きゃ～～～、ボストンよォ～～（？？ [紙ジャケ]
ボーナス・シーズンをねらった6月から7月にかけての紙ジャケ攻勢は今年もすさまじかった…。
ぼくが買わなかったものを思いつくままにあげてみると、
| ブライアン・オーガー、 「ジャケガイノススメ」シリーズ、 グランド・ファンク・レイルロード、 UFO、 ユーライア・ヒープ、 クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル（再発）、 10cc、 ゴドレイ&クレーム、 |
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| ドゥービー・ブラザーズ、 ロギンズ&メッシーナ、 チープ・トリック、 バート・バカラック、 トッド・ラングレン（再発）、 ユートピア、 KISS（再発）、 etc… |
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何枚か、手にとって逡巡したものはある。
けれど、どれか1枚買ってしまうとなんか雪崩が起きるように衝動買いしてしまいそうで、怖かったのだ。
ところが先日、CDショップで買う予定もない紙ジャケを眺めていると、いやに懐かしいギターのリフとともに、分厚いコーラスが聞こえてきた…。
♪モザナ・フィーリン （モザナ・フィーリン）
♪ウェナイ・ヒャザ・オーソン～・ゼイ・ユーストゥ・プレイ～
気がつくとボストンの2枚の紙ジャケをレジに運んでいた…。
いったいいつ、ボストンなんて聴いたんだろう？
何度も書いたけれど、70年代半ば以降ぼくはジャズとモーツァルトにどっぷりでロックはほとんど聴いてなかったのだ（あ、ユーミンも聴いてたな…笑）。
まあ、ライナーを読むとデビュー・アルバムは世界で1,700万枚も売れたそうだから、当時は街を歩けばボストンが流れていたんだろうなあ。
それにしても『BOSTON』というアルバム・タイトルが『幻想飛行』になり「More Than A Feeling」が「宇宙の彼方へ」になるっていうのは、どういうセンスなんだ？
今回初めてアルバムを聴いたのだが、この曲は宇宙とはなんの関係もなさそうな、たんなる失恋の歌だし、タイトルの「More Than A Feeling」という歌詞は、まさにぼくがCDショップで体験した、昔のヒット曲を聞いたときに胸に湧き上がってくる抑えられない気持ちを歌ったものだということがわかった。
ボストンというバンドがトム・ショルツというMITかどこか出身のエンジニアのワンマン・バンドで、演奏もほとんどかれが自分の部屋で作り上げたものだということは一般常識としては知っていた。
でもアルバムを見ると、ちゃんとバンドとしてコンサートもやってたみたいで、かれはゴールド・トップのレスポールを弾いてるではないか。
ちょっと当時のライヴを見てみたくなりましたね。
さて今回の紙ジャケはトム自身によるリマスタリングと、その音のよさが話題になっているが、ぼく個人としてはあまり感心なかった。
まず、音のファンダメンタルたるべき低音がしっかりとは刻まれていないし、解像度のよさも「30年前の音源にしては」というエクスキューズが必要な気がする。
（例によって個人的な見解ですから、エラそうな物言いで申し訳ありません）
紙ジャケはコーティングのない厚紙製のA式シングル・スリーヴで、12ページの英文カラー・ブックレットがついている。
レーベルはオレンジ色のEpicレーベル。
2nd アルバム『ドント・ルック・バック』はコーティングのないゲイトフォールド・カヴァーで、同じく12ページのカラー・ブックレットに、こちらはインナー・バッグも復刻されている。
タグ：ボストン
遼 ( parlophone )
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こんばんは～遼さん
実は今私のメインＰＣが壊れていてブログも更新出来ない状態でご無沙汰状態になっております・・・
ところでボストンは私も2枚買いました・・・特に思い入れがあるわけではないのですが何となく懐かしい気がして買いました。
