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『ホワイト・アルバム』 [BEATLES]

ものすごく久しぶりなので、前回がいつの更新だったか忘れてしまいましたが(笑)、オリジナル・フォノグラム・フォト・ギャラリーの『ホワイト・アルバム』をUPしました。

メイン・サイトからお入りになるか、またはこちらからどうぞ。

いつものようにご意見・ご感想を戴けるとうれしいです^^


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MORE

このアルバムを初めて手に取った時は、「ロックもここまで来たかー」という感慨にふけったような記憶があります。
中味もそうでしたが、デザインにも単なる「流行音楽」のパッケージでは収まらない「ゲージツ」のかほりを感じたのでしょう。
そういう時代だったのかもしれませんが、とにかくロック・ミュージックが世の中のオピニオン・リーダーだった事実は間違いないと思います。
こうやったら受けるだろう、とか売れるだろうという打算がなかった(と、思いたいのかもしれませんが…)と断言したい(あくまで願望?)気持ちです。
このアルバムのあと、ストーンズがBeggars Banquetで白地にスクリプト書体だけのデザインをしたときは「うーむ、真似することないのに…」と思ったものでした… 
by MORE (2007-05-13 23:05) 

pink island

遼さん、こんにちは。

相変わらず画質が飛びぬけていいですね。うちにあるモノ盤は2枚目に例のEMI 表示があります。シリアルは55083です。ステレオ盤はEMI表示ありです。

ずっしりくるホワイトアルバムはビートルズの最高傑作でしょう。
by pink island (2007-05-13 23:12) 

parlophone

MOREさん、どうもです。
まったく同意見です。
ジョージ・マーティンがもっと内容を絞って1枚にしたほうが完成度の高いものになると言ったのを無視して、2枚組で出したことを考えても打算があったとは思えません。
まさにビートルズの頂点であり、ロックの到達点を記録した偉大なアルバムですよね。
全30曲でしたっけ? 飽きもせずに繰り返しくり返し聴いたものです。

>Beggars Banquetで白地にスクリプト書体だけ

そうですね。
ぼくは単純にビートルズとストーンズは仲がいいんだろうなあ~、と思ってしまいました(笑。
『ホワイト』は国内盤でしたが、『ベガーズ』は直輸入盤だったので、英国のLPはヴィニール・コーティングがしてあって、「なんて美しいんだろう!」と感動したものです^^
by parlophone (2007-05-13 23:21) 

parlophone

pinkさん、ありがとうございます。

>相変わらず画質が飛びぬけていいですね

そう言っていただけると頑張った甲斐があったというものです。

ぼくのモノ盤は4面ともEMIなしが8万台と10万台、4面ともありが16万台です。
1枚だけEMIありというのは5万台にときどき見かけますね。
やはりタックスコードはありますか?
by parlophone (2007-05-13 23:28) 

氷春友

こんばんは。
所有されている
『ホワイト・アルバム』の状態のよさ、
撮影のうまさ、
素晴らしすぎて惚れ惚れしちゃいます!

『ホワイト・アルバム』のオリジナルは
まだ所有してないんで(プレミア付まくりでかなり高額なんですよね)
なおさら今回の企画にはワクワクしてしまいました。

ところで
今回の写真と
自身のブログを書いていてちょっと気がついたのですが

THE BEATLESのレコードのレーベルって
SIDE A, SIDE B…とは打たないで
SIDE 1, SIDE 2…と打たれてますよね。
でも
『ホワイト・アルバム』の3面のアタマは…とか
『アビー・ロード』の2面のメドレーはとかって
言わない、です、よね?

もう通例でいっちゃっているってことなんですかね??
by 氷春友 (2007-05-14 01:03) 

parlophone

氷さん、ありがとうございます。
褒められると単純にうれしいです^^

>THE BEATLESのレコードのレーベルって
>SIDE A, SIDE B…とは打たないで
>SIDE 1, SIDE 2…と打たれてますよね

そういえばそうですね。
いままで全然考えたことありませんでしたが、日本ではA面、B面というのがふつうですよね。
たとえば両A面とかB-Side コレクションとか…。

ビートルズのアルバムは英・米・日すべて「SIDE 1」表記ですが、マトリクスではイギリスやアメリカでもA/1とかB//2とかの表記を採用しているレコード会社もありますから、SIDE Aとかいう表記もあったんでしょうね。
by parlophone (2007-05-14 20:26) 

pink island

タックスコードは見当たりませんでした。

遼さん、モノ盤だけで3組お持ちなのですか!素晴らしいです。前はモノが好きだったのですが、ここにきてステレオ盤に魅力を感じている今日この頃です。ナンバナイン!
by pink island (2007-05-14 22:01) 

