ロンリー・ボーイ [MORE MUSIC!]
みなさんはアンドリュー・ゴールドというミュージシャンをご存知だろうか。
リンダ・ロンシュタットのアルバムでバック・ミュージシャンを務めながら75年に自身のソロ・アルバムでデビューした、70年代ウエスト・コーストを代表するシンガー・ソングライターだ(ということらしい)。
ぼくはぜんぜん知らなかった(笑)。
先々週(だったかな?)の山下達郎の「サンソン」で、彼の全米5位を記録した「ロンリー・ボーイ」('77)という曲を聴いて、それでいっぺんで好きになってしまったのだ。
ピアノのシンプルなリフで始まるこの曲は、ちょっと懐かしいような切ないメロディーもいいし、なによりトリッキーなリズムが快感だ。
ギターもおそらく彼自身が弾いていると思うのだが、ハードにドライヴィングしていて気持ちいい。
77年というともっぱらジャズを聴きまくっていたころなので、知らないのも当然だろうなあ…と思っていたら、友人が77年の洋楽コンピレーションに入っているよと教えてくれた。
そこに収められている楽曲を見てびっくり。
ベスト・オヴ・マイ・ラヴ エモーションズ
チェリー・ボム ザ・ランナウェイズ
イッツ・ソー・イージー リンダ・ロンシュタット
宇宙のファンタジー アース・ウインド&ファイアー
おしゃれフリーク シック
ハロー・ミスター・モンキー アラベスク
フィール・ソー・グッド チャック・マンジョーネ
シャドー・ダンシング アンディ・ギブ
今夜は帰さない チープ・トリック
ストレンジャー ビリー・ジョエル
みんな知ってるよ~(笑)。
どうしてアンドリュー・ゴールドだけ知らないんだろう。
ま、それはいいとして、久しぶりに自分たちのバンドでやりたい曲を見つけたという感じだ。
さっそくメンバーを集めてミーティングだぁ!
☆ parlophone さん。コメントをありがとうございました。この当時のヒット曲は頭の中でごちゃごちゃになることが多く,Web時代以前であれば探し出すことが出来ないまま「ああ,あれは良い曲だったがなあ」で終わっていたと思います。
☆ IT革命は一部の人だけが喧伝してように見えますが,その実,あたしもこの曲についての情報を「All Music Guide」で入手し,アルバムもネットで(Amazonあたりで)買い,歌詞カードもLyricサイトからコピペして貼り付け,最後に映像を「YouTube」で見つけて貼り付けました。これを「革命的変化」と言わずに何と申しましょう(^^)。
☆ あとはこの記事やTBさせていただいたあたしの記事を経由して,より多くの人がアンドリュー・ゴールドというミュージシャンと「Lonely Boy」という作品を再評価していただければ,望外の幸せであります。TBの件,事後承諾になりますが,よろしくお願い致します(おお,何だか選挙の時の政治家のようだ^^;)。ではでは(^o^)/~~~。
by deacon_blue (2007-08-19 18:03)
deacon_blueさん、古い記事にnice!&commentありがとうございます。
>この当時のヒット曲は頭の中でごちゃごちゃになることが多く,Web時代以前であれば
>探し出すことが出来ないまま「ああ,あれは良い曲だったがなあ」で終わっていた
たしかにそうですね。
今はググってハイ!みたいに探し物にたどりつけますからね~。
便利な時代になりました。
しかも70年代はラジオとTV、レコードというハードとソフトが円熟期を迎えて、ポピュラー・ミュージックに限らず、音楽的遺産が多く遺された時代だったので、それらが体系的に蓄積されていけばいいなと思います。
>より多くの人がアンドリュー・ゴールドというミュージシャンと
>「Lonely Boy」という作品を再評価していただければ,望外の幸せ
ほんとうにそうなればいいですね。
by parlophone (2007-08-19 23:37)