プリファブ・スプラウトのアルバム―part 1 [紙ジャケ]
日本式に書けば「プレハブ・スプラウト」(組み立て式の芽)という奇妙な名前のUKのバンドをぼくに教えてくれたのはタケシくんだ。
3年前からおなじ部署で机を並べているタケシくんは今年38歳、子どものころお父さんが買ってくれた赤盤・青盤の4枚のレコードでビートルズ・ファンになったという彼のことは、いままでも何度かブログで紹介したことがある。
その彼が今年の春ごろ、
「遼さん、プリファブ・スプラウトの『スティーヴ・マックイーン』は知ってますよね?」
「え、何? なんのスティーヴ・マックイーン?」
「プリファブ・スプラウト」
「いや~、知らない」
「知らないっすかー、プリファブ・スプラウト。プリファブのアルバムはどれもみんないいけど、とくにこのアルバムは、ほんといいですよー。
『レココレ』の80年代ベスト100でも上のほうに入ってましたよ」
といって貸してくれたのが、2007年にリリースされた『スティーヴ・マックイーン』のレガシー・エディションだった。
ぼくはこのDisc-1(オリジナル・ヴァージョン)を聴いて、いっぺんにプリファブ・スプラウトと『スティーヴ・マックイーン』のファンになってしまった。
息子の悠がことしの8月に20歳になったので、その誕生日プレゼントに選んだのも『スティーヴ・マックイーン』だった(←20歳の誕生日のプレゼントがCD1枚かよ!というツッコミはなしで…^^;)。
タケシくんはぼくがプリファブが気に入ったので、『ラングレー・パークからの挨拶状』『プロテスト・ソングス』と貸してくれたのだが、これらがまたまたいい。
そうこうしているうちにSony Musicからプリファブのアルバムが紙ジャケでドドッと出た。
(このうち『スティーヴ・マックイーン』と『ラングレー・パーク』は「80s 紙ジャケコレクション」と題したシリーズのなかの2枚としてリリースされている)
きょうはリリース順に最初の3枚をご紹介しよう。
1stアルバム『スウーン swoon』は1984年3月に発表された。
プリファブのヴォーカルで、リーダーでありソングライターでもあるパディ・マクアルーンは1960年英ニューキャッスル生まれ。
1982年に自主レーベルからリリースしたシングル「Lions in My Own Gaden」があのジョン・ピールに紹介されて人気に火がつき、地元のインディーズ・レーベル、キッチンウェア・レコードからリリースされた2ndシングル「The Devil Has All the Best Tunes」がヒットすると、いくつかのメジャー・レーベルがプリファブ・スプラウトをめぐって争奪戦を繰り広げ、その結果UK/CBSが契約に成功して1stアルバムが制作されることになった。
このときのメンバーはパディ・マクアルーン(vo,g)、弟のマーティン・マクアルーン(b)、そしてパディのガール・フレンド、ウェンディ・スミス(vo)の3人で、ドラムスはおなじ地元のバンドでキッチンウェア・レコードのレーベル・メイトであるケイン・ギャングに参加していたグラハム・ラントが叩いている。
プロデュースはおなじケイン・ギャングのリーダー格であるデイヴィッド・ブリュイスとプリファブ・スプラウトが手がけている。
(タテに開くタイプの変形ジャケット)
じつはこのアルバムだけはタケシくんから借りたもので、ぼくのものじゃない。
まだ聴いたばかりなのだが、第一印象は、ほかのアルバムと比べるとドラムスとベースが前に出ていて、ビートが強調されているということだ。
プリファブというと、パディの抒情性豊かなメロディと含蓄に富んだ歌詞、そして彼のリリカルなヴォーカルにウェンディのハーモニーが清冽な印象を添える、というイメージなのだが、1stアルバムは「意外にビートの効いたバンドだったんだあ」という感じだ。
