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RIP 大滝詠一 [追悼]

みなさま、ご無沙汰しております。
とうとう今年は一度も更新をしませんでした。
これが2013年最初のブログであるとともに最後のブログです。
来年はせめて月に一度は更新したいな。
今後ともよろしくお願いいたします。


と、書いて終わるつもりだったのに…


なんとなんと2013年の大晦日の今日、大滝詠一が亡くなったというニュースが入ってきた。

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トニー・スコット監督の死を悼む [追悼]

映画監督のトニー・スコットが飛び降り自殺をしたとロイターが伝えている。

ロサンゼルス郡検視当局によると、映画「トップガン」などのヒットで知られるトニー・スコット監督(68)が19日、ロサンゼルスの橋から飛び降り自殺した。
スコット監督は現地時間の午後12時半ごろ、ビンセント・トーマス・ブリッジの駐車場から飛び降りたのが目撃されている。遺体は午後3時前に警察当局が収容したという。
同郡検視当局者は自殺とみており、検視はまだ行われていない。


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   (写真もロイター)

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追悼 中村とうよう氏 [追悼]

ここ3年ほどは真冬にだって風邪を曳いたことがなかったのに、なぜか夏風邪に罹って先週の3連休からベッドに倒れこんでしまった。
でもこれだけは書いておかなくては、と思って書いておく。

中村とうようさんが亡くなった。

こんなことを書くとなんだか因縁話めいて本意ではないのだが、体調を崩すまえ妙にサンタナが聴きたくなって『Abraxas 天の守護神』のアナログ盤を取り出した。
そのときはけっきょく「ネシャブールのできごと」を聴いただけでそのあとがつづかなくなり、アルバムはターンテーブルのうえに載せたきりになってしまった。
きょうふと思ってアルバムのライナーを見るとやはり執筆はとうようさんだった。

ぼくが高校に入った前後のことだと思うが、当時創刊されたばかりの『ニュー・ミュージック・マガジン』を試しに買ってみたことがある。
それまで読んでいた音楽雑誌というと『ミュージック・ライフ』か『音楽専科』、あとは『新譜ジャーナル』や『GUTS』といった楽譜の載った雑誌だったから、まずそのハンディなサイズが新鮮だった。
グラヴィアが少なく硬派な記事が多いというのも珍しかったが、今になってみれば編集長のとうようさんが"若者向けのアイドル雑誌"ではなく、ほんものの音楽批評として堪えうる音楽雑誌を目指していたんだなあ、ということがわかる。
「ニュー・ミュージック」というのも、60年代が終わって70年代に入ろうとしていた当時の新しい音楽、たとえば「ニュー・ロック」や「アート・ロック」、あるいはディランからジェイムズ・テイラーやキャロル・キングへとつながっていくSSW系のニュー・ミュージックにとどまらない、中南米やアフリカなどの音楽との融合まで視野に入れた「新しい音楽」を考えていたのだろうと思う。

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      (画像は「音楽雑誌資料室」からお借りしました)

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追悼 ポール・ニューマン [追悼]

ポール・ニューマンが亡くなった。
以下Asahi com から記事を引用する。

米俳優ポール・ニューマン、83歳で死去

[ロサンゼルス 27日 ロイター] 米俳優ポール・ニューマンさんが26日夜、長いがんとの闘病の末、コネティカット州ウェストポート近くの自宅で死去した。83歳だった。広報担当者が27日に明らかにした。

 ニューマンさんは60年以上にわたってハリウッドの第一線で活躍。50作品を超える映画に出演し、代表作には「熱いトタン屋根の猫」、「ハスラー」、「明日に向って撃て!」、「スティング」などがある。

 アカデミー賞には俳優として9回ノミネートされ、1986年の「ハスラー2」で主演男優賞を受賞。映画俳優・監督としてだけでなく、自動車レーサーや実業家としても成功を収め、食品事業で得た収益を通じて世界各地の慈善団体に多額の寄付もしていた。


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追悼:ダン・フォーゲルバーグ [追悼]

ダン・フォーゲルバーグが前立腺ガンで亡くなったのは1週間まえのことだった。
8月22日にSony Music からリリースされた紙ジャケ『フェニックス』の天辰保文の解説で闘病中であることを知ってからわずか4か月。
ぼくにとってはほんとうにとつぜん齎された死の報らせだった。

     

ダンのオフィシャル・サイト Dan Fogelberg.com によると、12月16日付で

Dear friends,

Dan left us this morning at 6:00am . He fought a brave battle with cancer and died peacefully at home in Maine with his wife Jean at his side. His strength, dignity, and grace in the face of the daunting challenges of this disease were an inspiration to all who knew him.

というコメントが載せられている。

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愛するアニタ [追悼]

asahi.com から引用する。

米ジャズ歌手、アニタ・オデイさん
 アニタ・オデイさん(米ジャズ歌手)が23日、ロサンゼルスの病院で死去、87歳。

 40年代から50年代にかけ、「ハニーサックル・ローズ」「スイート・ジョージア・ブラウン」などのスタンダードナンバーを粋に表現してトップ歌手の座についた。

 シカゴで生まれ、10代から歌手として活躍。一方、麻薬や酒におぼれ、40年代後半にはヘロインの過剰注射で命を落としかけた。この経験から麻薬からは手を切ったが、アルコール依存は長く続き、96年には自宅で酔って階段から転落。大けがをして、約1年間歩けなかった。

 回復してからは再び舞台に立ち、今年にはCDをリリースするなど生涯歌い続けた。99年のAP通信とのインタビューで「歌っているとき、私は幸せだ。自分ができることをしている。それが人生への私の貢献」と語っている。(AP)

