SSブログ

ニール・ヤング 『ハート・オヴ・ゴールド~孤独の旅路』 [CSNY]

手前味噌の話で恐縮だが、ジョナサン・デミ監督がバッファロー・ビルをモデルにした映画を撮ると聞いて、すごくおもしろい映画になりそうな気がした。
完成した『羊たちの沈黙』は映画館に見に行ったが、タイトルも当時としては斬新で、期待に違わぬ傑作だと思った。

ジョナサン・デミの名前を初めて記憶したのは1986年の『サムシング・ワイルド』を見たときだ。
もともとメラニー・グリフィスが好きで見たんだったが、巻き込まれ型のウィットにあふれた映画だった。
次に見たのが88年の『愛されちゃってマフィア』。
邦題は??だが、音楽の使い方もよかった。

そうこうしてるうちに『ストップ・メイキング・センス』(1984)で音楽ファンの間ではよく知られた監督だということを知ったのだった。

さて、ニール・ヤングの『ハート・オヴ・ゴールド~孤独の旅路』は昨年全米公開された映画で、2005年の『プレーリー・ウィンド』リリース直前のプレミア・ライヴを収めたものだ。
久々のジョナサン・デミ監督の作品ということでAmazonでリリース情報を見つけて即申し込んだ。

   

『プレーリー・ウィンド』についてはリリースされたときに記事で取り上げたけれど、最近はまったく聴いてなかったので、どんな曲が収められていたかもはっきり覚えていなかった。

映画は演奏会場になったナッシュヴィルのライマン・オーディトリアムに向かうメンバーがそれぞれ車中でコメントを述べる形で始まる。

   

『ハーヴェスト』以来おなじみのベン・キース(steel-g)や、キイボードのスプーナー・オールダム、『プレーリー・ウィンド』でも客演していたエミルー・ハリスなどが次々に登場する。

   

メンバーの口から今回のライヴについてのニールの意気込みなどを聞いているうちに、見ているぼくらも軽い興奮状態になっていくようだ。

そして闇のなかに浮かび上がるライマン・オーディトリアムに到着する。

   

ライヴの第1部では、その『プレーリー・ウィンド』収録曲が、アルバム収録順に全曲演奏される。
(ただしDVDでは1曲だけ、「He Was the King」が本編から除かれ、映像特典に収められた)
久しぶりに聴いたけれど、やっぱり「No Wonder」なんかはすごい名曲だと思う。

   

そしていよいよお待ちかねの第2部だ。
ここでは1972年の『ハーヴェスト』、92年の『ハーヴェスト・ムーン』など、アコースティック・アルバムから9曲が演奏される。
ライヴではおなじみの「I Am a Child」で幕を開け、『ハーヴェスト・ムーン』のなかでもメロディとロマンティックな歌詞が美しい「ハーヴェスト・ムーン」(ほぼ同時期にリリースされた『アンプラグド』でも演奏されていた)、そして『ハーヴェスト』から3曲!

映画のタイトルにもなった「孤独の旅路 Heart of Gold」、そして「Old Man」、「Needle and the Damage Dane」という必殺の3曲だ。

有名な「孤独の旅路」はニール唯一の全米ナンバー・ワン作品だが、すくなくとも映像では初めて見た。
それだけに感動もひとしおだ。
ニールはレコーディングでも使われたD-45を弾く。

   
   (う、うつくしい…)

Old Man」も「Needle and the Damage Dane」も当時から彼の代表作としていろいろなところで演奏されてきた。
今回は「Old Man」が作られたときのエピソードも聞くことができておもしろかった。

   
  (こちらはヘリンボーンのD-28。ニールはピックアップをつけて使用している。穴を開けるな~!!)