現時点でのお気に入りはシングル・カットされたM-1「ドント・シング」、エルヴィス・コステロがカヴァーしたというM-5「Cruel」、さらにM-9「Elegance」、そしてビートと抒情性が見事に融合したM-10「Technique」あたりだ。
紙ジャケはコーティングのないE式のゲイトフォールド・スリーヴ。
内側には歌詞と3人の写真が載せられている。
CDのレーベルはよくわからないけれど、ひょっとしたらキッチンウェア・レコードをイメージしているのかもしれない。
2009年の最新デジタル・リマスター音源を使用している。
2ndアルバム『スティーヴ・マックイーン』は1985年5月のリリース。
このアルバムが日本ではデビュー作にあたり、当時のEpic・ソニー・レーベルから出ている。
『スティーヴ・マックイーン』とはずいぶん思い切ったアルバム・タイトルだが、ジャケットの写真でわかるように、映画『大脱走』のマックイーンをイメージしているようだ。
このジャケットがまずかっこいいし、アルバムの雰囲気をよく表している。
ただしこのタイトル、アメリカでは商標の関係で使えなかったらしく、『Two Wheels Good』というけっこうショボいタイトルでリリースされている。
新たにドラマーにニール・コンティを加えた4人組となり、プロデュースにはトーマス・ドルビーがあたっている。
このアルバムからは先行シングルとしてM-4「ホエン・ラヴ・ブレイクス・ダウン」がカットされてトップ10に入るヒットを記録、さらにM-1「ファロン・ヤング」、M-3「アピタイト」、M-5「グッドバイ・ルシール・№1」(シングルのときのタイトルは「ジョニー・ジョニー」)という計4枚がカットされ、いずれもヒットしている。
とにかくこれらの曲が連続するアナログのA面は当時擦り切れるほど聴いた人も多かっただろう。
20歳前後の、人生でいちばん感受性の豊かなころの青春の眩い輝きと傷つきやすいこころの移ろいを、そのままアルバムに閉じ込めたような鮮烈な抒情性は、50代半ばの疲れたぼくのような人間の胸にもストレートに届いてくる。
パディ・マクアルーンってすごいやつだな、とほんとうに思う。
このアルバムを20代でリアル・タイムに聴いた人たちには、それこそ一生の宝物だろう。
紙ジャケはコーティングのない厚紙A式のシングル・スリーヴ。
レガシー・エディションのざらっとした手触りのデジパックでこのアルバムを知ったぼくには、紙ジャケのツルツルした感触はすごく違和感がある。
このことは紙ジャケ探検隊さんも「what's new」のコーナーで
「表ジャケも日本盤LPのクッキリハッキリした感じになっていて、英盤の霧の中にいるような独特のジャケの雰囲気はありません」
と書いていらっしゃる(9月23日の項)。
ただしこのアルバムは前述のとおり「80s 紙ジャケコレクション」の1枚で、「日本盤アナログ・レコード発売当時の帯、封入物、解説、内袋などを可能な限り忠実に再現し」たシリーズなので、英国盤には準拠していないようだ。
オリジナルUK盤にはついていたインナーも省略されている。
国内盤LPがリリースされたときには「プレファブ」となっていた帯の表記は今回「プリファブ」に修正されている。
また紙ジャケ帯の「2009年デジタル・リマスター」というのはまちがいで、07年のレガシー・エディションのデジタル・マスターが使われているらしい。
ということでSony Musicの紙ジャケとしては珍しくいろいろ不満な点もあるが、いつかレガシー・エディションを紙ジャケで出して、そのときにはUK盤仕様で復刻してほしいな♪
さて、ここからプリファブ・スプラウトの(とゆーか、パディの)迷走が始まる。
3rdアルバム『ラングレー・パークからの挨拶状』は88年にリリースされた。
(左からウェンディ、パディ、マーティン、ニール)
じつはパディは前作『マックイーン』がリリースされた直後に『プロテスト・ソングス』というアルバムをわずか2週間で完成させていた。
