MUSIC TAPES IN THE ATTIC [にぎやかな夜、その他の夜]
先日の倉庫の整理では、大量のカセット・テープを処分した。
ぼくが最初にカセットに音楽を録音したのは1970年のことだから、それからMDデッキを購入するまでおそらく30年以上、カセット・テープはぼくの大事なミュージック・ギアだった。
この前のブログで、山口百恵やキャンディーズの引退前後の雑誌を紹介したけれど、百恵やキャンディーズの作品は一度もレコードやCDで所有したことがない。
カセットを整理したときに、百恵の音源を集めたカセットが出てきて、「そういえばこんなの持ってたなあ」と懐かしく思い出した。
『MOMOE MEMORIAL VOL.1』~『VOL.4』と題された(といっても、ぼくが勝手につけただけなんだけど)4本組のカセットで、『VOL.1』が1973~76、『VOL.2』が1976~78、『VOL.3』が78~79、『VOL.4』が79~80となっている。
ケースの表にはそれぞれ彼女の写真が収められている。
いちおう音源の年代にあわせた写真を入れようとして見つからなかったのだろう、『VOL.1』だけはまったく関係のない写真になっている。
どんな曲が入っていたっけ?と思って裏のインデックスを見てみると、何も書いてない。
「あれ~、ダメじゃん!」と思ったら、横に4つに折りたたんだノートの切れ端が入っていた。
それがこれだ。
(画像をクリックすると別ウインドウで拡大画像が開きます)
右上に「Technical Data」というやつが書いてあるが、これを見ると、1980年の10月6日から10日にかけてNHK-FMで放送された番組をAkaiのGX-266Dというオープン・リールでエア・チェックして、それをnakamichiの#580Mというカセットデッキに落としている。
ちょうど片面22分から23分ぐらいになるように、少し曲順なども入れ替えて編集したのだろう。
なるほど、そんなことが楽しくて夢中になってたこともあったなあ…。
それで思い出したのだが、キャンディーズも解散前後にFMで特集されたのをエア・チェックして、こちらは編集せずにそのままオープン・リールで聴いていたのだった。
オープン・リールが壊れてしばらくしてから友人にあげてしまったが、当時はいろいろなテープを持っていた。
カセットのほうは、最初に買ったのがPIONEERのCT-9というデッキで、メタル・テープが開発されてからはずっとNakamichiのデッキを使ってきた。
テープはほとんどTDKオンリーで、この百恵のシリーズはSA-45(『VOL.4』だけSA-46)というハイポジションのカセットを使っている。
松田聖子のカセットも出てきた。
こちらはすごく聖子の好きな友人にアルバムを借りてコピーしたものだ。
かたほうは『Seiko・index』、もうひとつは『Seiko・plaza』というタイトルで、両方ともベスト盤らしい。
自作の曲目カードを見ると『index』のほうはA面の作詞が三浦徳子、B面の作詞が松本隆、作曲は小田裕一郎、財津和夫、大滝詠一、呉田軽穂となっている。
『plaza』のほうは作詞が全曲松本隆で、作曲は呉田軽穂、財津和夫、細野晴臣、大滝詠一、大村雅朗。
なんとも豪華なメンバーだ。
おもしろいのはこの2枚を併せた曲目カードも作っているのだ。
○印が『index』で●印が『plaza』の収録曲。
アレンジャーには松任谷正隆まで入っている。
テープは同じTDKのSA-Xという、もう少しグレードの高いものを使っている。
この当時46分テープで1本500円ぐらいした。
それをもう聴かなくなったからといって何百本も捨ててしまうのだから、われながらもったいない話だ。
TDK-SAテープって懐かしいですねー。(今でも売られてるのか?)
私も特製カセットは沢山作った口です。
いまだに捨てられないのが何十本か残してあります・・・
オープン・リールはSONYのデッキを使っていました。
Sound On Soundとかが出来るデッキで、一人多重録音なんぞ
して遊んだもんです。(爆)
あの時代のエア・チェック・テープはまだ実家にあるのですが、磁性体が多分崩壊寸前でしょうね。(見るのも怖い)
オープン・リールからカセット、MDを経てCD-Rで今やMP-3プレイヤー。
この次は何?
