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マイルズの紙ジャケ―第2弾! [モダン・ジャズ・ジャイアンツ]

またまたこの日が来てしまった!
前回が9月27日、今回が10月18日だから3週間しかインターヴァルがない。
ちょっとつらいよねえ…!

さて仕事帰りに街の中心にあるタワレコではなく、郊外のタワレコに寄ったのが大失敗だった。
明日発売のものはすべて1タイトルずつしか仕入れなかったようで、手に入ったのはこの5タイトルだけ…。

  

『フォア・アンド・モア』と『ビッチズ・ブルー』があったのはうれしいが、『マイルズ・スマイルズ』はすでになくなっていた。
念のため店員に尋ねると「お取り寄せになります」^^;

それにしても不思議な残りかただなあ。
だいたい『ソーサラー』を買って『ネフェルティティ』を残すか?
ま、人それぞれだからいいけど(笑。

音のほうはざっと聴いただけだけれど、まずこれで不満はないだろう。
『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』を97年の第1回と今回の2004年DSDリマスタリングのものと比べてみると、全体的な音の傾向はほぼ同じだが、音像がコンパクトになっていたのと、細かな音が聞こえるようになったように感じられた。

紙ジャケのスリーヴを97年の『マイ・ファニー~』(第1回・通称赤帯)と2000年の『フォア・アンド・モア』(第2回・通称黒帯)で比べてみよう。

  

まず『マイ・ファニー~』は97年盤がモノラルのスリーヴだったのが、ステレオに変わっている。
さらに写真がずいぶんきれいになった。
レーベルは97年盤は黒いマイルズ。
今回は2Eyesのオレンジ・レーベルをイメージしたレーベルで、プレーンなホワイト・インナーが復刻されてついている。

『フォア・アンド・モア』は第2回の紙ジャケのせいか、2000年盤もステレオ仕様だ。
こちらも写真はかなり鮮明になっている。

  

レーベルは00年盤が赤いマイルズで、今回はやはり2Eyes
ただしインナーは広告の入った、いわゆるアド・インナーになっている。
アンディ・ウィリアムズやレイ・コニフ・シンガーズに混じって、アル・クーパー、マイク・ブルームフィールド、スティーヴン・スティルスの『スーパー・セッション』やスモール・フェイセズの『オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク』のジャケ写が載っているのが興味深い。

バック・スリーヴも細かいところだがオリジナルに近づいているのがわかる。

  

ところで『マイ・ファニー~』の赤帯を見ていたらおもしろい間違いに気がついた。
パーソネルがマイルズ(tp)、ハンコック(p)、ロン(b)、トニー(ds)にテナー・サックス、ジョン・コルトレーンとなっている。

  

う~ん、一度この組み合わせで聴いてみたかった(笑。


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コメント 6

lonehawk

遼さん、こんばんは。
ワタシも本日マイルス紙ジャケ第二弾を買ってきました。
とりあえず通販で注文していなかった『マイルス・スマイルズ』1枚のみを購入してきましたが、もう一枚狙っていた『マイルス・イン・トーキョー』が1ヶ月発売延期になったのがチョット残念・・・。

それにしても、不思議な残りかたですね。
もしかすると『ソーサラー』を買った人は、きっと「ナッシング・ライク・ユー」がもの凄く好きなんじゃあないですか(笑)。
by lonehawk (2006-10-18 00:19) 

parlophone

lonehawkさん、さっそくお越しいただきありがとうございます。

>『マイルス・イン・トーキョー』が1ヶ月発売延期になった

これってどんな問題があったんでしょうね。
ぼくは見てないんですが、ルーディーさんは店頭に並んでいたとおっしゃってましたから、出荷後に何かクレームがついた?
まさかワン・デイ・プレッシングでプレミアがつくことはないでしょうけれど(笑。
ぼく、じつは「サム・リヴァース」という名前に恐れをなして『イン・トーキョー』聴いたことないんです(爆。
いいですか?

>『ソーサラー』を買った人は、きっと「ナッシング・ライク・ユー」が
>もの凄く好きなんじゃあないですか(笑)

なるほど~。
それならわかるかな~^^
by parlophone (2006-10-18 00:35) 

lonehawk

『マイルス・イン・トーキョー』延期の件は、ショップで散々さがしたあげくに発見できずに帰宅してメールチェックをしていたら、ユニオンのメルマガに延期の記述があってはじめて知りました。
その後ソニーの特設サイトを除いたら延期となっていたので、一体何があったのか・・・。
でも、ちょうどワタシがショップに寄った際に、店員が陳列してあったマイルスの紙ジャケから何かを持っていったのを見たので、それが『マイルス・イン・トーキョー』だったのかもしれません。
ハッキリとは見れませんでしたが、黒い裏ジャケだけは確認できましたので。

ところで、実は今回のラインナップでは『マイルス・イン・トーキョー』だけを聴いたことがなかったんですよ。
だから再紙ジャケ化をいい機会にと、聴いてみようと思っていたんですが・・・。
どうやらサム・リヴァースのおかげで色んなことが起きているというので、逆にそれがどんな感じか楽しみだったので。
by lonehawk (2006-10-18 00:52) 

parlophone

>ソニーの特設サイトを除いたら延期となっていたので、一体何があったのか・・・

紙ジャケ探検隊の掲示板を見ると、
・ブックレットの糊付に問題があった
・ジャケットの紙質がオリジナルと違う
・CDレーベル面の印刷がずれている

などの書き込みがありましたが、どうなんでしょうね。

いずれにしても発売日を遅らせて回収というのはSony Musicの良心の表れでしょうね。

>どうやらサム・リヴァースのおかげで色んなことが起きている

う~ん、聴きたいような聴きたくないような…(笑。
by parlophone (2006-10-18 12:25) 

PekaPeka

はじめまして
古い記事へのコメントですいません。

その5枚が残っていた理由ですが、私の経験から言うと、まだコンプリートにマイルスのCDを持っていない人が、まだ持っていないタイトルを買っていったんですよ。
私自身、カインドオブブルー以降はほぼ一通り持っており、97年の紙ジャケも数枚持っていますが、紙ジャケは多少マイナーなタイトルばかりです。
なかなか手のでなかったものを紙ジャケをキッカケに買いそろえたという感じでした。
by PekaPeka (2007-08-09 17:38) 

parlophone

PekaPekaさん、はじめまして。
そして、nice&commentありがとうございます。
管理人の遼と申します。
今後ともよろしくお願いいたします。

>まだコンプリートにマイルスのCDを持っていない人が、
>まだ持っていないタイトルを買っていったんですよ

まあ、ふつうそうでしょうね~。
ぼくみたいに外側だけのために何回も買い換えるやつなんて
そんなにはいないでしょうから(笑。

>私自身、カインドオブブルー以降はほぼ一通り持っており

おお、すごい!
ぼくは『ビッチズ・ブルー』までで、それ以降は1枚ももってません。
ぼくにとってのマイルズは60年代で終わりです^^
by parlophone (2007-08-09 22:07) 

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