デニス・ウィルソン 『パシフィック・オーシャン・ブルー』 [アメリカン・ロック]
ビーチ・ボーイズのウィルソン3兄弟の次男坊デニス・ウィルソンが生前に遺したゆいいつのソロ・アルバム『パシフィック・オーシャン・ブルー』(1977)がレガシー・エディションとしてSony Music からリリースされている。
このアルバムのすばらしさについてはMASA さんのサイトやPETTY さんのブログでも紹介されているので、そちらのほうをぜひご覧ください。
コーラスの美しいビーチ・ボーイズというイメージをいい意味で裏切るハスキーなヴォーカルとハーモニーで本家BB5 とはまた違ったソウルフルな音楽を聞かせてくれる。
Disc 2 には幻となったソロ・アルバム第2弾『BAMBU』からの音源も収録されたファン待望のものらしい…(ごめんなさい受け売りです^^;)
さて、今回ぼくが購入したのは7月23日にリリースされた国内盤で、お値段は3,780円。
輸入盤よりわずかに高めだが、英文ライナーの翻訳と萩原健太の解説、さらに歌詞・対訳がついているので迷わずこちらにした。
パッケージはちょっと複雑なデジパックのようなかたちだ。
ディスクを固定するプラスティックの部分がないので、正式にはデジパックというより一種の紙ジャケといったほうがいいだろう。
まず中央からふたつに開く。
いきなり左側に青いTシャツの太った腹が逆さまに出てくるのでびっくりする(笑。
さらに左側は下に、右側は右に開くようになっている。
これはオリジナル・アナログ盤の、外側は縦に、内側は横に広がる画像を雰囲気を損なわずに再現しようとしたものだろう。
裏返すとこんな感じ。
36ページのカラー・ブックレットが綴じ込まれていて、レコーディング当時の貴重なカラー写真とともに、『MOJO』誌の編集者ベン・エドモンズのライナー、『Dennis Wilson: The Real Beach Boy』の著者ジョン・ステッビンズとビーチ・ボーイズのファンジン『Endless Summer Quarterly』の編集者デイヴィッド・ベアードによる「年代記」が載せられている(いずれも原文はなく日本語訳のみ)。
レーベルはオリジナルのCaribou Records のデザインを踏襲したもの。
日本語解説と歌詞・対訳も36ページにわたっている。
さて、いつものようにiPod に入れようとしてパソコンにディスクを入れると…
おお!
CD EXTRA 仕様になっているのだ。
pdf ファイルでデイヴィッド・リーフの「PACIFIC OCEAN BLUES」と題されたライナーと、ジョン・ステッビンズ、デイヴィッド・ベアードによる「年代記」の原文が見れるようになっている。
1枚だけ原寸大でUP しているので上の画像をクリックしてみてください。
ブックレットにはないカラー写真も見られるので、ぜひお試しあれ。
このアルバムのすばらしさについてはMASA さんのサイトやPETTY さんのブログでも紹介されているので、そちらのほうをぜひご覧ください。
コーラスの美しいビーチ・ボーイズというイメージをいい意味で裏切るハスキーなヴォーカルとハーモニーで本家BB5 とはまた違ったソウルフルな音楽を聞かせてくれる。
Disc 2 には幻となったソロ・アルバム第2弾『BAMBU』からの音源も収録されたファン待望のものらしい…(ごめんなさい受け売りです^^;)
さて、今回ぼくが購入したのは7月23日にリリースされた国内盤で、お値段は3,780円。
輸入盤よりわずかに高めだが、英文ライナーの翻訳と萩原健太の解説、さらに歌詞・対訳がついているので迷わずこちらにした。
パッケージはちょっと複雑なデジパックのようなかたちだ。
ディスクを固定するプラスティックの部分がないので、正式にはデジパックというより一種の紙ジャケといったほうがいいだろう。
まず中央からふたつに開く。
いきなり左側に青いTシャツの太った腹が逆さまに出てくるのでびっくりする(笑。
さらに左側は下に、右側は右に開くようになっている。
これはオリジナル・アナログ盤の、外側は縦に、内側は横に広がる画像を雰囲気を損なわずに再現しようとしたものだろう。
裏返すとこんな感じ。
36ページのカラー・ブックレットが綴じ込まれていて、レコーディング当時の貴重なカラー写真とともに、『MOJO』誌の編集者ベン・エドモンズのライナー、『Dennis Wilson: The Real Beach Boy』の著者ジョン・ステッビンズとビーチ・ボーイズのファンジン『Endless Summer Quarterly』の編集者デイヴィッド・ベアードによる「年代記」が載せられている(いずれも原文はなく日本語訳のみ)。
レーベルはオリジナルのCaribou Records のデザインを踏襲したもの。
日本語解説と歌詞・対訳も36ページにわたっている。
さて、いつものようにiPod に入れようとしてパソコンにディスクを入れると…
おお!