そう考えるとアナログ・レコードは永遠不滅?
by MORE (2007-05-20 10:36)
FM雑誌に付いていたインデックスカードにインレタでタイトルを打ち込む。70年~80年代のカセットテープ全盛のころは多くの方がこれをやってたんですよね。
> 百恵やキャンディーズの作品は一度もレコードやCDで所有したことがない。
こういう所謂、隠れファンというのは多かったですよね。拙はビートルズにしたって、本当にUKタイトルをすべて揃えたのは80年代も半ばを過ぎてからです。聴きはじめて最初の10年間は図書館から借りてきたレコードのダビングやエアチェクに頼ってた口ですから。
それにしてもナカミチのデッキにハイポジションのカセットとは、遼さんは当時から高級志向だったんですね。ナカミチは拙にとっては高嶺の花だったなぁ。
あとちょっと驚いたのは、遼さんも聖子に関してはマニアックな追及をされてたということです。はっぴいえんどファンの遼さんのことだから、当時聖子の制作ブレーンだったはっぴいえんどファミリーの関わりを明確にしようとこういう資料を作ったであろうことは想像できますけど。当時はコアな歌謡曲マニアのあいだでは(拙を含む仲間内もそうでした)、「今度の作曲は細野。ついに来たかという感じだよな」なんて会話をしていて、シンガー本人の魅力を語るだけじゃなく、制作陣のあれこれを語り倒すオタク的な楽しみ方が蔓延しはじめたころですねぇ。
しかし、遼さんも今となっては、もう百恵や聖子を聴くことはないんでしょうねぇ。そうかー。さみしいなぁ(笑)。
by 路傍の石 (2007-05-20 11:51)
MOREさん、どうもです。
>TDK-SAテープって懐かしいですねー。(今でも売られてるのか?)
もうないんじゃないでしょうかねー^^
テープの最後のころって、家族に頼まれてCDシングルをレンタルしてきて、そのときのヒット・シングルを集めたテープを作るという作業でしたが、AXIAとか、そういうブランドを使ってました(爆。
>Sound On Soundとかが出来るデッキで、一人多重録音なんぞ
ああー、いいなあ。
これしたかったんですが、そういう余裕もなく時代は過ぎてしまった…。
>オープン・リールからカセット、MDを経てCD-Rで今やMP-3プレイヤー
>この次は何?
>そう考えるとアナログ・レコードは永遠不滅?
ほんとですね。
35年ぐらいでめまぐるしい変化だ。
エル・カセットなどという、ほとんど線香花火みたいな命の短い録音メディアもありましたねー。
プロの現場では、これももう製造中止になってしまったけどDATとか。
それに対して、音楽のパッケージ・メディアとしては、アナログ盤は不滅の人気ですね^^
by parlophone (2007-05-20 13:28)
路傍さん、どうもです。
>FM雑誌に付いていたインデックスカードにインレタでタイトルを打ち込む
ぼくはレタリングも好きだったので、インレタはほとんど使わず、だいたい手書きです。
しかも万年筆(爆。
>それにしてもナカミチのデッキにハイポジションのカセット
ぼくは中学校の放送部で、テープの魅力を教わってから、音楽をテープでパッケージして、いつでもどこでも好きなときに聴ける、ということに対してすごく強い憧れがあったんですね。
(子どものころ父の集めたレコードにはなかなか触れさせてもらえませんでしたから…)
だからパイオニアのCT-9とか、ナカミチとか、できる限り高音質のものを使いました。
TEACやAKAIも試しましたが、やはりナカミチは圧倒的でした^^
>当時聖子の制作ブレーンだったはっぴいえんどファミリーの関わり
そうなんですよ!