トーマス・ドルビーによってプロデュースされたグロッシーな『マックイーン』と、セルフ・プロデュースのシンプルな『プロテスト・ソングス』は、合わせ鏡のように2枚で一組のアルバムになるところだったのだが、UK/CBSの意向で『プロテスト・ソングス』はお蔵入りになってしまう。
そして3年後にリリースされたのが『ラングレー・パークからの挨拶状』というわけだ。
プロデュースに名前が挙がっているのはトーマス・ドルビー、ジョン・ケリー、アンディ・リチャーズ、そしてパディ・マクアルーンの4人だ。
アルバムのオリジナル・タイトルは『FROM LANGLEY PARK TO MEMPHIS』で、その名もズバリ「The King of Rock'n'Roll」という曲で始まる。
プレスリーのモノマネもちょっと入った、いかにも80年代風の軽いロック・ナンバーだが、パディとウェンディのコーラスで歌われると、いきなりプリファブ色に染まってしまうところがすばらしい。
前作の大ヒットを受けてゲスト・ミュージシャンも豪華で、M-5「Nightingales」にはハーモニカでスティーヴィ・ワンダーが、M-6「Hey Manhattan!」にはギターでピート・タウンゼントが参加している。
繊細なメロディーと美しく儚げなタッチはこの作品でも相変わらずで、80年代のポップなアルバムっぽいジャケットは似合わない気がする。
紙ジャケはごく微妙な手触り感のあるテクスチャー仕上げで、E式のシングル・スリーヴ。
歌詞の印刷されたインナーバッグがミニチュアで復刻されている。
『マックイーン』と『ラングレー・パーク』は国内盤でもおなじみの黒いEpicレーベルが使われている。
2009年デジタル・リマスター。
(今回の一連の記事を書くにあたって、紙ジャケ封入の解説書を参考にさせていただきました)
3年前からおなじ部署で机を並べているタケシくんは今年38歳、子どものころお父さんが買ってくれた赤盤・青盤の4枚のレコードでビートルズ・ファンになったという彼のことは、いままでも何度かブログで紹介したことがある。
その彼が今年の春ごろ、
「遼さん、プリファブ・スプラウトの『スティーヴ・マックイーン』は知ってますよね?」
「え、何? なんのスティーヴ・マックイーン?」
「プリファブ・スプラウト」
「いや~、知らない」
「知らないっすかー、プリファブ・スプラウト。プリファブのアルバムはどれもみんないいけど、とくにこのアルバムは、ほんといいですよー。
『レココレ』の80年代ベスト100でも上のほうに入ってましたよ」
といって貸してくれたのが、2007年にリリースされた『スティーヴ・マックイーン』のレガシー・エディションだった。
ぼくはこのDisc-1(オリジナル・ヴァージョン)を聴いて、いっぺんにプリファブ・スプラウトと『スティーヴ・マックイーン』のファンになってしまった。
息子の悠がことしの8月に20歳になったので、その誕生日プレゼントに選んだのも『スティーヴ・マックイーン』だった(←20歳の誕生日のプレゼントがCD1枚かよ!というツッコミはなしで…^^;)。
タケシくんはぼくがプリファブが気に入ったので、『ラングレー・パークからの挨拶状』『プロテスト・ソングス』と貸してくれたのだが、これらがまたまたいい。
そうこうしているうちにSony Musicからプリファブのアルバムが紙ジャケでドドッと出た。
(このうち『スティーヴ・マックイーン』と『ラングレー・パーク』は「80s 紙ジャケコレクション」と題したシリーズのなかの2枚としてリリースされている)
きょうはリリース順に最初の3枚をご紹介しよう。
1stアルバム『スウーン swoon』は1984年3月に発表された。
プリファブのヴォーカルで、リーダーでありソングライターでもあるパディ・マクアルーンは1960年英ニューキャッスル生まれ。
