セックス・ピストルズ 『勝手にしやがれ』 [紙ジャケ]
きょう10月31日はハロウィン。
アイスクリームを買いに31(サーティ・ワン)に寄ったら、店員さんたちがかぼちゃの帽子を被っていた。
なるほど、31にあやかりましたね?
でも本当の目的はアイスクリームではなく同じショッピング・モールのなかにあるタワレコ(笑。
キャロル・キングの第2弾と、セックス・ピストルズの紙ジャケがリリースされたからだ。
きょうはそのなかからピストルズゆいいつのオリジナル・アルバム、『勝手にしやがれ』をご紹介しよう。
ちなみにピストルズといえば紙ジャケ探検隊。
ゆうべ覗いてみたら、ちゃんと更新されてました(笑。
興味のある方はこちらをどうぞ。
さて今回の紙ジャケ、音源自体は1993年というから14年も前のリマスター。
ビートルズじゃないんだからいいかげんリマスタリングしなさい!(笑
とツッコミたくなるが、紙ジャケ自体はかなり進化したようだ。
いつものように糊のついたヴィニールのカヴァーをペリペリと剥がして本体を取り出すと、国内初盤のものを再現したという帯とシュリンクされたスリーヴが出てくる。
シュリンクの上にはオレンジ色のステッカーが貼ってあって、
「UK PRESSING incldes one-sided single & Pistols poster」
と書かれている。
こちらは1,000枚限定だったとかいわれている英国初回盤を復刻しているわけだ。
スリーヴはコーティングのないE式のシングル・スリーヴ。
なかには、エリザベス女王の目と口を隠すように「GOD Save THE QUEEN」「SEX PISTOLS」と書かれた肖像画などをコラージュした有名なポスターと、7inch シングルのレーベルのミニチュアが封入されている。
(右下の小さなほうがシングルのレーベル)
日本語解説書にはインナーと書いてあるけれど、インナーバッグの復刻はなし。
インサートのことを誤記したのだろう。
曲順はオリジナルLP とは違っていて、さらにシングル「Submission」が収録された12曲仕様。
オリジナルの曲順に戻して、「Submission」は1曲だけのシングルCD にしてほしかったなあ。
ま、これは次回に期待しよう(←ってまた買うんかい!)
遼さんこんばんは!
やはりお買いになりましたか・・・(これは外せませんね!)
セックス・ピストルズは私は中学の時に聴いて以来大好きなバンドです。
楽曲はシンプルなのですがあの暴力的なサウンドがたまらなく好きなんですよね。。。
遼さんはセックス・ピストルズの紙ジャケは他にも買われたんでしょうか?
【Great Rock N Roll Swindle】【Flogging A Dead Horse】の2枚とにに収録しているのですが【My Way】は渋くかっこよくカバーしていて私は大好きです。ぜひ!聴いていなかったら一度聴いて見て下さい。
by tetsupc2 (2007-10-31 20:04)
tetsuさん、 nice!&comment ありがとうございました。
ピストルズが出てきたときはもう社会人でしたが、初めて聴いたころはまさか自分が彼らのCDを買うとは思いませんでした(笑。
でもやっぱりいいですよね!