この2曲はぼくもライヴのレパートリーとしてよく歌わせてもらうのだが、さすがに50歳を過ぎてからは1音下げて歌っている。
ところが、ニールは相変わらずオリジナル・キイのままなのだ。
恐れ入ります^^;

エミルー・ハリスとのデュエットは『ハーヴェスト・ムーン』から「Old King」。

   
 (ニールが弾いているのはギターのチューニングで音だけがバンジョーという6弦のギター・バンジョーだ)

故ニコレット・ラースンに捧げられた「カムズ・ア・タイム」は奥様のペギー・ヤングとのデュエット。

   
  (「シナモン・ガール」のコメントを読んでからなんとなく怖いイメージがあったのだが、やさしそうな奥様^^)

ずらりとギタリストが一列に並んだようすは壮観だ。

   

そして最後に観客のいなくなったステージで、デビュー・アルバムに収められていた「Old Laughing Lady」のギター1本の弾き語りでエンド・ロールとなる。

ボーナス・ディスクDisc-2の特典映像はまだ全部見ていないけれど、ジョナサン・デミ監督のロング・インタヴューなど90分以上に及ぶ。

なかでも貴重なのは1971年にジョニー・キャッシュ・ショウに出演したときのスタジオ・ライヴだ。
まだ20代のニールだが自信に満ち溢れたようすで「Needle and the Damage Dane」を歌う。

   

TV音源のプアな音質ながら倍音の多さからもD-45の美しい音が想像できる。

ニール・ヤング・ファン必見のDVDだと断言しておこう!


nice!(4)  コメント(26)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

nice! 4

コメント 26

ジム・ジャームッシュ監督の『Dead Man』のサントラ盤は、
ニール・ヤングのアルバムのようでした。
とても映画の雰囲気と合っていて素敵だったので買いました。
(実はこの映画とサントラについても書こうと思って写真等を用意してました。
そろそろ執筆しなきゃ・・・)
by (2007-07-23 00:11) 

parlophone

あるじさん、いつもnice!&commentありがとうございます。

>ジム・ジャームッシュ監督の『Dead Man』のサントラ盤は…
>とても映画の雰囲気と合っていて素敵だったので買いました

お~~、ジャームッシュも好きなんですよね~。
でも『Dead Man』は見てないなあ。

記事楽しみにしてますね!!
by parlophone (2007-07-23 00:28) 

deacon_blue

☆ そうでした。『STOP MAKING SENCE』を撮っていたのでした。今度見よっと(チョッと思い入れあり^^)。
by deacon_blue (2007-07-23 17:40) 

parlophone

deacon_blueさん、いつもnice!&commentありがとうございます。

デミ監督の映画はやっぱり音楽の使い方が抜群ですね^^
by parlophone (2007-07-23 23:21) 

因みに、『Dead Man』には我がPUNK GODイギーも(友情)出演してます。(笑)

イギーといえば、先日ついにあるじも紙ジャケ・デヴューしてしまいました・・・
(記事も2本アップ済みです。)
一応それなりの理由があってあまり好きではなかった紙ジャケですが、
近年のリマスター流行りで、殆どが紙ジャケなので仕方なく。(苦笑)
紙ジャケはともかく、同じく興味のなかったリマスターは、驚くほどの
音で技術の進歩に目を見張ってしまいました。
侮れないですねぇ、リマスターもの。(今更すみません・・・)
by (2007-07-24 22:33) 

hamakaze_ataru

ひゃ〜!!
D-45とヘリンボーンの28見るだけでも価値アリアリですね。
by hamakaze_ataru (2007-07-25 00:39) 

parlophone

イギーもぼくにとっては範疇外なのでコメントできないのですが…^^;

紙ジャケは以前若い女性に「どう思う?」と聞いたら
「なんか安っぽいですよね~」と答えられてショックを受けたことがあります(笑。
音楽をパッケージを含めて愛するという気持ちは、とくに若い人にはないでしょうね~。
ラジオで聴いた曲を何度も聴きたくて、じぶんの手元に置いておきたくて、でもレコードを買えなくて、レコード・ショップでジャケットを眺めるだけの日々…、なんて想いはiTunesの時代にはありえませんから(笑。
あるじさんの理由はまた別のところにあるんでしょうけれど…。

>リマスターは、驚くほどの音で技術の進歩

リマスター=音がよい
ということはありませんが、とくに初期のCDは音のひどいものも多かったですよね~。

いずれにしても『Dead Man』、気になります^^
by parlophone (2007-07-25 01:26) 

parlophone

大安さん、どうもです。

>D-45とヘリンボーンの28見るだけでも価値アリアリですね

ヴィンテージ・コレクターのスティルズが、ライヴではもっぱらTakamineになってしまったのとは対照的に、ニールは相変わらずヴィンテージものを弾き倒してますね(笑。

ぜひ機会があればご覧になってください。
by parlophone (2007-07-25 01:28) 

