ルーマー 『SEASONS OF MY SOUL』 [シンガー・ソングライター]
長いブログの空白期間に手に入れたソフトを少しずつ紹介していこうと思っている。
ずいぶん時期外れになってしまったものもあるけれど、どうかご了承ください。
さてきょうはルーマー(Rumer)、イギリスのシンガー・ソングライターである。
デビュー・アルバム『SEASONS OF MY SOUL』がUKチャートで初登場3位になって名前が騒がれだしたのは昨年の暮か今年のお正月ぐらいだっただろうか。
国内盤は3月にワーナー・ミュージックからリリースされた。
ぼくが買ったのはオリジナル・アルバムに2曲のボートラがついたインターナショナル盤というやつである。
国内盤もけっこう安かったのだが、カラーのジャケットがいまいち気に入らなかったのでこちらにした。
タワレコで1500円だったかな?
バックカヴァーにはなんと彼女のヌードも載っている。
わはは、騙されました?
でも癒されたでしょ(笑。
パキスタンのコミューンで生まれ育ったとか、家族はタスマニアや南アフリカで暮らしていたとか、生い立ちが話題になることも多い彼女だが、『ストレンジ・デイズ』4月号に掲載されている彼女のインタヴューを読むと、ソングライターとしてまたシンガーとして影響を受けたのは、ジョニ・ミッチェル、ローラ・ニーロ、そしてキャロル・キングというから、まさに正統派の、もっとも高いハードルをめざすシンガー・ソングライターの登場といっていいだろう。
(モノクロのちょっと内省的な感じもするジャケット)
オリジナル・アルバムは全11曲で、デイヴィッド・ゲイツのカヴァーであるM-11「グッバイ・ガール」以外はすべて彼女のオリジナル。うち4曲は共作だ。
このうちM-3「スロウ」がファースト、M-5「アレサ」がセカンド、そしてM-1「アム・アイ・フォーギヴン」がサードと、すでに3曲がシングル・カットされている。
CDに貼られたステッカーに「あなたを包む、イノセントな歌声」と書いてあるとおり、囁くというわけではないのだけれど落ち着いたナチュラルな歌声と、都会的でちょっとジャジーだったりアンニュイな感じだったりする曲想、そしてアレンジで、ゆったりと耳を傾けることのできるアルバムだ。
音楽を聴くといっても、最近はAVルームできちんと聴くよりクルマのなかや家事をしながらiPodでシャッフルさせて聴いてるほうがだんぜん多いのだけれど、このまえ「へえー、カーペンターズにもこんな曲があったんだ」と思ってディスプレイを見るとルーマーだった、という経験をしてすごくびっくりしてしまった。
ボートラがバカラック&デイヴィッドの「アルフィー」、そしてスティーヴン・ビショップの「君に想いを」(映画『トッツィー』のテーマ)というのも泣かせる。
日本語のウェブサイトはこちら。
ずいぶん時期外れになってしまったものもあるけれど、どうかご了承ください。
さてきょうはルーマー(Rumer)、イギリスのシンガー・ソングライターである。
デビュー・アルバム『SEASONS OF MY SOUL』がUKチャートで初登場3位になって名前が騒がれだしたのは昨年の暮か今年のお正月ぐらいだっただろうか。
国内盤は3月にワーナー・ミュージックからリリースされた。
ぼくが買ったのはオリジナル・アルバムに2曲のボートラがついたインターナショナル盤というやつである。
国内盤もけっこう安かったのだが、カラーのジャケットがいまいち気に入らなかったのでこちらにした。
タワレコで1500円だったかな?
バックカヴァーにはなんと彼女のヌードも載っている。
わはは、騙されました?
