残りものには何とやら… [紙ジャケ]
先日ちょっと暇ができたので久しぶりに天神の中古CDショップを廻ってみた。
たま~に行ったりするとビギナーズ・ラックみたいに思わぬ掘り出し物にぶつかることがある。
今回は新品未開封のCD を4枚(そのうち3枚は紙ジャケ)手に入れることができたので、駆け足でご紹介してみよう。
まずはニール・ヤングの『リヴィング・ウィズ・ウォー』(2006)。
リリースされたときに輸入盤を買ったのだが、ニールの作品は歌詞も重要な要素だからできれば対訳のついた国内盤がほしいと思っていた。
今回は42%off の1,480円でゲット。
この時点ではまだ単なる上院議員に過ぎなかったバラク・オバマが登場する「Lookin' for a Leader」やボブ・ディランも出てきていかにも辛辣そうな「Let's Impeach the President」の歌詞を日本語訳で確認できるのがうれしい。
なるほどそういうことだったのね~(笑。
以下は紙ジャケだ。
2007年にラズベリーズとエリック・カルメンの紙ジャケがまとめて出たときは財布の中身と相談して泣く泣く見送ったのだが、今回エリックのソロ第1作『ERIC CARMEN』(1975)を発見。
25%off の1,732円だった。
全米第2位の「オール・バイ・マイセルフ」を含む名作だ。
コーティングのないE 式のシングル・スリーヴで、さらっとした紙の質感がいい感じだ。
インナー・スリーヴがミニチュアで復刻されている。
例によってBMG ジャパンの紙ジャケはリマスターにかんするクレジットがいっさいないが、個人的には高音の勝ったうるさい音でちょっと苦手だ。
つぎはドノヴァン。
2006年にストレンジ・デイズ・レコードから紙ジャケでリリースされた初期の2作品のなかから、今回は2nd アルバム『フェアリーテイル』(1965)を70%off の882円でゲット。
ドノヴァンといえばEpic 時代の『サンシャイン・スーパーマン』(1966)やジェフ・ベックをゲストに招いた『バラバジャガ』(1969)、あるいは『HMS』(1971)あたりが有名だけれど、初期キング・クリムゾンの重厚な歌詞を担当していたピート・シンフィールドはこのアルバムから大きな影響を受けている。
ブリティッシュ・フォークとUK プログレッシヴの接点としても重要なアルバムだ。
モノラルながら2006年最新リマスターで、なかなか鮮烈な音を楽しめる。
表だけヴィニール・コーティングされたE 式のシングル・スリーヴで、裏には折り返しがある。
プレーンなホワイト・インナーが復刻されてついている。
最後はスポンジトーンズの通算9枚めのアルバム『ナンバー9』(2005)。
以前紙ジャケを見かけたときからちょっと気になっていたタイトルだった。
まったく音を聴いたことのないバンドで一瞬迷ったのだが、こちらも70%off の756円だったので思い切って購入(笑。
これは正解でした。
久世博志の解説によると『エド・サリヴァン・ショー』のビートルズを見て感激したメンバーが1978年に結成したバンドだそうで、その時代錯誤的な行動に頭がクラクラする(笑。
ジャケ写を見るともうみんなおじさんなのだが、いきのいいビートと美しいコーラス、M-2「Alayna」やM-7「Future Perfect」といったバラードもしっとりした曲調で、キワモノで終わらせるのがもったいないくらい。
こちらも表だけヴィニール・コーティングされたE 式のシングル・スリーヴで、裏には折り返しがある。
CD もいかにものブラック&イエロー・レーベルで、ジャケット・デザインはUS 風、スリーヴとCD レーベルはUK 風というわけだ。
以上、4枚まとめて4,850円、1枚当たり1,212円で購入できてラッキーだったなあー^^
たま~に行ったりするとビギナーズ・ラックみたいに思わぬ掘り出し物にぶつかることがある。
今回は新品未開封のCD を4枚(そのうち3枚は紙ジャケ)手に入れることができたので、駆け足でご紹介してみよう。
まずはニール・ヤングの『リヴィング・ウィズ・ウォー』(2006)。
リリースされたときに輸入盤を買ったのだが、ニールの作品は歌詞も重要な要素だからできれば対訳のついた国内盤がほしいと思っていた。
今回は42%off の1,480円でゲット。
この時点ではまだ単なる上院議員に過ぎなかったバラク・オバマが登場する「Lookin' for a Leader」やボブ・ディランも出てきていかにも辛辣そうな「Let's Impeach the President」の歌詞を日本語訳で確認できるのがうれしい。
なるほどそういうことだったのね~(笑。
以下は紙ジャケだ。
2007年にラズベリーズとエリック・カルメンの紙ジャケがまとめて出たときは財布の中身と相談して泣く泣く見送ったのだが、今回エリックのソロ第1作『ERIC CARMEN』(1975)を発見。
25%off の1,732円だった。
全米第2位の「オール・バイ・マイセルフ」を含む名作だ。
コーティングのないE 式のシングル・スリーヴで、さらっとした紙の質感がいい感じだ。
インナー・スリーヴがミニチュアで復刻されている。
