消えた(?)名盤100 [ロック編] [雑誌・書籍・コミック]
いや~、長いメンテナンスでした。
43時間の予定がけっきょく48時間、まる2日に及んだ。
その間ご迷惑をおかけしました。
予告にあったアクセス解析をちょっと見てみたが、なかなか興味深い。
意外と過去の記事へのアクセスもありいろいろと参考になりそうだ。
さてきょうは『ミュージック・マガジン』3月号(ミュージック・マガジン社)のお話。
前回この雑誌を買ったのはビートルズのオリジナル・アルバムがCD 化された1987年のことだ。
そのときはおよそ半年にわたって「CD で聴くビートルズ」みたいな特集があったので買ったのだが、今回じつに21年ぶりにこの雑誌を購入したことになる。
特集は
消えた(?)名盤100 [ロック編]
――以前は名盤ガイドの常連だったのに!
最近、影が薄くなっている名盤をもっと語ろう!!
というもの。
編集後記に「この名盤を「消えた」ことにしよう、ということではなく、頑固オヤジとして「これを聞かんでどうする」と言い続けたい、という特集」と書いてある。
順位がつけてある訳ではないのだが、最初に登場するのはあのグループのあの名盤(興味がある方のために伏せておきます^^)。
たしかに最近このレコードが名盤ガイドに載ることはないなあ。
筆者は萩原健太。
(といえば、おおかたの人は、あ、あれか~と思われると思う)
自分のもっているアルバムを数えてみたら100枚中19枚。
たしかに少ないよな~。
名誉ある表紙?のイラストはピーター・フランプトンだ。
『カムズ・アライヴ』は2枚組にもかかわらず全世界で1,000万枚を売ったメガ・ヒット・アルバムだが、当初から名盤のリストにはあまり入らなかったような気がする。
いまから7、8年前だったと思うが、偶然載せてもらった知人のクルマのダッシュボードにこのCD が置いてあって、すごく懐かしかった。
そういえばレンタルでコピーしたMD しかもってなかったよなあと思って、当時出たばっかりだった『デラックス・エディション』を買おうとCD ショップに行ったのだが、在庫がない。
2~3軒廻ってみたが、偶然なのかどこにも見当たらず、そのまま買う気をなくしてしまった。
え、これは消えてないでしょ?という名盤もあるが、たしかにそういえば最近見ないよね、というのも多い。
紙ジャケになったものから買っていこうかな(笑。
43時間の予定がけっきょく48時間、まる2日に及んだ。
その間ご迷惑をおかけしました。
予告にあったアクセス解析をちょっと見てみたが、なかなか興味深い。
意外と過去の記事へのアクセスもありいろいろと参考になりそうだ。
さてきょうは『ミュージック・マガジン』3月号(ミュージック・マガジン社)のお話。
前回この雑誌を買ったのはビートルズのオリジナル・アルバムがCD 化された1987年のことだ。
そのときはおよそ半年にわたって「CD で聴くビートルズ」みたいな特集があったので買ったのだが、今回じつに21年ぶりにこの雑誌を購入したことになる。
特集は
消えた(?)名盤100 [ロック編]
――以前は名盤ガイドの常連だったのに!
最近、影が薄くなっている名盤をもっと語ろう!!
