ひさびさに『Beat Sound』 [雑誌・書籍・コミック]
別冊Stereo Sound という位置づけの『Beat Sound』第10号。
第1特集は「ロック史を塗りかえた黄金サウンド・ベスト100+α」というもので、よくある年代別やジャンル別のベスト・ランキングではなく、プロデューサー、エンジニアごとに総括したものだ。
巨匠トム・ダウドや伝説のフィル・スペクター(笑)からジム・オルーク、スティーヴ・アルビニまで、アルバム評と評論家の対談による作品の試聴も加えて立体的に「音」の面を捉えていく試みがなされている。
最近ボブ・クリアマウンテンとかトニ・ヴィスコンティとか、個人的に気になるところがあって、ちょうどプロデューサー、エンジニアごとに制作に関わったアルバムを並べるという資料を個人的に作っていたところだったので、この企画は渡りに舟だった。
もうおなじみになった巻頭の紙ジャケ特集はデイヴ・エドモンズ、ヴァン・ヘイレン、マウンテンの3アーティスツ。
個人的には待ちかねたマウンテンがうれしかった。
最近話題になっている『チープ・トリック コンプリート at 武道館』(こちらは紙ジャケではないけれど)もきちんと押さえられている。
そしてアナログ盤、今回は「Vinyl Junkies ヴァイナル・ジャンキーズ」というどこかで聞いたようなタイトルで特集が組まれている。
相変わらず?な記述もあるけれど、なかなか充実した一冊だと感じた。
いつの間にか横組み・左開きになっているのと、価格据置(1,300円)のままずいぶん薄くなっちゃったのにはびっくりだが、最近オーディオ系の雑誌をほとんど読まなくなってしまったので、ときどきこういうのを眺めるのもいいなあと思った^^
第1特集は「ロック史を塗りかえた黄金サウンド・ベスト100+α」というもので、よくある年代別やジャンル別のベスト・ランキングではなく、プロデューサー、エンジニアごとに総括したものだ。
巨匠トム・ダウドや伝説のフィル・スペクター(笑)からジム・オルーク、スティーヴ・アルビニまで、アルバム評と評論家の対談による作品の試聴も加えて立体的に「音」の面を捉えていく試みがなされている。
最近ボブ・クリアマウンテンとかトニ・ヴィスコンティとか、個人的に気になるところがあって、ちょうどプロデューサー、エンジニアごとに制作に関わったアルバムを並べるという資料を個人的に作っていたところだったので、この企画は渡りに舟だった。
もうおなじみになった巻頭の紙ジャケ特集はデイヴ・エドモンズ、ヴァン・ヘイレン、マウンテンの3アーティスツ。
個人的には待ちかねたマウンテンがうれしかった。
最近話題になっている『チープ・トリック コンプリート at 武道館』(こちらは紙ジャケではないけれど)もきちんと押さえられている。
そしてアナログ盤、今回は「Vinyl Junkies ヴァイナル・ジャンキーズ」というどこかで聞いたようなタイトルで特集が組まれている。
相変わらず?な記述もあるけれど、なかなか充実した一冊だと感じた。
いつの間にか横組み・左開きになっているのと、価格据置(1,300円)のままずいぶん薄くなっちゃったのにはびっくりだが、最近オーディオ系の雑誌をほとんど読まなくなってしまったので、ときどきこういうのを眺めるのもいいなあと思った^^
お、久々に面白そうな内容ですね。
明日買って来ようっと。
by MASA (2008-05-01 23:32)
おお、Producer,Engineerの特集ですか。私も前から何でその辺の特集ってないのかな?と思っていたものですから、それは興味深いですね。
個人的には、Chris ThomasとJohn matt langeに多大なる興味があります。
遼さんも個人的に資料を作ってらっしゃる!それはぜひ、公開していただきたいです。
by pink island (2008-05-03 06:40)
私もクリス・トーマス、スティーヴ・リリーホワイト、ヒュー・パジャム、ドン・ウォズあたりには興味があります。
遼さんの資料、出来上がったら是非見てみたいです。
by MASA (2008-05-03 15:47)
遼さん、こんばんは。
この雑誌は読んだことはないですが、
内容の切り口が面白そうな本ですね。
巻頭の紙ジャケ特集っていうのが
遼さん、好み?
ぜひ本屋さんでチェックしてみようと思います。
by ouichi (2008-05-03 23:24)
MASAさん、どうもです。
>久々に面白そうな内容ですね
あまり期待されると困りますが(笑)、スティーヴ・リリイホワイト、ヒュー・パジャムはちゃんと載ってます。
クリス・トーマスとドン・ウォズは残念ながら載ってません。
でもドン・ウォズに興味をお持ちのあたりがさすがMASAさんですね~。
by parlophone (2008-05-04 00:43)
pink islandさん、こんばんは~。
上にも書いたようにクリス・トーマスは載ってないんですよね…。
ジョージ・マーティンのアシスタントから出発して、先日も取り上げたプロコル・ハルムやロキシー・ミュージックなどを支えた偉大なプロデューサーだと思うんですが、ちょっと残念ですね。
ジョン・マット・ラングという人はぼくは知りませんが、こちらも載ってませんでした…。
雑誌の特集ではなく、こういう切り口で1冊単行本があってもいいですよね。
>個人的に資料を作ってらっしゃる!それはぜひ、公開していただきたいです
これはほんとうにただプロデューサーごとに作品名と制作年とエンジニアの名前を並べただけで、まったく公開する価値のあるようなものではありません。
ただ、年表のように並べて眺めているとなかなかおもしろいんです(笑。
by parlophone (2008-05-04 00:53)
ouichiさん、こんばんは!
>この雑誌は読んだことはないですが、内容の切り口が面白そうな本ですね
オーディオ系の雑誌なので、興味のない方にはおもしろくないと思うんですが、同じタイトルでも音のいいCD を紹介してくれるので(たとえば01年のリマスター盤も悪くはないが、03年のデラックス・エディション盤は見事にアルバムの持ち味を描いてみせる…みたいな^^)、ときどき買ってるんですよね。
>巻頭の紙ジャケ特集っていうのが遼さん、好み?
残念ながらごく一般的な紹介記事です(笑。
紙ジャケ探検隊の特集ページみたいなすごい切り口だとうれしいんですが…。
by parlophone (2008-05-04 01:00)