聖子は歌手としてはそんなにうまくもないし、英語もまるっきりダメだし、マドンナの真似してステージを駆け回ると息が切れちゃうし…(笑。
でも楽曲のクオリティは当時としては超一流のソングライターやアレンジャーが関わっていて、「すげえ!すげえ!」って感動しっぱなしでした(笑。
>「今度の作曲は細野。ついに来たかという感じだよな」なんて会話をしていて
なるほど~。
そういうお仲間の人たちとの会話って、楽しいですよね~。
>遼さんも今となっては、もう百恵や聖子を聴くことはないんでしょうねぇ
ぼくのナカミチは故障中なので、息子の部屋のミニコンポでちょっと聴いてみたんですが、長時間はちょっとムリでした^^;
by parlophone (2007-05-20 13:39)
☆ 懐かスィ。詳細はそのうちあたしんとこで書きます(笑)。
by deacon_blue (2007-05-20 14:06)
私も大学時代、アルバイトのお金で初めて買ったTEACのカセット・デッキで随分エア・チェックしました。Nakamichiなんか高嶺の花で学生には手が出ませんでしたよ。遼さんスゴーイ(笑)。
昔のFMはアルバムを全曲まるごと放送してたので、お金がない学生時代はレコードを買わずエア・チェックで済ませたものもかなりあり、助かりましたよね^^。
古今の歌謡曲とビートルズ登場以前にヒット・チャートを賑わしていた懐かしのポップスもこの頃ガンガン録って2、30巻分あります。このおかげでビートルズ登場前後のヒット・ポップスには随分強くなりました(笑)。
いまだにその時のカセットはほとんど取ってありますが、意外にそれほど激しく音質は劣化していませんね^^。
私もどちらかというとTDK派で、SAやSA-X、愛用してました。
その後社会人になった80年代初めにはTEACの2トラ3パチのオープン・リール・デッキを購入して、番組を丸取りしてあとから好きな曲だけカセットにダビングということをやってました。
今はこのデッキもホコリをかぶってます。久しぶりに動かしてみようかな(笑)。
by MASA (2007-05-20 14:46)
deacon_blueさん、いつもnice!とコメントをありがとうございます。
>詳細はそのうちあたしんとこで書きます(笑)
いつものディープな考証つきでぜひよろしくお願いします(笑。
期待してます^^
by parlophone (2007-05-20 17:08)
MASAさん、どうもです。
CD昨日発送しました。
(業務連絡でした^^)
>昔のFMはアルバムを全曲まるごと放送してたので、…助かりましたよね^^。
そうそう、これはホント助かりました。
ですからFM誌でチェックするのは必修でしたね。
>意外にそれほど激しく音質は劣化していませんね^^
そうですよね。
息子のミニコンポでもけっこうまともな音で鳴ってくれました。
これを気にNakamichiをオーヴァーホールに出そうかな、なんて気にちょっとなってきました^^;
>TEACの2トラ3パチのオープン・リール・デッキ
おお!
当時のぼくの憧れはTechnicsかTEACの10インチのリールがかかるやつ(笑。
でもカセットにお金をかけたのでAKAIで我慢しました…
ぜひ久しぶりに音を出して、そのリポートをブログに載せてください(笑。
by parlophone (2007-05-20 17:14)
>TEACの2トラ3パチのオープン・リール・デッキ
こういう話題には反応してしまいますねー。(爆)
オープン・リールのテープはScotchとかBASFを良く使いました。
時々MaxellとかTDKでしたね。高品位のテープを買って9.5で録音するか、スタンダード・テープで19で録音するか迷ったりしたもんでしたねー。
NHKのFMで時々やっていたスタジオ・ライヴは貴重な音源が多いです。
Nakamichiのカセットデッキは欲しかったなー。
Yamahaのカセットデッキも安い割には良かったですよ。
ところで皆さん、コンピ物カセット作って女の子にあげたりしませんでした?
