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9月27日の紙ジャケなど― その4 バークレイ・ジェイムズ・ハーヴェスト 『妖精王』 [紙ジャケ]

長かった~~~。
このアルバムを最初にぼくに薦めてくれたのは誰だっただろう。
あまりにも長く待ちすぎて、それすらも忘れてしまった…^^;

   

この作品が紙ジャケとしてリリースされたのが今年の4月26日。
だからまだ半年も経っていないわけだ。
おそらく出て1か月ぐらいのときに誰かがブログで薦めてくれて、買ってみようと思ったのにぼくの周りではどこも売っていない状態になっていたのだった。
首都圏に住む方たちからは「○○にはまだあったよ」「××でフツーに売ってるよ」と報告されるのに、福岡近辺ではどこにもない。
焦るころにはオンライン・ショップでも完全に品切れになっていて、諦めかけていたところに「再発」のニュースが飛び込んできた!

それにしても半年も経たぬのに再発というのもスゴイ!

さて、ぼくはこのバンドのことをまったく知らないのだが、1967年に結成された彼らにとって『妖精王』は1976年10月にリリースされた8枚めのアルバムらしい。
オリジナル・タイトルは『OCTOBERON』といい、8枚めという意味とリリースが10月というのにかけて、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』に登場する妖精の王オベロンをもじったものだそうだ。

オリジナル・アルバムに収められた7曲は短いものでも約4分半、7分を超えるものが3曲といった感じで長尺ものが多い。
楽曲はどれもクオリティが高くてリリカルだし、単純なメロディのものでもアレンジに変化をつけたり、曲想の異なるものをつなげて組曲風にして劇的なニュアンスをもたせたり、そういう意味ではプログレ的なアプローチが見られる。
そういう複雑な構成と美しいコーラス・ワーク、そこにオーケストレイションが絡むといった感じで、ほんとうに見事な作品だ。

とりあえず『宇宙の子ども』と『神話の中の亡霊』、『ゴーン・トゥ・アース』も購入決定!
薦めてくれたみなさん、ほんとうに素晴らしい作品を教えてくれてありがとう^^

でもお金が…(汗

  

紙ジャケはコーティングのないE式のスリーヴで、妖精の羽根や衣服の輪郭にあたる部分は細かなエンボス加工が施されている。
Refugeeさんに教えていただくまで気がつきませんでした…(汗)。ありがとうございます!)
さらにインナー・バッグを復刻したものがついている。
レーベルはオリジナルのカスタム・レーベルだろうか?
ご存知の方は情報をお願いいたします^^


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コメント 4

Refugee

遼さん こんばんは~

妖精王、買われましたか。良いでしょ?
BJHの中では、一番アレンジが大袈裟なアルバムな感じですが、ちょっと切なくなるような良い曲揃いですよね~

> とりあえず『宇宙の子ども』と『神話の中の亡霊』、『ゴーン・トゥ・アース』も購入決定!

このあたりは、是非。
とくに「神話の中の亡霊」は、Beatlesへの愛に満ちたTitlesは必聴ですから~

ちなみに、そのレーベルはカスタムというか、「神話の中の亡霊」以降「XII」まで(だと思う)のBJHのアルバムに使われたレーベルです。
紙ジャケは持ってないのでわからないのですが、表ジャケの妖精王のエンボスはちゃんと再現されてるんでしょうか?
by Refugee (2006-10-04 01:13) 

白熊店長

♪ (遼)さん、Refugeeさん、こんにちは。
おおっ!遂にB.J.H / Octoberonを入手しましたか。
Refugeeさんの言うとおりに大げさなアレンジだとは思いますが、この季節に聴くには好いかもしれませんね。
う~ん、心の奥まで染みてくるなあ。(笑)
>表ジャケの妖精王のエンボスはちゃんと再現されてるんでしょうか?

 Refugeeさん、ご心配なく。ちゃんと再現されてますよ。って、余計なお節介をしてしまいました。
すいません、(遼)さん。元B.J.HのFCのスタッフとしては嬉しかったものですから。 (爆)
 ただ、ひとつ不満があるとすれば、Uk盤CDに封入されていたブックレットがポスター形式に変更されていたことですかね。
それ以外はGood Job!!です。
ついでにHarvest時代の名作も復刻して欲しいですが、某T芝なので無理か。トホホホ・・・・・・
 尚、当時発売された国内盤はエンボス加工なしでしたが、インナーに写っている妖精ペンダントのプレゼントがありました。
『妖精王』は割と売れたようで、次作『ゴーン・トゥ・アース』はオリジナルどおりにダイカット・スリーヴ仕様で発売されました。 (^◇^)ノツ
現在、Ukでは”Live Tapes”を含む残りの作品もリマスター、ということなので紙ジャケでの発売も近い?かも。
by 白熊店長 (2006-10-04 09:32) 

parlophone

Refugeeさん、どうもです。

>BJHの中では、一番アレンジが大袈裟なアルバム

そうなんですね?
でもすごく気に入りました~^^

>Beatlesへの愛に満ちたTitlesは必聴ですから

はい、未聴ですがそういう情報だけはがっちりチェックしてます(笑。

>表ジャケの妖精王のエンボス

あ゛~!!
言われて初めて気がつきました^^;
ほんとだ~。

紙ジャケもきちんと再現してるみたいですね。
最近の紙ジャケはやはり各社ともどんどんグレードが上がってますから、はずせなかったのかもしれませんね。
これもきっと某S社の奮闘のせいでしょうね!
by parlophone (2006-10-04 19:30) 

parlophone

白熊店長さん、こんばんは~。

思い出しました!
BJHという名前はその前に教わっていたのですが、『妖精王』がすばらしいアルバムだというのは店長のブログを読んで知ったのでしたね!
このたびはどうもお世話になりました。
おかげでいいアルバムと巡り合うことができて幸せです^^

>ひとつ不満があるとすれば、Uk盤CDに封入されていたブックレットが
>ポスター形式に変更されていたことですかね。

おお、あれはUK盤ではブックレットだったんですか。
やっぱり折りたたみの解説書の裏とはありがたみが違いますね。
それは残念だなあ~。
by parlophone (2006-10-04 19:58) 

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