CD EXTRA 仕様になっているのだ。
pdf ファイルでデイヴィッド・リーフの「PACIFIC OCEAN BLUES」と題されたライナーと、ジョン・ステッビンズ、デイヴィッド・ベアードによる「年代記」の原文が見れるようになっている。
1枚だけ原寸大でUP しているので上の画像をクリックしてみてください。
ブックレットにはないカラー写真も見られるので、ぜひお試しあれ。
あ、そうでした。これCD-EXTRA仕様なんでした^^;
実はまだPCでは1度もかけてないので忘れてました。
さっそくあとでかけてみよ(笑)。
対訳付きなので国内盤もいいですねー。
リンクありがとうございます^^。
TBさせていただきます。
by MASA (2008-07-30 02:08)
うぁ〜!!
私もMASAさんもCD-EXTRAのPDFには触れていませんでしたねぇ。この時代のデニス、本当にかっこいい。80年代入ると(アルバムL.Aの頃)もう顔が怖いし・・目つき尋常じゃないし。なので、このCD-EXTRAやブックレットには最良の時を過ごすデニスが沢山見れて嬉しいです。日本語解説が気になるから機会とお金あったら買っておきたいなぁ。生産限定とかじゃなく、いつでも買える、聴ける・・そんな状況であってほしいですね。
もちろん、カールの2枚も。廃盤にしておく意味がわからない。
埋もれた名盤(じゃないのも多いけど)の発掘とは違う観点から是非再CD化して欲しいです。
by PETTY (2008-07-30 08:32)
デニスのソロアルバムがこんな形でリリースされるなんて・・・
はい、私はUSアナログを当時即行買いしました。
Friends以降彼の曲がBB5のアルバムでも披露されていて、
なかなか良い曲を書くし、どちらかというと甘ったるいBB5の
サウンドが男っぽくなるので歓迎していました。
海の男デニスの人柄がとても良く出たアルバムです。
なんとなくニルソンとダブるイメージもありますね。
(声もそうだし、酒とドラッグに溺れていたところも?)
今回の未発表曲の中ではオマケ的に入っているインスト物が
とってもじーんときました。
今UKで人気のバンドElbowのアルバムの中にデニスを彷彿
とさせるような曲があってニヤリとしている私でした。
by MORE (2008-07-30 08:57)
まさか国内盤が出るとは!
これも「ビーチボーイズ大国」ニッポンの強みですね。
やはり国内盤が出るということは、相当需要がある証拠ですね。
by りょ~ (2008-07-30 22:43)
MASAさん、どうもです。
>あ、そうでした。これCD-EXTRA仕様なんでした^^;
ときどきこういう仕様があるのはうれしいですね。
なかなか英文を読んでみようという気にはなれませんが、眺めてるだけでも楽しいです(笑。
by parlophone (2008-07-30 22:59)
PETTYさん、こんばんは~。
>このCD-EXTRAやブックレットには最良の時を過ごすデニスが沢山見れて嬉しいです
そうかあ…。
このあとデニスはどんどんヤバイ方向に進んでいくんですねー。
そこから立ち直れた人もいるけど、ほとんどの人は最悪のところまで行ってしまうんですね。
そう考えるとブライアンとかクロスビーとか、やっぱり奇跡的なんだろうなあ~。
>日本語解説が気になるから機会とお金あったら買っておきたいなぁ
萩原健太の解説はまあ、ごくふつうだとは思いますが(笑。
それにしても今回も初回生産限定盤ですね…。
やっぱり需要がないってことなんでしょうかねえ。
by parlophone (2008-07-30 23:09)
MOREさん、こんばんは~。
>はい、私はUSアナログを当時即行買いしました
>なかなか良い曲を書くし…サウンドが男っぽくなるので歓迎していました
おお、さすがにMOREさんですねー。
たしかにブライアンやブルースとはちがった独特の味わいがありますね。
>なんとなくニルソンとダブるイメージもありますね
>(声もそうだし、酒とドラッグに溺れていたところも?)
