ビートルズのリマスターLP 比較試聴その2 『サージェント』編 [BEATLES]
きょうは『サージェント』のファースト・インプレッションをお届けしましょう。
前回の記事はボージョレ・ヌーヴォーの解禁に合わせて「Les Nouvelle Beatles! その1」と洒落てみたが、おそらく検索にはほとんど引っかからないと思うので(笑)、今回はごくごく平凡なタイトルにもどした。
『サージェント』もUKステレオ盤は2枚しかもっていない。
イエロー・パーロフォンのアーリー・プレスと2EMIのシルヴァー・パーロフォンだ。
アーリー・プレスのステレオ盤は「Original PHONOGRAM Photo Gallery」でも紹介しているが、「KT」の刻印のあるもので、おそらく67年のプレス。
フルコーティングの豪華なゲイトフォールド・カヴァーで、内側の上下にフリップが見えるタイプだ。
2EMIのほうはぼくが社会人になったときに天神のベスト電器で新品を購入したものなので1976~77年ごろのプレスだと思う。
コーティング・ジャケットだが、見開きの内側にはコーティングがなく、上下にあるフリップは内貼りなので見えないタイプだ。
さて、リマスターLPはEU盤で、フロント・カヴァーは色鮮やか。
US盤でレコード番号が「C1-」から始まるものがあったが、あのころの『サージェント』を思わせるような鮮やかさだ。
UK盤も、ぼくが中学生のころから見てきた国内盤もこれほど鮮やかではないので、ちょっと違和感がある。
表裏ともたぶんニス塗りだと思うが光沢のあるジャケット。
シュリンクを外せない性分なので申し訳ないが、見開きの内側はおそらくニスも塗られていないと思う。
右上のステッカーには『リヴォルヴァー』にはなかった記載がある。
「サイケデリック・インナーとカット・アウトのレプリカ、1987年にマーク・ルウィソンによって書かれた覚書とポールのイントロダクションの載った新たなインサート付」というような意味のことが書かれている。
3枚を並べたところ。
『リヴォルヴァー』と同じく、左からリマスター、オリジナル、2EMI。
バックカヴァー。
リマスター盤だけ色味が違って見えるが、実際はもっと濃い赤だ。
オリジナルと比べてみる(以下いずれも左がリマスター、右がオリジナル)。
スパイン(下がオリジナル)。
前回の記事でdonjiさんも指摘されていたように、オリジナルとリマスターではタイトルの文字が逆さまになっている。
もっともUS盤や国内盤では最初からリマスターと同じ表示、UK盤は2EMIになってからも倒立した表示だった。
カットアウト。
これも見慣れたものと比べると色が濃く見える。
いわゆるサイケデリック・インナー。
新品はこんなだったのか!と思わせる白さである。
袋の作り方は同じだが、右下にあった「MADE IN GREAT BRITAIN PATENTS APPLIED FOR」の文字はなくなっている。
うちにあるサイケ・インナーをすべて並べてみた(笑。
上段左からUS mono、US stereo、中段UK mono、UK stereo、一番下がリマスター盤。
これはリマスター盤だけのおまけ。
4ページのカラーのインサートだ。
内容はCDのブックレットと同じようなものだが、『サージェント』大好き人間としては、アウトテイクのカラー写真がこんなに大きく見れるのはとてもうれしい。
『アンソロジー』をLPで買ったときもCDのブックレットでは顔だけだった写真が大きくなっていたのがうれしかった。
いつの日か『サージェント』関連に絞った大判の写真集を出してもらいたいと思うのはぼくだけだろうか。
それでは比較試聴に移ろう。
いつも冒頭の曲が多いので、今回は中盤から最後の曲を聴いてみた。
最初はA-5、ストラトキャスターの音がとても魅力的な「FIXING A HOLE」
まずオリジナルから。
ポールのヴォーカルはエコーがやや控えめに聞こえる。
