SSブログ

ビートルズとストーンズと~ビートルズの想い出 part 3 [BEATLES]

ワタナベさんのおかげですっかりビートルズの魅力にハマってしまった少年が、つぎに夢中になったのがストーンズだったが、そのきっかけはじつはタイガースだった。

グループ・サウンズの全盛時代、ザ・スパイダーズ、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ、ザ・ワイルド・ワンズなどの第1世代をあっという間に置き去りにして時代の寵児になったのが、ジュリーのいたザ・タイガースとショーケンのいたザ・テンプターズだった。

少年はタイガースが関西ではものすごい人気のGSであることは知っていたが、デビュー・シングルの「僕のマリー」にはあまり惹かれなかった。
けれど2ndシングル「シーサイド・バウンド」のわくわくするような躍動的な曲を聴いたとたん、あっという間にタイガースのファンになってしまった。
ティンバレス?を叩きながら歌うジュリーも文句なくかっこよかった。

そのタイガースが少年の住む熊本にやってきたのは、中学2年のときだった。
少年が通っていた学校は熊本市の南の郊外にあったから、コンサート会場の市民会館まで、市電に乗ってたっぷり30分はかかる。
少年は数人の友だちと担任の先生に早退願を出しに行った。
学級委員長も務めまじめと思われていた少年がザ・タイガースのコンサートに行くと聞いて、当時の担任はずいぶんびっくりしたようだった。
「遼、きみも行くのか?」
と呆れたように尋ねるエガミ先生の顔は今でも忘れられない。
エレキもGSも当時は不良の音楽だったのだ。


タイガースのコンサートは素晴らしい体験だった。
全部で1時間ぐらいだったと思うが、ヒット・シングルは2~3枚しかなかったから必然的にカヴァーが中心になる。
そのときタイガースが歌ったのが主にローリング・ストーンズの曲だった。
「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」、「ルビー・チューズデイ」、「レディー・ジェーン」、「サティスファクション」…。

少年はコンサートのあと友人から『タイガース・オン・ステージ』というアルバムを借りるのだが、そこでもメインはストーンズのカヴァーだった。

少年は音楽雑誌『ミュージック・ライフ』でストーンズの情報を読み漁り、読者の人気投票で選ばれたというベスト・アルバム『あなたが選んだストーンズ・ゴールデン・アルバム』というLPを購入する。
そしていつの間にかタイガースよりもストーンズに夢中になっていたのだった。
ストーンズの2ndシングルはジョンとポールがプレゼントしたものだ、というような話題もとても新鮮だった。

中学3年の10月だったと思う。
冗談の好きな父親が珍しくまじめな顔をして言った。
「父さん、辞令が出て来年の4月から岡山工場に行くことになった。お前たちもいっしょだ。転校の準備をしておきなさい」

じつはそのころ少年には気になる女子がいた。
同じ放送部のホソイさんという女の子だ。
彼女は色が白くてポニー・テールがよく似合った。
もの静かで知的な感じの少女だった。
転校の話を父親から聞かされたとき、少年がまず思ったのは
「ホソイさんを好きになっちゃいけない!」
ということだった。
好きになっても5か月後には逢えなくなってしまうのだ。
あらかじめ約束された別れなんて…。

けれど好きになっちゃいけない、と思えば思うほどホソイさんが気になってしまう。
けっきょく少年は年が明けた1月に彼女に自分の気持ちを打ち明けたのだった。
そして、ホソイさんも少年のことが好きだと言ってくれた。

彼女の父親は農林試験場の職員で、全国各地の試験場を転々としていたから、彼女も小学校時代から幾度となく転校を経験していた。
「転校って淋しいしつらいことだけど、プラスもあるわ」
と彼女は言った。
「たとえば?」
「いろんな土地のことばを覚えられること」
「…それがプラス?」
「遼くんには信じられないかもしれないけど、ことばが違えば考え方も違うの。転校するたびに新しい世界に出会えたような気がするわ」

デートは3回だけだった。
1度めは映画を見て喫茶店でお茶を飲んだ(なにしろ中学生だ。それまでコーヒー牛乳は飲んだことがあったけれど、喫茶店で本物のコーヒーを飲むのは初めてだった^^)。