というもの。
編集後記に「この名盤を「消えた」ことにしよう、ということではなく、頑固オヤジとして「これを聞かんでどうする」と言い続けたい、という特集」と書いてある。
順位がつけてある訳ではないのだが、最初に登場するのはあのグループのあの名盤(興味がある方のために伏せておきます^^)。
たしかに最近このレコードが名盤ガイドに載ることはないなあ。
筆者は萩原健太。
(といえば、おおかたの人は、あ、あれか~と思われると思う)
自分のもっているアルバムを数えてみたら100枚中19枚。
たしかに少ないよな~。
名誉ある表紙?のイラストはピーター・フランプトンだ。
『カムズ・アライヴ』は2枚組にもかかわらず全世界で1,000万枚を売ったメガ・ヒット・アルバムだが、当初から名盤のリストにはあまり入らなかったような気がする。
いまから7、8年前だったと思うが、偶然載せてもらった知人のクルマのダッシュボードにこのCD が置いてあって、すごく懐かしかった。
そういえばレンタルでコピーしたMD しかもってなかったよなあと思って、当時出たばっかりだった『デラックス・エディション』を買おうとCD ショップに行ったのだが、在庫がない。
2~3軒廻ってみたが、偶然なのかどこにも見当たらず、そのまま買う気をなくしてしまった。
え、これは消えてないでしょ?という名盤もあるが、たしかにそういえば最近見ないよね、というのも多い。
紙ジャケになったものから買っていこうかな(笑。
今回のメンテ、長かったですねー。
以前みたいなメンテ後のアクセス不具合なんかがまたあるんじゃないかとちょっと心配でしたが、今回はそんなこともなく、細かいアクセス解析なんかも出来るようになってよかったですね。
「ミュージック・マガジン」3月号、特集が面白そうなので私も買おうとは思ってましたが、まだ買ってません。明日買って来よ〜^^。
by MASA (2008-02-27 23:29)
MASAさん、どうもです。
>以前みたいなメンテ後のアクセス不具合
昔はひどかったですよね~(笑。
それにくらべればずいぶんいいんですが、うちのパソコンで見るかぎりカレンダーの今日のところ、記事をUPしたのに色が変わってなかったり、MASAさんがコメントしてくれたのにコメント(0)になってたり、まだちょっと不安定な感じですね~。
>特集が面白そうなので
けっこうおもしろかったです^^
あと、ほかの記事もちょっと硬派なものもあって、昔を思い出しました(笑。
by parlophone (2008-02-27 23:58)
遼さん、こんばんは。
萩原健太さんですか?
読み応えありますね~。思い入れも強そうな特集ですよね。
ユニークで引き込まれる文章でしょうね。
僕もチェックしてみます。
by ouichi (2008-02-28 01:07)
私も一昨日横浜のタワーで立ち読みしました。ブログで80年代ベスト100を取り上げた時、tears for fearsとかが入っていないのはおかしいと、売れたアルバムが軽視されているなと思っていました。
Framptonのこのアルバムは良いですね。この中のギターのインスト曲が結構好きです。デラエディ買いましたよー。遼さんも買いましょう。
by pinkisland (2008-02-28 06:37)
『カムズ・アライヴ』は高校生の頃から違和感ありました。
世界中で売れてるぞ!って言われてもピンと来なかったことハッキリ覚えています。ピーター・フランプトンが、この2枚組ライブ盤だ出るまで名前も知らなかったような女の子まで、まるでアイドルのレコード買うみたいな感覚で、大枚はたいて買ってましたからね。正直このアルバムの楽しみ方が解らなかったです。ギタリストとしての彼を聴けばいいのか?ヴォーカリストとしての歌を楽しめばいいのか・・・「ショー・ミー・ザ・ウェイ」みたいなシングルヒットには納得できたんですよ。いい曲だったし。欧米での人気がそのまま日本に飛び火して「これきかなきゃ遅れてるぜぇ〜!」なんて乗りで、あの2枚組買ってしまい、数回も聴かないで隅っこに追いやられた・・・なんてことも多かったのでは?
売れたアルバムと名盤は必ずしも合致しないと思うのですが・・・
ビートルズのような「売れた名盤」はどんなに中古市場でダブついても300円コーナーで何年も眠るなんてことが無い訳で。
『カムズ・アライヴ』を当時買った人達は、今でも大事に持っていて、誇りをもって「名盤だぁ〜」って言える人は何割だろ??
