ゴールドブライヤーズ 『ストレイト・アヘッド』 [紙ジャケ]
カート・ベッチャーがかかわったミレニウムとサジタリアスの紙ジャケを買ったときから気になっていたゴールドブライヤーズの『ストレイト・アヘッド』を買ってみた。
ゴールドブライヤーズはカートが1963年に結成した男女4人からなるコーラス・グループで、同名タイトルのデビュー・アルバムと『ストレイト・アヘッド』の2枚をエピック・レーベルに残している。
このアルバムは64年リリースで、ミレニウムに先立つこと4年、カート20歳のときの作品ということになるが、冒頭の「Sea of Tears」からいかにもカートらしいメロディと美しいコーラス・ワークが聴かれる。
黒人霊歌やトラディショナル・フォークをアレンジしたものなども含まれ、時代的にいってもミレニウムやサジタリアスほどの革新性はまだ感じられないし、たしかに古めかしい部分もあるのだが、それでもこのアルバムに収められた斬新なコーラス・ワークと曲から匂いたつような香気は際立っているように感じられる。
「No More Bomb」、「Queen of Sheba」、「Zum Gale Gale」といった曲で目立つリズムにたいする探求などもおもしろく感じられた。
これはやっぱりデビュー・アルバムもなくならないうちに買わなくちゃいけないかなあ。
紙ジャケはコーティングのないA式のシングル・スリーヴで、黄色いインナー・バックが復刻されている。
タグ:カート・ベッチャー
遼さん、こんにちは。
これも買ったんですね。
ソニーのソフト・ロック第1期は、もしやすべて買われたのでは?
僕はゴールドブライヤーズまでは手がまわりませんでしたよー。
by 幻燈遮断機 (2006-09-03 15:42)
幻燈さん、どうもです。
>ソニーのソフト・ロック第1期は、もしやすべて買われたのでは?
そうなんですよ^^;
まだレヴューは書いてませんがチャド&ジェレミーも2枚とも買いましたので、
ゴールドブライヤーズの1stを買えば第1期はコンプリートです…
とほほ。
by parlophone (2006-09-03 21:23)
遼さん、幻燈さん、こんばんは。
他人事とは思えませんです。こうして未知の音世界へと誘われて行くのですねぇ。
>ゴールドブライヤーズの1stを買えば第1期はコンプリートです…
是非、レビューしてくださいよ。その暁にはトラックバックさせてください。
それから、今秋彼らの幻の3作目がCD化されますよ、という悪魔の囁きが・・・
by chitlin (2006-09-04 01:44)
>是非、レビューしてくださいよ。その暁にはトラックバックさせてください
今あわててチェックしてきましたが、chitlinさんは1stをブログで紹介されていたんですね~。
2ndよりももっとフォーキーな感じで、なかなか味わい深そうですね。
やっぱり買ってみようかなあ…^^;
>今秋彼らの幻の3作目がCD化されますよ
ええ゛~~~!?
日本でですか、アメリカでですか?
意外に人気があるんでしょうかねえ。
1stや2ndは世界初CD化だったというのに~
by parlophone (2006-09-04 02:08)
思わせぶりな物言いをしてしまって、すみませんでした。
もう、お調べになってご存知かも知れませんが、録音中に解散してしまったためにお蔵入りとなっていた3枚目のアルバムは、件のシリーズの第3弾の中での初回限定紙ジャケット・世界初CD化ですね!
いやはや、エラい時代になってしまいましたね。
by chitlin (2006-09-04 20:47)
>お蔵入りとなっていた3枚目のアルバムは、件のシリーズの第3弾の中での
>初回限定紙ジャケット・世界初CD化ですね!
なるほど~、そういうことだったんですね!
貴重な情報ありがとうございました。
9月~10月はまたまた大量の紙ジャケリリースで、頭の痛いところです。
どこまで手が回るかなあ…。
ところで chitlinさんは幻の3作目、購入予定は??
by parlophone (2006-09-04 23:16)
遼さん、またまた、おじゃまします。
どういたしましてです。
そうです、肝心なことを忘れていましたよ。
通販での予約を済ませていますが、やりくりが大変ですので到着を送らせるようにしました(支払いを延ばすためとも言います)。
>9月~10月はまたまた大量の紙ジャケリリースで、頭の痛いところです
もはや、溜め息しかでませんよ〜。先ほどRamonesの紙ジャケット化を知りまして、イヤな汗が・・・!
by chitlin (2006-09-05 01:12)
chitlinさん、ありがとうございます。
そうですか、やっぱり予約なさったんですね!
うむむ…、迷うなあ…(笑。
>先ほどRamonesの紙ジャケット化を知りまして、イヤな汗が・・・!
おお、Ramonesも出るんですか!
ぼくはおおかた持っているマイルズの紙ジャケをもう一度買いなおす羽目になるのかな…と冷や汗を流しています^^;
by parlophone (2006-09-05 23:59)
はっ!聞き逃せないことが。
>ぼくはおおかた持っているマイルズの紙ジャケをもう一度買いなおす羽目になるのかな…
実はColumbia時代の紙ジャケットCD発売の時には縁がなくて、1枚も持っていないんですよ。
買い直しなさるということは、音なり紙なりに何か違いがあるからなのでしょうか?
どうか、ご教示していただけると助かります。
by chitlin (2006-09-06 21:49)
>音なり紙なりに何か違いがあるからなのでしょうか
そうなんですよ!
音も紙も新しくなります。
たとえば『ラウンド・アバウト~』、『マイルストーンズ』、『カインド・オヴ・ブルー』、『サムデイ・マイ・プリンス~』、『イン・ベルリン』、『ビッチーズ・ブリュー』…などは最新の2006年DSDマスタリング、
30タイトルすべてが銀蒸着ディスク、レーベルもオリジナルをできるだけ復刻、インナーバッグなどもできるかぎり復刻するそうで、要するにSony Musicの丁寧な復刻がマイルズの紙ジャケでも行われるわけです。
くわしくはここ ↓ をごらんください。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Jazz/Special/milesdavis2006/
by parlophone (2006-09-06 23:27)
遼さん、またまたこんばんは。
ありがとうございました!単純な再発売かと思っていたんですが、とんでもないことになっていますね!
買い直しというのにも納得です。
>『カインド・オヴ・ブルー』
HMVでは早くも現段階で完売の状態ですよ(汗)。不安になってきましたよ。
いずれにしても、要予約ですね!
by chitlin (2006-09-07 23:09)
>>『カインド・オヴ・ブルー』
>HMVでは早くも現段階で完売の状態ですよ(汗)
な、何ですって!!?
ぼくにとっては無人島の1枚なんですよ、『カインド・オヴ・ブルー』って!
え、ビートルズじゃないのかって?
…違います(笑。
ぼくも不安になってきた!
どこか確実に予約できるところに申し込んでおかなきゃ…(汗。
by parlophone (2006-09-08 01:41)