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コピーCD をじっくりと聴いてみた [にぎやかな夜、その他の夜]

いまさらコピーCD の音質でもねえだろッ


ていわれればそれまでなんですけど…(笑。


あれだけ喧しかった音楽CD のコピー問題とそこから派生したCCCDiPod iTunes の隆盛によってウソのように鳴りを潜めてしまった。
いまや音楽文化はデジタル配信ぬきには語れなくなってしまって、音楽CD のコピーなんてものもずいぶん時代遅れの行為になってしまったような気がする。

ところがクルマのなかで聴くだけだったコピーCD が、ユニヴァーサル・プレイヤーS-2700を購入してからはオーディオ・ルームでも聴けるようになって、ぼくはちょっとばかり得したような気分になっている。
もう10年以上も前にコピーしたCD-R を引っ張り出してみると、バラードのコンピとかケニー・バレルとか、バッハのヴァイオリン・コンチェルトまで出てきたのだ。

   CD-R01.jpg

そこで今回は最新録音盤であるリンゴのCD をパソコンでコピーして、オリジナルとコピーをじっくりと聴き比べてみた。

結果は…。

   CD-R02.jpg



ぜんぜんダメでした(←やっぱり、いまさら…笑)。

音が出てきた瞬間にはっきりわかる。
コピーCD は、生理的にいやな感じの音だ。
注意して聴いてみるとまず歪が多い。
帯域も狭くてドンシャリで耳障りに感じられる。
奥行きの描写も不得手でべったりとした音。
ヴォリュームを上げるとうるさくなる。

クルマのなかでは気づかなかったが、オーディオ・ルームで聴くと差は歴然だなあ。

念のためにべつのCD-RW ドライヴで別のライティング・ソフトを使ってコピーしてみたがそれほど顕著な差はでなかった。
ただ多少の優劣はソフトによってありそうだ。

   CD-R03.jpg
   (ジャケットだけでなくレーベルもコピーして雰囲気だけは出してみたんだけど…笑)

これはやはりレンタル・ショップで借りたCD をコピーして音楽を聴いたつもりになっていると、とんでもない勘違いをしそうだ。

ところで、CD-R が旧式のCD プレイヤー(あるいは現在も一部の高級プレイヤー)で読めないのは光の反射率が低いからだが、これを逆に考えると、素材の透明率と信号特性(とくに複屈折)にすぐれたSHM-CD が音がよいというのはたしかなことのようにも思える(笑。
ということで、次回はSHM-CD のサンプラーを使って通常のCD と聴き比べてみる。


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コメント 2

MASA

私もよく友人に頼まれてCDをコピーしてやったり、自分用にベスト盤を編集して作ったりします。
私のはTEACのCD-Rレコーダーで、アンプに繋いでテープ・デッキに録音するような感じで作れるものですが、これだと音質はオリジナルとほとんど区別がつかないですよ。
アナログが簡単にCD化出来るのもラクチンです^^。

私も今日SHM-CDのサンプラー買って来ました。
もうじき記事にするので、アップしたらトラバさせて下さい〜。


by MASA (2008-05-27 23:27) 

parlophone

MASAさん、こんばんはー。

>私のはTEACのCD-Rレコーダーで

おお、CD-Rレコーダが発売されたころ、行きつけのオーディオ・ショップで薦められたものの、けっきょく買わなかったんですよ。

>これだと音質はオリジナルとほとんど区別がつかないですよ

そうでしたか!
あのとき買ってればよかったなあ…(笑。

>もうじき記事にするので、アップしたらトラバさせて下さい〜

楽しみにしてま~す。
こちらからもトラバさせてくださいね。
by parlophone (2008-05-28 00:51) 

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