例によってBMG ジャパンの紙ジャケはリマスターにかんするクレジットがいっさいないが、個人的には高音の勝ったうるさい音でちょっと苦手だ。
つぎはドノヴァン。
2006年にストレンジ・デイズ・レコードから紙ジャケでリリースされた初期の2作品のなかから、今回は2nd アルバム『フェアリーテイル』(1965)を70%off の882円でゲット。
ドノヴァンといえばEpic 時代の『サンシャイン・スーパーマン』(1966)やジェフ・ベックをゲストに招いた『バラバジャガ』(1969)、あるいは『HMS』(1971)あたりが有名だけれど、初期キング・クリムゾンの重厚な歌詞を担当していたピート・シンフィールドはこのアルバムから大きな影響を受けている。
ブリティッシュ・フォークとUK プログレッシヴの接点としても重要なアルバムだ。
モノラルながら2006年最新リマスターで、なかなか鮮烈な音を楽しめる。
表だけヴィニール・コーティングされたE 式のシングル・スリーヴで、裏には折り返しがある。
プレーンなホワイト・インナーが復刻されてついている。
最後はスポンジトーンズの通算9枚めのアルバム『ナンバー9』(2005)。
以前紙ジャケを見かけたときからちょっと気になっていたタイトルだった。
まったく音を聴いたことのないバンドで一瞬迷ったのだが、こちらも70%off の756円だったので思い切って購入(笑。
これは正解でした。
久世博志の解説によると『エド・サリヴァン・ショー』のビートルズを見て感激したメンバーが1978年に結成したバンドだそうで、その時代錯誤的な行動に頭がクラクラする(笑。
ジャケ写を見るともうみんなおじさんなのだが、いきのいいビートと美しいコーラス、M-2「Alayna」やM-7「Future Perfect」といったバラードもしっとりした曲調で、キワモノで終わらせるのがもったいないくらい。
こちらも表だけヴィニール・コーティングされたE 式のシングル・スリーヴで、裏には折り返しがある。
CD もいかにものブラック&イエロー・レーベルで、ジャケット・デザインはUS 風、スリーヴとCD レーベルはUK 風というわけだ。
以上、4枚まとめて4,850円、1枚当たり1,212円で購入できてラッキーだったなあー^^
いやぁ、いい買い物っすね!
特に70%オフのふたつ。
ドノヴァンはうらやましいとこっす。SDの紙ジャケは高いんで…
あ、スポンジトーンズは自分も持ってますよ。
ちょっと前にオリジナルのやつも紙ジャケで出てたような…
by へどろん (2009-04-04 23:17)
遼さん、こんばんは。
このなかではエリックカルメンに興味ありますね。
オールバイマイセルフは内省的な曲で
スタンダードになりましたね~。
by ouichi (2009-04-05 01:00)
遼さん。お久しぶりです~。
もし僕が遼さんとCD屋巡りしたら喧嘩になっちゃいそうですな。(笑)
ドノヴァンはソニーから紙ジャケで出てほしいですよね。
by 幻燈さん (2009-04-05 16:08)
スポンジトーンズって、かなり前からちょっと気になっているバンドですが、未だに聴いたことないんですよねえ。
やっぱかなりビートルズっぽいんでしょうかね。
ラズベリーズは大好きなんですが、エリック・カルメンのソロはなんか甘すぎていまいちです^^;
by MASA (2009-04-05 23:06)
へどろんさん、こんばんはー。
>ドノヴァンはうらやましいとこっす。SDの紙ジャケは高いんで…
ですね。
3000円近いので、やっぱりちょっと躊躇ってしまいます。
70%off はうれしいですよ~、思わず目の錯覚かと思ってしまいました(笑。
>あ、スポンジトーンズは自分も持ってますよ
>ちょっと前にオリジナルのやつも紙ジャケで出てたような…
お、さすがですねー。
そうでしたか、ほかのものは紙ジャケで見たことないですね。
今度もうちょっと探してみましょう。
by parlophone (2009-04-06 00:00)
ouichiさん、こんばんはー。
ご無沙汰しちゃってます。
>オールバイマイセルフは内省的な曲でスタンダードになりましたね~
そうですね。
たぶんリアルタイムで聴いていたと思うのですが、久しぶりに耳にしたのはたしか『ブリジット・ジョーンズの日記』だったと思います。
1st ソロ、なかなかいいですよ~^^
by parlophone (2009-04-06 00:03)
おや~、幻ちゃんお久しぶりー。
>もし僕が遼さんとCD屋巡りしたら喧嘩になっちゃいそうですな(笑)
そんなことはないですよ。
もちろん幻ちゃんに譲ります(笑。
>ドノヴァンはソニーから紙ジャケで出てほしいですよね
これはもうほんとにお願いしたいです。
ソニーは久しぶりにディランの紙ジャケが出るので、ドノヴァンもぜひカタログ化してほしいですねー。
by parlophone (2009-04-06 00:19)
MASAさん、こんばんはー。
>スポンジトーンズって、かなり前からちょっと気になっているバンドですが、
>未だに聴いたことないんですよねえ
えー、MASAさんが聴いたことないって珍しいですね。
かなりビートルズっぽいですよ。
ってゆーか、マージービートを洗練させたような感じかな?
