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プリファブ・スプラウトのアルバム―part 3 [ブリティッシュ・ロック]

プリファブ・スプラウトの8年ぶりのニュー・アルバムが出るという話をタケシくんから聞いたのは、今年の夏あたりだっただろうか。
そのころはまだ、『スティーヴ・マックイーン』を聴き始めたばかりのころだったからあまりピンとは来なかったのだが、タケシくんの話によるとなんでもアルバム自体は17年もまえから作り始められていたという。
あきれるのを通り越して笑ってしまうような話だが、このまえタケシくんから借りたステュワート&ガスキンの新作『グリーン・アンド・ブルー』は18年ぶりの新作だったのだから、どうもタケシくんの好きなアーティストは寡作家が多いようだ。

さて、そのプリファブの新作『レッツ・チェンジ・ザ・ワールド・ウィズ・ミュージック』(長いので以下『ミュージック』と略す)は、本来ならば1990年の『ヨルダン:ザ・カム・バック』の次に同じくトーマス・ドルビーのプロデュースでリリースされる予定だった。

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ステュワート&ガスキン 『グリーン・アンド・ブルー』 [ブリティッシュ・ロック]

ハットフィールド&ザ・ノースなどカンタベリー派のバンドで活躍したキーボード・プレイヤーのデイヴ・ステュワートとブリティッシュ・フォーク・ロックの至宝、スパイロジャイラのヴォーカリストとして知られるバーバラ・ガスキンのユニット、ステュワート&ガスキンの18年ぶり!のアルバムがリリースされている。

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以前スパイロジャイラのアルバムを紹介したときにMASAさんや路傍さん、MOREさんなんかが言及されていたのでこのユニットを知ったのだが、ハットフィールド&ザ・ノースは『ロッターズ・クラブ』しか聴いたことはないけれど大好きなアルバムだし、スパイロジャイラのバーバラの声にはぞっこんだったので、新しいアルバムにはすごく興味があった。
なんどかこのブログにも登場している若い同僚のタケシくんが買ったというので、さっそく貸してもらった。

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クラプトンとベックの10曲 [ブリティッシュ・ロック]

『レココレ』の3月号で組まれていた特集はクラプトンとベックのそれぞれのベスト50曲。
最近の『レココレ』はどう考えても安易な企画が多いよなー…なんて思いながらもついつい買ってしまったのはいいが、まったく読む暇もない。
やっとのことで先日目を通したらけっこうおもしろいじゃありませんか!

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それもそのはず、選者のみなさんはぼくと同世代かちょっと若いぐらいだから、やっぱり60年代末から70年代前半ぐらいの演奏を挙げる人たちが多いのだ。

ということで、前回のロッドも登場する、ぼくなりのそれぞれのベスト5を考えてみた。

クラプトン、ベックの順で行きます。

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コールドプレイ 『美しき生命』 [ブリティッシュ・ロック]

(きのうのつづき)

ということでUS 盤が今週の水曜か木曜にAmazonから届く予定だったのだが、先週の土曜日にタワレコに行ってみると、な、なんとEU 盤が1,690円で売られているはないか!
ちなみにAmazon.jp ではUS 盤が1,555円、UK 盤は3,363円。
このUK 盤というのがEU 盤である可能性が高く、しかもEU 盤は紙ジャケなので、矢も盾も堪らずAmazon のほうはキャンセルしてEU 盤を買ってしまった。

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コールドプレイ 『美しき生命』――イントロダクション [ブリティッシュ・ロック]

きょうはイントロです。
『美しき生命』そのものについては明日書きますのでよしなに。

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ぼくの友人にコーリイという、テキサス出身の英会話教師をしている青年がいる。
かれも『HEROES』が大好きなのでその話で盛り上がったこともある。
「(テキサス州の)オデッサなんかも舞台になってたよね」
というと
「う~ん、すごい田舎だよ」
と笑ってた。