てらだ

遼さん、こんばんは。

ホワイトの60年代プレスは1枚も持っていないので、こうやって拝見できただけで満足です(笑)。
まだビートルズのLPにどんなタイトルのものが出ているのか全然知らなかった中学生の時に、レコード店でホワイトを見て「印刷ミスで真っ白けのジャケットのものが並んでいる!!店員さんも並べる時に気が付かなかったのかなあ、店員さん教えてあげた方がいいのかなあ」とマジで思ったものでした。

MOREさんの書かれている「ストーンズがBeggars Banquetで白地にスクリプト書体だけのデザインをしたときは「うーむ、真似することないのに…」と思ったものでした」というのは全然気付きませんでしたが、言われてみればなるほどですね。

やはり、こういった感覚はリアル・タイム派世代の方だからこそ敏感に反応できるものであって、後追い世代の私にとってはビートルズ以外のアーティストとの時間的な前後関係が体感としてインプットされていないのでなかなか気が付きにくいです。

その後、「レット・イット・ビー」に対して「レット・イット・ブリード」というタイトルを付けた(らしい)という話はどこかで読んだ事があるのですが、これもリアル・タイム世代の皆さんは「また、パクッている」などと感じておられたのでしょうか?

ちょっと「ホワイト」から脱線してしまって失礼しました。
by てらだ (2007-05-14 22:31) 

MORE

>その後、「レット・イット・ビー」に対して「レット・イット・ブリード」というタイトルを>付けた(らしい)という話はどこかで読んだ事があるのですが、これもリアル・>タイム世代の皆さんは「また、パクッている」などと感じておられたのでしょうか?

うーん、これはどうでしょうか・・・
Let It Bleedの方が先にリリースされていますしね。(69年)
Their Satanic Majesties RequestのジャケはPeppersの影響大
だったのは間違いないと思います。
ザッパ&マザーズがPeppersのパロディーやったのも有名ですね。
by MORE (2007-05-14 23:41) 

parlophone

タックス・コードありませんでしたか。
5万台のモノ盤にはKT刻印のものが多いような気がしてましたが^^

>モノ盤だけで3組お持ちなのですか

そうなんですよ。
最初に手に入れたものが音質的にいまいちだったので、3組になってしまいました。
ぼくも一番よく聴くのはオリジナルのステレオ盤です。
モービル盤もけっこう好きです。
モノラル盤はハイファイというよりポールのゴリゴリしたベースを中心に、低音が塊で出てくるところが魅力ですね!
by parlophone (2007-05-14 23:42) 

parlophone

てらださん、どうもです。

>店員さんも並べる時に気が付かなかったのかなあ、
>店員さん教えてあげた方がいいのかなあ」とマジで思ったものでした

可愛いですね~。
そんな中学生をレコード店で見つけたら、思わず話しかけてしまいそうです^^

>リアル・タイム世代の皆さんは「また、パクッている」などと感じておられたのでしょうか?

英国や米国でどうだったかは知りませんが、当時日本ではビートルズとストーンズは永遠のライヴァルみたいに言われてました。
というか、ファンのほうが「ビートルズのほうがいい!」「ストーンズのほうがかっこいい!」と熱くなっていたような気がします。
ビートルズが『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』という長ったらしいタイトルのアルバムを出したとき、ストーンズは『Their Satanic Majesties Request』という長ったらしいアルバムを出しました。
そしてビートルズが真っ白なアルバムを出した後、ストーンズも無地にシンプルにタイトルだけが書かれた『Beggar's Banquet』を出しました。

それだけなら、ストーンズがまたビートルズをパクった、という話で終わっていたと思います。
でも、当時の中学生は(つまりぼくたちですが)、「『サージェント』には「WELCOME THE ROLLING STONES」って書いてあるぞ」、「そのお返しに『サタニック』には4人の顔写真が載ってるぞ」と驚いたものです。

そして忘れもしない1967年6月26日。
世界初の宇宙中継「アワ・ワールド」でビートルズが「愛こそはすべて」を唄ったとき、そこにミックとキースが映っていたのです!
その直後に出たストーンズのニュー・シングル「この世界に愛を」にはジョンとポールが参加しているという噂でした。