(爆)
by MORE (2007-05-20 17:41)
☆ MOREさん。痛いところつく(爆)。ウン十年前,某アイドルの「握手会」のお土産にそういうことをしでかしたヤツをここに知っております(本人の曲一切なし。ウォークマンで聞き流すことを前提に選曲した^^;)。誰でしょ(ここまで書けばアキバ系の元祖の先祖だがね,自爆>_<;)。
by deacon_blue (2007-05-20 20:43)
>CD昨日発送しました。
あら、さっそくありがとうございます。到着を楽しみにしてます^^。
>ぜひ久しぶりに音を出して、そのリポートをブログに載せてください
分かりました!じゃあ今度デッキを引っ張り出してちょっと動かしてみますね。
>ところで皆さん、コンピ物カセット作って女の子にあげたりしませんでした?
MOREさん、これよくやりましたよー(笑)。
私の音楽マニアぶりを知ってる会社の女の子とか、当時付き合ってた彼女とかによく頼まれてコンピやアルバムをダビングしてあげたっけなあ。
コンピを選曲するのってすごく楽しいんですよね。これも聴かせたい、あれも聴いて欲しいな、と曲を選んでると、90分テープでも足りなくなったりしてねー(笑)。
by MASA (2007-05-20 20:47)
ぼくもオープン・テープはなぜかTDKを使わず、ScotchかMaxellでした。
BASFってたしか西ドイツ(当時)のメーカーでしたよね。
懐かしい^^
>NHKのFMで時々やっていたスタジオ・ライヴは貴重な音源が多いです
あ~、それは知りません。
どんなミュージシャンのライヴがあったのか興味がありますね~。
>コンピ物カセット作って女の子にあげたりしませんでした?(爆)
してましたね~。
どんな内容だったかは覚えてませんが、そういうの出てきたら懐かしいだろうなあ。
by parlophone (2007-05-20 20:59)
>ウン十年前,某アイドルの「握手会」のお土産にそういうことをしでかしたヤツ
>をここに知っております(本人の曲一切なし…
おお!!
deacon_blueさんの知られざる一面を発見した感じ。
その某アイドルとはだれだったんでしょうねえ。
興味津々(笑。
by parlophone (2007-05-20 21:02)
>コンピを選曲するのってすごく楽しいんですよね
>これも聴かせたい、あれも聴いて欲しいな、と曲を選んでると、
>90分テープでも足りなくなったりしてねー(笑)
あ~、ぼくもJAZZのコンピを作ったときはVOL.5ぐらいまで作っちゃいましたね。
おまけに解説書まで手書きで書いたりして…(笑。
でも、そういうので無邪気に喜んでもらえると、また張り切ったりして!
ほんま青春やったなあ…(←なぜか関西弁)^^
by parlophone (2007-05-20 21:08)
>コンピを選曲するのってすごく楽しいんですよね
>これも聴かせたい、あれも聴いて欲しいな、と曲を選んでると、
>90分テープでも足りなくなったりしてねー(笑)
そうそう・・・で、110分テープとか出たときは嬉しかった!(爆)
120分のって薄くってダメなんですよねー。早送りするだけで伸びちゃったりしてワカメ状態になってしまう・・・
あげた女の子に「あのテープ、毎日聴いてます!」なあんて言われようもんなら続編をすぐ作ったりしてね!
MDだと気に入らない曲だけ消去なんて簡単に出来ますが、テープは簡単には消せないところが良かったりして・・・(爆)
今やMP3なんでCD-Rに何百曲も入るから一曲の重みがないですねー。
さすがにオープンリールのコンピ物を女の子にあげたことはなかったです。
Lカセットには手を出さなかった私ですが、どなたか使った人います?