左チャンネルのハイハットがノイジーで、シャーッ・シッキ・シャー・シャーみたいな感じに鳴っている。
ポールのベースも余韻が少ない。
右チャンネルのストラトはほんとうに魅力的な音で、まるで秋の葡萄のように瑞々しい。
つぎにリマスター盤。
ポールのヴォーカルのエコーがやや深めで、ベースにもエコーがかかっているのがわかる。
左チャンネルのハイハットやスネアは穏やかになって、ノイズっぽさが後退する。
ストラトは深い響きが抑えられて、ちょっと色気が消えた。
オリジナルと比較すると全体的に瑞々しさが薄く、まとまりのいい優等生的な音に聞こえる。
リマスターCD。
ポールのエコーのかかったヴォーカルも、ストラトも瑞々しく鳴っている。
ハイハットはちょっとノイジーだが、ちゃんとハイハットだということはわかる。
コーラスも綺麗だし、悪くない。
これだったらCDでもいいよね、と思いながらそこからオリジナル盤にもどると、やはり全然違うのだ。
アナログの深みのある豊饒な音は、残念ながらCDには乏しいということに気づかされる。
もう1曲、B面最後の「A DAY IN THE LIFE」を聴いてみた。
今回のリマスターLPで、アビーロード・スタジオが細心の注意を払った、そのひとつがアナログ盤の宿命ともいえる内側の歪みだった。
そのあたりにも興味があった。
まずオリジナル盤。
ジョンのヴォーカルの切ない感じ、繊細なこころの震えまでが伝わってくるような音だ。
センターではベースとドラムスがダイナミックな動きでこの曲の真のパワーを伝えようとするが、ヴォリュームはあくまでも控えめで、ジョンのアコギとヴォーカルを引き立てる。
後半のポールのヴォーカルは聴きなれた生の声ではなく、やや変調されているように聞こえる。
リマスター盤。
こちらも「FIXING A HOLE」と同じでヴォーカルのエコーがやや深めに聞こえる。
ポールのベースは音が大きくミックスされているようだ。
ポールの声はオリジナルより生の声に近い感じ。
オーケストラやピアノも濁りの少ない音だ。
ふと思ったのだが、ひょっとしたらオリジナル盤のボールの声が、少し変調をかけたように聞こえたのは内側のノイズのせいだったのではないか。
そう思って慌ててCDをかけてみる。
よくわからないけれど、CDのポールの声はオリジナルとリマスターの間のように聞こえた。
総合的にいうと、今回のリマスターLPはとてもよくできていると思う。
もちろんオリジナルに比べれば、いろいろと差も見つかるけれど、それは聴き比べて感じるレベル。
デジタル時代のアナログ盤ということで徹底的にローノイズにこだわったせいか、昔のレコードのようなノイズっぽさはまったくない。
その分、小奇麗になったといえばそうなのだろうけれど、実際に届いてすぐにターンテーブルに載せたときは「けっこういい音してるなあ」としか思わなかった。
HMVで買ったときの値段は2,176円だったが、実際にはエルパカ・クーポン(はっきり覚えていないけれど、たぶん大瀧詠一の紙ジャケを予約したときにもらったもの)があったので、実質1,676円で購入したことになる。
オリジナルのステレオ盤はたぶん25,000円ぐらいで買ったと思うので、じつに1/15だ。
いずれにしても、わずか2,000円ちょっとの値段でカットアウトやサイケ・インナーがついて、フィジカルなモノとしても音の点でもオリジナルの雰囲気がたっぷり味わえる180gの重量盤が買えるのだから、これは買いだと思うのだが…。
前回の記事はボージョレ・ヌーヴォーの解禁に合わせて「Les Nouvelle Beatles! その1」と洒落てみたが、おそらく検索にはほとんど引っかからないと思うので(笑)、今回はごくごく平凡なタイトルにもどした。
『サージェント』もUKステレオ盤は2枚しかもっていない。
イエロー・パーロフォンのアーリー・プレスと2EMIのシルヴァー・パーロフォンだ。
アーリー・プレスのステレオ盤は「Original PHONOGRAM Photo Gallery」でも紹介しているが、「KT」の刻印のあるもので、おそらく67年のプレス。