DEBDYLAN

おはようございます。
出遅れです・・・。

これは、じっくりと観たい作品です。

今月、来月は既に予約したCDやDVDで予算がイッパイなので(汗)、
楽しめるのは、秋の夜長の頃でしょうか・・・。

レヴューしていただいて、ありがとうございます。
暫くはこの記事で想像を膨らませています(笑)。

僕、ニールの場合、エレクトリック・セットの方が好きだったりするんですが・・・(アコ・セットも好きですが)
『ハーヴェスト・ムーン』は大好きなアルバムです。

それにしても、ニールいいギター沢山持ってますね。
1本づつ欲しいですね、遼さん (^_^)v
by DEBDYLAN (2007-07-25 08:22) 

紙ジャケを安っぽいと思ったことはありませんよ。(笑)
CDの紙ジャケが誕生した理由も一応理解してますし。
(若い女性って、どれくらいの方だったのでしょう?)
一般に〝紙ジャケ〟と呼ばれているもののサイズが、
既存のプラケースと同じなら、そんなに煙たくはないのですが。(苦笑)
〝初回限定が3面デジパック〟とかだとそれなりに嬉しかったりもするので、

>音楽をパッケージを含めて愛するという気持ち

解らなくもないです。(失礼な表現だったらごめんなさい・・)
うーん、なんていうか、あるじが音楽メディアを自分で買えるように
なった頃は既にCDが主流で、LPの方が特別な存在だったんですよね。
だからという訳ではないですが、CDは安っちープラケースで、
LPは大切に一枚一枚ヴィニルに入れて保管する、って感じでした。
(プラケースも傷がいっぱい入るのは嫌なので、袋に入れてますが;笑)

因みにあるじは、アンチMP3派でi-podにも全く興味がありません。
メディアを持ってこその音楽だと思っています。(だからMP3派のだんなに
いらんCD売れ!って言われちゃうんですけどね~・・苦笑)

『Dead Man』アップしましたので、トラックバックに入れさせて頂きました。
ちびっちょの相手をしながらだったんで、あまりたくさんは書けませんでした・・・
by (2007-07-25 19:00) 

parlophone

DEBDYLANさん、nice!&commentありがとうございます。

>これは、じっくりと観たい作品です

ですね~。
『プレーリー・ウィンド』はまったく聴かなくなってましたが、あらためてそのよさも感じることができましたし、なんといっても第2部が(というような表示はありませんが)素晴らしい。

>楽しめるのは、秋の夜長の頃でしょうか・・・

きょうGEOに行ったら新作レンタル音楽DVDのところにありました(爆。
Disc-2さえ我慢すれば、レンタルでもいいかな^^

>ニールの場合、エレクトリック・セットの方が好きだったりするんですが

いやあ~、ニールの場合、エレクトリック・セットもすばらしいです!!

>1本づつ欲しいですね、遼さん (^_^)v

あげるよ、と言われたら断る理由は何にもありません^^
by parlophone (2007-07-25 19:49) 

parlophone

>紙ジャケを安っぽいと思ったことはありませんよ。(笑)
>(若い女性って、どれくらいの方だったのでしょう?)
当時29歳ぐらいでした。
彼女はデジパックもいやだと言ってました。
プラケとサイズが違うからって。

>CDは安っちープラケース

ぼくにとってはCDというのは新しいメディアで、LPが1枚2,800円のころ、
CDは3,200円か3,500円。
ジュエル・ケースの開け方も最初はわかりませんでした(爆。
ぼくにとってはメディアはやっぱり大切なもので、CDもケースを開けるとディスクが正立するように入れてます。ワハハ。

ぼくはMP3も聴きますよ~。
イヤホンをいいものにすればMP3もなかなかです^^

あとで『Dead Man』拝見させていただきま~す。
by parlophone (2007-07-25 20:20) 

あるじは、プラケのCDを止めとく真ん中のところ(名前を知らないので・・)の
形がどんどん進化していって、時々メディアを取り出せなかったりしてました。(笑)
昔と比べると安くはなりましたけど、日本のCDは高いって
海外のアーティストがよく言ってますよねー・・・(DEF TECHのSEANが、
ハワイでは1枚$8で買えるって言ってた・・羨ましい!)