でも癒されたでしょ(笑。
パキスタンのコミューンで生まれ育ったとか、家族はタスマニアや南アフリカで暮らしていたとか、生い立ちが話題になることも多い彼女だが、『ストレンジ・デイズ』4月号に掲載されている彼女のインタヴューを読むと、ソングライターとしてまたシンガーとして影響を受けたのは、ジョニ・ミッチェル、ローラ・ニーロ、そしてキャロル・キングというから、まさに正統派の、もっとも高いハードルをめざすシンガー・ソングライターの登場といっていいだろう。
(モノクロのちょっと内省的な感じもするジャケット)
オリジナル・アルバムは全11曲で、デイヴィッド・ゲイツのカヴァーであるM-11「グッバイ・ガール」以外はすべて彼女のオリジナル。うち4曲は共作だ。
このうちM-3「スロウ」がファースト、M-5「アレサ」がセカンド、そしてM-1「アム・アイ・フォーギヴン」がサードと、すでに3曲がシングル・カットされている。
CDに貼られたステッカーに「あなたを包む、イノセントな歌声」と書いてあるとおり、囁くというわけではないのだけれど落ち着いたナチュラルな歌声と、都会的でちょっとジャジーだったりアンニュイな感じだったりする曲想、そしてアレンジで、ゆったりと耳を傾けることのできるアルバムだ。
音楽を聴くといっても、最近はAVルームできちんと聴くよりクルマのなかや家事をしながらiPodでシャッフルさせて聴いてるほうがだんぜん多いのだけれど、このまえ「へえー、カーペンターズにもこんな曲があったんだ」と思ってディスプレイを見るとルーマーだった、という経験をしてすごくびっくりしてしまった。
ボートラがバカラック&デイヴィッドの「アルフィー」、そしてスティーヴン・ビショップの「君に想いを」(映画『トッツィー』のテーマ)というのも泣かせる。
日本語のウェブサイトはこちら。
こんばんは^^
この方、まったく知りませんでしたが、遼さんの「囁くというわけではないのだけれど落ち着いたナチュラルな歌声と、都会的でちょっとジャジーだったりアンニュイな感じだったりする曲想、そしてアレンジ」というコメントを読んで、これはけっこうツボかも・・・と思って、YouTubeでいくつか聴いてみました。
シルキーヴォイスって形容がぴったりくるような、実に心地よくて艶のある歌声ですねぇ。
買ってみようと思います。
by 想也 (2011-05-15 23:19)
想也さんことRefugeeさん(これもちょっと変な言い方?)、こんばんは。
さっそくコメントありがとうございます。
そうでした!わすれてました。
ぼくもYouTubeをチェックしなくちゃと思っていたのです。
じつは国内盤にはさらに1曲ボートラが追加になっていて、それがサンドパイパーズの「カム・サタディ・モーニング」なんですね。
だからこの曲が聴きたい人はちょっと高めだけど国内盤のほうがいいかもです。
>シルキーヴォイスって形容がぴったりくるような、実に心地よくて艶のある歌声ですねぇ
そうなんですよ。
「シルキーヴォイス」
それがいいたかった!(笑。
曲よしアレンジよしヴォーカルもよし、で三拍子揃ったいいアルバムだと思いますよ。
by parlophone (2011-05-15 23:37)
おぉ~遼さん復活している~\(>。<)/゙
遼さんのブログ久しぶりに読ませて頂きました。やっぱさすが!ですね。文章の流れが上手いスッ!
遼さんのブログって私に購買意欲を齎すんですよね~
ところで私ブログにも書いておりますが先日の土曜日にテニスをしていて転倒してしまい、頭と腰を打ってしまいまして今仕事休んでいます、、、
頭の方は元から悪い頭なので、、、今はなんとも無いですが腰が痛くて今は歩けません、トイレもひとりでは行けませんとまぁ情けない状態です。
遼さんはお元気そうで何よりです。
by tetsupc2 (2011-05-16 15:54)
おー、遼さんも青田買いするんですねえ(笑)。
ワタシもこの人全然知りませんでしたが、よさそうですね。
遼さんが気に入ったアーティストなら、多分ワタシも大丈夫かな。
You Tubeでチェックしてから、気に入ったら買います^^。
by MASA (2011-05-16 22:35)
遼さんこんばんわ。
まったく知りませんでした。この人。
早速、Rumerのオフィシャルのtubeで聴いてみました。
こういうタイプの声は久しぶりだったので
とても新鮮でした。そしてとても心地良かったです。
「グッバイ・ガール」のカヴァーは南沙織を超えるものは絶対無いと
思っていましたが、彼女のヴァージョン・・良かったです(笑)
そしてボーナスの「アルフィ」も「君に想いを」も大好きな曲だから
このCDは買いたいです。
イイ情報ありがとうございました!!!
