ミレニウム 『ピーセズ』 [紙ジャケ]
カート・ベッチャーが在籍したことで有名なザ・ミレニウムの『PIECES ピーセス(作品)』と題したアルバムがSony Music から紙ジャケでリリースされた。
例によってこのあたりのソフト・ロック・シリーズは「HIGH-HOPES」ではまったく告知されないのであやうく買い逃すところだった。
今回はtetsupc2 さんのブログで取り上げられたので知ったのだった。
tetsupc2 さん、ありがとうございました!
さて、現役時代には『ビギン』1枚しか残さなかったミレニウムの未発表音源は、2000年あたりからたとえば『セカンド・ミレニウム』などのタイトルでリリースされてきたけれど、そういったリイシューの仕掛け人といわれるジョーイ・ステックが今回もプロジェクトの中心となっているようだ。
かれが管理する音源を中心に、現存するメンバーと連絡を取りながら、もしミレニウムが2nd アルバムを作ったとしたらどういうものになっただろう、と想定して練り上げたものらしい。
全21曲の中には「Prelude」、「To Claudia on Thursday」、「It's You」といった『ビギン』のデモも含まれるが、多くは『ビギン』の制作過程で作られたデモ、スタジオで収録されたリハーサル、アセテート盤といったたぐいのもののようだ。
さすがに録音状態はあまりよくないが、それがかえって当時のスタジオのようすをリアルに伝えているような雰囲気もあって、7人が瑞々しい才能をぶつけあいながら音楽を作っていくようすが伺えるドキュメンタリーになっている。
ここにはブライアン・ウィルスンが嫉妬したといわれるカート・ベッチャーの奇跡のようなコーラス・アレンジなどは存在しないが、ソング・ライティングの中心となったマイケル・フェネリーやジョーイ・ステックらの楽曲は美しくてじつに魅力的だ。
紙ジャケはコーティングのないE 式のシングル・スリーヴ。
12ページの英文ブックレットと、日本語訳・中村彰秀による解説・歌詞・対訳のついた32ページの日本語ブックレット、さらにはメンバーの写真の載ったインナー・バッグまでついている。
レーベルは英文ブックレットと同様のイメージのもの。
あっという間に廃盤になりそうな気もするので、気になる方はお早めに^^
例によってこのあたりのソフト・ロック・シリーズは「HIGH-HOPES」ではまったく告知されないのであやうく買い逃すところだった。
今回はtetsupc2 さんのブログで取り上げられたので知ったのだった。
tetsupc2 さん、ありがとうございました!
さて、現役時代には『ビギン』1枚しか残さなかったミレニウムの未発表音源は、2000年あたりからたとえば『セカンド・ミレニウム』などのタイトルでリリースされてきたけれど、そういったリイシューの仕掛け人といわれるジョーイ・ステックが今回もプロジェクトの中心となっているようだ。
かれが管理する音源を中心に、現存するメンバーと連絡を取りながら、もしミレニウムが2nd アルバムを作ったとしたらどういうものになっただろう、と想定して練り上げたものらしい。
全21曲の中には「Prelude」、「To Claudia on Thursday」、「It's You」といった『ビギン』のデモも含まれるが、多くは『ビギン』の制作過程で作られたデモ、スタジオで収録されたリハーサル、アセテート盤といったたぐいのもののようだ。
さすがに録音状態はあまりよくないが、それがかえって当時のスタジオのようすをリアルに伝えているような雰囲気もあって、7人が瑞々しい才能をぶつけあいながら音楽を作っていくようすが伺えるドキュメンタリーになっている。
ここにはブライアン・ウィルスンが嫉妬したといわれるカート・ベッチャーの奇跡のようなコーラス・アレンジなどは存在しないが、ソング・ライティングの中心となったマイケル・フェネリーやジョーイ・ステックらの楽曲は美しくてじつに魅力的だ。
紙ジャケはコーティングのないE 式のシングル・スリーヴ。
12ページの英文ブックレットと、日本語訳・中村彰秀による解説・歌詞・対訳のついた32ページの日本語ブックレット、さらにはメンバーの写真の載ったインナー・バッグまでついている。
レーベルは英文ブックレットと同様のイメージのもの。
あっという間に廃盤になりそうな気もするので、気になる方はお早めに^^
遼さんこんばんは。
おっ早速買われたんですね。。。
ミレニウムいいですよね。私は『ビギン』を買ったときは全く知らなかったのですがお店のお勧めにあってのでとりあえず買ったのですがこれが大正解だったんですね。ハーモニーの美しさは絶品です。実は私はビーチボーイズはあまり好みではないのですがミレニウムは好きになりました。
たった1枚のアルバムだけなんて勿体ないですね・・・
ひとおり拝見させて頂きました、遼さんの記事は毎回詳しく書かれているので本当に関心しております。
私なんかただ紹介しているだけなのでかなり勉強・参考させて頂いております。ところで去年買った紙ジャケCD『ビギン』が見当たらないので焦っています・・・私は以前記事に書いたように55枚前後位に分けてCD収納BOXに入れて保管しているのですがもうどれに入っているか分からない感じとなっております・・・
来月の紙ジャケはまたラッシュになりそうです・・・私の楽しみは【Van Halen】ですね。とはいっても今のところファーストとセカンド、サードの3枚だけの予定です。遼さん来月お勧めはありますか・・・?
あらら・・・トラバうまくいきません・・・ソネブロまだ不安定なのかなぁ・・・
by tetsupc2 (2008-03-19 21:23)
遼さん、またまたお邪魔します。
先日は旧ブログにコメントとトラックバックをいただきまして、ありがとうございました。
決して失礼だなんてことはございませんのでご安心を。
>カート・ベッチャーの奇跡のようなコーラス・アレンジなどは存在しない
残り物には福があると言われますが、今回は必ずしもそうではなさそうですね。
以前から結構な数の編集盤が発売されてますものね。
それでも揃えておきたい1枚に違いないので、届くのを私も楽しみにしておきます!
by chitlin (2008-03-20 01:28)
tetsupc2さん、どうもです。
さっそく買いました^^
>たった1枚のアルバムだけなんて勿体ないですね・・・
ほんとうですね。
ですからミレニウムを気に入った人はたいていサジタリアスも買っていると思いますよ^^
>去年買った紙ジャケCD『ビギン』が見当たらないので焦っています
あらまー@@
ぼくはiPodに入れてます。
ときどきすごく聴きたくなりますよね~♪
>あらら・・・トラバうまくいきません
ごめんなさい。
承認したものだけトラバが反映されるように設定してますので、少し時間がかかります。
ご了承くださいm(_ _)m
by parlophone (2008-03-20 14:42)
chitlinさん、どうもです。
>以前から結構な数の編集盤が発売されてますものね
今回の紙ジャケに収められた音源はすべて『セカンド・ミレニウム』や『ミレニウム・コンティニュード』などの既発売盤に入っているものばかりのようです。
ただ音的に改善されているということと紙ジャケということでレア・アイテムになる可能性はあると思いますよ^^
by parlophone (2008-03-20 15:42)