>CDもケースを開けるとディスクが正立するように入れてます。ワハハ。

これ!! あるじもなぜだかやってしまいます、全く意味はないのに・・(笑)
貸して帰ってきたCDが明後日の方向だと「む~ん・・」って思っちゃいます。

MP3派のだんなは、ヘッドフォンにもむちゃくちゃこだわりがあるようです。
といっても、壊れやすいものに予算をあまりかけられない現状なので、
音はそこそこ、スーツで使うので見た目重視、みたいですが。

>あとで『Dead Man』拝見させていただきま~す。

早速のお越し、ありがとうございました!!
自分にとっては最大級の賛辞を頂いて、とても嬉しかったです。p(TΔT)q
近々、遼さんのDVD&CDデッキに『Dead Man』が入りますように・・・(念)
by (2007-07-26 10:12) 

parlophone

>時々メディアを取り出せなかったりしてました

おお、あるじさんでもありましたか。
ぼくはDVDで今でもときどきそういうことがあります(爆。

>ハワイでは1枚$8で買えるって言ってた・・羨ましい!

日本は再販価格維持制度がありますからね~。
いろいろと批判の多い制度ですが、この制度のおかげで日本では出版文化も高い水準を保っていられるんですから。
今では本当にめったに見かけなくなった文学全集や個人全集などが充実していたのは、この制度があったからで、今のように巨大な古本屋で新刊本が安価で手に入るようになると、出版社はペイできない全集なんかを出せる余裕がなくなりますよね。
けっきょく売れる本しか出せなくなってしまう。

レコード会社も大変でしょうね。
クラシックなんかは早くからその傾向がありますが、やっぱり売れる作品しかリリースされません。
シンフォニーでいえば、ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームス、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、ブルックナー。
おんなじ作品が手を変え品を変えしてリリースされるばかりで、いつの間にか歴史の狭間に埋もれてしまった作品は限りないと思います。
ジャズもそうで、出るのはいつも同じ作品。
それでもアナログのころに比べれば、いろいろ出てるほうですかね。

ちなみにぼくが初めてCDを買ったのは20年ほど前、やっぱりビートルズでしたが(笑)、約18ハワイ・ドル(およそ1,500円ぐらい)でした。
今はずいぶん価格が下がってるんでしょうかね~。
国内盤でもジャズやクラシックの名盤は1,000円ぐらいで手に入るようになりましたね。

>貸して帰ってきたCDが明後日の方向だと「む~ん・・」

あるある(笑。
ほとんどの人は無頓着だと思います。
このことは内緒にしといたほうがいいですよ(←人には言えないTT)

>壊れやすいものに予算をあまりかけられない現状

でも考えようによっては安いもんです。
スピーカーなら世界最高峰の音は300~400万出さないと手に入りませんが、イヤフォンなら4万出せば、世界最高の音ですから。
1、2万円でもかなりいいものが手に入りますからね。
ついついこだわりたくなっちゃいます^^
by parlophone (2007-07-26 23:57) 

またまた再訪しちゃいました・・(いつもすみません;笑)

最近買ったDVDの、陰陽マーク型のやつ(伝わるかしら・・?)が
壊れ難くてはめ易いから気に入りました。

ポピュラー音楽は何だかんだ言っても、専門店に行けば結構マニアックなものまで
手に入りますが、クラシックのCDってほんとに種類が少ないんですよね!!
よくワカラン外国産のとかを探し当てたりするのが現状です。
漫画から端を発したクラシック流行りも、表面をなぞるだけで掘り下げようと
しないのが、ブームが出来ては去る日本の文化って感じですかね・・・
(二宮知子なんて『トレンドの女王ミホ』の頃からずっと読んでたのに・・・)

>ほとんどの人は無頓着だと思います。
>このことは内緒にしといたほうがいいですよ(←人には言えないTT)

あるじも自分以外で初めて知りました、やってる人。(笑)
そうですね、二人だけの秘密にしておきましょう(ブログ上で公然とですが・・)。

>1、2万円でもかなりいいものが手に入りますからね。

だんなの扱いがぞんざいじゃなければ許可したいところです。
逆に高いものを買えば大切にするんじゃ?という理論は通用しませんよ・・(笑)
by (2007-07-27 12:41) 

parlophone

あるじさん、どうもです。

>最近買ったDVDの、陰陽マーク型のやつ(伝わるかしら・・?)

