた音が、かなりベースが強めの印象であれば、ちょっと偏った音傾向のシステムで再生されていたか、あるいはMono盤だったかのどちらかだと思いますよ。
by JD (2014-06-11 23:48)
遼さん、こんにちは。お昼休みを利用して前回コメントの補足を2点させてもらいます。
1.基本的にstereo盤はベースが目立たないと記しましたが、今回の75周年盤を含め目立つものもあります。初版のRVG刻印ありの盤です。
あれは今では知られているとおり、カッティングの際にハイカット、ローブーストしてあるので。ある程度の音量を超えると、ベースも十分に聞こえます。
なお、45回転盤は比較しておらず。
2.ですので、ベースが強い印象を受けた場合、RVG刻印ありの盤なのかもしれません。
でも、僕のところでは75周年盤とRVG刻印ありとでは、ほとんど大差ないベース音量だと思えます。
by JD (2014-06-13 12:23)
JDさん、こんばんは。
レスが遅くなって申し訳ありません。
丁寧なコメントありがとうございます。
ぼくはジャズのオリジナルはほとんどもっていないので、興味津々です。
>僕のところでは75周年盤とRVG刻印ありとでは、ほとんど大差ないベース音量だと思えます
そうなんですね。
Analogue Productionの45回転2枚組はけっこうベースの量感があります(といってもあくまでも比較のレベルですが)
マスタリングはケヴィン・グレイとスティーヴ・ホフマンですが、けっこういい感じに鳴っていると思います。
オリジナルのマスター・テープをイコライジングしてるんでしょうかねえ。
by parlophone (2014-06-13 21:45)
遼さん、こんばんは&はじめまして。
milk_tea さん繋がりで貴サイト、以前より拝読しておりました。
古いネタにレスして申し訳ありません。
わたし、この記事を見落としてまして、今回アマゾンから4枚程買ってしまったんですよ。届いたLPは、測ってみても180gの重量盤ではありませんでした。
あれってことで色々調べて、貴サイトにたどり着き納得がゆきました。
ダメ元で、アマゾンに返品を申し入れたら、あっさりとOKしてくれて、流石大手アマゾンだなぁと感心しております(笑)。
で、今はHMVから正規の180g盤を購入しております。
後、「ブルーノート名盤のアート・ワークがブックレットでフィーチャーされています。」って売り文句にありますよね。でもブックレットなんてないですよね?。今度は、HMVにその旨ぶつけたところ、これもあっさりと非を認め返品に応じるって言ってきました。でもアマゾン程、手続きがスマートじゃなく盤そのものは気に入っているので返品はしませんけどね。
あ、わたしは決してクレーマーではありませんので誤解なきよう(笑)。
これからもよろしくお寝顔します。
By KOSS
by KOSS (2014-06-27 22:21)
KOSSさん、はじめまして。
ようこそいらっしゃいました。
管理人の遼(parlophone)と申します。
ブログ繋がりでお見えになる方はたくさんいらっしゃいますが、milkさん繋がりは初めてかもしれません。
大歓迎です、よろしくお願いします。
>今回アマゾンから4枚程買ってしまったんですよ
>届いたLPは、測ってみても180gの重量盤ではありませんでした
>あれってことで色々調べて、貴サイトにたどり着き納得がゆきました
>ダメ元で、アマゾンに返品を申し入れたら、あっさりとOKしてくれて、
>流石大手アマゾンだなぁと感心しております(笑)
いやあ、お役にたててよかったです。
じつはKOSSさんのコメント見て、軽いショックを受けてまして(笑)、ぼくもあの記事を書く前に、2度ほどAmazonに返品を申し入れたんですが、2度とも断られました。
そのときのAmazonからの返事は
【1回目】
このたびは当サイトのご利用に際し、わかりづらい点がございましたことをお詫びいたします。
当サイトで販売している洋書や輸入盤CDは、主にアメリカ(US)とイギリス(UK)の仕入先から入荷しています。
商品詳細ページのタイトルに[from US]の表示がある商品はアメリカから、[from UK]の表示がある商品はイギリスから輸入しています。
なお、この情報はあくまでも輸入元の情報であり、生産国とは関係ありません。[from US]の表示がある商品をご注文いただいた場合でも、UK盤やEU盤をお届けすることがありますので、ご了承ください。
ということで却下。
【2回目】
ご注文の商品について、再調査をいたしましたところ、前回のご案内と重複いたしますが、メーカーの取り扱いとして同じ商品番号で取り扱っているため、お届けできる商品について仕様を特定できない場合がございます。
お客様のご指摘の通り、同じ商品コードで発行されているかどうかの判断をお客様にお任せすることは難しい場合がございます。しかしながら、輸入盤については、生産国の違いによりボーナストラックやジャケットなどの仕様が異なる場合があります。そのため、各商品の仕様については、仕入先から寄せられた情報を商品詳細ページに掲載している状況です。
お客様よりいただいたミュージックストアに関するご意見、ご要望をもとに、今後サイトの改善に努めてまいります。
ということで却下でしたTT
これから先は愚痴になってしまうので、やめておきますが、とりあえずお役にたててなによりです^^
では今後ともよろしくお願いします。
by parlophone (2014-06-28 11:43)
75周年のロリンズ、チェニジアを買いましたが、
タワレコで購入し、ジャケのステッカーに180gと書いてあったのにもかかわらず、中身はどう見てもUS盤の重くない盤。
しかも曲の最後にいきなりロリンズの声?セリフ?が入って曲がぶった切られるという酷い編集。
どうしたブルーノート。同時に買ったアフロキューバンは良品だったのに。
こんな様子だと、ちょっと怖くて買えないですね。
こういう事例もあるという報告でした。
by 金魚屋 (2014-08-03 15:55)
金魚屋さん、はじめまして。
ようこそいらっしゃいました。
管理人の遼(parlophone)と申します。
どうもレスが遅くなってしまい申し訳ありません。
最近まったく自分のブログさえ覗く暇がなくて、すみません。
75周年のロリンズ、チェニジア、じつはぼくも地元のタワレコで買っていて、そのまま安心して聴いていませんでした(笑。
金魚屋さんのコメントを拝見してあわてて聴いてみたんですが、ぼくのはちゃんとしたEU盤で、内容もふつうの『ヴィレヴァン』でしたね。
ひょっとしたらUS盤が混ざり込んで、しかもミスプレス?
たしかに恐ろしい話ですね。
ご報告ありがとうございました。
by parlophone (2014-08-24 13:52)