1982年に自主レーベルからリリースしたシングル「Lions in My Own Gaden」があのジョン・ピールに紹介されて人気に火がつき、地元のインディーズ・レーベル、キッチンウェア・レコードからリリースされた2ndシングル「The Devil Has All the Best Tunes」がヒットすると、いくつかのメジャー・レーベルがプリファブ・スプラウトをめぐって争奪戦を繰り広げ、その結果UK/CBSが契約に成功して1stアルバムが制作されることになった。
このときのメンバーはパディ・マクアルーン(vo,g)、弟のマーティン・マクアルーン(b)、そしてパディのガール・フレンド、ウェンディ・スミス(vo)の3人で、ドラムスはおなじ地元のバンドでキッチンウェア・レコードのレーベル・メイトであるケイン・ギャングに参加していたグラハム・ラントが叩いている。
プロデュースはおなじケイン・ギャングのリーダー格であるデイヴィッド・ブリュイスとプリファブ・スプラウトが手がけている。
(タテに開くタイプの変形ジャケット)
じつはこのアルバムだけはタケシくんから借りたもので、ぼくのものじゃない。
まだ聴いたばかりなのだが、第一印象は、ほかのアルバムと比べるとドラムスとベースが前に出ていて、ビートが強調されているということだ。
プリファブというと、パディの抒情性豊かなメロディと含蓄に富んだ歌詞、そして彼のリリカルなヴォーカルにウェンディのハーモニーが清冽な印象を添える、というイメージなのだが、1stアルバムは「意外にビートの効いたバンドだったんだあ」という感じだ。
現時点でのお気に入りはシングル・カットされたM-1「ドント・シング」、エルヴィス・コステロがカヴァーしたというM-5「Cruel」、さらにM-9「Elegance」、そしてビートと抒情性が見事に融合したM-10「Technique」あたりだ。
紙ジャケはコーティングのないE式のゲイトフォールド・スリーヴ。
内側には歌詞と3人の写真が載せられている。
CDのレーベルはよくわからないけれど、ひょっとしたらキッチンウェア・レコードをイメージしているのかもしれない。
2009年の最新デジタル・リマスター音源を使用している。
2ndアルバム『スティーヴ・マックイーン』は1985年5月のリリース。
このアルバムが日本ではデビュー作にあたり、当時のEpic・ソニー・レーベルから出ている。
『スティーヴ・マックイーン』とはずいぶん思い切ったアルバム・タイトルだが、ジャケットの写真でわかるように、映画『大脱走』のマックイーンをイメージしているようだ。
このジャケットがまずかっこいいし、アルバムの雰囲気をよく表している。
ただしこのタイトル、アメリカでは商標の関係で使えなかったらしく、『Two Wheels Good』というけっこうショボいタイトルでリリースされている。
新たにドラマーにニール・コンティを加えた4人組となり、プロデュースにはトーマス・ドルビーがあたっている。
このアルバムからは先行シングルとしてM-4「ホエン・ラヴ・ブレイクス・ダウン」がカットされてトップ10に入るヒットを記録、さらにM-1「ファロン・ヤング」、M-3「アピタイト」、M-5「グッドバイ・ルシール・№1」(シングルのときのタイトルは「ジョニー・ジョニー」)という計4枚がカットされ、いずれもヒットしている。
とにかくこれらの曲が連続するアナログのA面は当時擦り切れるほど聴いた人も多かっただろう。
20歳前後の、人生でいちばん感受性の豊かなころの青春の眩い輝きと傷つきやすいこころの移ろいを、そのままアルバムに閉じ込めたような鮮烈な抒情性は、50代半ばの疲れたぼくのような人間の胸にもストレートに届いてくる。
パディ・マクアルーンってすごいやつだな、とほんとうに思う。
このアルバムを20代でリアル・タイムに聴いた人たちには、それこそ一生の宝物だろう。
紙ジャケはコーティングのない厚紙A式のシングル・スリーヴ。
レガシー・エディションのざらっとした手触りのデジパックでこのアルバムを知ったぼくには、紙ジャケのツルツルした感触はすごく違和感がある。