伝わりませんTT
陰陽マーク ±?
in your mark…なんつって^^;

>漫画から端を発したクラシック流行りも、表面をなぞるだけ

TVドラマはおもしろかったなあ。
演奏シーンでは思わず手に汗握りました^^;

あと、演奏者が美人とか、イケメンとか、そんなんで持てはやされたりするのがなんだかなあ~という感じです。

>高いものを買えば大切にするんじゃ?という理論は通用しませんよ・・(笑)

あ、なるほどね。
あるじさんのお気持ちよ~く理解できました^^
by parlophone (2007-07-28 02:27) 

ええーっとですね、勾玉を二つ互い違いに組み合わせて
円にしたような柄です。(ペイズリー柄二つでもいいです。)
〝いんやんまーく〟で検索したら探せるかも?(分かりませんが・・)
昔の、爪が太陽みたいにぐるーっと丸くなってたやつ、あれって
折れ易くて、すぐCDが動いちゃって嫌じゃなかったですか?

好きな漫画って、実写化されると役者が微妙で、アニメ化されると
声が思ってたのと違う・・・ってことばかりで、『のだめ~』の時は
物凄い抵抗がありました。(一応見てましたが・・・珍しく;苦笑)
まずのだめ役がゴツ過ぎた・・・(―"―#)
確かに演奏シーンは、そんなに役者とか気にならなかったんで
結構楽しめましたが、直立で指揮する玉木くんが視界に入る度に・・(笑)

>演奏者が美人とか、イケメンとか、

そりゃあ、禿げ散らかったオッサンたちよりは見てて気持ちがいいかも
知れないですけど・・・(酷い言い草だけど、そういうことですよね?)

そうです、だんなはそういう人です。(苦笑)
by (2007-07-28 22:04) 

parlophone

>勾玉を二つ互い違いに組み合わせて円にしたような柄

あー、わかりました。ありますね。
あれ陰陽マークっていうんですか。
知らんかった!

>まずのだめ役がゴツ過ぎた・・・

なるほど、そういわれればたしかに。
ぼくは『スウィング・ガールズ』のときから樹里ちゃんのファンだったので、
まったくなんの違和感もなく見てしまいました。
(つーか、原作を読んでない^^;)

あと、クラシック・ファンだけの隠語だった「ベトしち」なんて言葉がフツーに会話で出てくるのがうれしかったりしました^^

>禿げ散らかったオッサンたちよりは見てて気持ちがいいかも

ああ~~、つい本音が(笑。

カルロス・クライバーなんて禿げてますけど、指揮する姿はそれはそれは美しいですよ~。
ご覧になったことがなければ一度ぜひ。
DVDもたくさん出てますが、『ニュー・イヤー・コンサート』とそれこそ『べト7』がオススメです。
7番はほんとうに疾走します!
爽快で痛快で、そしてえもいわれぬ美しさです。
見終わったあと、客席のみんなといっしょに「ブラボー」と叫んでしまいます^^
by parlophone (2007-07-28 23:54) 

そういえば、うちに巨大な〝陰陽マーク〟のサンプルがありましたので、
ブログにアップしてみました。
〝陰陽マーク〟のところに、由来説明のページも貼ってあります。
遼さん専用です。(笑)

漫画ののだめも背は高いのですが、上野樹里はかなり体格もいいですよね。
ちびちびあるじから見ると羨ましいのですが・・・

父はJAZZ、母はクラシックな家庭で育ったもので、小学生の頃から
年に数回はクラシックのコンサートに連れて行かれてました。
(主導権は母にあったので・・;苦笑)
元来ミーハーな女性ですから、ベートーヴェンの交響曲は
第3(英雄)、第5(運命)、第6(田園)、第7、第9などを、
しかも何度も聴いています。
小学生のあるじの一番の苦手は、何を隠そう第9でした。
合唱のある第4楽章の後半まで寝ていたこともあります・・・(恥)