2度めはお城の近くにある公園で鳥の声を聴いた。
「父の影響で鳥の声は聞き分けられるの」
そう言って彼女はたくさんの鳥の囀りのなかからいくつもの鳥を選び分け、その名前をひとつひとつ教えてくれた。

3度めは少年が岡山に発つ前日だった。
春休みには珍しい、寒い寒い日だった。
少年はホソイさんの住む農林試験場の社宅に彼女を訪ねた。
部屋ではアラジンのストーヴが勢いよく燃えていた。
「明日の朝発つことになったんだ」
少年が言うと
「うん」と彼女はうつむいた。
「向こうに着いたら手紙を書くよ」
「見送りには行かないね」
「わかってる」

それがホソイさんと交わした最後の会話だった。

少年は友人のヨコタくんから餞別としてもらったカセット・レコーダで、やはり友人から貸してもらった『サージェント・ペパーズ』を録音して岡山に引っ越して行った。

フラれた訳ではないけれど失恋したような傷心の日々に、ビートルズのアルバムはじつにしみじみと響いた。
なぜか「Getting Better」、「Fixing A Hole」といったポールの曲の、響き渡るエピフォン・カジノやストラトの音が心地よかった。
そしてアルバムの最後を飾る「A Day in the Life」はとくにこころに沁み入るような感じで、いつ聴いても胸がシクシクと痛んだ。

   

それから長いあいだ、『サージェント』を聴くたびに少年は、龍田山公園で聞いた鳥の囀りとその名前を教えてくれるホソイさんの静かで透明な声を想い出すのだった。

 

(うーん、ちょっとかっこよすぎ?(*^ ^*)


nice!(0)  コメント(25)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 25

MORE

>部屋ではアラジンのストーヴが勢いよく燃えていた。

ここに一番反応してしまった私って…(爆)

私の場合、GSは女の子のための音楽、と当時は考えていましたので、タイガーズもテンプターズも横目でしか見ていませんでした。
タイガーズが時々ストーンズのカヴァーをやっていることは知っていましたが、所詮無理がある…
『廃墟の鳩』のジャケはバッファロー・スプリングフィールドのLast Time Aroundのパクリだぞー、と学校にLPを持っていって、タイガーズ・ファンのクラスの女の子に見せたというイヤな中学生でした、私は。(爆)
あ、そのストーンズのアルバムは私も買ったのでしたが、後に友人に売ってしまいました。(持っていれば、結構レア物なんですよねー)
by MORE (2006-10-26 00:08) 

chitlin

遼さん、こんばんは。

今回は思春期真っ只中、甘酸っぱさ満開ですね〜。
物語としても共感を覚えますし、やはりGSを経由していらっしゃるのですね。ホント、羨ましいです。

『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』にはさほど良い印象を抱くことはないのですが、遼さんの場合にはとてつもなく思い出深いものなのですね。

良いお話を伺うことが出来ました。
by chitlin (2006-10-26 00:25) 

parlophone

MOREさん、どうもです。

>>部屋ではアラジンのストーヴが勢いよく燃えていた。

>ここに一番反応してしまった私って…(爆)

う~ん、なんだかよくわかりませんが…(笑。
昔は対流型のストーヴというと何といってもアラジン。
しかもアラジンは暖かい!
…という噂でしたが、実際見たのは彼女の部屋が初めてでした(爆。
「ああ、やっぱりアラジンなんだ…」ってミョーに感動(笑 でした。