>【My Way】は渋くかっこよくカバーしていて私は大好きです
おお、聴いたことはないと思いますね~。
ぜひ聴いてみます。
by parlophone (2007-10-31 21:17)
遼さんこんばんは。
「勝手にしやがれ」って、CDだと何故かUSオリジナルの12曲仕様しか出ないですよね。
submission好きですけど、あのアルバム中ではやや浮いた感じがするので、僕も分けて欲しかったです。
ところで、今回同時発売(?)のアナログ盤の方は曲順もUKオリジナル通り(7inchのsubmission付き)でサウンドもオリジナルを再現してる(と謳ってる)らしいですね。ちょっと気になるかも。
by blue clumbia (2007-11-01 06:31)
出来は随分良さそうですが、私も紙ジャケより限定再発されたUKアナログにちょっと惹かれてて、アナログはUS盤しか持ってないのでどーしよーかと悩み中です。
って悩んでいたら、HMVでは数週間待ちになってました(泣)。
う〜ん、それでもいいから注文しちゃおうかな、アナログ。
by MASA (2007-11-01 21:49)
遼さん、こんばんは。
ピストルズは大ファンではないですが有名盤なので
チェックはしてました。
購入したキャロルキングもそうでしたが紙ジャケは帯が素敵ですよね。
帯が時代を感じさせて財布の紐が緩くなってしまうんですよ。
ピストルズのもなんだかエラく帯が面積取っていて
惹かれてしまいました~。
by ouichi (2007-11-01 23:29)
blue clumbiaさん、どうもです。
>「勝手にしやがれ」って、CDだと何故かUSオリジナルの12曲仕様しか出ないですよね
ですよね。
どうしてなんでしょう。
>今回同時発売(?)のアナログ盤の方は曲順もUKオリジナル通り
>(7inchのsubmission付き)
7inchシングルにポスターもちゃんとついてるみたいですね!
そっか、こだわりのある人はアナログ買いなさい、ってことですね(笑。
by parlophone (2007-11-02 00:10)
MASAさん、どうもです。
アナログ盤は国内盤も出るらしいですね。
でもここはやっぱりUK盤でしょう、まだ手に入るのなら、ですが(←究極の悪魔の囁き…笑)
>それでもいいから注文しちゃおうかな
ぜひ注文してブログでじっくり見せてください(爆。
by parlophone (2007-11-02 00:13)
ouichi さん、どうもです。
>紙ジャケは帯が素敵ですよね
現在の紙ジャケは、スリーヴはUKあるいはUSのオリジナル盤をできるだけ忠実に再現し、帯は国内初盤の再現を目指す、というのがトレンドですよね。
ポール・サイモンのソロ作のように、リリースはワーナー・ミュージックなのに、帯は可能な限りCBSソニーを再現、なんてのもありましたね(笑。
いずれにしても年末年始までもの要りで頭が痛いですね~^^;
by parlophone (2007-11-02 00:17)
遼さん、こんばんは!
本日ワタシもピストルズの記事をアップしたので、TBさせて頂きました。
前回の紙ジャケは持ってませんが、今回のほうが再現度も上がっているようなので、改めて買って良かったと思う次第です。
帯のコピーも当時の雰囲気がありますけど、文章が微妙におかしく感じるのはワタシだけでしょうか。
by lonehawk (2007-11-02 00:22)
lonehawkさん、どうもです。
>前回の紙ジャケは持ってませんが、今回のほうが再現度も上がっているようなので
ぼくも紙ジャケは初めてですが、収録の順序以外はほぼ完璧ではないでしょうか。
最近は各社ともこだわり度がアップしましたね。
>帯のコピーも当時の雰囲気がありますけど、文章が微妙におかしく感じる
たしかに(笑。
「犯すのは君だ!!」ってなんなんでしょうね^^;
by parlophone (2007-11-03 19:25)
こんばんは!