by PETTY (2008-02-28 20:56)
ouichiさん、どうもです。
>読み応えありますね~。思い入れも強そうな特集ですよね
70年代に名盤っていわれて、いつの間にかランキングから消えていったアルバムって多分多いんですよね。
それと、同じ出版社の『レココレ・ロック名盤Best 100』(すみません、正式タイトル失念)に対する「??」みたいな思いもあったと思います^^
>ユニークで引き込まれる文章でしょうね
最近の萩原健太の文章って、どうしてああなんでしょう。
すごく。読みづらい感じが。ぎゃくにクセになる? みたいな(笑。
by parlophone (2008-02-28 22:04)
pinkislandさん、どうもです。
>売れたアルバムが軽視されているなと思っていました
ですよね。
ぼくも自分のブログのコメント欄で書きましたが、70年代のアルバムでいえばフリーの『ファイヤー・アンド・ウォーター』、サイモン&ガーファンクルの『明日に架ける橋』、サンタナ『キャラヴァンサライ』、エルトンの『グッバイ・イエロー・ブリックロード』あたりは全部ランキングから漏れてしまっていていろいろ複雑な印象も受けました。
>デラエディ買いましたよー。遼さんも買いましょう
そうですね、やっぱり買おうかな、という気持ちになりました(笑。
by parlophone (2008-02-28 22:10)
PETTY さん、どうもです。
>この2枚組ライブ盤だ出るまで名前も知らなかったような女の子まで
フランプトンといえばたしかハードからハンブル・パイでしたよね。
リアル・タイムでは日本ではほとんど無名といってよかったと思いますから、やっぱり当時アルバム買った女の子はアイドルノリでしょう。
ベイシティ・ローラーズ並みのルックスで曲もいいしギターもうまいわけですからね^^
>あの2枚組買ってしまい、数回も聴かないで隅っこに追いやられた
>・・・なんてことも多かったのでは?
多かったでしょうね。
ぼくも当時はハンブル・パイさえ聴いたことがありませんでしたから、「ショー・ミー・ザ・ウェイ」だけでしたね。
でもアルバム聴いても悪くはありませんよね。
2枚組なので途中でちょっと飽きちゃう、みたいなところはありますが(笑。
こんどはCD 買ってちゃんと聴いてみたいと思います。
by parlophone (2008-02-28 22:22)
私も「フランプトン・カムズ・アライヴ」にはミーハーなイメージしかありまへん(笑)。
女の子人気は確かに多かったです。それで引きました。
フリートウッド・マックの「噂」なんかも最近それほど名盤扱いされなくなりましたが、あんな具合にバカ売れしたアルバムも引きますねえ(笑)。
萩原健太の文章って。こんな風に変なとこに句点を付けたりして。
まるで新井素子の文章そっくりなわけで。
あの人普段どんな本読んでるんでしょうね(笑)。
by MASA (2008-02-28 23:59)
>私も「フランプトン・カムズ・アライヴ」にはミーハーなイメージしかありまへん(笑)
なるほど~、やっと『カムズ・アライヴ』の置かれている位置がわかってきました(笑。
じゃあpinkさんみたいなスタンスは珍しいわけだ。
けっして曲も演奏も歌も悪いわけじゃないのに、男性のロック・ファンからは見向きもされなかった…?
かえってリンゴのバンドにギタリストとして参加してからのほうが評価が高いのかもしれませんね。
>まるで新井素子の文章そっくりなわけで。
そうなんですか!
マックの『噂』も聴いたことないし、新井素子も読んだことありません(爆。
by parlophone (2008-02-29 00:16)
「噂」にしても「カムズ・アライヴ」にしても、特に日本での売り上げってかなり一過性というか・・・欧米の余波を感じます。
「噂」聴いてるとか・・知ってるだけで「オシャレ!!」って時代だし・・・フランプトンが元ハンブルパイだとか、マックが昔はブルースロックだったとかの過去との繋がりは要らなかった時代ですよね。
昨日までパンチパーマで永ちゃん命だったヤツが突如「ホテル・カリフォルニア」買っちゃって、ヤシの気のTシャツ着てる・・・そんな誰もが「右習えの時代」の現象だと思います。
80年以降はこうした世界的に爆発したヒットアルバムがあまりないことからも70年代的かなって。
「噂」は今でも大好きですけどね。
by PETTY (2008-02-29 08:19)
私もこの特集、立ち読みしてざっと見ました。
感想は・・・「自分達が好きだったアルバムが最近評価されていないから
引っ張り出してきたおっさん達の逆襲」ですね。(爆)
フランプトンのあの2枚組は当時アメリカでは値段が2枚組なのに1枚の
値段だった、つまりお買い得だったので目茶売れたんだそうです。
(この手の2 album for price of oneって人気がイマイチとか新人の
場合よくやる手です。日本ではあまり例がないですけどね。)
フランプトンの話を続けると、彼はちょっと可哀そうですよね。
実力のあるアイドル、というか、でも容貌の方が常に先行してしまって
ミーハーのアイドルで止まってしまったんですよね。
個人的には売れなくなってからのソロ・アルバムは好きです。
名盤リストに戻りますが、結局は時代・世代を越えて残っていかないような
作品は「名盤」にはならないのでは?