>『廃墟の鳩』のジャケはバッファロー・スプリングフィールドの
>Last Time Aroundのパクリだぞー

なんと!
今初めてその2つのジャケが頭のなかで結びつきました!
で、たまたまうちのディスプレイでは、MOREさんのコメントの横に『レコジャケジャンキー!』の画像があるので、さっそく調べてみると…
ありました!97ページに。
う~ん、気がつかなかったなあ。
それにしてもどちらも同じ68年なんですね。
タイガースって意外とスゴイ?(笑
by parlophone (2006-10-26 00:56) 

parlophone

chitlinさん、こんばんは~。

>今回は思春期真っ只中、甘酸っぱさ満開ですね〜

そうなんですよ(笑。
さすがに今ではなくなりましたが、しばらくは『サージェント』を聴くたびに胸がずきん、と震えました…。

そうなると「トータルアルバムじゃない」とか「ロックじゃない」とか「リズムがどーの、こーの」とか、理屈じゃなくなるんですね。
そういう意味では、ぼくは『サージェント』と幸せな出会いをしてるなあ~と思ってしまいます…。
by parlophone (2006-10-26 01:01) 

nowatts

タイガース、ワタシは世代的にはギリですが解散コンサートはしっかり覚えてます。ピーがすんごい高いドラム台の上にいて・・・。ちなみにその彼にワタシは高校で漢文を教わり、ドラムを始めるきっかけとなり、まさに「師」なんです。ちょっと偏屈おやじでしたが(笑)。
by nowatts (2006-10-26 13:33) 

parlophone

な、なんと!!
nowattsさん、ピーに漢文を習い、ドラムスを始めるきっかけを与えてもらったんですか!
すごいなあ~。
そのころnowattsさんは京都ですか?
それとも東京?

いずれにしてもこんな有名人が「師」なんてウラヤマシイです^^
by parlophone (2006-10-26 21:14) 

nowatts

東京です。彼は解散後、京都から東京に戻って大学を卒業し、数年間その付属校で漢文を教えていたんですが、そのときにたまたまワタシが生徒でいたというわけです。いろいろ昔話はしてましたよ。根がまじめというか、真剣な人なのでタイガース当時もメンバーの中で一番楽器を練習したって言ってました。たしかにデビュー時と解散コンサートではドラミングは天地の差がありますね(唄はあんまり進歩しなかったけど(笑))。あの最後の武道館以後一度もスティック握ってないといってましたからきっと今でもそうでしょう。元気かなあ。
by nowatts (2006-10-26 22:25) 

nowatts

(続き)ドラムを始めたのきっかけなどというとかっこいいですが、確か「若いうちはいいと思ったものをなんでもかじってみりゃ良いんですよ」なんてことを言われた・・・くらいの話です。けど彼が言うと説得力あった。ワタシ的にはピーの現役プレイを見られた遼さんがうらやましいです、はい。
by nowatts (2006-10-26 22:45) 

氷春友

こんばんは。
遼さんの音楽の趣味の幅の広さ&深さに
ほとんどついていけないので(汗)
THE BEATLES関連の記事にしかコメント残してませんね(^^;。

特別な想い出と共にあるアルバムってありますよね。
ホントその気持ちよくわかります!
たとえ世間の評価が芳しくなくても
そのアルバムってやっぱり特別なんですよね~。
僕なんかフラれっぱなしだったので
ほろ苦い想い出と一緒にあるアルバムは
い~っぱいありますよ(笑)。
by 氷春友 (2006-10-26 23:26) 

MASA

う〜ん、青春!ホント甘酸っぱいですねえ。中学生じゃ遠距離恋愛という訳にもいかなかったでしょうが、その後ホソイさんとはどうなったのでしょうか。
私も父の仕事の関係で小学校3回、中学校も3回転校しています。でも私はホソイさんのように転校がプラスになったという想い出はあまりないですね(笑)。
遼さんみたいに甘酸っぱくはないですが、私も中2の時に好きな女の子がいて、転校してからしばらく文通してた経験があります。今どうしてんのかなあ・・・(遠い目)
by MASA (2006-10-26 23:30) 

parlophone

nowattsさん、ありがとうございます。

>「若いうちはいいと思ったものをなんでもかじってみりゃ良いんですよ」

う~ん、芸能界で一時代を築いたグループのドラマーとして考えると、やはりすごく説得力のある言葉ですね。
ピーが学校の先生をやってたというのは聞いていましたが、ここでこうして教え子のnowattsさんのコメントを読ませてもらうというのは、感慨深いものがあります。