4チャンネルも長続きしないだろうと予測したので買いませんでした。
擬似4チャンネル(スピーカー・マトリックス方式)はやりましたが・・・(爆)
by MORE (2007-05-20 21:22)
遼さん、こんばんは。
テープ世代の人には誰でも経験のある懐かしい思い出ですね。
遼さんのノート・メモを見たとたんに私の手帳とそっくりだと思って、世の中同じような事をやっている人がいるんだと思うと嬉しくなりました。
私の時代では中学生の時にモノラルのラジカセを買ってもらった人が多いのですが、マイクを内臓していたのでテレビのスピーカーの前にラジカセをセットしてNHKの「ヤング・ミュージック・ショー」や「ジェームス・ポール・マッカートニー」を録音してよく聴いていました。
内臓マイクは周りの音も拾ってしまうので、録音中はテレビの置いてある居間へ家族が誰も入って来ないことを願いつつハラハラドキドキしながら録音していました。
高校の頃には別の意味でハラハラドキドキしながらテレビを見ていましたけど・・・(?)。
オープン・デッキやナカミチのカセット・デッキは当時のオーディオ・マニアには憧れでしたし、たとえそれがFMやレコードからのダビングであってもレベル・チェックをしたり、テープにうまく収まるように収録時間を計算したりと手間暇がかかっても面白いものでしたね。
でも、楽しく作ったテープの思い出もやはり年月と共に薄れていってしまうのは寂しいものです。
また、楽しいオーディオのお話も聞かせてください。
by てらだ (2007-05-20 21:50)
>擬似4チャンネル(スピーカー・マトリックス方式)はやりましたが・・・
MOREさん、こんばんは。遼さん、続けて失礼します。
私もスピーカー・マトリクスはやりました。
当時、4CHの件で東芝に問い合わせした事があったのですが、ご丁寧にスピーカー・マトリクスの配線図を書いて送ってくれました。
でも、どうも音が変だと思ったらその配線図が間違っていたのですが、あまりに簡単な接続だったので担当の人もうっかり間違えたのだと思います。
この接続でビートルズをよく聴いていましたけど、ひとつだけ大発見がありました。「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」の2番か3番でジョンがおふざけでfootとか喋っているのをハッキリと聴くことができます。
このお喋りは普通に聴くと演奏に埋もれてしまうので、ほとんど聴き取ることはできません。現在では家庭用のサラウンド機器をお持ちの方も多いと思うので一度試されてはどうですか?
by てらだ (2007-05-20 22:12)
>MDだと気に入らない曲だけ消去なんて簡単に出来ますが、
>テープは簡単には消せないところが良かったりして・・・(爆)
なるほど!
一生懸命選曲して曲順考えて録音しても、MDだったら
「な~んかこの曲つまんない」
なんて消されてたりする可能性もあるわけだ~。
いやはやおそろしい(笑。
もうひとつ思ったのは、カセット・テープってレコード再生装置やデッキのグレードがストレートに反映されるから、とても素敵な女の子がくれたテープが家で再生すると
「…^^;」
なんてこともありましたが、CDとMDの時代になると、そのへんの差がほとんど分からないくらいになってきて、高校生ぐらいの女の子がくれたMDがびっくりするくらい高音質で入ってたりして驚いたこともありましたね。
>さすがにオープンリールのコンピ物を女の子にあげたことはなかったです
ふつういないでしょ(笑。
オープン・リールのテープ・レコーダーとか8ミリの映写機とか、お金持ちの家でしか見たことなかったもんなあ。
あの4インチぐらいのオープン・テープっていくらぐらいしたんだろう。
by parlophone (2007-05-20 22:38)
てらださん、どうもです。
>遼さんのノート・メモを見たとたんに私の手帳とそっくりだと思って
ぼくもてらださんのノート見たときは
「あ、似てる!」
と思いましたが、ぼくはほんの2~3枚。
てらださんは分厚い手帳が2冊ですからね。
気合の入れ方がまったく違います^^
>テレビのスピーカーの前にラジカセをセットしてNHKの「ヤング・ミュージック・ショー」や
>「ジェームス・ポール・マッカートニー」を録音してよく聴いていました
へえ! 「ジェームス・ポール・マッカートニー」という番組があったんですね!
ぼくも深夜放送はよく録音してましたね。
はっぴいえんどが岡林のバックをやったライヴ音源とか、ラジオから録ったテープでくり返し聴いたなあ。
>高校の頃には別の意味でハラハラドキドキしながらテレビを見ていましたけど
わはは!
