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なんと『時かけ』の実写版が3月劇場公開! [ぼくのシネマノート]

な~んて「今さら?」って笑われそうだけど…。
2006年に細田守監督、キャラクター・デザイン貞元義行で大ヒットしたアニメ版につづいて、またまた『時をかける少女』が今度は実写化されて劇場公開されることになってたんだ。
知らなかったなあ(笑。

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ぼくらの世代には原田知世の可憐な演技で大ヒットした1983年版『時かけ』(もちろん監督は大林宣彦)がおなじみだけれど、アニメ版『時かけ』はまったく新しいストーリーでまったく新しいヒロインを生み出し、第30回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞をはじめとしてさまざまな賞に輝いたことは以前にも取り上げた。
そして1997年角川春樹版『時かけ』につづいて3度目の実写映画化ということになる今回のヒロインは、芳山和子でもその姪の紺野真琴でもなく、その娘芳山あかり。


演じるのはな、なんと!!




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アニメ版『時かけ』で紺野真琴役を演じた仲里依沙だ。

『時かけ』でめっちゃ注目を浴びて以降は、07年の『渋谷区円山町』、08年の『ガチボーイ』、09年の『パンドラの匣』などでヒロイン(または準主役)として活躍、08年の『純喫茶磯辺』では第30回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第63回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞などにも輝いている。
そんな彼女が今度は1972年にタイムリープする女子高生を演じている。
ちなみにおかあさんの芳山和子役は原田知世ではなく安田成美。
たしかに原田知世っていまだにお嬢さんみたいで、おかあさん役って似合わないよね。
でもちょっぴり残念かも…(笑。
監督はこれが劇場用長編映画としては初監督作品になる谷口正晃。
主題歌を担当したのはいきものがかりで、インディーズ時代の作品でアルバム未収録の「ノスタルジア」を提供したほか、挿入歌としてユーミンの「時をかける少女」をカヴァーしている。

それにしてもおかあさん(芳山和子)、いとこ(紺野真琴)につづいて今度は娘のあかりって、そんなに家族親戚でタイムリープしてて大丈夫ですか??
劇場公開は3月13日。
楽しみだあ~~。

      
(クリックするとタイムリープはしませんがオフィシャル・ホームページに飛びます^^)


ちなみにアニメ版『時かけ』は2月27日(土)、23時30分からNHK-BSハイビジョンで放送されます。
ハイ・ヴィジョンですぞ!
こっちも楽しみ~~^^

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コメント 10

MASA

これは私も観たいです。
仲里依沙ちゃんも可愛いしけっこう個性がある女優さんで好きですねえ^^。
TVドラマの「ハチワンダイバー」や「任侠ヘルパー」の里依沙ちゃん、可愛かったなあ〜(笑)。
しかし、アニメ版に続いて実写版までとはすごいですね。
まあどうしても原田知世のオリジナルと比べてしまいそうですが、どんな映画になっているか楽しみです。
by MASA (2010-02-04 00:35) 

parlophone

MASAさん、こんばんはー。

ぼくは「任侠ヘルパー」はちらっと見てましたが、「ハチワンダイバー」は見てませんねー。
でもだんだん実力を発揮してきたという感じがありますよね。

>オリジナルと比べてしまいそうですが

今作は筒井康隆本人の「ダイナミックに過去へ時をかけてみれば?」ということばから始まったらしくて、まったく新しいストーリーですけど期待できそうですよ~^^

by parlophone (2010-02-04 22:34) 

tsukikumo

『時かけ』と云えば初代の島田淳子(後の浅野真弓)でしょ?
あれ?同じ歳なのに見てませんでしたか?おかしいなぁ。
当時NHKは小中学生向きに作ったのに高校、大学生の間で大受けしちゃったんですよ。それが1972年ごろだった?からその時代にタイムトリップするのはとても興味がありますね。
by tsukikumo (2010-02-05 01:11) 

MASA

tsukikumoさん、初めまして〜。
島田淳子版、当時は毎日(でしたよね?)観てましたけど、何しろ遠い記憶でもはやうろ覚えですねえ、私の場合^^。

映画館でちゃんと観たし、ビデオ化されてからもビデオで観たし、その後のテレビ放送も何回も観てるので、どうしても原田知世のイメージの方が強いですね。
by MASA (2010-02-05 03:19) 