今は有名な佐渡豊氏が若い頃の指揮も観ていて、大汗かいて
変色したジャケットが肩からどんどんずり落ちていくのを、
妹と面白がっていた記憶もあります。(更に恥・・・)
by (2007-07-30 00:06) 

parlophone

あるじさん、どうもです。
専用ブログ、ありがとうございます。
あとで遊びに伺いますね。

>元来ミーハーな女性ですから、ベートーヴェンの交響曲は
>第3(英雄)、第5(運命)、第6(田園)、第7、第9など

いやいや、ミーハーじゃなくてもベートーヴェンは奇数ですね。
6番はちょっと評価が落ちる…^^

>今は有名な佐渡豊氏が若い頃の指揮も観ていて…

へえ~、おもしろいエピソードですね~。
うちの上の子(高3)が吹奏楽部なので、先日も佐渡豊が指揮するシエナ・ウィンド・オーケストラのDVDを買ってきて見てました。
でも、そんな若い日があったなんて^^
by parlophone (2007-07-30 00:27) 

更に余談ですみませんが(毎度毎度・・)、佐渡氏のその姿を見て
母が「〝抜き衣紋〟よ」と言った言葉を、今でも忘れられません。
〝ぬきえもん〟って言葉の響きが、小学生には〝ドラえもん〟と一緒に感じて。(爆)
〝抜き衣紋〟って、知ってます?
昔、和装の頃は服を吊るすハンガーを〝衣紋掛け〟と言っていたそうで、
袷のある着物が肩から落ちることを、〝抜き衣紋〟と呼んだそうです。
後から訊いたら叔母もその言葉を知っていて、逆浦島のような気分になりました。
by (2007-07-30 01:55) 

parlophone

あるじさん、毎度どうもです。

>〝ぬきえもん〟って言葉の響きが、小学生には〝ドラえもん〟と一緒に感じて。(爆)

いやあ、50過ぎのヲジさんにも「同じなかま」の響きです。
あるいはウタえもん?(爆。
ハンガーのことを「衣紋掛け」といっていたのは知ってますが、「抜き衣紋」は初耳です。
おもしろい言葉ですね。

ところで「袷のある着物」?
「袷のある」って裏地がついてるって意味ですよね。
「袷のある着物が肩から落ちる」って「単の着物」とどう意味合いが違うのでしょうか?
すみません…服飾関係は無知なもので…^^;
by parlophone (2007-07-30 21:19) 

ゴメンナサイ、何と間違えて「袷」って書いたのか、自分でも
覚えがありません・・・(かなり深い時間に書き込んでたんで;大汗)
なんだろう?(+x+;)
今度妹に何を言いたかったか説明して、用語を教えて貰っておきます。
(妹は和装の専門学校出てるので・・・)
暫しお待ちを!!m(_ _;)m
by (2007-07-30 23:30) 

parlophone

あるじさん、わざわざどうもです^^;

>かなり深い時間に書き込んでたんで

きょうもそんな深い時間になっちまいました…(爆。

自分なりに考えてみました。

袖のある着物…袖がなかったらなんとなく落ちやすそう。
          でも袖のない着物なんてあったのか?
          クールビズ?
襟のある着物…襟がなかったらなんとなく落ちやすそう?
          でも襟のない着物なんてあったのか?
          ないよね^^;
by parlophone (2007-07-31 01:44) 

遼さんへ・・・

最近ハンズに就職した妹とは仕事が忙しくてなかなか会えず、
昨日実家に寄った時に、茶道の師範免許持ちの母に訊いてみました。
ところが・・・

「ねぇねぇ、着物のさ、こうやって襟が抜けてくとこなんて言うんだっけ?」
「〝抜き衣紋〟じゃないの?」
「(脱力・・・)いや、それは知ってるって! だからぁ、その襟が
〝抜き衣紋〟になっちゃうここんとこのことー」
「襟合わせのこと?」
「そんな呼び方なの? なんか特殊な用語はない訳?」
「えー・・・? あら、そういえばなんて言うのかしら・・・」
「・・・・・・・・・・」

って感じで、結局あるじが何を知りたくて伝えたいかも、もしかしたら
良く理解して貰えていないという結果に終わってしまいました。
申し訳ありません・・・・・

せっかく一席打って頂いたのに(>クールビズ?;笑)、ごめんなさい。
m(>x<)m

今度は妹の教科書借りようかなぁ・・・
by (2007-08-01 14:16) 

parlophone

あるじさん、どうもお手数をおかけします^^;

>せっかく一席打って頂いたのに(>クールビズ?;笑)、ごめんなさい

ありがとうございます^^
まあ、たいした疑問ではございませんので、よしなに…(笑。
by parlophone (2007-08-01 20:39) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。