ですから、ぼくなんかは、この2つのグループは自分たちのほうが優れているなんて意識なんかなくて、お互いに示し合わせてトレンドみたいなものを作り出しているんじゃないかという気がしていたんですね。

うえのレスで書いた「仲がいいんだろうなあ~」というのはそういう意味です。
ですから『LIB』と『LIB』のときは「やっぱりね!」と確信しましたね^^
by parlophone (2007-05-15 00:10) 

parlophone

>Their Satanic Majesties RequestのジャケはPeppersの影響大
>だったのは間違いないと思います

ジャケットだけではなくタイトルもそうでしょうね。

ぼくの勝手な想像では
「『サージェント』のジャケットかっこいいじゃん」
「ああ、あれ、ピーター・ブレイクに頼んだんだよ。よかったら紹介しようか?」
「おお、頼む」
ってな感じじゃなかったんでしょうか(笑。
by parlophone (2007-05-15 00:27) 

MASA

相変わらず素晴らしくいいコンディションのものをお持ちで羨ましいです。私のなんかジャケの真ん中に1本スーッと引っ掻いたような線が入っちゃてるんです(泣)。まあ、安かったから仕方ないんですけど(笑)。
mono盤は相変わらず再発盤しか持っていないので、そろそろオリジナルが欲しいですね。US盤の初期プレスも欲しいのですが、こちらもなかなかいいブツに巡り会えません。
by MASA (2007-05-15 12:48) 

てらだ

遼さん、MOREさん、こんばんは。

なかなか興味深いお話で、当時のファンの皆さんがビートルズとストーンズをどういう風に受け止めていたのか伺い知ることができました。

「サージェント」や「ホワイト」の時代にその真ん中にどっぷりと浸かっていた世代の皆さんが羨ましいです。
私も少しでいいから2つのグループが活動していた60年代の音楽シーンを体験してみたかったなあ~。

ところで、すでにご存知かもしれませんが私のページのリンクでお世話になっているSHADOWさんがホワイトのナンバー研究をされています。
http://www012.upp.so-net.ne.jp/cryforashadow/index.htm
by てらだ (2007-05-15 20:27) 

miyabi

遼さん,みなさん こんばんは。
以前書き込みさせていただいたmiyabiです。

さすが遼さん、素晴らしい状態ですね。

ジャケ取り出し口もスパスパで背の字もくっきりですね。
その上、スペーサー&フライヤーつきとは!

私のは背の字何とか読める程度なので、うらやましい限りです。

みなさんに、2点ほど教えてほしいのですが…

ポートレートのことです。
1.再発盤とオリジナル盤のポートレートの見分け方
(印刷の明暗・ピントの甘さなど具体的な見分け方があればありがたいのですが・・・)

2.私のUKステレオ盤のポートレートは、UKの物より一回り小さく、表にコーティング(オリジナルジャケよりも薄いコーティング)されている物がついていました。どこかで入れ替わった物だとは思いますが…これはどこの国で作るられた物なのか自分なりに調べたのですが、わかりません。

よろしくお願いします。
by miyabi (2007-05-15 21:57) 

parlophone

MASAさん、どうもです。

>素晴らしくいいコンディション

ありがとうございます。
比較的ローナンバー(6ケタ)ということとスペイサー、さらにフライヤーがついていたということで、それなりの価格はしました…(涙。
それでもまだネット・オークションのなかった時代に買った16万台のものに比べるとリーズナブルな値段だったと思います^^

>mono盤は相変わらず再発盤しか持っていない

再発盤も(ジャケがコーティングなしで頼りないことを除けば)音的にはけっこういいと思いますね。
by parlophone (2007-05-15 22:34) 

parlophone

てらださん、どうもです。

>私も少しでいいから2つのグループが活動していた60年代の音楽シーンを
>体験してみたかった

そうですね。
こればっかりはどうしようもないですね~。
ぼくもマイルズがコルトレーンやビル・エヴァンスといっしょに活動していたころ、モダン・ジャズがいちばんモダン・ジャズらしかった時代に生で聴いてみたかった、という思いはありますからね。

ところで、素晴らしいサイトをご紹介いただきありがとうございました。
とても興味深かったです^^
by parlophone (2007-05-15 22:41) 

parlophone

miyabiさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。

ご質問の件ですが、
ぼくはオリジナル・モノラル盤3組、オリジナル・ステレオ盤1組、70年代初期の再発ステレオ盤1組、再発モノラル盤1組、計6組のUK盤をもっていますが、ポートレイトにかんしてはほとんど違いがわかりません。
今度昼間の明るいときに比べてみたいと思いますが、違いを感じたことはありません。

一回り小さいサイズのものについては、申し訳ありませんがぼくにはわかりません。
どなたかご存知の方があればいいのですが…。
by parlophone (2007-05-15 22:51) 

prodigal

遼さん、こんばんは。先日はお祝いコメントありがとうございました!