フルコーティングの豪華なゲイトフォールド・カヴァーで、内側の上下にフリップが見えるタイプだ。
2EMIのほうはぼくが社会人になったときに天神のベスト電器で新品を購入したものなので1976~77年ごろのプレスだと思う。
コーティング・ジャケットだが、見開きの内側にはコーティングがなく、上下にあるフリップは内貼りなので見えないタイプだ。
さて、リマスターLPはEU盤で、フロント・カヴァーは色鮮やか。
US盤でレコード番号が「C1-」から始まるものがあったが、あのころの『サージェント』を思わせるような鮮やかさだ。
UK盤も、ぼくが中学生のころから見てきた国内盤もこれほど鮮やかではないので、ちょっと違和感がある。
表裏ともたぶんニス塗りだと思うが光沢のあるジャケット。
シュリンクを外せない性分なので申し訳ないが、見開きの内側はおそらくニスも塗られていないと思う。
右上のステッカーには『リヴォルヴァー』にはなかった記載がある。
「サイケデリック・インナーとカット・アウトのレプリカ、1987年にマーク・ルウィソンによって書かれた覚書とポールのイントロダクションの載った新たなインサート付」というような意味のことが書かれている。
3枚を並べたところ。
『リヴォルヴァー』と同じく、左からリマスター、オリジナル、2EMI。
バックカヴァー。
リマスター盤だけ色味が違って見えるが、実際はもっと濃い赤だ。
オリジナルと比べてみる(以下いずれも左がリマスター、右がオリジナル)。
スパイン(下がオリジナル)。
前回の記事でdonjiさんも指摘されていたように、オリジナルとリマスターではタイトルの文字が逆さまになっている。
もっともUS盤や国内盤では最初からリマスターと同じ表示、UK盤は2EMIになってからも倒立した表示だった。
カットアウト。
これも見慣れたものと比べると色が濃く見える。
いわゆるサイケデリック・インナー。
新品はこんなだったのか!と思わせる白さである。
袋の作り方は同じだが、右下にあった「MADE IN GREAT BRITAIN PATENTS APPLIED FOR」の文字はなくなっている。
うちにあるサイケ・インナーをすべて並べてみた(笑。
上段左からUS mono、US stereo、中段UK mono、UK stereo、一番下がリマスター盤。
これはリマスター盤だけのおまけ。
4ページのカラーのインサートだ。
内容はCDのブックレットと同じようなものだが、『サージェント』大好き人間としては、アウトテイクのカラー写真がこんなに大きく見れるのはとてもうれしい。
『アンソロジー』をLPで買ったときもCDのブックレットでは顔だけだった写真が大きくなっていたのがうれしかった。
いつの日か『サージェント』関連に絞った大判の写真集を出してもらいたいと思うのはぼくだけだろうか。
それでは比較試聴に移ろう。
いつも冒頭の曲が多いので、今回は中盤から最後の曲を聴いてみた。
最初はA-5、ストラトキャスターの音がとても魅力的な「FIXING A HOLE」
まずオリジナルから。
ポールのヴォーカルはエコーがやや控えめに聞こえる。
左チャンネルのハイハットがノイジーで、シャーッ・シッキ・シャー・シャーみたいな感じに鳴っている。
ポールのベースも余韻が少ない。
右チャンネルのストラトはほんとうに魅力的な音で、まるで秋の葡萄のように瑞々しい。
つぎにリマスター盤。
ポールのヴォーカルのエコーがやや深めで、ベースにもエコーがかかっているのがわかる。
左チャンネルのハイハットやスネアは穏やかになって、ノイズっぽさが後退する。
ストラトは深い響きが抑えられて、ちょっと色気が消えた。
オリジナルと比較すると全体的に瑞々しさが薄く、まとまりのいい優等生的な音に聞こえる。
リマスターCD。
ポールのエコーのかかったヴォーカルも、ストラトも瑞々しく鳴っている。
ハイハットはちょっとノイジーだが、ちゃんとハイハットだということはわかる。