先週の話だが、そのコーリイが
「遼さん、コールドプレイの新作、もう買いましたか」
と聞くので、
「まだ買ってないんだよ。
国内盤があんまり高いんでAmazon US 盤を頼んだんだけど、US 盤のリリースは来週みたいなんだ」
というと、
「ああ、そう。それにしてもどうして日本のCD ってあんなに高いの?」
という話になった。

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ピンク・フロイド 『夜明けの口笛吹き』 40th Anniversary Edition [ブリティッシュ・ロック]

ぼくはいつごろからピンク・フロイドを聴き始めたんだろう。
たとえばジミ・ヘンドリクスはシングル「紫のけむり」を、クリームもやはりシングル「ホワイト・ルーム」をラジオで聴いたのがきっかけだった。
60年代後半というと、そうやってラジオで聴いたヒット・シングルがそのアーティストへの入口だったのだ。

でもフロイドは、たとえば「吹けよ風、呼べよ嵐」がヒットするまえに『原子心母』のアルバム持ってたもんなあ。
どうして買ったのかまったく覚えてないのだ。

さて、『夜明けの口笛吹き』( 当時の国内盤のタイトルはたしか『サイケデリックの新鋭』だった^^)は1967年、『サージェント・ペパーズ』と同じ年にリリースされたフロイドのファースト・アルバムだ。

    
    (右上のBUY 3 という赤いシールはタワレコのキャンペーン・シール)

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キンクスのアルバム――その2 [ブリティッシュ・ロック]

予定からおよそ1か月半遅れでパイ時代のキンクスのアルバムが紙ジャケでリリースされた。

    

ぼくはキンクスのアルバムは2004年にサンクチュアリから出た『サムシング・エルス』のプラケしか持っていない。
ほんとうなら1st、『サムエル』、『ヴィレッジ・グリーン』、『アーサー』の4タイトルを手に入れたいところだが、ほんとうに財政的に苦しいので、今回は画像の2タイトルだけだ。
みなさん、悪魔の囁きは「♪ダメ、だめ、駄~目ダメよ」(笑

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タグ:キンクス
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キンクスのアルバム――その1 『この世はすべてショー・ビジネス』 [ブリティッシュ・ロック]

RCA・エラのキンクスの紙ジャケが一挙に13タイトル発売された。
たしかRCA時代のキンクスの紙ジャケは2度めだと思う。
前回は1枚も購入しなかったので、今回は『この世はすべてショー・ビジネス』を買ってみた。

   

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タグ:キンクス
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THE WHO フーの国内盤復刻紙ジャケ [ブリティッシュ・ロック]

残念なことにというべきか、幸いにというべきか、ぼくは国内盤LPにはほとんど興味がない。
あるとすればビートルズの国内盤ぐらいで、ストーンズもZEPPもリアル・タイムで買ったもの以外はあまり興味がない。

ザ・フーの1st『マイ・ジェネレイション』の国内盤、いわゆるガールズ・ジャケについてはTETSU+PC2さんに紹介していただいた「ジス・ボーイ」(かんだ米穀店)のサイトで超レアであることは知っていた。
(でも帯つきなんて残ってるんでしょうか? ま、残ってるから復刻できるんでしょうけど^^;)

このガールズ・ジャケが一般的になったのは、『マイ・ジェネ』のデラックス・エディションが紙ジャケになったときにディスク・ユニオンが幻のデフ・ジャケとして特典につけてからだろう。

   

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タグ:ザ・フー
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『ブリザード・オヴ・オズ』 オジー・オズボーン [ブリティッシュ・ロック]

ギタリスト、ランディ・ローズの名前をどれくらいの人が覚えているのだろう。
1956年カリフォルニアで生まれ、クワイエット・ライオット、オジー・オズボーン(ブリザード・オヴ・オズ)という2つのグループで4枚のアルバムを遺し、1982年3月19日、飛行機事故のために死去。
享年25歳であった。

   

ヘヴィ・メタルをまったく聴かないぼくが、ときどき無性に『ブリザード・オヴ・オズ (血塗られた英雄伝説)』、『ダイアリー・オヴ・ア・マッドマン』という2枚のアルバムを聴きたくなるのは、ひとえにランディのギターが聴きたいからである。

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