大笑いさせていただきました。
『時間ですよ』とか、そういう番組でしょうか(笑。
>レベル・チェックをしたり、テープにうまく収まるように収録時間を計算したり
そうでしたね。
レコードのいちばん音の振幅の激しそうなところに針を下ろしてみて、メーターが0dBを超えないようにレベル調整とかやってましたね。
今考えるとすごく面倒くさい(笑。
でもそうやって手間暇かけて作ったから、テープに対する愛着もひとしおでしたね。
ぼくもスピーカー・マトリクスはやりましたが、思ったような効果も感じられず、すぐにやめてしまいました(爆。
>ジョンがおふざけでfootとか喋っているのをハッキリと聴くことができます
これは聴いてみたいなあ。
ぼくはいまだに2chなので、いつかはチャレンジしてみたいです。
by parlophone (2007-05-20 22:51)
>テレビのスピーカーの前にラジカセをセットして
私は「Andy Williams Show」にビーチ・ボーイズがゲスト出演した時にオープン・リールでマイク録音しました。
息を止めて雑音が入らないように、VUメーターとにらめっこして・・・(爆)
そんな音源もCD化されたんですよねー。
>あの4インチぐらいのオープン・テープっていくらぐらいしたんだろう。
4インチってのは知りませんが、昔のビデオテープは2インチ幅でした。
24トラックのテープも2インチですね。
1インチのテープでもン万円しましたから2インチは・・・
スピーカー・マトリックスは効果のあるレコードとたいしたことのないレコードがハッキリしてましたね。
大学時代の借り住まいでは大音量で聴けなかったので、擬似4チャンネルでもそれなりの効果はありました。
by MORE (2007-05-21 09:21)
>「Andy Williams Show」にビーチ・ボーイズがゲスト出演した時
うわあ、アンディ・ウイリアムズ・ショウは毎週見てたのに、ビーチ・ボーイズなんて1ミクロンも記憶がありません(爆。
MOREさん、すごいなあ。
トム・ジョーンズ・ショウにクロスビー・スティルズ・アンド・ナッシュが出たときは食い入るように見ましたが^^
>4インチってのは知りませんが
すみません、書き方がまずかった^^;
これはテープの幅ではなく、リールの直径です。
>スピーカー・マトリックスは効果のあるレコードと
>たいしたことのないレコードがハッキリしてましたね
そうなんですか~。
ぼくは長岡鉄夫さんのファンだったので、けっこう影響は受けたと思うのですが、スピーカー・マトリクスは
「あれえ? 長岡さんが書いてたほど劇的な効果はないなあ」
と思ってそれで終わってしまいました。
by parlophone (2007-05-21 21:22)
アンディ・ウイリアムズ・ショウもトム・ジョーンズ・ショウも全然知りませんが、その頃は外国の音楽番組は貴重な存在だったのでしょうね。
私はその頃、NHKの「おかあさんといっしょ」を食い入るように見てましたが、中学生の頃にそんな番組があれば欠かさず見ていたんだろうなと思います。
>長岡さんが書いてたほど劇的な効果はないなあ
たしかに、あくまで擬似的なものですから「音で遊ぶ」という程度なのは仕方ないですね。
長岡さんは良くも悪くもヘンテコリンなものを作っているなあ、というイメージが頭から離れません(笑)。
でもサンスイのQS4は一体どうなっているのか非常に興味ありましたが、あの技術は今でも使われている(←何に使われているのか忘れました)という記事を最近どこかの雑誌で目にしました。
by てらだ (2007-05-21 21:49)
アンディ・ウイリアムズは60年代ですが、トム・ジョーンズは70年代ですね。
70年代になるとけっこうアメリカの音楽番組は紹介されるようになりましたね。
>NHKの「おかあさんといっしょ」を食い入るように見てました
ぼくも幼稚園のころ(1960年ごろ)「おかあさんといっしょ」を見てました!!
