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OPPOのユニヴァーサル・プレイヤーがDTCP-IPに対応 [AUDIO & VIDEO]

3月22日のOPPOのユニヴァーサル・プレイヤーBDP-105DJPの紹介記事のなかで
「以前からうわさのあったDTCP-IPには依然として非対応なので、たとえばリヴィングに置いたBlu-rayレコーダに収納された地デジやBSデジタルの録画番組を見ることはできない。これだけは残念なので、ぜひファームアップしてほしいところだ」
と書いたが、5月26日にリリースされたファームウェア「BDP10XJP-75-0515」で、ついにDTCP-IPに対応した。
うわさだけが先行して、もう数年待たされた感じになっていたので、今回のファームアップはほんとうに「待望の」というのに相応しい。

HOME画面からネットワークのアイコンを選択し、リヴィングのBlu-rayレコーダを選んで、録画された番組をクリックすると

01a.jpg

はい、このとおり。

02a.jpg

これでリヴィングのレコーダに録画された番組をいちいちBD-Rに焼いたりしなくても、AVルームのスクリーンで見ることができるようになった。

DTCP-IPというのは、デジタル・コンテンツの著作権保護を謳った、ほとんどガラパゴス的な規格なので、海外製品がこれに対応することは珍しいと思う。
さすが型番の末尾に「JP」がついた、日本向けに特化された製品なだけのことはある。

今回のファームアップは、そのほかに

・PCM 352.8kHzまたは384kHz/24bitをサポート(BDP-105DJPのUSB DAC入力使用時のみ)
・ベルリン・フィルハーモニーの「デジタルコンサートホール」動画配信機能を追加。
ベルリン・フィルのコンサートを、HDクオリティのライブ映像または録画映像で楽しめる
・ギャップレス再生のパフォーマンスを向上。3曲目を演奏開始する前に2曲目を2度再生する、などの問題を解決。
また、WAVファイル再生時にGracenoteの楽曲情報の取得ができない問題も修正


など、さまざまな改良がなされている。

ただ、これは我が家の個体だけの問題なのかもしれないが、USBメモリなどに収納したハイレゾ・ファイルを再生すると、ごくまれに音飛びすることがある。
(ファイル形式がFlacでもWAVでも)

もしこれがバグなのであれば、早急に対処してほしいところだ。

03.jpg
Flacファイルを再生しているときの画面。手ブレで文字がにじんでしまっているが実際はきわめて鮮明な画面だ

(なお、この記事と併せて3月22日の記事も一部修正しました)
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コメント 2

MASA

いい機能が追加されましたね、いいなあ〜。
興味があってamazonで調べてみたら、これより1ランク下のBDP-103でブルーレイとDVDのリージョン・フリーの処理をされた並行輸入らしい機種がありました。
買うかどうかは分かりませんが、リージョン・フリーということにそそられ、ちょっと気になっています^^。
by MASA (2014-05-29 17:45) 

parlophone

MASAさん、どうもです。

>いい機能が追加されましたね

そうなんですよ。
リヴィングで使っているのはSonyのTVとレコーダなので、ルーム・リンクという機能があって、ほかの部屋にも飛ばせるんですが、レンダラ―がTVかタブレット、スマホ、それからVAIOあたりに限られるんですね。
ユニヴァーサル・プレイヤーがレンダラ―の役割を果たすというのは最強だと思います^^

>リージョン・フリーということにそそられ、ちょっと気になっています^^

そういえば書き忘れていましたが、『下妻物語』のUK盤Blu-ray(Kamikaze Girls)にはDVDで特典映像がついてるんですが、これがリージョンは2ですがPALだったので、今までは見れなかったんですね。
OPPOにしたらフツーに見れて、これも感激しました。

103は24bit/192kHz対応のUSB DACやヘッドフォンアンプ、アナログバランス出力こそ装備していないものの、SACDもDVDオーディオもハイレゾ音源も再生できるといった点では、105となんら変わりはないので、お買い得だと思いますよ~(笑。
by parlophone (2014-05-29 20:06) 

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