ビートルズのリマスターLP、いよいよ秒読み!! [BEATLES]
いよいよビートルズのリマスターLPのリリースが近づいてきた。
英国が12日、アメリカは13日、そして日本では14日。
100年以上の歴史のなかで積み上げられたレコード(アナログ盤)のノウハウと、最新のデジタル技術を駆使して製造される今回のアナログ盤からどんな音が出てくるのか、興味は尽きないけれど、まだまだ不明な部分も多い。
2009年の最新リマスターを使用する以外で分かっていることを簡単にまとめておくと、
①カッティングでは、音の良さで以前から話題になっていたDMM(ダイレクト・メタル・マスター)方式を使わずに、従来からある古典的になラッカー盤方式を使用したこと
②カッティング・マシーンには、アビイ・ロード・スタジオにあるノイマンVMS80カッティング・レースを使用したこと
③マスター・テープにはCD用の16ビット・マスターではなく、24ビットでリミッターをかけないものを使用したこと
④"t"や"s"などの破擦音が刺激的になるのを抑えたり、レコードの再生では宿命でもある内側の歪みを最小限に抑えるなどのためにEQ的な処理を施したこと
などがある。
いずれにしても、前回リリースされた2004年のアナログ盤とは比べものにならないほど細心かつ丁寧なプロダクツであることは間違いないところだろう。
ところで、最近リリースされたアナログ盤で、ぼくがとても感心したのがコレ。
ちょっと面倒だなあ~って思ってステレオ針で聴いても、「おっ!」と思うほど鮮度の高い音がスピーカーから流れてくるのだ。
こうなるとやっぱりmonoに期待しちゃいますよね~^^
さて、ボックスを買うか、バラで何枚か購入するか、みなさんはもうお決まりだろうか。
国内盤のボックス・セット59,800円は論外として(笑)、EU盤のボックス・セットが日本のアマゾンでは38,681円、Amazon UKでは送料・手数料込で33,297円、そしてAmazon.comでは27,379円(送料・手数料込)というのが今日(11月11日)現在の価格だ。
104ページの日本語ブックレットと14本の帯(とオマケのポスター)がつくからといって、米国アマゾンの2倍以上もする国内盤を予約した人はさすがにそんなに多くはないと思うけれど、この価格差はやはり異常だ。
ぼくは前にも書いたように、mono boxに期待をして、STEREOは単品を4枚購入することにした。
HMVで『リヴォルヴァー』と『サージェント・ペパーズ』、日本のアマゾンで『ホワイト・アルバム』と『アビイ・ロード』の4枚だ。
2つに分けたのは、アマゾンで注文する直前に『サージェント』が1,823円から2,759円へと価格がはね上がったのと、アマゾンでは「Import from US」になっているのに、HMVでは発売国が「Europe」となっているからだ(ま、おんなじものだとは思うけれど、disk unionのサイトではEU盤単体が3,060円、US盤単体が2,800円ということでお値段ちがってます…笑)。
それにしても、いつでも、いくつになっても、あーでもない、こーでもないと悩まされ、ワクワクさせてくれるビートルズというバンドはほんとうにすごいですね。
(以下追記)
路傍の石さんのブログを拝見すると、もうすでに首都圏ではUS盤が発売されているらしい。
今回だけはEMIの厳重な統制がかけられなかったんですかね…。
その後もいろいろとネットを検索していたらMoustacheCraigという人?のサイトにすでにリリースされたボックス・セットとそれぞれのLPの画像が129枚アップされていました。
そしてこちらはボックス・セットを開封するようす。
やっぱりボックス・セット買えばよかったかしら…(笑。
英国が12日、アメリカは13日、そして日本では14日。
100年以上の歴史のなかで積み上げられたレコード(アナログ盤)のノウハウと、最新のデジタル技術を駆使して製造される今回のアナログ盤からどんな音が出てくるのか、興味は尽きないけれど、まだまだ不明な部分も多い。
2009年の最新リマスターを使用する以外で分かっていることを簡単にまとめておくと、
①カッティングでは、音の良さで以前から話題になっていたDMM(ダイレクト・メタル・マスター)方式を使わずに、従来からある古典的になラッカー盤方式を使用したこと
②カッティング・マシーンには、アビイ・ロード・スタジオにあるノイマンVMS80カッティング・レースを使用したこと
③マスター・テープにはCD用の16ビット・マスターではなく、24ビットでリミッターをかけないものを使用したこと
④"t"や"s"などの破擦音が刺激的になるのを抑えたり、レコードの再生では宿命でもある内側の歪みを最小限に抑えるなどのためにEQ的な処理を施したこと
などがある。
いずれにしても、前回リリースされた2004年のアナログ盤とは比べものにならないほど細心かつ丁寧なプロダクツであることは間違いないところだろう。
ところで、最近リリースされたアナログ盤で、ぼくがとても感心したのがコレ。
ちょっと面倒だなあ~って思ってステレオ針で聴いても、「おっ!」と思うほど鮮度の高い音がスピーカーから流れてくるのだ。
こうなるとやっぱりmonoに期待しちゃいますよね~^^
さて、ボックスを買うか、バラで何枚か購入するか、みなさんはもうお決まりだろうか。
国内盤のボックス・セット59,800円は論外として(笑)、EU盤のボックス・セットが日本のアマゾンでは38,681円、Amazon UKでは送料・手数料込で33,297円、そしてAmazon.comでは27,379円(送料・手数料込)というのが今日(11月11日)現在の価格だ。
104ページの日本語ブックレットと14本の帯(とオマケのポスター)がつくからといって、米国アマゾンの2倍以上もする国内盤を予約した人はさすがにそんなに多くはないと思うけれど、この価格差はやはり異常だ。
ぼくは前にも書いたように、mono boxに期待をして、STEREOは単品を4枚購入することにした。