そのころ好きだったのは「ブー・フー・ウー 3匹の子ぶた」でしたね。
ブーの声が大山のぶ代、ウーの声が黒柳徹子でした(笑。
フーの声はだれだったかなあ…。
(←だれでもいいって^^;)
>長岡さんは良くも悪くもヘンテコリンなものを作っているなあ、というイメージ
ぼくは大学2年のころに、長岡さんが設計したスピーカーを作ったことがあるんですね。
FOSTEXのFE-103という10センチのスピーカーを使ったバスレフなんですが、ちょっとバック・ローデッド・ホーンみたいな仕掛けがある。
これがちっちゃいのに(フロント・バッフルの面積なんて『レココレ』ぐらい)いい音だったんですよ!
引越しのときに来たアルバイトのお兄さんたちが口をそろえて
「これちっちゃいのにけっこういい音しますね!」って驚いてた。
あと、アンプなんかを全部開けて、中を読者に見せるんですね。
それでトランスとか電源の重要性とかを知るようになった…。
あのころには珍しいスキン・ヘッドの強面のおじさんでしたが、主張には一本筋が通ってて、尊敬してました^^
>サンスイのQS4は…、あの技術は今でも使われている
へえ、それは興味深い話ですね。
やはりサラウンド関係なんでしょうかねえ。
by parlophone (2007-05-21 23:27)
>長岡さんは良くも悪くもヘンテコリンなものを作っているなあ、というイメージ
平面バッフル・スピーカーってのも長岡さんでしたっけ?
私はダイアトーンの16cmフルレンジを使って合板に穴を開け、グリーンのタータンチェックの布地を張って作りました・・・
貧乏学生にとってはコスト・パフォーマンスの高い優秀なスピーカーでした。
アンディー・ウィリアムズ・ショーの前は「ミッチと歌おう」でしたが、あれにはあまり魅力的なゲストは出ませんでした。ただ、アメリカン・ショービジネスを生で見られたという記憶はあります。
by MORE (2007-05-22 09:56)
>MOREさん
「ミッチと歌おう」って青山ミチですか?
ザ・ヒットパレードやシャボン玉ホリディ・あと西野バレエ団モノの歌番組(番組名忘れた)とかはチョコチョコ観てましたけど「ミッチと歌おう」は全く記憶にないです。
彼女、落ち目になってからは○引きとかで世間を騒がせてましたが(こっちのほうが断然記憶に新しい)が、全盛期の頃って唄ウマイというより本当にスゴイですよね。(昭和30年代末の映画で唄っているシーンをよく見かけます)
この時代のことをもっともっと語ってほしいです。
あっ!遼さんスイマセン山口百恵と全然関係ないこと書いてしまって。
by tsukikumo (2007-05-22 12:15)
>平面バッフル・スピーカーってのも長岡さんでしたっけ?
う~ん、平面バッフルじたいは古くからある考え方なので、だれのアイディアということもないと思いますねえ。
>ダイアトーンの16cmフルレンジ
おお、これも銘機といわれるユニットでしたね。
ぼくも自分で買った最初のスピーカーはダイアトーンのDS-35Bという30センチ3ウェイのブック・シェルフでした。
>コスト・パフォーマンスの高い優秀なスピーカー
部屋の中で邪魔になることさえ我慢すれば、平面バッフルがもっともCPの高い優秀なスピーカーではないでしょうかね^^
>アンディー・ウィリアムズ・ショーの前は「ミッチと歌おう」
おー、ぜんぜん覚えてません(爆。
by parlophone (2007-05-22 19:45)
>「ミッチと歌おう」って青山ミチですか?
このミッチというのはミッチ・ミラーのことではないか?と思いつつ、エサに喰いつくやつ(笑。
青山ミチっていましたねえ。
たしか横須賀あたりの米軍基地のある街で生まれたハーフで、抜群の歌唱力でしたよね!