機会があればぜひどうぞ^^
>ラズベリーズは大好きなんですが、エリック・カルメンのソロはなんか甘すぎて
なるほどー。
お気持ちはよくわかります^^
ラズベリーズとエリックのソロをまとめたベストでもいいかなあ、と思ってたんですが、紙ジャケを見つけたら思わず買ってしまいました(笑。
by parlophone (2009-04-06 00:24)
うはっ、『Fairytale』Donovanの新品未開封紙ジャケットCDが70%off!!
卒倒しそうです、嬉しくて。
でも、高い定価で買ってあるので悔しいですっ。
限定盤だからと発売と同時に買っておくのが精神衛生上、望ましい訳ですが時期外れの出血offセールは堪りませんね。
足で稼ぐってことですね、きっと。
by chitlin (2009-04-06 00:36)
こんにちは。いつも楽しく拝見させて貰ってます。実は最近、ある新古の
EU盤CD(シュリンク未開封)をDUで購入しました。一応買う前に「EU盤
ってCCCDもあるらしいけど、大丈夫?」って尋ねてみました。
すると直ぐにPCで調べてくれて、「大丈夫です。EU盤は通常CDだけです
から」と言われました。でも念のため、帰る前にもしCCCDだったら返品
させて貰う確約を取りました。
帰宅後、シールドを剥がすと、何とCCCDじゃないですか!もうガッカリ
しました。勿論速攻で返品しましたが・・・。皆さんもEU盤を買う時は、
ホント要注意ですよ。
ところで遼さん、メインサイトのトップに、「No! CCCD」のイラストみたい
のがありますよね。あれを自分のブログにも貼りたいので、コピペしても
構いませんか?CCCDは絶対に許せませんので、お願いします。
by chan_yukky (2009-04-06 14:44)
chitlinさん、こんばんはー。
>でも、高い定価で買ってあるので悔しいですっ
おお、chitlinさんもドノヴァンのファンでしたか。
ぼくは『サンシャイン・スーパーマン』以降だったら迷わず買いますが、『フェアリーテイル』と『ホワッツ・ビン・ディド・アンド・ホワッツ・ビン・ヒィド』はちょっと考えてたんですね。
>限定盤だからと発売と同時に買っておくのが精神衛生上、望ましい訳ですが
ですよね~。
ストレンジ・デイズの紙ジャケは割合在庫が残ってるものが多いので、ちょっと迷っててラッキーでした^^
>足で稼ぐってことですね、きっと
たしかにそうですね~。
by parlophone (2009-04-06 23:21)
chan_yukkyさん、こんばんは~。
>帰宅後、シールドを剥がすと、何とCCCDじゃないですか!
えーーー、ガッカリ&カリカリ!ですね~。
もう新譜では、ないと思いますが、以前CCCD でリリースされたものがそのまま出荷され続けている、というのはあるみたいですね。
ぼくがほしいと思ってるジョス・ストーンのアルバムもそうです。
>あれを自分のブログにも貼りたいので、コピペしても構いませんか?
どうぞどうぞ、
というのもおかしいですが、ぼくもCCCD に反対している方のサイトからもらってきたもので、たしか著作権フリーになっていたと思います。
たぶん怒られないと思いますので、使ってください^^
by parlophone (2009-04-06 23:27)
遼さん、こんにちは♪
早速、「No!CCCD」のロゴを貼らせていただきました。どうもありがとう
ございました。ところで遼さんは「紙ジャケCD」をどの位、所有してるの
ですか?1年間で相当増えるんでしょうね(^^;)?!
by chan_yukky (2009-04-07 17:03)
chan_yukkyさん、こんばんはー。
お役に立ててよかったです。
> 遼さんは「紙ジャケCD」をどの位、所有してるのですか?
う~ん、数えたことはありませんねー。
ちょっと怖いけど今度数えてみますね^^;
by parlophone (2009-04-08 22:19)