ハミングバード 『ダイアモンドの夜』――倉敷の収穫その3

倉敷で見つけた最後のアルバムは、ハミングバードの3rd アルバム。

　　　

ハミングバードって去年の9月に再発されたばっかりじゃん！　っとお思いでしょ？

そうなんです。
そうなんだけど、…そのときは1st と2nd しか買わなかったのだ。
そしたら白熊音盤店の店長さんから

2枚を入手して1枚をオミットしたのでしょうか？単純な疑問なので他意はありません。(←実は悪魔の囁き)

というコメントを戴いたのだった。

でも次々にリリースされる紙ジャケを追いかけているうちに、気がつくとすでに廃盤。
あ～あ、と思っていたのだった。
倉敷のタワレコばんさい！である(笑。

9月に購入したときはホーンやストリングスが入ってるという理由でパスしたのだが…

 

結果的にはこれが大失敗＾＾

 

聴いてみたらこれがいちばんぼくの好みにあっていたのだ！！

1st『ハミングバード』(1975)と2nd『密会』(1976)は、どうしても元第2期ジェフ・ベック・グループの、というエクスキューズつきで聴いてしまっていたのだが、この3rd アルバム『ダイアモンドの夜』(1977)は、いい意味でそういう過去から吹っ切れている。

跳ねるグルーヴをホーンがさらにソウルフルに彩り、ストリングスがバラードをより鮮やかに縁取る。

ギターはこれまでのバーニー・ホランドに代わってロバート・アーワイが加わっているが、M-1「レッド・ブーツ」やM-7「Madatcha」で聞かれるボブ・テンチのギターがまたいいのだ。

　　　

紙ジャケは例によってコーティングのないE 式のシングル・スリーヴだが、光沢があって品質が高い。

レーベルはA&M 、インナーは付属していない。

　　　

いや～、店長さま、ありがとうございました。
店長さまの「囁き」がなければ完全に聴き逃しておりました＾＾

タグ：ハミングバード

コメント 4

遼さんこんばんは。
ハミングバード『ダイアモンドの夜』えぇ遼さんもっていませんでしたけぇ・・・
何か意外な感じがします・・・それにしてもラッキーでしたね！『ダイアモンドの夜』は今はプレミア価格へと変化しています。。。（←でもヘンな感じですねごく最近発売されたモノが定価の倍あるいはそれ以上になるなんてホント！変ですよね）私もこのアルバムは大好きです。遼さんの好みとよく合いますね。というよりも私の場合はハミングバード自体が好きですので・・・「レッド・ブーツ」なんてジェフ・ベックのより好きかも？です。これがお好みでしたら機会があったらぜひ！【GASS】も聴いて見て下さい。きっと気に入ると思うのですが・・・
by tetsupc2 (2008-01-12 23:50) 

tetsupc2さん、nice!&comment&trackback ありがとうございました＾＾

>それにしてもラッキーでしたね！
>『ダイアモンドの夜』は今はプレミア価格へと変化しています。。

ですよね～。
昨年5月にリリースされたときはその姿さえ見ないうちに消えてましたが、9月の再発もすぐに廃盤ですからね。

>「レッド・ブーツ」なんてジェフ・ベックのより好きかも？

お!　そうなんですか！
いちどきちんと聴き比べて見ましょう♪
まあインストゥルメンタルとヴォーカルですから好みの問題でしょうけど＾＾

>【GASS】も聴いて見て下さい。きっと気に入ると思うのですが・・・

おっしゃってましたね～。
探してみます＾＾
ありがとうございました！
by parlophone (2008-01-13 01:25) 

はじめまして　こんばんわ。
探しものを見つけたときの感動は”病みつき”になりますよね！？＾＾
それがまた自身の興味にあったときの音源だったら･･･もう感涙ですよね～♪
ハミングバード自体ボクは今回の紙ジャケで知ったのですが、まさに”跳ねるグルーヴをホーンがさらにソウルフルに彩り～”はボクも同じく想いまして、こういうフュージョン的な音がボクもすきなので、とても嬉しかったです！＾＾

いきなり失礼致しました＾＾；
by sihuku (2008-01-27 23:25) 

sihukuさん初めまして。
ようこそいらっしゃいました。
管理人の遼と申します。
よろしくお願いいたします。

>探しものを見つけたときの感動は”病みつき”になりますよね！？＾＾

いや、ほんと、これだけは体験したものじゃなきゃわかんないでしょうね。

>まさに”跳ねるグルーヴをホーンがさらにソウルフルに彩り～”

お褒めいただきありがとうございます。
ほんとにいいアルバムでしたね～。

今後ともよろしくお願いいたします。
by parlophone (2008-01-28 00:00)