HMVで『リヴォルヴァー』と『サージェント・ペパーズ』、日本のアマゾンで『ホワイト・アルバム』と『アビイ・ロード』の4枚だ。
2つに分けたのは、アマゾンで注文する直前に『サージェント』が1,823円から2,759円へと価格がはね上がったのと、アマゾンでは「Import from US」になっているのに、HMVでは発売国が「Europe」となっているからだ(ま、おんなじものだとは思うけれど、disk unionのサイトではEU盤単体が3,060円、US盤単体が2,800円ということでお値段ちがってます…笑)。
それにしても、いつでも、いくつになっても、あーでもない、こーでもないと悩まされ、ワクワクさせてくれるビートルズというバンドはほんとうにすごいですね。
(以下追記)
路傍の石さんのブログを拝見すると、もうすでに首都圏ではUS盤が発売されているらしい。
今回だけはEMIの厳重な統制がかけられなかったんですかね…。
その後もいろいろとネットを検索していたらMoustacheCraigという人?のサイトにすでにリリースされたボックス・セットとそれぞれのLPの画像が129枚アップされていました。
そしてこちらはボックス・セットを開封するようす。
やっぱりボックス・セット買えばよかったかしら…(笑。
おおおー、遼さんお早いUP有難う御座います。
僕は、まず自分の耳でPPM(EU盤)の音を聴いてから
STEREO BOXへと考えていきたいと思っています。
遼さんは高級オーディオお持ちですから
STEREO BOX買っちゃえば即(^^)
なんせ、今回のレコード盤は小音量では
24ビット・マスター音が、ハッキ出来無いようです。
アンプボリューム・ツマミ9時以上。
まー、これではご近所迷惑になりかねますかねー。
ヘッドホン着用かな(ペコッ)
by paulbeat (2012-11-12 00:38)
paulbeatさん、どうもです。
>まず自分の耳でPPM(EU盤)の音を聴いてから
>STEREO BOXへと考えていきたい
たしかにほんとうはそれがいいでしょうねー。
でも4枚のつもりが、画像でゴールドパーロフォンを見てからは、うーんやっぱり『PPM』も、そういえば『with』もオリジナルのステレオ盤は持ってないし…などと煩悩が次から次へ湧き出てきて、なかなか平常心を保つのが難しい状態です(爆。
>遼さんは…STEREO BOX買っちゃえば即(^^)
いやいや、なにをおっしゃいますやら…。
このあとゼップにミスチル、『スローハンド』の35周年やら、ストーンズのドキュメンタリーやら、いろいろ大変なんですから…(笑。
>今回のレコード盤は小音量では
>24ビット・マスター音が、ハッキ出来無いようです
そうなんですか!
じゃあ、できうるかぎりの大音量ということで…がんばりましょう(笑。
by parlophone (2012-11-12 22:20)
こんばんは。詳細なレポートありがとうございます。欲しくなったなあ。実はDMM(ダイレクト・メタル・マスター)って期待していたんです。今回出なかったら、また来年新しく限定で・・・なんてことが平気で起こりそうで怖いのです。(笑) RAMのMONOはよかったですね。ほんと。でも将来僕らがいなくなって、息子たちがRAMのMONOのLPを見たら「何これ?」ってなりそうですが。AMAZON COM,ではどうやって買えばいいですか?一番安そうだし、それにしようかな。
by not a second time (2012-11-12 22:24)
not a second timeさん、こんばんはー。
>実はDMM(ダイレクト・メタル・マスター)って期待していたんです
「目隠し」による試聴で、ラッカー盤のほうが「温かみのあるサウンドが出せる」という判断になったようですね。
>AMAZON COM,ではどうやって買えばいいですか?
海外のオンラインストアでのショッピングにかんしてはいろんなサイトがありますが、いちばん親切でわかりやすいのはたぶんここだと思います。
http://www.j-love.info/amazonnew/amazoncom001.htm
ぼくも最初にアマゾンで買うときには、このさいとを参考にさせてもらいました^^
by parlophone (2012-11-13 20:07)
情報ありがとうございます。検討します。実は30年使っているDENONのDirect Drive Playerがついにいかれはじめまして、戻れーってことで、556をシュッと吹き付けました(笑)なんとか戻りましたが、この先どうなることやら。サンスイのアンプ 907 は ちょっとノイズが出ますがOK。JBL4311も30年選手です。(Boseも使ってましたがビートルズには合いません。)Fostexのフルレンジも一緒に鳴らしてます。音質は最近あんまり気にならなくなってきました。居間でパソコンからヘッド フォンで聴くこともしばしばです。英国盤リヴォルバーの1st プレスってのをこの前手に入れましたが、まあまあです。時代が時代だけにノイズも多いですから。LPもまだ500枚ほど残していますので、なんとか現状維持だけは心がけたいなと、思ってます。
by not a second time (2012-11-13 21:20)
>DENONのDirect Drive Player
>サンスイのアンプ 907
>JBL4311も30年選手です
どれもみな往年の名選手ですね、と申し上げたら失礼になるでしょうか(スミマセン)
4311は使ったことがありませんが、DENONのDDプレイヤーもFostexのフルレンジも40年近く前に使っていました。
ぼくのAccuphaseのパワー・アンプやLUXのDDプレイヤーも、もう30年を越えてます。
お互いに冷や冷やものですね(笑。
これからも愛機をいたわりながら長く付き合っていきたいと思います^^
by parlophone (2012-11-14 23:04)