中身開封ありがたや〜です。
前回の紙ジャケも霞む最高の出来です。
「Submission」がシングルとなって、新規リマスターとなったら当然5度目の購入決定でしょうな〜って、ああ完全に業界のカモだな〜(笑)
EMI系の紙ジャケってほとんどリマスター音源古いんですよねー、そこんところも改善してほしいですね。
by 大介(東京都) (2007-11-08 23:30)
大介さん、お帰りなさ~い。
コメント&トラバ、ありがとうございました。
>「Submission」がシングルとなって、新規リマスターとなったら当然5度目の購入決定
わはは、やっぱり買っちゃいますよね^^;
こういう細かな復刻というのは、インディーズ系かSony Music、という感じになってしまいましたね~。
EMI も東芝の傘下から離れて心機一転、頑張ってほしいところですが、ジョンの紙ジャケも出来がちと気になりますね~。
by parlophone (2007-11-09 00:14)
前回の書き込みの後やはり気になったので、hmvでUKアナログを注文しました(11/3注文)。今日届いたので、手持ちの国内初回サンプル盤と色々比較してみました(UKオリジナルじゃないので純粋な比較ではないけど・・・)。
まずジャケットの文字なんですが、拡大印刷したように文字がかすれてます。ちょうど紙ジャケ探検隊のこんな感じ⇒http://www.indierom.com/kami/db/sex_p.htm
裏面も若干印刷が荒く、ジャギーがかかったようにギザギザしてます。(まあピストルズっぽいといえばそうですけど)当然裏面はバーコード付き。
音質は、サンプルの方は音が鮮明で、holiday in the sunの最初のドラムとギターの音からして前に飛び出すような元気の良い音なんですけど、今回のは少し音が篭った感じがします。内周の劣化は感じないし悪くはないけど、純粋に音質を求めるなら、UKか国内辺りのオリジナル買ったほうがいいと思いました(当然と言えば当然なんですけど^^;)。帯無しなら多分まだ安いですし。ちなみにマトリクスはA1/B1でした。
ただ今回のはsubmissionとかっこいいポスターもついてるので、気になれば買って損は無いと思います。部屋に飾ってみようか迷ってます(笑
長々と駄文失礼しました^^
by blue columbia (2007-11-10 11:48)
お久しぶりです。
先日はお祝いコメントありがとうございました。
ようやくPC画面も楽になってきたので、ぼちぼち復帰致します。
またよろしく・・・
てゆーか、ピストルズ紙ジャケ、結構豪華版ですねぇ!
中坊でブルーハーツからUKパンクに開眼した自分には教祖的な
存在でもあるんですが、当時聴いた〝アナーキー~〟のあまりの
ドヘタさに(笑)、その後知ったクラッシュやダムドに傾倒していく訳です。
まぁ、彼らはファッション的なパンク・アイコンてことで、自分の中では
〝歌じゃない〟部分に位置づけられていますが・・・(いいのかな・・?)
今月の初めに更新した記事にちょこっと書いたJAZZレコードの掘り出し物
たち、ブログにアップしたらご報告に上がります。
因みにスタンダードな方々ばかりです。(あまりない機会なので:笑)
by (2007-11-10 23:23)
blue columbiaさん、どうもです。
詳しいリポートありがとうございます!
とても興味深く読ませていただきました。
ジャケットの復刻などはきっちりできているみたいですねえ。
>音質は、サンプルの方は音が鮮明で、…今回のは少し音が篭った感じがします
じつは先週のサンデー・ソングブック(ヤマタツのFM番組です)で、タツローがフォー・シーズンズのCDについて言ってたんですが、最近のCDはオリジナル・マスターの劣化(とくに高域の減衰)が顕著で、90年代のRHINOマスターのほうがずっと音がいい、とのことでした。
なんでもかんでも最新リマスターのほうが音がいいというわけではないんですね。
アタマではわかったつもりでしたが、タツローさんに具体的に言われて、なるほどと納得してしまいました。
>部屋に飾ってみようか迷ってます(笑
いいですね~。
インパクトがあって部屋の雰囲気も変わるでしょうね^^
by parlophone (2007-11-11 00:27)
おお!あるじさん、すこし落ち着きましたか。
nice! & commentありがとうございました。
>中坊でブルーハーツからUKパンクに開眼した自分には
>教祖的な存在でもあるんですが
これはもう、よくわかります(笑。
ぼくもピストルズの『NEVER MIND』よりクラッシュの『LONDON CALLING』のほうが好きなんですが、アイコンとしての衝撃度や重さは圧倒的にピストルズという気がします。
もう20年以上も前の話ですが、ハマショーとオフ・コースのコピー・バンドをやっていてスタジオに出入りしていたころ、隣のブースでピストルズをやっている少年たちのバンドがあって、すごく一途でしたね。
思わずこころのなかで「頑張れっ!」ってエールを送っていました。
>JAZZレコードの掘り出し物たち、
>ブログにアップしたらご報告に上がります
わ~い、楽しみにしてま~す^^
by parlophone (2007-11-11 00:52)