コーラスも綺麗だし、悪くない。
これだったらCDでもいいよね、と思いながらそこからオリジナル盤にもどると、やはり全然違うのだ。
アナログの深みのある豊饒な音は、残念ながらCDには乏しいということに気づかされる。
もう1曲、B面最後の「A DAY IN THE LIFE」を聴いてみた。
今回のリマスターLPで、アビーロード・スタジオが細心の注意を払った、そのひとつがアナログ盤の宿命ともいえる内側の歪みだった。
そのあたりにも興味があった。
まずオリジナル盤。
ジョンのヴォーカルの切ない感じ、繊細なこころの震えまでが伝わってくるような音だ。
センターではベースとドラムスがダイナミックな動きでこの曲の真のパワーを伝えようとするが、ヴォリュームはあくまでも控えめで、ジョンのアコギとヴォーカルを引き立てる。
後半のポールのヴォーカルは聴きなれた生の声ではなく、やや変調されているように聞こえる。
リマスター盤。
こちらも「FIXING A HOLE」と同じでヴォーカルのエコーがやや深めに聞こえる。
ポールのベースは音が大きくミックスされているようだ。
ポールの声はオリジナルより生の声に近い感じ。
オーケストラやピアノも濁りの少ない音だ。
ふと思ったのだが、ひょっとしたらオリジナル盤のボールの声が、少し変調をかけたように聞こえたのは内側のノイズのせいだったのではないか。
そう思って慌ててCDをかけてみる。
よくわからないけれど、CDのポールの声はオリジナルとリマスターの間のように聞こえた。
総合的にいうと、今回のリマスターLPはとてもよくできていると思う。
もちろんオリジナルに比べれば、いろいろと差も見つかるけれど、それは聴き比べて感じるレベル。
デジタル時代のアナログ盤ということで徹底的にローノイズにこだわったせいか、昔のレコードのようなノイズっぽさはまったくない。
その分、小奇麗になったといえばそうなのだろうけれど、実際に届いてすぐにターンテーブルに載せたときは「けっこういい音してるなあ」としか思わなかった。
HMVで買ったときの値段は2,176円だったが、実際にはエルパカ・クーポン(はっきり覚えていないけれど、たぶん大瀧詠一の紙ジャケを予約したときにもらったもの)があったので、実質1,676円で購入したことになる。
オリジナルのステレオ盤はたぶん25,000円ぐらいで買ったと思うので、じつに1/15だ。
いずれにしても、わずか2,000円ちょっとの値段でカットアウトやサイケ・インナーがついて、フィジカルなモノとしても音の点でもオリジナルの雰囲気がたっぷり味わえる180gの重量盤が買えるのだから、これは買いだと思うのだが…。
はじめまして。
今回のアナログリマスターLPはPPMとサージェントの2枚をアマゾンで各1,841円で購入(今は2,000円台みたい)しました。購入時のアマゾンの表示はUS盤だったのですが、PPMは送られてきたのはEU盤でした!サージェントは今日確認します。ラッキーなのかなあ?わかりません。
【この2枚を買った理由】
1.PPM:ゴールドのステレオ盤には到底手が出せません。レーベルがゴールドということがわかったので…。まあ、レプリカ感覚で。
2.サージェント:自分の持っているオリジナルステレオ盤の中で、静音部にジリつきがあり、最も状態が悪いから。(モノラル初回盤は抜群なんですが。)
・PPMはまだ1回しか聴いていませんが、おとなしい印象を受けました。オリジナル盤(ゴールド)のステレオも聴いたことがないので、何とも言えませんが…。モノラル盤になれているせいかなあ?
・サージェントは、まだ未試聴で今晩聴いてみます。僕もシュリンクは外しません。
by Mary Beetle (2012-11-20 12:01)
Mary Beetleさん、はじめまして。
ようこそいらっしゃいました。
管理人の遼(parlophone)と申します。
>購入時のアマゾンの表示はUS盤だったのですが、PPMは送られてきたのはEU盤でした!