>ピーの現役プレイを見られた遼さんがうらやましい

じつをいうと、ピーのドラムはほとんど覚えていません(…汗。
高校に入ってから、仲のよかった友だちが自宅にドラム・セットを持っていて、それからですね~、ドラムに興味を持ったのは。

タイガースを見たときは、ただひたすらジュリーの歌と、タローやトッポのギターを見ていたような気がします^^;
by parlophone (2006-10-26 23:54) 

parlophone

氷さん、いつもありがとうございます。

>THE BEATLES関連の記事にしかコメント残してませんね(^^;

いえいえ、コメント残してくださるだけでもありがたいです。

>特別な想い出と共にあるアルバムってありますよね

ありますね~。
ぼくのばあい、高校時代に買ったアルバムはビートルズだけでなく、いちいちそれにまつわる想い出がありますね~。
逆に今は、CD1枚買っても「ふ~ん、なるほどね」で終わってしまうような感じもあって、なんだかすごく不遜な気もします…。

>ほろ苦い想い出と一緒にあるアルバムはい~っぱいありますよ(笑)

えー!意外だなあ。
今度またいろいろ聞かせてくださ~い^^
by parlophone (2006-10-27 00:00) 

parlophone

MASAさん、どうもです。

>その後ホソイさんとはどうなったのでしょうか

しばらく文通をしていましたが、いつの間にか音信が途絶えてしまい、もう30年以上連絡も取っていませんね。
今ではお互い50を越えちゃって…(笑。

>遼さんみたいに甘酸っぱくはないですが、私も中2の時に好きな女の子がいて、
>転校してからしばらく文通してた経験があります

いや~、いいですね~。
青春ですね~。
スパイダースじゃありませんが、
♪あのころ君は若かった~
♪あのころぼくも若かった~
ですね…。
by parlophone (2006-10-27 00:05) 

MORE

タイガースのメンバーが当時バッファローS.を知っていたかどうかは疑問ですけどね…
私の勘繰りでは当時はBSのアルバムは日本では出なかったので、バレやしないだろうとレコード会社担当がパクリのゴーサインを出したんだろうと思っています。(確信犯)
オマージュとは言わせません。(だってほとんどBSの直後ですから)

文通ってもう今では死語なんでしょうねー。
何を隠そう私もやってました。(爆)
中一の時に始めたイギリス人の女の子を皮切りに(その後は英語で書くのが大変だったので日本人ばかりになりました)青森の女の子とか何人もいました。
中でも思いで深いのは大津の年上で病弱の女性。(禁笑)
彼女はブリット・ロック好きでマーク・ボランの信望者でした。
何枚か彼女からはLPも頂いたのですが、どれもUK盤。
今でも大事に持っています。(KCを何枚か頂いたのでした)
3-4年くらい続いたのですがその後音信不通…
もちろん一度もお会いしたことはなかったのですが、きっと髪が長くてさらさらしていて白磁のような肌、少し茶色がかった憂いのある瞳の持ち主で…なあんて勝手に想像していました。(爆)
それを考えるとE-メールって便利ですが味気ないですね。
切手・便箋・個性的な書き文字…風情がありますよね。
押し花なんぞ同封されていたりするともう悶絶…(再爆)

あー、あの日に帰りたい
by MORE (2006-10-27 14:41) 

M

遼さん、こちらでもこんばんは。
僕は村上春樹が大好きなのですが、彼の物語を読んでいるようなそんな’におい’を感じながら、自分自身の青春時代とオーバーラップさせながら読みました。  続きが見たい知りたい感じたい!(笑)  『A Day In The Life』 この曲は僕の人生でもベスト10に入る曲です。。
by M (2006-10-27 20:02) 

