ニコル・ウィルス 『テル・ミー』 [フィメイル・ヴォーカル、ガール・ポップ]
いや~、1週間のご無沙汰でした(笑。
年末の忙しさはそのまま、なかなか更新もできない…TT
どうか見捨てないでくださいね^^;
きょうから何回かに分けて、昨年購入したままブログに載せる機会を逃していたCD を数枚ご紹介していきたい。
まず最初はニコール・ウィルスの『テル・ミー』だ。
ぼくが買ったのは昨年6月に発売された1,500円の紙ジャケ。
ビクター音楽事業80周年を記念して80枚の紙ジャケを1,500円で再発するというありがたい企画の1枚だ。
ただし、コストダウンのため残念ながら日本語解説も歌詞カードも省略されている。
例によってニコール・ウィルスについては何にも知らないので、さっそくPETTY さんのブログに頼ってしまおう(スミマセン^^;)。
もともとニコールを教えてもらったのがPETTY さんのブログだった。
さて、PETTY さんはオープニングの「Fallin'」がこのアルバムの印象を決定づけている…みたいなことをおっしゃってるが、まさにそのとおりだと思う。
抒情的なエレキギターのアルペジオから、ベース、キーボードそしてコンガが加わって軽快に刻まれるエイトビートのうえにニコールの爽やかなアルト・ヴォイスが流れてゆく。
それもただ爽やかなだけじゃなくて、ちょっと可憐な感じがするところがいいんだよね(笑。
オリジナルはローレン・ウッド(だそうだ、知らないけど…)。
この1曲だけで買ってよかった~と思う^^
PETTY さん、ありがと。
M-2 はアルバム・タイトルのもとになった(たぶん)「Tell Me How to Make You Love Me」。
そのタイトルどおり切ない恋心が歌われたミディアム・テンポのバラードだ。
オリジナル・リリースは1983年で、当時のMOR 路線を象徴するようなキーボードの使い方が懐かしい。
アレンジはキーボードを弾いているマーレイ・ワインストックとベアズヴィル・スタジオではおなじみのジョン・ハルブルックで、プロデュースとエンジニアもハルブルックがあたっている。
M-3 「Some Guys Have All the Luck」はロッド・ステュワートやロバート・パーマー、最近ではマキシ・プリーストのカヴァーでも有名なナンバー。
少し淋しげな曲調にニコールの歌声はぴったしハマッてます。
そして個人的にはベスト・トラックに挙げたいのがM-4 「It wouldn't Have Made any Difference」。
ご存知トッド・ラングレンの名バラードをニコールもじつにしっとりと歌い上げている。
そのほかカーラ・ボノフのカヴァー、M-7「Isn't It Always Love」や、NRBQ のM-10「Never Takes the Place of You」などもあるけれど、個人的にはアナログのA 面に当たるM-1~5が好きだなあ。
何曲かで聴けるジョージ・ヤングのテナーもいい。
紙ジャケは表裏ともヴィニール・コーティングをほどこしたE 式のシングル・スリーヴ。
画像ではテクスチャー・カヴァーに見えるかもしれないけれど、じっさいにはツルツルだ。
インナーバッグももちろん付属していない。
レーベルもPETTY さんのブログを見る限りはアナログ盤とはずいぶん違っているけれど、CD はオリジナルのイメージなんだろうか。
(シンプルすぎる裏ジャケとレーベル)
この紙ジャケ、いまならAmazon で1,050円で買えるので、聴いてみたいと思う人はお早めにどうぞ。
年末の忙しさはそのまま、なかなか更新もできない…TT
どうか見捨てないでくださいね^^;
きょうから何回かに分けて、昨年購入したままブログに載せる機会を逃していたCD を数枚ご紹介していきたい。
まず最初はニコール・ウィルスの『テル・ミー』だ。
ぼくが買ったのは昨年6月に発売された1,500円の紙ジャケ。
ビクター音楽事業80周年を記念して80枚の紙ジャケを1,500円で再発するというありがたい企画の1枚だ。
ただし、コストダウンのため残念ながら日本語解説も歌詞カードも省略されている。
例によってニコール・ウィルスについては何にも知らないので、さっそくPETTY さんのブログに頼ってしまおう(スミマセン^^;)。
もともとニコールを教えてもらったのがPETTY さんのブログだった。
さて、PETTY さんはオープニングの「Fallin'」がこのアルバムの印象を決定づけている…みたいなことをおっしゃってるが、まさにそのとおりだと思う。
抒情的なエレキギターのアルペジオから、ベース、キーボードそしてコンガが加わって軽快に刻まれるエイトビートのうえにニコールの爽やかなアルト・ヴォイスが流れてゆく。
それもただ爽やかなだけじゃなくて、ちょっと可憐な感じがするところがいいんだよね(笑。
オリジナルはローレン・ウッド(だそうだ、知らないけど…)。
この1曲だけで買ってよかった~と思う^^
PETTY さん、ありがと。
M-2 はアルバム・タイトルのもとになった(たぶん)「Tell Me How to Make You Love Me」。
そのタイトルどおり切ない恋心が歌われたミディアム・テンポのバラードだ。
オリジナル・リリースは1983年で、当時のMOR 路線を象徴するようなキーボードの使い方が懐かしい。
アレンジはキーボードを弾いているマーレイ・ワインストックとベアズヴィル・スタジオではおなじみのジョン・ハルブルックで、プロデュースとエンジニアもハルブルックがあたっている。
M-3 「Some Guys Have All the Luck」はロッド・ステュワートやロバート・パーマー、最近ではマキシ・プリーストのカヴァーでも有名なナンバー。