ぼくのもそうですねー。
前の記事にも書いたのですが、『ホワイト・アルバム』と『アビイ・ロード』はアマゾンで購入しました。
サイトではimport from USとなっていましたね。
US盤のプレス・ミスが話題になってたので、届くまではドキドキでしたが、EU盤でしたね。
>PPM:ゴールドのステレオ盤には到底手が出せません。レーベルがゴールドということがわかったので…
>まあ、レプリカ感覚で
ぼくもネットでゴールドのレーベルを見たときは思わず「ほしい!」と思ってしまいました。
かろうじて踏みとどまったのは、イエローのステレオ盤をもっているからですが、これからも衝動買いの危険性は否定できません。(笑。
>PPMはまだ1回しか聴いていませんが、おとなしい印象を受けました
ゴールドのモノラル盤も爆音ですが、ステレオはもっとすごいみたいですよ。
今回のリマスター盤、やっぱりちょっと控えめなのかもしれませんね。
では今後ともよろしくお願いします。
by parlophone (2012-11-20 22:24)
こちらこそ、よろしくお願いします。三日坊主が癖ですが。
早速にサージェント聴いてみました。こちらもEU盤でした。
A1,A2と進み、ちょっと音がこもっているような、はっきりしないような…と思い、急遽オリジナル盤1/1と聞き比べてみました。
ジリプチのけっこうある盤なのですが、聞き比べると、それらがあまり気にならないくらいの鮮やかな音だったことに気づかされました。今まで敬遠気味で、ついモノラル盤を聞いていたのですが、こちらステレオも捨てたものではありません。
結局A5,A6の4曲を比べてみましたが、オリジナル盤の方にかなりの分がありそうです。おっしゃるとおり、ジャケットはリマスター盤の方が鮮やかでキレイです。重量も、リマスター盤に軍配が上がりました。
またあとで、CDとも比較してみようと思います。
PPMは、ゴールドのモノラル盤はあるのですが(新年明けまして、1番に例年聴きます)、ステレオ盤は残念ながら1EMIです。せめてイエローがほしいですね。聴いてみたいです。
by Mary Beetle (2012-11-20 23:30)
Mary Beetleさん、どうもです。
>こちらステレオも捨てたものではありません
ぼくも基本的にはステレオよりもモノラルのほうが好きなんですが、『サージェント』と『ホワイト』はステレオのほうが好きです。
同じ4chのテープレコーダーなのに不思議ですが、なぜか『リヴォルヴァー』と『サージェント』では音の鮮度が違うような気がします^^
>オリジナル盤の方にかなりの分がありそうです
リマスター盤は、ノイズは少ないけれど小ぢんまりとまとまった音になってしまいましたね。
そこはちょっと残念です…。
by parlophone (2012-11-21 21:11)
おばんです。
>こぢんまり
言い得て妙、そう感じてます。
>STEREO盤が好き
(個人的な感想ですが)
1MARK期のものがおすすめです。
オーディオの環境が(日本で言うと)電蓄から家具調ステレオへと
飛躍的に進化した時代のものなので(特に針のサイズ)、音溝の保全が良い具合の個体が多いようです。
価格的にもYPほどには行っちゃってないようですし。
by donji (2012-11-22 19:11)
こちらへもどうもです。
>1MARK期のものがおすすめです
>オーディオの環境が(日本で言うと)電蓄から家具調ステレオへと
>飛躍的に進化した時代のものなので
なるほど~。
これには深く納得してしまいました。
思い返してみると、ぼくも『サウンド・オヴ・ミュージック』のサントラ盤
を聴いていた小学生のころ(1965年ごろ?)はたしかに電蓄でしたが、
中3のころには家具調のステレオになってました。
遊びに来た友だちが片方のスピーカーに耳を寄せて、
「うわあ、コーラスがよく聞こえる!」と感動してましたもんね(笑。
1EMIは数が少ないだけに、最近は1万とかするものも出てきてるみたいですが、
今度探してみます^^
by parlophone (2012-11-23 14:09)
優等生ですか.......
今回のリマスターはみなさんの評価で判断しようと思って、まだ購入していません。
'95年のUSリマスター盤が1Mark盤と同等な音色(うちのシステムでは)なので、今回のはパスかな。
ポールのベースも余韻が少ない。>
これはリッケンバッカー独自のミュート機能を使用しているためだと思います。
by 黒ちゃん (2012-11-23 15:46)
黒ちゃんさん、お久しぶりです。
>'95年のUSリマスター盤が1Mark盤と同等な音色(うちのシステムでは)なので
そうなんですか! それはいいですねー。
聴いたことがないので聴いてみたいですが、ジャケットなどの外見から見分けることができますか?