ビリー・ホリデイの壮絶な生涯についてはアウトラインだけは知ってたけど、アニタもけっこうすごい人生だったのね。
しかも、どこか某ECを髣髴させる部分もあるし…。
ECにもJJと一緒になって飲んだくれてると階段から落ちて大怪我するよ…って忠告しとこう(笑。
スミマセン、ちょっと不謹慎でした…。

8月の「JAZZの愛聴盤」で『真夏の夜のジャズ』を取り上げたときにアニタのことにもちょっと触れた。
そのときには

スキャットで伴奏陣とアドリブの応酬をするアニタの圧倒的な歌唱は、そのへんのジャズ・ヴォーカリスト(を名乗っている女性歌手)が単なるモノマネに過ぎないことを如実に見せつけてくれる。

と書いたのだが、そんなアニタの名唱の数々を堪能できるのが、彼女の代表作のひとつである『アニタ・シングス・ザ・モスト』だ。
今日は朝出かける前にこのアルバムを聴いて彼女を追悼した。

   

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追悼:デューク・ジョーダン [追悼]

asahi.com から記事を引用する。

米ジャズピアニスト、デューク・ジョーダンさん

デューク・ジョーダンさん(ジャズピアニスト)が、ニューヨーク・タイムズのインターネット版などによると、8日死去、84歳。チャーリー・パーカー・グループで演奏し、50年代にニューヨークを中心に活躍。70年代にはチェット・ベイカーらと共演。「フライト・トゥ・デンマーク」などの作品を残した。親日家としても知られ、たびたび来日し、各地で演奏会を開いた。

デューク・ジョーダンの名前を初めて覚えたのはチャーリー・パーカーのアルバムからだった。
1947年10月のダイアル・セッション、メンバーはマイルズ・デイヴィス(tp)、チャーリー・パーカー(as)、ジョーダン(p)、トミー・ポッター(b)、マックス・ローチ(ds)というクインテットで、曲はガーシュインの「Embraceable You」。
2テイク遺されているがいずれもジョーダンのソロはない。
けれどもそのイントロの素晴らしさ。
その抒情性に導かれるようにバードもマイルズもじつに美しいソロを紡いでゆく。

   

さて、今晩はシグナル・レーベルに遺されたリーダー・アルバム、『トリオ・アンド・クインテット』を聴こう。
1955年の録音で、A面はパーシー・ヒースのベースにアート・ブレイキーのドラムスというトリオ、B面はこれにエディー・バートのトロンボーンとセシル・ペインのバリトン・サックスというメンツで、こちらのほうは地味なことこの上ない(笑)。

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二つの訃報 [追悼]

おととい(7月12日)の朝刊に二つの訃報が並んだ。

以下、朝日新聞の記事を引用する。

元ピンク・フロイド シド・バレットさん
(英国の元ロックミュージシャン)英BBC放送によると、7月初旬に死去、60歳。死因は不明だが、近年は糖尿病を患っていた。
65年にロジャー・ウォーターズとともにロックバンド「ピンク・フロイド」を結成。しかし薬物の影響で精神的に不安定となり、1枚目のアルバム「夜明けの口笛吹」(67年)に参加後、68年に離脱。その後数枚のアルバムを発表しただけで、余生を過ごしていた。    (共同)

ジューン・アリスンさん
(米女優)AP通信によると、8日、呼吸器系疾患で死去、88歳。
1917年ニューヨーク生まれ。ブロードウェイのコーラスガールなどを経て女優に。40~50年代に「甦る熱球」(49年)、「グレン・ミラー物語」(54年)などに出演、朗らかなキャラクターで「米国人男性があこがれる理想の妻」と呼ばれた。    (共同)

   

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ビリー・プレストン、闘病の果てに逝く [追悼]

つい先日『コンサート・フォー・ジョージ』のDVDで歌う姿を見たばかりだったのでまったく予想もしていなかったのだが、ビリー・プレストンが昨日6月6日、腎不全のために亡くなった。

考えたらこのコンサートは3年前のものだから今の姿ではないわけだが、昨年の『コンサート・フォー・バングラデシュ』のDVDでも元気にコメントしていたので、まさか11月から昏睡状態になっていたとは知らなかった。

それにしても59歳とは…。

ジョンの40歳は凶弾に倒れたわけだから数えることはできないとしても、ジョージが58歳、ビリーは59歳。
あまりにも早すぎる死だ。

今日はAppleに遺されたかれのソロ・アルバムを聴いて追悼しよう。

画像は『アンソロジー』のDVDから、セッションに初参加したときのようす。

   

このあと、ジョージやリンゴも飛んできてビリーと握手する。

「レット・イット・ビー」のオルガン・ソロを弾くビリー。

   

『バングラデシュ』のなかで思わず踊りだすビリーも忘れられませんね。

 


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追悼―ジャッキー・マクリーン [追悼]

3月18日のブログで彼の初リーダー・アルバムを紹介したばかりだったのに、マクリーンが3月31日に亡くなってしまった。

ぼくはこのことをRefugeeさんのブログで知ったのだが、そこに書き込んでくれたbassclefさんはShaolinさんのブログをご覧になったということだった。
Shaolinさん、bassclefさん、Refugeeさん、ありがとうございました。

さて、夕方マクリーンの追悼に何を聴こうかと思い巡らして選んだのはこのアルバム。

  

チャールズ・ミンガスの『ブルーズ・アンド・ルーツ』だ。

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