nowatts

>じつをいうと、ピーのドラムはほとんど覚えていません
ははは、普通そうですよね。でも面白いのはドラマーって話してみると子供の頃からドラマーの姿に惚れていたっていう人がやっぱり多いんですよね。私の世代だとTVの歌番組のバックのビッグバンドのドラマーとか、ハナ肇とかカトちゃんとか(笑)。
>芸能界で一時代を築いたグループのドラマーとして考えると、やはりすごく説得力のある言葉ですね。
今でもしっかり覚えているのは彼のことを同僚の先生が「才能とかセンス云々はともかく、あんなに努力してあそこまで行った人はなかなかいないよ」と評していました。それはあくまで「中国文学者:人見 豊」を評していたわけですが、今から思えば普通の人の二倍人生をやってるようなもんですからねー。アイドルの頂点から一転して大検取ってプロフェッサーの道に行くというのは少なくとも私は他に例を知りません。ジョン・レノンは「才能なんてくずの積み重ねだ」などとおっしゃってますが、「くずを積みかさねられるのが才能」と、最近つとに思います。
というわけで、ピーは「我が師」。と勝手にというか一方的に、呼ばせていただいてるわけです。
by nowatts (2006-10-27 22:00) 

satomi

遼さん、お久しぶりです。待ってました~!
かっこよすぎです!ホロリ切なく甘酸っぱい青春のお話。
文章読むだけで、情景が浮かぶという筆力、さすが元文学青年でいらっしゃる。会話がいいですねぇ。そして、遼さんってモテたんですね(*^_^*)
ホソイさんが、このブログをご覧になってないかしら・・・ン十年後の二人編。
(私も中3の11月に親の転勤で、転校を余儀なくされました)

今度から「Sgt.」を聴くときは、このお話を思い出しそう。

ところで、タイガース全盛時代は幼稚園児だった私ですが、11月2日に
「加瀬邦彦&ワイルドワンズ」ゲスト:沢田研二 というライブを見に行くのです。
なんと武道館です。どんなライブになるのか、楽しみです。
by satomi (2006-10-28 01:22) 

parlophone

>タイガースのメンバーが当時バッファローS.を知っていたかどうかは疑問ですけどね…

うっ!
確かにそうですね。
ただし上記『レコジャケ・ジャンキー』によると、当時岸部シローがアメリカにいたので、そこからバッファローのLPなども入手していたのではないか、というような推測が書いてありました…。

>私の勘繰りでは…オマージュとは言わせません

まあ、たしかにパロディというよりはパクリ、もっとはっきりいえば剽窃という感じは確かにしますね(笑。

>文通ってもう今では死語なんでしょうねー

間違いないです^^

>それを考えるとE-メールって便利ですが味気ないですね
>押し花なんぞ同封されていたりするともう悶絶…

あ~、ぼくも押し花はありませんが、コロンの香りのする手紙が送られて来たりして、ミョーにどきどきしたことはありました(笑。
by parlophone (2006-10-28 01:29) 

parlophone

Mさん、どうもです。

>続きが見たい知りたい感じたい!(笑)

あはは、この物語自体にはつづきはありませんでしたね~。
次回は『マジカル・ミステリー・ツアー』と『ホワイト・アルバム』の予定ですが、甘酸っぱい部分はまるでありません(笑。

>自分自身の青春時代とオーバーラップさせながら読みました

こちらのほうがぼくとしてはずっと知りたいですよ~。
いつかどこかで聞かせてくださいね^^

>『A Day In The Life』 この曲は僕の人生でもベスト10に入る曲

人生の10曲か~。
まさにそんな名曲ですよね~。
by parlophone (2006-10-28 01:43) 

parlophone

>面白いのはドラマーって話してみると子供の頃からドラマーの姿に惚れていたっていう

ああ、わかります。
ぼくもハナ肇の世代ですが、もう少し上の世代でいうとフランキー堺とか、映画『嵐を呼ぶ男』の石原裕次郎とか…。

>アイドルの頂点から一転して大検取ってプロフェッサーの道に行く

たしかにそうですよね。
並大抵の努力ではここまではいけないでしょう。

>「くずを積みかさねられるのが才能」

いやいや、これはけだし名言です!

ますますnowattsさんがうらやましいなあ^^
by parlophone (2006-10-28 01:49) 

parlophone

satomiさん、お久です!
コメントありがとうございました。

>かっこよすぎです!