このことは紙ジャケ探検隊さんも「what's new」のコーナーで
「表ジャケも日本盤LPのクッキリハッキリした感じになっていて、英盤の霧の中にいるような独特のジャケの雰囲気はありません」
と書いていらっしゃる(9月23日の項)。
ただしこのアルバムは前述のとおり「80s 紙ジャケコレクション」の1枚で、「日本盤アナログ・レコード発売当時の帯、封入物、解説、内袋などを可能な限り忠実に再現し」たシリーズなので、英国盤には準拠していないようだ。
オリジナルUK盤にはついていたインナーも省略されている。
国内盤LPがリリースされたときには「プレファブ」となっていた帯の表記は今回「プリファブ」に修正されている。
また紙ジャケ帯の「2009年デジタル・リマスター」というのはまちがいで、07年のレガシー・エディションのデジタル・マスターが使われているらしい。
ということでSony Musicの紙ジャケとしては珍しくいろいろ不満な点もあるが、いつかレガシー・エディションを紙ジャケで出して、そのときにはUK盤仕様で復刻してほしいな♪
さて、ここからプリファブ・スプラウトの(とゆーか、パディの)迷走が始まる。
3rdアルバム『ラングレー・パークからの挨拶状』は88年にリリースされた。
(左からウェンディ、パディ、マーティン、ニール)
じつはパディは前作『マックイーン』がリリースされた直後に『プロテスト・ソングス』というアルバムをわずか2週間で完成させていた。
トーマス・ドルビーによってプロデュースされたグロッシーな『マックイーン』と、セルフ・プロデュースのシンプルな『プロテスト・ソングス』は、合わせ鏡のように2枚で一組のアルバムになるところだったのだが、UK/CBSの意向で『プロテスト・ソングス』はお蔵入りになってしまう。
そして3年後にリリースされたのが『ラングレー・パークからの挨拶状』というわけだ。
プロデュースに名前が挙がっているのはトーマス・ドルビー、ジョン・ケリー、アンディ・リチャーズ、そしてパディ・マクアルーンの4人だ。
アルバムのオリジナル・タイトルは『FROM LANGLEY PARK TO MEMPHIS』で、その名もズバリ「The King of Rock'n'Roll」という曲で始まる。
プレスリーのモノマネもちょっと入った、いかにも80年代風の軽いロック・ナンバーだが、パディとウェンディのコーラスで歌われると、いきなりプリファブ色に染まってしまうところがすばらしい。
前作の大ヒットを受けてゲスト・ミュージシャンも豪華で、M-5「Nightingales」にはハーモニカでスティーヴィ・ワンダーが、M-6「Hey Manhattan!」にはギターでピート・タウンゼントが参加している。
繊細なメロディーと美しく儚げなタッチはこの作品でも相変わらずで、80年代のポップなアルバムっぽいジャケットは似合わない気がする。
紙ジャケはごく微妙な手触り感のあるテクスチャー仕上げで、E式のシングル・スリーヴ。
歌詞の印刷されたインナーバッグがミニチュアで復刻されている。
『マックイーン』と『ラングレー・パーク』は国内盤でもおなじみの黒いEpicレーベルが使われている。
2009年デジタル・リマスター。
(今回の一連の記事を書くにあたって、紙ジャケ封入の解説書を参考にさせていただきました)
タグ:プリファブ・スプラウト レココレ
こんばんは〜♪
いやぁ、プリファブ紙ジャケ、いいっすね〜♪
スティーブ・マックイーンと同じくらいアンドロメダ〜、ヨルダン〜が好きなんで、レコで持ってないアンドロメダ〜、だけでもって思いましたが、アンドロメダ〜はレコード出てないのに紙ジャケ?って思い、いまだどれも未購入な俺です。
次の記事も楽しみにしちょります♪アンドロメダ〜が出ますかね?うふ♪
by へどろん (2009-11-22 00:04)
おぉ、全買いされましたか!
