トゥリーズ 『ジェーン・ドゥロウニーの庭』 [ブリティッシュ・フォーク]
『オン・ザ・ショア』(1970)が昨年復刻されてたいへんに話題になったトゥリーズのファースト・アルバム『ジェーン・ドゥロウニーの庭 THE GARDEN OF JANE DELAWNEY』('70)がクリスマス・イヴに紙ジャケでリリースされた。
こんなものが紙ジャケで手に入ってしまうのだからいい時代になったものです。
『オン・ザ・ショア』は内容もさることながら、ストーム・ソージャスン(ヒプノシス)のジャケットで人気のアルバムだが、1st も内容だけなら互角の内容をもった名盤だと思う。
とくにタイトル曲の「The Garden of Jane Delawney」はため息が出るような美しい曲だ。
チェンバロの静謐な美しさを湛えたイントロからセリア・ハンフリーズのため息のようなヴォーカル、多重録音によるセリアのオブリガード、ひっそりと寄り添うようなアコースティック・ギター…。
トゥリーズは女性ヴォーカルのセリアがフェアポート・コンヴェンションにあこがれて結成したバンドで、ソングライターでベーシストのバイアス・ボーシェルと2人のギタリスト、バリー・クラーク、デイヴィッド・コスタ、ドラムスのアンウィン・ブラウンからなる5人組。
ロック・スタイルにアレンジした英国のトラディショナル・フォークとオリジナルがバランスよく並べられている。
うなりを上げる2本のエレキに負けじと絡むベースも聴きどころだ。
1st アルバムはボーシェルのオリジナル5曲にトラディショナル4曲という内容だが、今回のリリースは4曲のボーナス・トラックを収録している。
紙ジャケはヴィニール・コーティングの美しいE 式のシングル・スリーヴで、英国オリジナル盤をイメージしたレーベルやアド・インナーなど、相変わらずSony Music の復刻はきめ細かなものだ。
(こちらは裏ジャケ)
ブックレットは20ページで、貴重な写真にリイシュー時の解説の日本語訳が載せられている。
(こうやって見ると、1st のジャケットもメルヘンティックでありながらシュールでもあり悪くない)
なお、tetsupc2さんのブログ、MUSIC LIFE -Chapter Two-でも紹介されているので、興味のある方はぜひ覗いてみてください。
さて、今年も残すところあとわずかとなりましたが、2008年の更新はきょうが最後です。
例によってこれから倉敷の母のところに帰ります。
今年一年ほんとうにお世話になりました。
4月の異動以降はなかなか更新の時間も取れず、毎日おいでになってくださってる方やコメントを下さった方にご迷惑をおかけし申し訳なく思っています。
少なくともあと2年はこんな状態で、このブログもいつまで続くかわかりませんが、とりあえず来年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
こんなものが紙ジャケで手に入ってしまうのだからいい時代になったものです。
『オン・ザ・ショア』は内容もさることながら、ストーム・ソージャスン(ヒプノシス)のジャケットで人気のアルバムだが、1st も内容だけなら互角の内容をもった名盤だと思う。
とくにタイトル曲の「The Garden of Jane Delawney」はため息が出るような美しい曲だ。
チェンバロの静謐な美しさを湛えたイントロからセリア・ハンフリーズのため息のようなヴォーカル、多重録音によるセリアのオブリガード、ひっそりと寄り添うようなアコースティック・ギター…。
トゥリーズは女性ヴォーカルのセリアがフェアポート・コンヴェンションにあこがれて結成したバンドで、ソングライターでベーシストのバイアス・ボーシェルと2人のギタリスト、バリー・クラーク、デイヴィッド・コスタ、ドラムスのアンウィン・ブラウンからなる5人組。
ロック・スタイルにアレンジした英国のトラディショナル・フォークとオリジナルがバランスよく並べられている。
うなりを上げる2本のエレキに負けじと絡むベースも聴きどころだ。
1st アルバムはボーシェルのオリジナル5曲にトラディショナル4曲という内容だが、今回のリリースは4曲のボーナス・トラックを収録している。
紙ジャケはヴィニール・コーティングの美しいE 式のシングル・スリーヴで、英国オリジナル盤をイメージしたレーベルやアド・インナーなど、相変わらずSony Music の復刻はきめ細かなものだ。
(こちらは裏ジャケ)
ブックレットは20ページで、貴重な写真にリイシュー時の解説の日本語訳が載せられている。
(こうやって見ると、1st のジャケットもメルヘンティックでありながらシュールでもあり悪くない)
なお、tetsupc2さんのブログ、MUSIC LIFE -Chapter Two-でも紹介されているので、興味のある方はぜひ覗いてみてください。
さて、今年も残すところあとわずかとなりましたが、2008年の更新はきょうが最後です。
例によってこれから倉敷の母のところに帰ります。
今年一年ほんとうにお世話になりました。
4月の異動以降はなかなか更新の時間も取れず、毎日おいでになってくださってる方やコメントを下さった方にご迷惑をおかけし申し訳なく思っています。
少なくともあと2年はこんな状態で、このブログもいつまで続くかわかりませんが、とりあえず来年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
タグ:トゥリーズ
おっ遼さんも買われましたか!
treesのファーストもいいですね。私はむしろ【オン・ザ・ショア】よりもこちらの方が聴きやすいです。
ジャケの造りも素晴らしいしやっぱりSonyMusicさんですね。。。といいたいところなんですがsony musicもユニバ系のSHM-CDに対応してBLU-SPEC CD なるものを出してきました、、、これを気に紙ジャケもBLU-SPEC CD化となり実質値上げにならないか心配です。。。
なにはともあれ今年一年お世話になりました。また来年も宜しくお願い致します。
by tetsupc2 (2008-12-29 12:35)
遼さん、今年も一年大変お世話になりました。
更新は減ったとしても、内容の濃さは変わらずで
頭の下がる思いです。
来年はビートルズネタで盛り上がりたいですね。
(今年はリリースも少なかったなぁ。)
来年もよろしくお願いいたします。
PS.今更、ミスチル『HOME』DVD買いました。
以前の記事、あらためて拝読しました。
by ouichi (2008-12-30 14:29)
tetsupc2さん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
>ファーストもいいですね
これほどの名作が今までそれほど評判にもならなかったというところがすごいですね。
もったいない。
>これを機に紙ジャケもBLU-SPEC CD化となり実質値上げにならないか
今のところSony Music にはそんな動きは見られませんね。
さすが紙ジャケ業界の良心といえるSony ですね!^^
by parlophone (2009-01-03 21:37)
ouichiさん、昨年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。
>来年はビートルズネタで盛り上がりたいですね
ほんとですね~。
『LET IT BE』のDVD(およびブルーレイ)化などあればいいですね。
>ミスチル『HOME』DVD買いました。
>以前の記事、あらためて拝読しました
あの記事はほとんどギターのことで音楽的内容はあまりないんで申し訳ないです。
いまは「in the fields」がほしいですね~。
by parlophone (2009-01-03 21:42)