いつもこちらのコーナーが更新されると同じ感想になってしまい、ボキャブラリーの無さを痛感します。
今回も「もの凄く綺麗な盤をお持ちで、それをじゅ~~~ぶんに伝える写真だなぁ」としか言い様がありません(笑)
by prodigal (2007-05-15 23:04) 

parlophone

prodigalさん、ありがとうございます!
最大級のお褒めの言葉だと思って、これからも頑張ろうと思います^^
今後ともよろしくお願いしますね!
by parlophone (2007-05-15 23:50) 

tamachi

遼さん、こんばんわ。
素晴らしいものを見せてもらい、ため息がでましたしこれは目の毒です(笑)
レコードも写真もきれいで非常に楽しめました^^

僕はシングル「HEY JUDE」発売時小学生でよく覚えているのですが
このアルバムは完全に後追いでの1973年頃に初めて聴いたので、
当時の様子をご存知の遼さんがうらやましいです。
ところで僕はオープントップのものはモノ・ステレオを2セットあるのですが
"KT"刻印もなく特に一般的な?ものでした。
次回も楽しみにしております~
by tamachi (2007-05-16 00:05) 

nowatts

遼さんごぶさたしております。
思えばこちらにお邪魔するきっかけがホワイトアルバムのレーベルについて質問させていただいたことでした。あのころは知り合いもいないイギリスの地で、つわりに苦しむかみさんと不安な日々を過ごしておりましたが、性別不明の一センチの物体だったわが娘も暴れ盛りになってきました。早いものです。
私も昔、雑誌社のバイトでジャケ写撮ったりしてたのですがやはりコーティングジャケはむすかしいですねー。ホワイトアルバムはなまじ白一色なので反射とか陰影の具合とかが余計難儀なのでは、と思いますが遼さんの撮影は毎度のことながらすばらしいです。ジャケットに対する愛さえ感じます。
わたしがケンブリッジで手に入れたホワイト・モノラルはジャケも盤もせいぜいVG+で遼さんのお持ちの美盤とは比べものになりませんが、あの地での生活と、英盤アナログワールドに足をつっこんだ、ということで忘れることのできない一枚(二枚)です。
by nowatts (2007-05-16 10:44) 

parlophone

tamachiさん、どうもです。

>ため息がでましたしこれは目の毒です

ありがとうございます!
じつは今回の記事を書くのに62枚の写真を撮りました。
それでもまだ何枚かは撮り直しをしたくて仕方ありません。
でもよろこんでいただけて頑張った甲斐がありました。

>当時の様子をご存知の遼さんがうらやましいです

このころの4~5年の違いって大きいですよね。
(もっと違ってたらお許しください…笑)
そういう意味では幸せな少年時代だったと思います。
by parlophone (2007-05-16 20:39) 

parlophone

nowattsさん、コメントありがとうございます。

>性別不明の一センチの物体だったわが娘も暴れ盛りになってきました

そうですよね~。
あのころはもうすぐ帰国予定だとおっしゃってましたが、お嬢さんも元気にお育ちのようで安心しました。
ぼくにも経験があるからわかりますけど、こどもって親の予想もできないはやさでどんどん大きくなっていきますからね^^

>私も昔、雑誌社のバイトでジャケ写撮ったりしてたのですが

そうだったんですか!
いや~、お恥ずかしい限りで、いろいろとアドヴァイスいただきたいです。
ヴィニール・コーティングで、ジャケットに窓から隣の家屋が映り込んでるのなんかも平気で撮ってますからね。
雑誌に載せる写真だったらぜったいNGでしょう。

>ジャケットに対する愛さえ感じます

ありがとうございます。
オリジナル盤の美しさをなんとか伝えたい、という気持ちで始めたコーナーなので、それが少しでも伝わるのならうれしいです。

>あの地での生活と、英盤アナログワールドに足をつっこんだ、
>ということで忘れることのできない一枚

英国で作られ英国の人々に聴かれてきたレコードには、日本製のレコードにはない、独特の美しさがあるような気がします。
一度その魅力に取りつかれると、なかなか逃れることはできませんよね^^
by parlophone (2007-05-16 21:14) 

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