私は当時はビートルズ一筋というかビートルズで精一杯だったころで、このボストンはレコード・レンタル（確かレイコドウったかなぁ・・・）で借りてカセットに録音して聴いていてのを覚えております。
このところ私の学生時代に聞いたアメリカン・ロックの再発が続いておりますね・・・私はこの他に【KISS】も買ってしまいました！懐かしい・・・
ソニーでは次回発売の予定E.L.Oも大好きなので予約入れています・・・今月来月とも懐メロ・・・いや懐ロックでこの暑い夏を乗り越えようかと・・・オーバーかなぁ？思っております。（ちなみにモットも聴きました最高でした・・・お金が！？）
by TETSU+ PC2 (2006-08-02 23:53)
TETSUさん、こんばんは～。
>私のメインＰＣが壊れていてブログも更新出来ない状態
あれま～、そうだったんですか～。
はやく治るといいですね。
>特に思い入れがあるわけではないのですが何となく懐かしい気がして
>ソニーでは次回発売の予定E.L.Oも大好きなので予約入れています
そうですね～。
ぼくもELOはジェフ・リンなので買ってみようかな…と思ってます。
>ちなみにモットも聴きました最高でした
お～、そうでしたか！
やっぱり趣味があいますね！！
by parlophone (2006-08-03 00:46)
遼さん、こんにちは。
BOSTONきましたか〜。
当時からレコードも音とステージでの再現性がよく記事になっていたこと思い出します。そんなこと言って、何にもならないにに・・・て思ってまいしたけど。
しかし、アナログで聴いていた愛聴盤の「再発」は殆どの場合感動薄いです。（私だけ〜？）
新たな発見でもあれば別ですけど。
しかし、偏屈かもしれないですが、どんなに最新技術で音が向上しても、安いコンポで何回もひっくり返しを続けて聴いたレコードのような感動ってありません。（私だけ〜？じゃないと思うけど）気持ちの突っ込み方が違うから仕方ないですけどね。
それより、遼さんトコ始め、いろんな所でレコメンドされてる自分には「未開拓」だった世界の再発には驚きと感動ばっかしてます。なんであの時聴かなかったんだろう〜なんて、いつも思いながら・・・
しかし、オヤジが喜ぶ懐古的再発は大賛成。オヤジも喜ぶし、聴いた事のない世代も体験できるし。市場の原理で仕方ないのかもしれないのですが、再発、廃盤、また再発、またまた廃盤の繰り返しは辛いですけどね。
ジョージ・ハリスンが亡くなった頃、様々な雑誌等でワーナー時代のものやウィルバリーズのCD紹介してたけど、全て廃盤じゃ、このタイミングで聴きたい人はどうすりゃいいの？って随分怒りましたけどね。マスターピースであるべきものが、いつでも買える状態じゃないことって歯がゆいですからね。
E.L.Oかぁ・・・全部買うしかないですね〜。JEFF LYNNE馬鹿としては・・・
全然BOSTONじゃなくてすみませんでした〜
by hamakaze_ataru (2006-08-03 09:22)
大安さん、どうもです。
>当時からレコードも音とステージでの再現性がよく記事になっていた
そうでしょうね～。
今でいうDTMの走りみたいなもんですから、いろいろ言う人はいたでしょうね。
話はちょっとずれるんですけど、あのギターの音、レスポールには聞こえないなあ。
大安さん、どうですか？
ステージだけレスポール使ったんでしょうかねえ。
>アナログで聴いていた愛聴盤の「再発」は殆どの場合感動薄いです
うんうん、これはもう、ほとんどのばあいそうですね。
CDの時代になってJAZZのカタログが一斉にCD化されたときは、未発表録音なんかがぞくぞくと出てきて、それはそれで興奮しましたが、思春期から社会人になる前後ぐらいの時期に聴いていたロックのアルバムなんかは、CDで聴いても、なんかのめり込めない部分がありますよね(笑。
>マスターピースであるべきものが、いつでも買える状態じゃないことって歯がゆいです
ほんとですね。
音楽は文化なんだから、市場原理だけで動いていくのってなんか淋しいですよね…。
>E.L.Oかぁ・・・全部買うしかないですね?。JEFF LYNNE馬鹿としては・・・
おお、そうでしたね！
感動薄いなんていいながら結局全買い＾＾
by parlophone (2006-08-03 10:43)