Cold Sun

遅ればせながら、200万アクセス!おめでとうございます。
『時かけ』と聞けば、いまだに胸キュン(死語)となりますね。
先日も、原田知世「時をかける少女」のシングル盤(2ndスリーブ桜吹雪ジャケ)を入手、安い(\150)とはいえ同じ音盤を何枚買っているのでしょうか(笑)
NHK少年ドラマシリーズの「タイムトラベラー」は当時観てたし、原田知世版も封切時観ましたし、サントラ盤も買いました。アニメ版は録画したままですが、今度の実写版も観てみたいですね。
by Cold Sun (2010-02-05 16:18) 

parlophone

tsukikumoさん、こんばんはー。

>『時かけ』と云えば初代の島田淳子(後の浅野真弓)でしょ?
>あれ?同じ歳なのに見てませんでしたか?おかしいなぁ

調べてみたら『タイムトラベラー』は72年ですね。
だから記憶がないんだあ。
じつをいうとぼくは72年から76年までほとんどTVを見てないんですよ。
72年はラジオと読書ですね。
ぼくはこの年におよそ300冊の本を読んでます(爆。
もともとあまりTVを見るほうではなかったんですが、72~76年はほんとうに見てないですねー。

>それが1972年ごろだった?からその時代にタイムトリップするのはとても
>興味がありますね

サイトで原作者のコメントを見ると
「懐かしい昭和の時代を彷徨する娘の、母の恋を再体験する輪廻の物語」
と書いてありますね。
おもしろそう…^^

by parlophone (2010-02-06 00:03) 

parlophone

MASAさん、どうもです。

>映画館でちゃんと観たし

おお、MASAさんは『時かけ』を劇場公開時にご覧になってるんですねー。
ぼくはテレビで放映されるころにちょうどヴィデオを買ったばっかりで、一生懸命エアチェックして(とは言わないか…笑)、なんども見た年代です(笑。

by parlophone (2010-02-06 00:10) 

parlophone

Cold Sunさん、こんばんは~。

>200万アクセス!おめでとうございます

ありがとうございます。
なんとかここまでやってこれたのはCold Sunさんをはじめとするみなさんのおかげです。

>先日も、原田知世「時をかける少女」のシングル盤(2ndスリーブ桜吹雪ジャケ)を入手

おー、いいですねー。
シングルにはスリーヴが2種類あるんですかー。
うちは息子も娘もアニメの『時かけ』の大ファンなので(悠はブルーレイを持ってます^^)、ブレンディのCMのときに
「この人が実写版の時かけの女の子だったんだよー。つまり魔女おばさんだよー」と説明してやりました(笑。
アニメまだご覧になってないのなら、ぜひご覧になってください。
仲里依沙の声はまったくアニメ臭さがなくて、じつに清々しい女子高生ですよ^^

by parlophone (2010-02-06 00:16) 

北沢オーストラリア

わっ、初めて知りました!
細田守監督作品のアニメ版をDVDで買うかBDで買うか未だに悩んでいます。ってBDプレイヤー持っていませんが春頃には薄型TVとのコンボ購入できたらなという希望的観測です。

情報、ありがとうございました。観に行くと思います!
by 北沢オーストラリア (2010-02-10 00:47) 

parlophone

北沢オーストラリアさん、こんばんはー。

>細田守監督作品のアニメ版をDVDで買うかBDで買うか未だに悩んでいます

以前コメントにも書きましたが、製品版についているコメンタリーは同窓会みたいでほんとうに楽しいです。
どちらにも収録されていますが、薄型TVを購入される予定ならばやはりBDでしょう。
DVDは解像度で地デジに劣りますので、地デジを見慣れた目で見ると、画質的にはかなり厳しいです。

ぼくは2月27日のハイヴィジョン放送を友人に頼んでBD-Rに焼いてもらうことにしました。
ぼくもBlu-Rayはプレイヤー、レコーダーとももっていないので、見れるのはちょっと先になりますけどね(笑。

by parlophone (2010-02-11 22:47) 

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