ビーチ・ボーイズのSurfin' U.S.A.が上位にランクされていましたが、アルバムとして考えると「名盤」とは言えないと思います。
あれはリアルタイムにPet Soundsを聴いていなかった荻原健太が(確か
BSの番組でそう告白していたと記憶しています)アイデンティティーを立て直したくって出てきた発言かと勘ぐってしまいます。
まあどれも後追い世代に対するプレゼンテーションなのでしょうから、あまり
私などが目くじら立てることでもないのでしょうけど…
それにしても相変わらずな選び方で驚きはなかったですね。
by MORE (2008-02-29 08:47)
>昨日までパンチパーマで永ちゃん命だったヤツが突如「ホテル・カリフォルニア」買っちゃって、
>ヤシの気のTシャツ着てる・・・そんな誰もが「右習えの時代」の現象だと思います
へえ~、そんな時代があったんですねー。
でもオシャレってだけで聴かれる音楽というのも淋しいもんですね。
『噂』はそのうち聴いてみたいと思ってますが、ブルーズ・ロックのころのマックが大好きな人間としては、食指があんまり動かないのもたしかです(笑。
by parlophone (2008-02-29 23:45)
MOREさん、どうもです。
>「自分達が好きだったアルバムが最近評価されていないから
>引っ張り出してきたおっさん達の逆襲」
これいいですね(笑。
たしかにそういう部分はあるかもしれません。
>容貌の方が常に先行してしまって
>ミーハーのアイドルで止まってしまったんですよね
おそらくそうでしょうね。
いまは「かれがフランプトンだよ」といわれても気がつかないほど変貌してますから、逆に正当に評価されやすいというか…。
それにしてもわが国でのフランプトンの評価は異様に低いとしかいいようがありませんが…。
>それにしても相変わらずな選び方で驚きはなかったですね
まあ、MOREさんとしては当然そうでしょう。
そもそも『ミュージック・マガジン』の読者というのが30代ぐらいまででしょうから(←根拠はない^^;)
ビーチ・ボーイズ=ペット・サウンズ
みたいな教条主義に対するアンチ・テーゼというか、
「ねえねえ、こんなのもあるんだよ」
みたいなところでしょうね。
by parlophone (2008-02-29 23:53)
私も、今月号はひさびさに購入しました。
70年代にはちょくちょく買ってました。
この特集、レココレでやっても良かったと思いますね。
他の記事は最近の話題が多いですし。
興味深い特集でした。
自分でも久しぶりに聴き直したりもしました。
by Sken (2008-03-03 12:57)
Skenさん、どうもです。
>この特集、レココレでやっても良かったと思いますね
そうですよね。
レココレの特集の補遺みたいな感じでしたね。
執筆陣もけっこうカブってるので、MMならではの独自性というのはあまり感じられませんでした。
>自分でも久しぶりに聴き直したりもしました
Skenさんが久しぶりに聴き直したアルバムってどのあたりなんでしょうか。
気になります^^
by parlophone (2008-03-03 19:13)
こんにちは。
今頃登場です^^。
やっとこの本買いました。
僕が所有してるアルバムは18枚。
殆どがアメリカン・ロック(苦笑)
かなり偏った聴き方してると実感しました。
持っていないアルバムでも、こういう特集を見ると気になる盤が何枚かでてきちゃいます^^。
>紙ジャケになったものから買っていこうかな(笑。
同感でーす(笑)
自分自身にの言い訳にもなったりします(爆)
by DEBDYLAN (2008-03-13 14:27)
DEBDYLANさん、どうもです。
>僕が所有してるアルバムは18枚。
>殆どがアメリカン・ロック(苦笑)
お~、ぼくと似てますね^^
>こういう特集を見ると気になる盤が何枚かでてきちゃいます^^
ですよね。
昔はもってたのに処分しちゃったレコードとか、テープやMDでしかもってなかったりとか、気になってたのにけっきょく聴き逃してたやつとか…。
なんにしてもこういうのをきっかけに新たな世界が広がるのはうれしいものですね~♪
by parlophone (2008-03-13 23:45)