遼さん、こんばんは。
本当にここ数ヶ月の紙ジャケ攻勢は凄まじかったですね。
さすがにどれもこれも大人買いというわけにはいきません・・・、と言う割りにそれなりに買ってますが（笑）。
８月から９月にかけてもルー・リードやジミ・ヘンドリクスなど、全部持っているのに購入予定に入れている（苦笑）のもあったりしますし、ＥＬＯは聴いていない作品もあるのでこの機会に・・・なんて考えています。
ところで、遼さんの記事がＴＢされていないようなので気になっていたら、こちらからも何度試してもＴＢ出来ませんでした。
エキサイトとSo-netの相性が良くないのですかね。
後ほどまたトライしてみます。
by lonehawk (2006-08-03 22:29)
遼さん、お疲れ様です。
>話はちょっとずれるんですけど、あのギターの音、レスポールには聞こえないなあ。
ステージだけレスポール使ったんでしょうかねえ。
手元に昭和45年の「Player」別冊があった（笑）ので見ていたら、レスポールのことしか出てこないんですよ〜。56年のゴールドトップからP-90はずして、フロント、リア共にディマジオに交換。あとペグ換えただけってなっているんですけど・・・
♪モザナ・フィーリン （モザナ・フィーリン）前のギターの音レスポールっぽくないですよね。
とにかく重ねまくってるし、トム・ショルツ自体、様々なアタッチメントを自作して会社起こしたりもしてるから何やってるか解りませんね。やっぱライブは苦手だったようですね。再現不能のためだそうです。
ディマジオに交換してないP-90のままのレスポールもあって、これがテイルピース下に怪しい箱が付いています（笑）http://www.boston.org/tom.html
by hamakaze_ataru (2006-08-03 23:25)
lonehawkさん、どうもです。
6～7月の紙ジャケ、半端じゃありませんでしたね～。
全部買った人もいるんでしょうね ＾＾;
>８月から９月にかけてもルー・リードやジミ・ヘンドリクスなど
ぼくは前回のジミの出来に？？だったので『エレクトリック・レディ・ランド』しか買いませんでしたが、今度の紙ジャケの完成度しだいでは全部買ってしまいそうです。
あと、みなさんから推薦してもらったバークレイ・ジェイムズ・ハーヴェストの『妖精王』と、FREEで1枚だけ買い逃していた2nd『FREE』は、なんとしても買わなくちゃいけないと思ってます。
こうなると1年中買わなくちゃいけない紙ジャケが出っ放しです…。
ところでトラバ、確認できてませんでした。
今改めてトラバしました。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします＾＾
by parlophone (2006-08-04 00:40)
>56年のゴールドトップからP-90はずして、フロント、リア共にディマジオに交換
なるほど～。
とても興味深い記事ですね！
P-90はシングルに似合わぬ太い音がすると思うんですが（マウンテンのレスリー・ウエストのレスポール・ジュニアはとてもシングルとは思えませんよね？）、
ディマジオのリプレイスメントがシングルだったら、あの音になるかもしれませんね？
大安さんが教えてくださったサイトのレスポールもヘンテコですね！！
う～～ん、奥が深いなあ！
by parlophone (2006-08-04 00:53)
ようやくＴＢ出来ましたので、宜しくお願いします。
ところで、色々なところでバークレイ・ジェイムズ・ハーヴェストの『妖精王』の話題が出ていたので、先日立ち寄ったショップで見かけた時に思わずワタシも購入しちゃいました。
まだ聴けていないのですが、過去に一枚だけ聴いた彼らの作品もかなり良かったので、今からどんな作品なのか楽しみにしています。
by lonehawk (2006-08-04 01:30)
