『ブリティッシュ・フォーク&トラッド・ロック』 [雑誌・書籍・コミック]
雑誌『ストレンジ・デイズ』から出ていた「アーティスト&ディスク・ファイル・シリーズ」のVOL.2 『ブリティッシュ・フォーク&トラッド・ロック』が増補改訂版としてリニューアルされている。
監修は小西勝で、厳選された311枚+αのアルバム・レヴューとSD の売りのひとつでもあるアーティストへのインタヴュー、そしてコラムによって英国のフォーク&ロックの全体像を浮かび上がらせようという試みだ。
核となるアーティストとして選ばれているのは、フェアポート・コンヴェンション、スティーライ・スパン、ペンタングル、リンディスファーン、インクレディブル・ストリング・バンド、ドノヴァン、ニック・ドレイクの7組。
それ以外にトラディショナル・フォーク、トラッド・ロック、シンガー・ソングライター、女性ヴォーカル、フォーク・ロックというカテゴリー分けがなされている。
うれしいのはすべてのアルバム・ジャケットがカラーで紹介されていることだ。
とくにブリティッシュ・フォーク系のアルバムは凝った美しい装丁のものが多いので、見ているだけでもうっとりしてしまう。
表紙がサンディ・デニーの『海と私のねじれたキャンドル』(1971)というのもいい。
TOPIC やTRANSATLANTIC といったトラッド専門?や、そのほかの貴重なレーベルもカラーで紹介されている。
いま個人的にいちばん聴いてみたいのが、アン・ブリッグスやブリジット・セント・ジョンのアルバムと並んで紹介されている、キャサリーン・ハウの『ホワッタ・ビューティフル・プレイス』(1971)。
こころあるメイカーさん、いつの日か紙ジャケで出してくれ~(笑。
2008/11/14 0:31 追記
せっかくの美しいジャケットなのでAmazon.jp から wiiii さんがUP してくださった画像を貼らせていただきます。
監修は小西勝で、厳選された311枚+αのアルバム・レヴューとSD の売りのひとつでもあるアーティストへのインタヴュー、そしてコラムによって英国のフォーク&ロックの全体像を浮かび上がらせようという試みだ。
核となるアーティストとして選ばれているのは、フェアポート・コンヴェンション、スティーライ・スパン、ペンタングル、リンディスファーン、インクレディブル・ストリング・バンド、ドノヴァン、ニック・ドレイクの7組。
それ以外にトラディショナル・フォーク、トラッド・ロック、シンガー・ソングライター、女性ヴォーカル、フォーク・ロックというカテゴリー分けがなされている。
うれしいのはすべてのアルバム・ジャケットがカラーで紹介されていることだ。
とくにブリティッシュ・フォーク系のアルバムは凝った美しい装丁のものが多いので、見ているだけでもうっとりしてしまう。
表紙がサンディ・デニーの『海と私のねじれたキャンドル』(1971)というのもいい。
TOPIC やTRANSATLANTIC といったトラッド専門?や、そのほかの貴重なレーベルもカラーで紹介されている。
いま個人的にいちばん聴いてみたいのが、アン・ブリッグスやブリジット・セント・ジョンのアルバムと並んで紹介されている、キャサリーン・ハウの『ホワッタ・ビューティフル・プレイス』(1971)。
こころあるメイカーさん、いつの日か紙ジャケで出してくれ~(笑。
2008/11/14 0:31 追記
せっかくの美しいジャケットなのでAmazon.jp から wiiii さんがUP してくださった画像を貼らせていただきます。
ブリティッシュ・トラッドはマリアナ海溝よりも深いです・・・
Pentangle, Donovan, ISBは当時から好きでした。
アメリカのフォークが「山」だとするとブリットは「海」ですね。
勝手な解釈ですが・・・
ISBの初期のサイケなアルバムカヴァーは欲しかったんですが、日本では手に入らなかったですね・・・
Catherine Howeですが、最近私は1曲だけDLできました。
タイトル曲ですが、いかにも71年頃だよなあというアレンジ、ちょっとドノヴァンっぽい雰囲気です。
彼女の声はアン・ブリッグズ系ですが、もう少し「はすっぱな」感じ?(苦笑)
好きなタイプの声でした。
by MORE (2008-11-13 08:32)
こういう本って綺麗で好きなんですが、読んでいるうちに現物を買って聴いてみたくなってしまうのが難点(?)なんですよね。
MOREさんの仰る通り英国トラッド系は嵌ると底なしのようで・・・。
by 幻燈遮断機さん (2008-11-13 22:39)
僕が今、個人的に聴いてみたいのはフランク・ザッパの全スタジオワークです。
今は無理でも、いつか聴いてみたい!