健康的な感じで売っていましたが、やはりいろいろつらいこともあったんだろうなあ(…とシンミリ)
うちでは土曜の夜は必ず「夢で逢いましょう」を見ていましたから、伊東ゆかり、中尾ミエ、園まりの3人娘とか、田辺靖男と九重由美子とか、永六輔、中村八大、坂本九の639トリオとか、ジェリー藤尾、梓みちよ、ダニー飯田とパラダイス・キングとか…和製ポップス?(洋楽のカヴァーもたくさんあったけど)の全盛時代を目の当たりにした思いがあります。
>西野バレエ団モノの歌番組(番組名忘れた)
あ~、ありました!
金井克子と由実かおると奈美悦子と、もうひとりだれだったけ~?
ぜんぜん覚えてないや(笑。
たしか4人娘だったですよね~。
by parlophone (2007-05-22 19:58)
>このミッチというのはミッチ・ミラーのことではないか?
ピンポーン!正解です。
番組のオープニングで歌われたテーマソングは今でも覚えています・・・
>金井克子と由実かおると奈美悦子と、もうひとりだれだったけ~?
あと二人います・・・(爆)
江見早苗と原田糸子です。
私も小学校の頃から「夢であいましょう」は見ていました。
土曜日の夜ということで唯一遅くても見せてもらえました。
というか家族で見てましたね。
とっても「大人」の番組でした・・・
by MORE (2007-05-22 22:18)
いや~大恥かいちゃいましたね
昔、ウチに「ミッチーと唄おう」という青山ミチの古いソノシート盤が有ったもので、てっきりそれかと思ってしまいました。
西野バレー団のグループ名「レ・ガールズ」だと思い出しました。あと一人は原田糸子か江美早苗じゃなかったかと。
江美早苗の廃盤レコードは物凄く人気があってなかなか手に入りません。のちに作詞家に転向して南沙織の「人恋しくて」を書いて一躍脚光を浴び、その後も中森明菜などを手がけていましたが、油の乗り切ったところで昔の男に殺されてしまうという悲劇に見舞われてしまいました。
あと、レ・ガールズには岸ユキ(サインはVで主人公が所属する立木大和のキャプテン役をやった人)とか志摩ゆき(のちに「出発のうた」で大ヒットを飛ばしたときの六文銭の紅一点だった四角佳子で、その後吉田拓郎の最初のヨメになる人です)とかがいました。
貴兄のブログの趣旨とは関係ないことばかり書いてごめんなさい。
by tsukikumo (2007-05-22 22:20)
>あと二人います・・・(爆)
>江見早苗と原田糸子です
お~、江見早苗…なんとなく「エミサナエ」という音に記憶があります(笑。
原田糸子という人は少し遅れて入ってきた、ちょっと年下の女の子かな?
(あーー記憶は全部霧の彼方じゃ…)
>土曜日の夜ということで唯一遅くても見せてもらえました
ですよね~。
布団に入って、夏は蚊帳越しに見てました^^
by parlophone (2007-05-22 22:34)
>貴兄のブログの趣旨とは関係ないことばかり書いてごめんなさい
いえいえ、とんでもない。
楽しい話題です(笑。
>ウチに「ミッチーと唄おう」という青山ミチの古いソノシート盤が有ったもので
へえ、青山ミチはミッチーと呼ばれてたんですね。
>あと一人は原田糸子か江美早苗じゃなかったかと
さすがにお二人とも記憶がしっかりしていらっしゃる(笑。
>江美早苗の廃盤レコードは物凄く人気があってなかなか手に入りません
>のちに作詞家に転向して…脚光を浴び、
>油の乗り切ったところで昔の男に殺されてしまう
え゛ーーー!!
すごい人生ですねえ。
さすがに金井克子は最近見なくなりましたが、由実かおるにしても奈美悦子にしてもいまだにガンガンTVに出てるのに…。
(あ、由実かおるってどうなんだろう。
まだ黄門様でお風呂に入ってる?)
>あと、レ・ガールズには岸ユキ
>志摩ゆき(のちに…六文銭の紅一点だった四角佳子
おお、岸ユキも四角佳子も覚えてますよ!
へえ、けっこう逸材がそろってたんですね。
西野バレエ団畏るべし…。
by parlophone (2007-05-22 22:42)