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ザ・フー 『The Kids Are Alright』 [Blu-ray & DVDコレクション]

今日もまた、先日のリストの中には入ってなかったDVDのお話(……われながらまずい展開だ 汗)。
去年の7月に『The Kids Are Alright』のディレクターズ・カット盤が出たとき、ほしいけど高いなあ…と思っていたのだが、今回2,940円で再発されていたので迷わず購入してしまった。
もともとは1979年に劇場公開されたドキュメンタリー・フィルムで、そのときの上映時間より約10分長い109分のディレクターズ・カット盤である。
昨年はロジャー・ダルトリーのインタヴューなど約40分の特典ディスク付2枚組でリリースされたのだが、今回は5.1ch、dts、32ページのカラー・ブックレットなどという仕様はそのままに本編ディスクのみの発売で、価格は半額以下だから待っててよかった^^。

映像は1967年9月のCBSテレビ、「スマザーズ・ブラザーズ・コメディ・ショウ」から始まる。
演奏するのはオープニングとしてはこれ以上ない「マイ・ジェネレーション」。

ぼくは69年のウッドストックの記録映画で初めて動くザ・フーを観てノックアウトされた口だが、それ以降も70年のワイト島のライヴ、94年にレーザー・ディスク2枚組(収録時間156分!)というヴォリュームで出た『マキシマム R&B ライヴ』、あるいはストーンズの『ロックンロール・サーカス』など、けっこうかれらのライヴ映像を見てきたのだが、それでもこのオープニングにはすっかり目を奪われてしまった。

  

ぼくはギター弾きなのでどうしてもギターに目が行くのだが最初は「お、ギブソンのES-335かな?珍しいなあ」と思ったのだ。
でもヘッドの形がまるで違う。VOXのヘッドにも似てるんだけど、フェンダーみたいに糸巻きが一列に並んでいる。
どうもピック・アップもシングルみたいだ。
う~ん、知らないメイカーだな~、と思っていたら、案の定、曲の最後にアンプにつっ込んでぶっ壊してしまった。
やっぱりリッケンやレスポールという高いギターのときはちょっと控えるんだろうな(笑)。
けれどこのときはそれだけにとどまらず、キースはドラムを蹴落としてステージに寝ちゃうし、ちょっとした爆発でアンプからは火が出るし、ピートは司会者が持ってきたアコギまで叩き割っちゃう。

  

やっぱりここまでやると観客も騒然となるわね。
しかし高い演奏力と美しいコーラス・ワーク、そして観客の度肝を抜くパフォーマンス、よくもまあこんなライヴを続けてこられたもんだ。


タグ:ザ・フー
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コメント 2

へどろん

おぉ〜!2940円で出てるのですか〜?
あっしも買ってなくてよかった・・・こりゃ買いですね!
この名作はDVDで欲しいですからね〜。
マキシマム〜も出ないかな〜・・・このくらいの価格で・・・
このオープニングは何回見たことか・・・Roger from 「OZ」って。笑
そういわれりゃ怪しいギターっすね・・・破壊用だったとは!
by へどろん (2005-09-05 22:13) 

parlophone

>このオープニングは何回見たことか・・・Roger from 「OZ」って。笑
おー、そうなんですか。有名なヴィデオだったんですね!
いや、ほんとに司会者をおちょくってますよね^^;

『マキシマム』も名作ですから、ぜひ廉価盤で出してほしいですよね。
by parlophone (2005-09-05 23:40) 

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