おお、ほんとだ!
ということはビーチボーイズの中ではジョン的な存在?(笑
>オマケ的に入っているインスト物
ぼくもこれにはグッと来ました。
いずれにしてもやっぱり才能ですよね。
早死にしてしまったのはやはり残念ですね…。
>今UKで人気のバンドElbowのアルバム
へえ~、ちょっとチェックしておきたいと思います。
by parlophone (2008-07-30 23:20)
りょ~さん、どうもです。
>これも「ビーチボーイズ大国」ニッポン
そうなんですか!
それは知らなかったなあ~。
いずれにしてもこれを機にひとりでも多くの人が聴いてくれるといいですね。
ぼくもそんななかの一人ですが(笑。
by parlophone (2008-07-30 23:24)
遼さん、こんにちは。
輸入盤と比べて少々高めですが、歌詞、解説、対訳が見たかったので国内盤を買いました。ベン・エドモンズのライナーの原文、デイヴィッド・リーフのライナーの対訳もついでに付けてほしかったと思います。
萩原健太さんも解説の中で述べられておりますが、オリジナルLP収録曲の最後にあたる「Ehd Of The Show(終宴)」がデニスに訪れる運命を予見しているように思えます。幸せそうな光景と曇り空や寂しそうに佇む姿の対比、どこか達観した表情にうかがえるジャケット写真。デニスが既にこの世にいないことへのやりきれぬ思いが込み上げてきました。
公式には初出の『Bambu(The Caribou Sessions)』も良いですね。レコード会社は商売なのでシビアになるのは分かりますが、お蔵入りさせるにはもったいない出来映えだったと思いました。
それにしても装丁のほうはどうにかならないものでしょうか。上から取り出すようになっているのですが、手が滑ってさかさまにならずとも傾けてしまうだけで悲惨なことになりかねません。味わい深い趣が凝らされているのですが、取り扱いに注意が必要です。
by Backstreets (2008-08-02 17:16)
Backstreetsさん、どうもです。
>ベン・エドモンズのライナーの原文、デイヴィッド・リーフのライナーの対訳も
ちょっと中途半端ですよね。
Disc-2もCD EXTRA仕様だったらよかったのに…笑。
まあ3,780円という価格ですからあまり贅沢はいえませんけどね~^^
>デニスが既にこの世にいないことへのやりきれぬ思いが込み上げてきました
ですよね。
やっと才能が開花したところだったような気がします。
まだ30代だったんですから、ほんとうに悔やんでも悔やみきれませんね。
>さかさまにならずとも傾けてしまうだけで悲惨なことになりかねません
ぼくもやってしまいました。
たしかに装丁はもうちょっと考えてほしかったですね。
by parlophone (2008-08-02 23:32)
遼さんこんにちわ~。
今日からお盆休みです^^。
このアルバム聴いた事ないんです^^;
いろんな方がblogでとりあげていらして。
気にはなってたんですが。
遼さんの記事でジャケットのデザインみたら。。。
欲しくてたまんなくなっちゃったじゃないですかぁ。
遼さんの”悪魔の囁き”素敵すぎ(爆)
僕も買うなら国内盤です。
週末のタワレコ、ダブルポイントを待ってゲットしようかなぁ。。。
お盆休み中に無駄遣いしなければの話ですが^^;
by DEBDYLAN (2008-08-13 17:07)
DEBDYLANさん、こんばんはー。
nice! & comment ありがとうございました。
>今日からお盆休みです^^
ぼくもきょうから夏休みです。
勤務先から息子の悠も帰ってきて、ひさしぶりに家族4人がそろいました。
>このアルバム聴いた事ないんです^^;…気にはなってたんですが
ぼくもPETTYさんとMASAさんに教えてもらいました。
ずっと聴いてるんですが、いいですよ~~~^^
>遼さんの”悪魔の囁き”素敵すぎ(爆)
ありがとうございます。
サイコーの褒め言葉です^^
ぜひ買って聴いてみてくださいね♪
by parlophone (2008-08-13 20:59)