いいですなぁ・・・
プリファブはいずれ全アルバム揃えようと思っております。
確か「スティーブ・マックイーン」以外の5枚を一つの箱にパッケージして、4000円くらいで売ってたっけ・・・
ただ紙ジャケに関しては日本産が一番ですので、輸入紙ジャケはちょっとね。
特に欧州産紙ジャケは酷いですからね(苦笑)。
Bonny~Appetite~When Love Breaks Downの流れは奇跡だと思います。
TB返しさせてもらいました♪
by ryo (2009-11-22 00:07)
いま、この前の、フライング・ブリトウ・ブラザーズのところにコメントしたところなんですが。。。
プリファブ、前にレココレ(2000年の6月号)の特集で、後、先月、MOJO(イギリスの雑誌なんですけど、知ってますか?)にも実は、特集されてて気になってたところだったんですよ。
で、今日実は初めて、2イン1の安いCDを買ったところで、昼間ずっと聞いてたんですよ。で、遼さんがブログに書いてたもんで、びっくり。気が合いますね。
ラングレーとヨルダンの2枚で、7ユーロは約1000円。ちっともりマスターされてないけど、良いですね。80年代にこんなメロディーやってたバンドがいたんだってびっくりしました。
>M-5「Nightingales」にはハーモニカでスティーヴィ・ワンダー
やっぱりそうだったんだ!買ったCDにはなんブックレットもなく(ひどいでしょ。)でも、ハーモニカ、超スティーヴィーのまねだよな〜とか思ってたら、やっぱり。
年末、日本に帰国する時に、紙ジャケで、ちゃんと買おうかな〜。
by きよ (2009-11-22 07:57)
遼さんこんにちはq(*^O^*)p v(*^o^*)v
ぬぉ~プリファブ・スプラウト全買いされたのですね。。。
プリファブ・スプラウトを聴くとやはり80年の音なんですが何か魅了するものがありますね、、、不思議なユニットです。
私はここに来て大好きなアーティストのリリース・ラッシュで予算が足りず後半4タイトルは買っていないのですがやっぱ欲しくなりますね・・・
日本ではスティーヴ・マックイーンがデビューアルバムだったんですね。。。
だからファーストは後半発売になったんだと・・・今頃気付いています。
やはりスウーン位は買っておこうかなぁ・・・
トラバさせて頂きましたので宜しくお願い~です♪
by tetsupc2 (2009-11-22 10:56)
へどろんさん、こんにちはー。
>スティーブ・マックイーンと同じくらいアンドロメダ〜、ヨルダン〜が好きなんで
ぼくもマックイーンを別格とすればアンドロメダが大好きなんですよ。
ヨルダンは評価が高いけど、まだ聴き込んでいないので…^^;
たしかにレコードが出てない作品の紙ジャケって微妙ですよね。
でもぼくはついつい買ってしまいました(笑。
by parlophone (2009-11-22 15:03)
ryoさん、こんにちはー。
全買いじゃなくて『スウーン』以外なんでけどねー^^;
>プリファブはいずれ全アルバム揃えようと思っております
いやー、ほんと全アルバムを揃える価値のあるバンドですよね。
ぼくもちょっと余裕ができたら残りのアルバムも買いたいですね^^
>5枚を一つの箱にパッケージして、4000円くらい
へえ、そんなBox setがあったんですか。
でもなんで『マックイーン』だけ外すんですかね?
やっぱ特別なのかな?
いずれにしてもたしかに輸入紙ジャケって、ただパッケージを紙にしましたっていうだけで、そこに美学や哲学がないからダメですよね(なんつって^^;)
by parlophone (2009-11-22 15:09)
きよさん、こちらにもどうもです。
>プリファブ、前にレココレ(2000年の6月号)の特集で、後、先月、
>MOJO…にも実は、特集されてて気になってたところだったんですよ
ぼくはレコードのコレクターじゃないし『レココレ』のコレクターでもないので(笑)、なるべく『レココレ』は買わないようにしてるんです^^
2000年も調べたら4冊しか買ってなくて、6月号は持ってませんでした。
ジャーマン・ロックとプリファブの特集なんですね。
そのころからドイツに興味をお持ちだったんでしょうか?
『MOJO』はもちろんよく知ってるんですが、ぼくの行きつけの店には置いてなくて、あとでよく悔しい思いをしてます。
>今日実は初めて、2イン1の安いCDを買ったところで、昼間ずっと聞いてたんですよ
それはすごい偶然ですねー。
ぼくは最近はシカゴをずーっと聴いて、フライング・ブリトウをちょっと聴いて、このごろはプリファブばっかりなので、ビートルズのリマスターがまったく聴けてないんです(笑。
あ、そういえばドイツではビートルズのリマスターはどんなふうに受け止められてますか?