本文にも書いた「C-1」で始まるレコード番号のものも、いつごろのものなのかよくわかりません。
もしご存知でしたら教えてくださいませ。
>ポールのベースも余韻が少ない
申し訳ありません、書き方がまずくて誤解しやすい表現ですね。
「リマスター盤に比べると」という意味です。
リマスター盤はけっこう余韻が残る感じです^^
by parlophone (2012-11-23 21:10)
今回のリマスターLPは、盤質やプレスミスの問題など一筋縄ではいきませんね。音もタイトルによってその出来具合に大きな差があって、その辺も悩ましい限りです。個人的に言ってしまうなら、USB BOXがそれらのストレスを一番感じなくて済んだというのも皮肉なものです。それでもリマスターLP BOXはわが家の家宝です。本家Abbey Road Studio謹製の品であることに変わりはありません。そこに一番の価値を見い出す思いです。
先ほど拙ブログでリンク、及びTBさせていただきました。よろしくお願いいたします。
by 路傍の石 (2012-11-25 10:22)
路傍さん、どうもです。
>音もタイトルによってその出来具合に大きな差があって、その辺も悩ましい限りです
そうなんですか…。
ぼくは4枚しか買わなかったので、『リヴォルヴァー』はあまり感心しなかったものの、
それ以外はまあ、こんなものかなと(笑。
輸入盤ならリーズナブルな値段でわりといいものが手に入るという満足感はあると思います。
>本家Abbey Road Studio謹製の品であることに変わりはありません
>そこに一番の価値を見い出す思いです
なるほど、それはたしかにそうですね。
ちょっとした皮肉も入ってます?(笑
>先ほど拙ブログでリンク、及びTBさせていただきました
ご丁寧なご紹介、ありがとうございます。
またあとで伺わせていただきます^^
by parlophone (2012-11-25 12:34)
カタログ・ナンバーは「C1 0777 7 46442 1 1」です。
スパインに表記されています。
裏ジャケにCapitol、PARLOPHONE、APPLEのマークがあります。
マトリクスは'88年頃からプレスされた最終アナログ・マスター(C1 46442)と同じでした。
PEPPER'Sだけはデジリマじゃなかったんですね~。
確認してびっくりです。
統一規格によってリリースされたUKオリジナルはカタログ・ナンバーが「CLJ」で始まっていましたが、'95年に「C1 0777 7」で統一されました。
by 黒ちゃん (2012-11-25 17:18)
黒ちゃんさん、どうもありがとうございます。
>'95年に「C1 0777 7」で統一されました
>PEPPER'Sだけはデジリマじゃなかったんですね~
これは買いですね。
おかげですごくいい情報をいただけました。
見かけたら即買いたいと思います^^
by parlophone (2012-11-25 21:49)
Inner Grooveが未収録であるのも確認してください。
マトリクスの「SMAS~」がスクラッチ・アウトされていれば、アナログ・マスターです。
'90年代後半からデジリマで再発されている可能性も否めないので補足しておきます。
by 黒ちゃん (2012-11-26 20:42)
黒ちゃんさん、どうもです。
>Inner Grooveが未収録であるのも確認してください
>マトリクスの「SMAS~」がスクラッチ・アウトされていれば、アナログ・マスターです
了解です。
90年代のUS盤についてはまったく無知なので、詳しく教えてくださってとても助かります。
手に入れたら、ぜひまたご報告したいと思います。
by parlophone (2012-11-27 00:25)
君達まだまだ甘いねーwwwwwEU盤は殆どレコードの溝にスリキズだらけで音なんてまともに聴けやしない音飛び酷い あっ!!!もしかして君達安い針使ってるから分からないだろうねーw
by 虎之介 (2012-12-07 21:24)
はじめまして。
意外と皆さんビートルズリマスターLP、良質なLPを手にいれているのでしょうか。うらやましーです。
私の場合はLP BOX2回返品しています。1枚につきかならず一箇所はスキップ(音飛び)します。特に悲惨なのはパストマスターズです。
サイド2の曲はほとんどスキップ。
3回目の購入のBOXも返品かなー。
悲しいです。
満足なBOXあるのかなー。
by EMI JAPAN (2013-03-05 22:33)
EMI JAPANさん、はじめまして。
レスが9ヶ月も後になってしまい、ほんとうに申し訳ありません。
BOXは良質なものを手に入れられましたでしょうか。
ぼくはけっきょくバラで『Yellow Submarine』を除くすべてのアナログを
購入しました。
重厚なハードカヴァーにも興味があるのですが、たびたび繰り返して
読み返すたちでもないので、我慢しています。
また機会がありましたらコメントをお待ちしております。
by parlophone (2014-01-01 23:48)