ニルソンのアルバム――その2 『プッシー・キャッツ』など [紙ジャケ]
9月26日にニルソンのRCA 時代のアルバム第2弾がリリースされた。
先日の記事では『空中バレー』しか紹介しなかったので、前回の分と併せて3タイトルをご紹介しよう。
まずRCA 3作めで、名実ともに彼の代表作といわれている『HARRY (邦題 ハリー・ニルソンの肖像)』。
抒情的でチャーミングなオリジナル作品のなかに「マザー・ネイチャーズ・サン」や「ミスター・ボージャングルズ」などの魅力的なカヴァーが入って完璧な作品だ。
紙ジャケはコーティングのない厚紙のA式ゲイト・フォールド・スリーヴ。
付属品は一切ないし、レーベルもオリジナルの復刻ではない。
全米 №1 に輝いた「ウィズアウト・ユー」を含む『ニルソン・シュミルソン』は5th アルバムで、かなりロック寄りのアルバム。
紙ジャケはやはりコーティングのない厚紙のシングル・スリーヴで、レーベルは黒のバックに黄色のロゴで、なんだかイエロー&ブラック・パーロフォンみたいだ(笑。
ジャケット写真と同じポスターのミニチュアがついている。
9月リリースの7作品のなかからは、ビートルズ・ファン、とくにジョン・ファンにはおなじみの9th アルバム『プッシー・キャッツ』。
ジョンがヨーコと別居して飲んだくれていた、いわゆる「失われた週末」の期間につくられた奔放な作品で、ニルソンの歌唱法も今までとはうって変わってジョンそっくり。
「ロック・アラウンド・ザ・クロック」やディランの「サブタレニアン・ホームシック・ブルーズ」などのカヴァーもかっこいい。
紙ジャケはコーティングのないE式のゲイト・フォールド・スリーヴ。
デレク・テイラーのライナーと歌詞のほかにジョンやリンゴ、キース・ムーンなどレコーディングに参加したミュージシャンたちのスナップも満載で、ノった勢いで作られた楽しい作品であることが伝わってくる。
内側から取り出す形式ではないがなかなか凝った作りを再現しているようだ。
音もおなじみのK2 24bit デジタル・リマスタリングで、なかなかいい。
遼さんこんばんは!
私は今回分は【Pussy Cats】のみGETしました。キャロル・キングも3枚一緒でしたので予算の関係ですがニルソンは私これしか知らないので・・・
早速、英国オリジと聴きくらべしてみました。私はビクターのK2は好きな音ですので満足いくものでしたがアナログを再度聴いてビックリ!!いいんですねぇ~これがアナログ盤の方が一歩上のように思えました。
これから年末にかけて大物アーティストのリリースが控えていますので大変な事になりそうですね・・・まずはジョン、ZEPPですね。。。
トラバしましたので宜しくお願い致します~ぅ♪
by tetsupc2 (2007-09-30 17:53)
tetsuさん、どうもです。
ビートルズ・ファン、ジョン・ファンにはニルソンといえばまずこれですね!
ドンチャン騒ぎのなかで楽しんで創っているのがわかって、聴いていても楽しい気持ちにさせますね。
こちらこそトラバよろしくです^^
by parlophone (2007-09-30 22:02)
ビートルズ・ファンなら1stのビートルズ・ナンバーの人力サンプリング? も聴かなきゃ。遼さん!
その曲を聴いたレノンがニルソンに直接電話して、褒めちぎったってのは有名な話。
お久しぶりです。
次はいつになるやら、幻燈遮断機さんでした。
by げんとうしゃだんき (2007-10-01 21:29)
お~、幻ちゃん、久しぶり!
お元気でしたか?
奥様もお元気~?^^
>その曲を聴いたレノンがニルソンに直接電話して、褒めちぎったってのは有名な話
うんうん、有名ですね~。
でもとりあえず今回は予算の関係でパスです^^
そのうち少しフトコロ具合が改善したら、買ってここでもご紹介しましょうか^^
by parlophone (2007-10-01 22:24)
ニルソンは、今回出たリンゴのベスト盤でもいい味を出してますね。
DVDのほうは特に楽しいですね。
by Sken (2007-10-22 14:40)
ニルソンとビートルズのメンバーのつながりは深いですよね。
ところでリンゴとの共演ってはっきり思い出せないんですけど、DVDにも登場するのですか?
by parlophone (2007-10-22 23:13)