やっぱりそうですか(笑。
過去の想い出っていうのは付随する雑多なものがみんなそぎ落とされてますからね~。
どうかお許しくださいませ^^;

>そして、遼さんってモテたんですね

わはは、モテなかった記憶ならい~っぱいありますが、モテた記憶はほとんどありません…。

>ホソイさんが、このブログをご覧になってないかしら

そんなスゴイ偶然、あってほしいですね~。
もしホソイさんなら、すぐ「あ、これってワタシのことだ!」ってわかると思うんですが…(なにしろ実名だし 爆)。

>私も中3の11月に親の転勤で、転校を余儀なくされました

え~、そうだったんですか!
上でMASAさんも書いていらっしゃいましたが、みなさんけっこう転校を体験なさってるんですね。
それにまつわる話があったら聞いてみたいなあ。

>「加瀬邦彦&ワイルドワンズ」ゲスト:沢田研二 というライブを見に行くのです

おおお!
もうすぐじゃないですか!
レポート楽しみにしてますね!

charのライヴにはコメントできませんでしたが、こっちならコメントできると思います(爆。
by parlophone (2006-10-28 02:01) 

milk_tea

うわ~いい話ですねぇ。
上でどなたかも書いてましたが、村上春樹ワールドをかなり彷彿としますね。
こういう、キラキラした透明な真珠の一粒のような思い出って、やはり中学・高校
の間ならではですね。一番感受性も強い時で。
やっぱり何にも代え難い美しい年代と思います。
こういう雲母片のような繊細な記憶に、たいてい何がしかの音楽が添っているのは
不思議なことでもあり、当然のことのようでもある。
朝っぱらから感動しました。
(で、ALBUM録って。←業務連絡)
by milk_tea (2006-10-28 11:15) 

Refugee

お~ 初恋の甘酸っぱい思い出が出てきましたね。
いいないいな~ 初恋の相手とデートした経験なんて、うらやましすぎます。
しかも、転校後に胸をしめつける思い出の曲がA Day in the Lifeなんて、かっこよすぎ・・・

私、高校の頃までは、恋の思い出に寄り添ってくる音楽って、みんな今でいうJ-POPですねぇ。
オフコースとかチューリップとか。
大学にはいると、洋楽もありますが。でも、ビートルズは恋の思い出と結びついてないなぁ。

農林娘のお母さんの旧姓が「ホソイ」さんだったら、凄いんだけどな(笑)
by Refugee (2006-10-28 12:23) 

parlophone

>うわ~いい話ですねぇ
>朝っぱらから感動しました
>(で、ALBUM録って。←業務連絡)

って、おい、けっきょくそれかよ!(笑。
もう、大笑いさせていただきました~^^

じつはmilkちゃんとMASAさんのやりとりも拝見しておりました。
ぼくもアナログ盤をCDに落とすソフトは持ってる(スクラッチ・ノイズなんかも上手に除去する)んですが、なにしろそれが入っているパソコンが6年前のノートなんで、OSもMeなんですよ。
とてもうまくCD-Rが焼けるとは思えません。

いちおう試してはみますが、うまくいかなかったときは了承してくださいね…。

ちなみに『ALBUM』、盤質はあまりよくありませんでした…。
by parlophone (2006-10-28 13:00) 

parlophone

>転校後に胸をしめつける思い出の曲がA Day in the Lifeなんて、かっこよすぎ…

お~、言われてみればたしかに「かっこよすぎ」かも^^;

>高校の頃までは、恋の思い出に寄り添ってくる音楽って、みんな今でいうJ-POP

たしかにそうかもしれませんね。
ぼくらのころのほうが洋楽を聴く人口は多かったような気がします。
中学のころセルジオ・メンデスとブラジル'66のアルバム持ってる友人とか、ぼくもスコット・エンゲル(ウォーカー・ブラザーズのスコット)のソロ・アルバムなんて持ってましたからね~。

>農林娘のお母さんの旧姓が「ホソイ」さんだったら、凄いんだけどな(笑)

ぎゅわわ~~^^
それは100%ないと思います。
農林娘の顔はホソイさんとは1ミクロンも似てませんから(爆。
by parlophone (2006-10-28 13:08) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。