少し淋しげな曲調にニコールの歌声はぴったしハマッてます。
そして個人的にはベスト・トラックに挙げたいのがM-4 「It wouldn't Have Made any Difference」。
ご存知トッド・ラングレンの名バラードをニコールもじつにしっとりと歌い上げている。
そのほかカーラ・ボノフのカヴァー、M-7「Isn't It Always Love」や、NRBQ のM-10「Never Takes the Place of You」などもあるけれど、個人的にはアナログのA 面に当たるM-1~5が好きだなあ。
何曲かで聴けるジョージ・ヤングのテナーもいい。
紙ジャケは表裏ともヴィニール・コーティングをほどこしたE 式のシングル・スリーヴ。
画像ではテクスチャー・カヴァーに見えるかもしれないけれど、じっさいにはツルツルだ。
インナーバッグももちろん付属していない。
レーベルもPETTY さんのブログを見る限りはアナログ盤とはずいぶん違っているけれど、CD はオリジナルのイメージなんだろうか。
(シンプルすぎる裏ジャケとレーベル)
この紙ジャケ、いまならAmazon で1,050円で買えるので、聴いてみたいと思う人はお早めにどうぞ。
遼さん、こんばんは。
更新がなかったので少々、心配しておりました。
実はユーミンに詳しい遼さん、
またユーミン特集期待しています。
最近、『きみなき世界』という曲が好きで
今日、僕の二つのサイトで書きました。
また遼さんのジャパニーズポップス評も聞いてみたいです。
by ouichi (2009-01-25 15:00)
ouichiさん、こんばんはー。
nice!&commentありがとうございました。
>更新がなかったので少々、心配しておりました
仕事が忙しかっただけです。
ご心配をおかけしました。
>最近、『きみなき世界』という曲が好きで
ああ、ぼくの知らない曲ですね~。
ユーミン特集、なるべく早いうちに再開したいと思います。
長~い目で見てくださいね(笑。
by parlophone (2009-01-25 23:48)
遼さん、こんばんは!
「Fallin'」なかなかいいでしょ!!
ローレン・ウッドのオリジナルヴァージョンは
映画「プリティーウーマン」で効果的に使われていますよ。
確かにM-1~5は充実していますよね。
アナログ時代に思ったことは・・・
もし、B面が「Isn't It Always Love」で始まっていたら・・・
B面の印象もっとよかったんじゃないかと思っていました。
アナログのB-1にあたるのが、
「WHAT YOU DO TO ME」なんですが、
アップテンポ過ぎて・・・
これは断然ジョン・ホールバンドのオリジナルや
カール・ウイルソンのカヴァーにはかないませんね。
しかしこのアルバムの存在意義は大きいと思います。
ベアズヴィルらしくないって声もきこえそうですが、
あの時代にベアズヴィルからのアプローチって考えたら
セールスはともかく私的には大成功だと思っています。
25年も経っているのに、こうして彼女のことを
今でも書きたいって思うくらいしっかり焼き付いています。
by PETTY (2009-01-26 20:24)
遼さん、こんばんは。
ニコル・ウィリスの『Tell Me』はニコレット・ラーソンの『In The Nick Of Time』のジャケットを連想させ、曲目も「Fallin'」や「Isn't It Always Love」など重なっている曲もありました。名前の響きもちょっと似ていますね。意識し合っていたのか、レコード会社の策略かどうか分かりませんが、そんなことがどうでも良くなるぐらいの出来映えで、爽やかな感触が伝わる1枚でした。ジャニス・ジョプリンの熱唱で知られる「Maybe」もニコルのキュートな魅力が溢れています。
by Backstreets (2009-01-27 18:59)
PETTYさん、こんばんは~。
コメント、ありがとうございます。
>ローレン・ウッドのオリジナルヴァージョン
ああ、そうだったんですねー。
『プリティ・ウーマン』は映画に全然興味がなくて、いちどレーザー・ディスクで見ただけ(←古っ!)なので、まったく覚えがありません。
機会があったらまた見たいです
(「Fallin'」が聴きたいだけ^^;)
>もし、B面が「Isn't It Always Love」で始まっていたら・・・
それはあるかもしれませんねー。
う~ん、プロデュースがちょっとしくじったか(笑。
>「What You Do to Me」
これはぜひカール・ウィルソン・ヴァージョンを聴いてみたいですね!
>25年も経っているのに、こうして彼女のことを
>今でも書きたいって思うくらい
それぐらい印象に残る名盤ということですね!
ぼくもこれから長く愛聴していきたいと思います♪
by parlophone (2009-01-27 23:35)
Backstreetsさん、こんばんは!
>ニコレット・ラーソンの『In The Nick Of Time』
おお、そうなんですか!
二コレット・ラーソンはニール・ヤングとの絡みでしか聴いたことないんですよね!
これは聴いてみなくちゃいけませんね~。
早く紙ジャケにしてくれ~(笑。
それにしてもワーナー、紙ジャケに消極的過ぎ…。
>ジャニス・ジョプリンの熱唱で知られる「Maybe」
ああ、そうか!
どっかで聴いたことのある曲だと思ってたんですよね~。
ジャニスか~。
いやあBackstreetsさん、いろいろありがとうございます。
ブログやっててよかった(笑。
by parlophone (2009-01-27 23:39)