>やっぱりそうだったんだ!買ったCDにはなんブックレットもなく(ひどいでしょ)
>でも、ハーモニカ、超スティーヴィーのまねだよな〜とか思ってたら、やっぱり
そうなんですかー。
たしかにプリファブとスティーヴィーって意外な組み合わせですよね。
それにしても権利関係には日本よりもずっと厳格な欧州で、そういうクレジットがおろそかにされているというのは不思議ですね。
それにしてもラングレーとヨルダンで1,000円っていいですねー。
ぼくも紙ジャケにこだわりがなければもっと安く音楽を聴けるのですが…(笑。
とりあえず、いまならAmazon.jpですべての紙ジャケが買えるので、音もいいし、おススメですよ。
by parlophone (2009-11-22 15:58)
tetsupc2さん、こんにちはー。
>ぬぉ~プリファブ・スプラウト全買いされたのですね。。。
全買いじゃなくて『スウーン』以外なんでけどねー^^;
>後半4タイトルは買っていないのですがやっぱ欲しくなりますね・・・
ぼくは今年の春知ったプリファブ初心者なんですが、聴けば聴くほどいいバンドですね。
たしかにまぎれもない80's テイストなんですが、パディの作り出す音楽にはなんか永遠の魔法みたいなものがありますね。
『アンドロメダ』あたりもおススメですよ。
機会がありましたら、ぜひ^^
by parlophone (2009-11-22 16:02)
隠す必要もないですが、私もプリファブ・ファンです。
CDはシングル・EPも含めて殆ど持っています。
アナログは12インチ数枚とシングルを何枚かだけ・・・
80年代とは言っても、他の多くの80年代バンドとは違って自分達のサウンドを持っていますよね。だから色褪せない。
パディーのソングライティングはメロディーも歌詞も玄人受けしますよね。
まるでBacharach/DavidとかFagen/Becker(Steely Dan)を一人でやっているようなもんです。
彼のソロ・アルバム"I Trawl the Megahertz"も是非聴いてください。
Prefabとは全く違うことやっていますが、絶対遼さんなら気に入ると思います。(悪魔のささやき)
ところで、Steve McQueenはブルースペックCDも出ているのですが、どなたか聴き比べた方いませんか?
気になって寝られません・・・(ウソです)
by MORE (2009-11-22 23:23)
>隠す必要もないですが、私もプリファブ・ファンです
>CDはシングル・EPも含めて殆ど持っています
>アナログは12インチ数枚とシングルを何枚かだけ・・・
おお、さすがMOREさん、守備範囲が広いですねー。
恐れ入りました…。
解説によるとパディはジム・ウェッブ、バート・バカラック、プリンス、フィル・スペクター、そしてレナード・バーンスタインをフェイヴァリット・アーティストとして挙げてるそうですが、たしかに多彩なメロディ・メイカーぶりは80年代でも突出しているといっていいでしょうね(←といっても80年代にかんしてはまったくお粗末な知識しかないんですが…)
>彼のソロ・アルバム"I Trawl the Megahertz"も是非聴いてください
わかりました。
ぜひ聴いてみます。
>Steve McQueenはブルースペックCDも出ているのですが
じつは悠にプレゼントしたのがプルースペックだったんですよ。
今度持って帰らせて比較試聴してみましょう(笑。
by parlophone (2009-11-23 01:28)
こんばんは。
僕も全買いしました。
と言っても、これまでヨルダンしか聴いたことなかったんですよね。
ヨルダンは僕のフェイバリットアルバムの1枚で、ずっと愛聴しております。
マックィーンもずっと聴く機会がなかったのですが、予想通りすばらしいアルバムでした。
個人的にはウェンディバックコーラスが好きです。
by ミネちゃん (2009-11-23 18:21)
ミネちゃんさん、こんばんはー。
>ヨルダンは僕のフェイバリットアルバムの1枚で、ずっと愛聴しております
『ヨルダン』もほんとにいいアルバムですよねー。
そして『マックイーン』!!
ほんとうになんという才能なんでしょう。
>個人的にはウェンディバックコーラスが好きです
ぼくももちろん大好きです^^♪
by parlophone (2009-11-23 22:51)
うちも、レココレは、日本にいても毎月は買わないでしょうね。ざっと、内容を見て本当におもしろそうで、立ち読みできなさそうだったら(笑)買うかな。この6月号は、渋谷のレコファンで中古本として買いました。
>そのころからドイツに興味をお持ちだったんでしょうか?