by 遮断機さん (2008-11-13 22:56)
MOREさん、こんばんはー。
>ブリティッシュ・トラッドはマリアナ海溝よりも深いです・・・
いやあ、たしかにそうですね。
しかも山ならまだ麓に帰ってこられる可能性がありますが、海はいちど沈んだら…桑原、桑原 (笑。
>ISBの初期のサイケなアルバムカヴァーは欲しかったんですが、
>日本では手に入らなかったですね・・・
そうでしょうねえ。
ドノヴァンはまだメジャーでしたがISB となると…。
>彼女の声はアン・ブリッグズ系ですが、もう少し「はすっぱな」感じ?
いいですねー。
とりあえずプラケで買ってみるかなあ。
by parlophone (2008-11-14 00:21)
幻燈ちゃん、こんばんはー。
>読んでいるうちに現物を買って聴いてみたくなってしまうのが難点(?)
わはは。
オリジナルは目玉が飛び出るほど高価なものが多いと思いますので、せめて紙ジャケで楽しめればいいなあ…と庶民のワタクシは思っております^^
>英国トラッド系は嵌ると底なしのようで・・・
ですよねー。
>僕が今、個人的に聴いてみたいのはフランク・ザッパの全スタジオワーク
うおぉぉ、さすが幻ちゃん。
ぼくがつねづね思ってるのは、自分がザッパとデッドのファンじゃなくてよかった~ということです。
それこそ底なしぢゃないですか?
by parlophone (2008-11-14 00:25)
>自分がザッパとデッドのファンじゃなくてよかった~ということです。
>それこそ底なしぢゃないですか?
ハイ、その通り。
デッドヘッドではありませんが、ザッパ先生には高校時代から引きずりまわされています・・・
まあアナログ50枚くらい、CD60枚くらいですが・・・
こっちはブラック・ホールです。
by MORE (2008-11-14 08:29)
遼さん、こんにちは。
フェアポート関係は、island関係なので、初期の関係は好きなのでレコードは何枚か家にあります。(関係関係ってすみません)
SDから素敵な本が出ていたんですね。本屋で見てみます。
Grateful DeadやZappaは楽しいですよ~。さあ、怖がらずにもっと聴いてみましょう。ほらほらレコードやCDが、性懲りもなく増えていきますよ~。
by pinkisland (2008-11-16 06:38)
それに遼さん、底なしレベルでいつもCD買ってるじゃないですか。^^
by 遮断機さん (2008-11-16 12:46)
MOREさん、こんばんはー。
>ハイ、その通り…ザッパ先生には高校時代から引きずりまわされています
>まあアナログ50枚くらい、CD60枚くらいですが・・・
ひゃ~、やっぱすごいですねー。
ぼくにとってそれほどの引力を持つのはビートルズだけだから助かってます^^;
>こっちはブラック・ホールです
うまい!!(←って、そんな問題じゃない…笑)
by parlophone (2008-11-17 22:42)
pinkislandさん、こんばんはー。
読書家で図書館通いも厭わないpinkisland さんがご存じないとは、ほんと売れてませんね、この本(笑。
>フェアポート関係は、island関係なので、初期の関係は好きなので
やっぱりisland レーベルってすごいですよねー。
>Grateful DeadやZappaは楽しいですよ~
いやいや、まあもうちょっと様子見てみます
って、もう20年ぐらい経つんですけどね^^
by parlophone (2008-11-17 22:47)
>遼さん、底なしレベルでいつもCD買ってるじゃないですか。^^
しーーーーーーーっ!!
妻子がこのコメント見たら信じちゃうじゃないですか~^^;
by parlophone (2008-11-17 22:48)