ちなみに・・・僕の最近のお気に入りはコレです。
http://petty-diaries.blog.so-net.ne.jp/2011-04-05
by PETTY (2011-05-16 23:42)
tetsupc2さん、こんばんは~。
テニスをしていて頭と腰を打ってしまったんですって!?
それは大変でしたね。
>頭の方は元から悪い頭なので、、、今はなんとも無いですが
そんな冗談言って…。
でもとりあえずそんなにひどいケガではないみたいでよかったですTT
>遼さんのブログって私に購買意欲を齎すんですよね~
お褒めいただき?ありがとうございます。
ブログを拝見すると高価そうなオリジナルのアナログ盤をいっぱいお持ちで、ため息が出ます(笑。
ルーマー、もしよかったらちょっとチェックしてみてください^^
http://wmg.jp/rumer/
by parlophone (2011-05-17 00:44)
MASAさん、こんばんは~。
>おー、遼さんも青田買いするんですねえ(笑
いえいえ(笑。
いまオフィシャル・サイトをチェックしたら(←今ごろかいっ!!)
31歳ですって…。
これって青田買い?
あ、年は関係ないか(笑。
でもMASAさんもご存知ないとはちょっと意外でした。
たぶん気に入っていただけると思いますよ~。
by parlophone (2011-05-17 00:50)
PETTYさん、どうもです。
>まったく知りませんでした。この人
えーー、PETTYさんもですか!?
PETTYさんならぜったいご存知だと思ったのになあ~。
>「グッバイ・ガール」のカヴァーは南沙織を超えるものは絶対無いと
>思っていました
へえー、南沙織がカヴァーしてたんですね。
プロデューサーの慧眼でしょうか。
>イイ情報ありがとうございました!!!
とんでもないです。
ぼくも言われて初めてオフィシャル・サイトをチェックしました(笑。
リンク貼っときま~す^^
ありがとうございました!!
by parlophone (2011-05-17 00:55)
さすが遼さん、お目が高い!
私は去年からゾッコンです。イギリスの雑誌MOJOが大推薦していたので聴いたら、即ノックアウト。(笑)
バカラックの目にとまって、そこからあれよあれよと言う間にスターダムに・・・
エルトンとラッセルのライヴにもゲスト出演。いまやイギリスでは大スターです。アメリカや日本ではまだまだのようですが・・・
カヴァーのセンスも抜群、BB5の"The Warmth Of The Sun"なんてシブいところを歌っています。
彼女のことは、↓のファンサイトに詳しくあります。
http://rumernews.blogspot.com/
過去のお宝音源、なかなか見つかりません(何曲かは見つけましたが)
by MORE (2011-05-17 12:21)
MOREさん、こんばんはー。
いやいやいや、さすがMOREさん、昨年から注目されてたんですねー。
>イギリスの雑誌MOJOが大推薦していた
たしかにどこかのサイトでMOJOの記事のことを読んだ気がしますが、わからなくなってしまいました。
>エルトンとラッセルのライヴにもゲスト出演
エルトンと抱きあっているヴィデオはどこかでチラッと見ましたね。
>カヴァーのセンスも抜群、BB5の"The Warmth Of The Sun"
おお、それはぜひ聴いてみたいです。
また情報よろしくお願いします^^
by parlophone (2011-05-17 20:48)
ご無沙汰です。
いい声ですね。
しっとり聴かせてくれるシンガーは久しぶりかもしれません。
by 黒ちゃん (2011-05-26 21:37)
黒ちゃんさん、こんばんはー。
>しっとり聴かせてくれるシンガーは久しぶりかもしれません
たしかにそうですね。
バート・バカラックが気に入ったというんですから、軽快なポップスからしっとりしたバラードまでこなせるということでしょうね。
これからも楽しみですね。
by parlophone (2011-05-28 22:16)
知らなかった。。。でも、今サイト見たら、来週に、お隣のケルンにライブしに来るって。良い感じだから見に行こうかな。。。時間あるかな。。。
by きよ (2011-06-04 06:59)
きよさん、こちらにもありがとう。
ルーマーは最近の女性シンガーのなかでは久々のフルート系の美しい声の持ち主だと思います。
しかも自作の曲もいいし、カヴァーも泣かせます。
もし近くに来るんだったらぜひ覗いてみてほしいなあ~。
なかなかお忙しいとは思いますが…^^;
by parlophone (2011-06-05 09:53)