うちの奥さんが、実はドイツ人なんです。
ジャーマンロックは、あんまり深くではないですが聴いてますよ。クラフトワーク(やっとリマスターされたし。。)、ノイ、ファウスト、カン、ラ・デュッセルドルフ辺り。なにせ、ここ、デュッセルドルフが本場(70年代当時)だったんですからね。
さて、シカゴは、アメリカで、ライノからリイシューされた時に、シカゴ10くらいまで、買いましたよ。いつだったか、12、3年くらい前にもコンサートで見たけど誰がいたかあんまり覚えてないな。。。
ビートルズは、うちは、ステレオのボックスセットを買いました。ボックスの後ろ側は、もちろんドイツ語です。中のブックレットは英語。まあ、こっちのCD屋さんでは、発売日の日は、たくさん平積みになってたし、今でも、棚にたくさん入ってるから、売れてるんじゃないかな。でも、ドイツであんまりビートルズを耳にする事ないですね。お店とかに行っても聞かないし、ラジオからも流れてこないし。
でも、うちは、しょっちゅう聞いてますよ。遼さんや、他の人がどんなふうにリマスターされたのを聞いてるのか、ブログで読んでは、なるほどなるほど、ふんふんと思いつつ、聞いてます。
by きよ (2009-11-25 08:27)
きよさん、こんばんはー。
そうですか、奥さんがドイツの方なんですね。
ぼくはジャーマン・ロックってまったく聴いたことがありません。
クラフトワークはさすがにシングル・ヒットがあるので知ってますが…。
シカゴ、ビートルズなどのお話、興味深く伺いました。
ドイツではあんまりビートルって流れないんですね。
日本でもTV番組やCMで流れるくらいですけど、それでもけっこう耳にしますものね。
by parlophone (2009-11-25 23:31)
'80年代は現役バリバリなはずの僕なんだけど。。。
聴いたコトありません^^;
当時、先祖帰りでリアルタイムの音聴いてないってのもあるけど^^;
『スティーヴ・マックイーン』は、
タイトル知って興味持ったんですが(笑)
紙ジャケCD化。。。
聴いてみようかな。
by DEBDYLAN (2009-11-29 23:18)
DEBDYLANさん、こちらにもnice!&comment ありがとうございます。
>当時、先祖帰りでリアルタイムの音聴いてないってのもあるけど^^;
そういうことってありますよねー。
えー、どうして当時聴いてないんだろう、あのころぼくは何を聴いてたのかなあ~
って考えたら、あー、みたいなね^^
でも先祖がえりっておもしろい表現ですけど、大事ですよね。
>『スティーヴ・マックイーン』は、タイトル知って興味持ったんですが(笑)
『スティーヴ・マックイーン』はもう紙ジャケはないと思いますが、これと『ラングレー・パーク』の2作品は国内盤LPの紙ジャケ化なので、当時のレコードに思い入れがない人にはあまり意味はないと思います。
プラケはいろいろ(輸入盤、国内盤、Blu-Spec)出てるので、すぐに聴けると思いますよ。
やはりまずおススメは『マックイーン』かなあ。
ぜひ聴いてみてください(←久々の悪魔の…笑)
by parlophone (2009-11-30 00:52)
初めまして。久々にSteve McCqeenを聞き、今のprefabは何をしているんだろう?と、探してたところこちらを見つけました。紙ジャケとか、こだわりが凄いですね。(^^)
私もこのアルバムのジャケット、カッコいいから好きなんです。デビュー後、日本でのジョイントコンサート を見に行きました。あの当時に結構人気があったんです。懐かしい。
by チョビン。 (2013-03-16 21:44)
チョビン。さん、はじめまして。
レスが9ヶ月も後になってしまって、ほんとうに申し訳ありません。
プリファブは10月に新譜がでましたね。
もうお聴きになっていると思いますが、ぼくはまだなんですよ。
最近はあまりCDを買うことがなくなって、最近手に入れたのは
アブリルぐらいです。
もしよかったら新譜の感想などお聞かせいただけるとありがたいです。
by parlophone (2014-01-01 23:53)