ボストン、実は私もモットの二枚とともに購入しておりました。まあ二枚でコンプリート（笑）なら・・・というのがおもわず買ってしまう理由ですかね。まあ駆け出しのバンド小僧だった頃ほとんどの曲をコピーした（させられた）という弱みもあるんですが（今でも叩ける・・・と思う）とどめはトム・シュルツ・リマスターとの謳い文句。もともとのアナログがコンプレッサーがかかったような、ＦＥＮみたいな独特な「箱庭」サウンドですから、まあ、こんなもんかもしれません。逆に妙にレンジの広いすっきりサウンドだったら違和感ありありでしょうね。
LIVEは体験していませんが、確か初来日時、雑誌PLAYERに巨大なパイプオルガン・・・の張りぼてを弾くトムさん、というちょっと恥ずかしいグラビアが掲載されていたのが忘れられません。
by nowatts (2006-08-04 10:11)
えぇ～FREEって再発があるんですかぁ・・・知らなかった！？
by TETSU+ PC2 (2006-08-04 14:04)
lonehawkさん、トラバありがとうございました。
ご迷惑をおかけしました。
>『妖精王』…先日立ち寄ったショップで見かけた時に
>思わずワタシも購入しちゃいました
ああ、いいなあ～＾＾
ぼくは話題だけで実物は一度も見たことがありません。
9月に再発されるからいいようなものの、そうじゃなければ
グレてしまうところでした(笑。
by parlophone (2006-08-04 23:41)
nowattsさん、どうもです。
>もともとのアナログがコンプレッサーがかかったような…「箱庭」サウンド
あ、なるほどねえ～。
これは言い得て妙ですねえ。
>巨大なパイプオルガン･･･の張りぼてを弾くトムさん、というちょっと恥ずかしいグラビア
わあ、これは確かに恥ずかしい…(笑。
それにしても大安さんといい、nowattsさんといい、ずいぶん昔から『PLAYER』を購読されてるんですね～。
おそれいりましたm(_ _)m
by parlophone (2006-08-04 23:45)
>えぇ～FREEって再発があるんですかぁ・・・
はい、こちらでどうぞ。↓
http://www.hmv.co.jp/fl/index.asp?page=5&fcategory=4&fgenre=5&fstyle=1
ただし『Tons Of Sobs』のジャケ写が間違ってますね＾＾;
by parlophone (2006-08-04 23:49)
♪ (遼)さん、みなさん、今晩は～。
Boston他で盛り上がってるところを恐縮です。
9/2７にGeorgeの”Living In The Material World”(ボートラ2曲)が初回限定でミニDVD付き仕様盤が発売されるそうです。
通常盤は￥2,500ですが、こちらは価格未定。
何気なくチェックしていた東芝のサイトにて発表されていましたので一報です。(笑)
ちなみにBostonは買わずに、というか買えませんのでEU盤で我慢します。(Ｔ◇Ｔ)
by 白熊店長 (2006-08-06 00:10)
店長さん、どうもです！
>9/2７にGeorgeの”Living In The Material World”(ボートラ2曲)が初回限定で
>ミニDVD付き仕様盤が発売されるそうです。
おお～、ありがとうございます。
どんなアルバムかよく知らないんですが＾＾;きっといいんでしょうね(笑。
店長さんオススメのポイントみたいなところがありますか？
by parlophone (2006-08-06 01:58)
♪ (遼)さん、どうもです。
＞どんなアルバムかよく知らないんですが＾＾;きっといいんでしょうね(笑。
すいません、僕の書き方が悪かったようですね。
Ｇｅｏｒｇｅといえばジョージ・ハリスンを頭に浮かべると思っていたものですから。(滝汗)
僕が出しゃばるまでもないでしょうから、下記のＵＲＬにて確認を。(爆)
http://www.toshiba-emi.co.jp/beatles/special/george.htm
by 白熊店長 (2006-08-06 19:28)
店長さん、こちらこそ申し訳ありません。
書き方が悪かったわけではないのです。
ジョージのアルバムというのはわかったのですが、そのアルバムをよく知らないのです…＾＾;
ソロには（ジョージだけでなくジョンやリンゴも含めて）あんまり興味がないもので…。
by parlophone (2006-08-07 00:49)