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CDチェンジャーの中味見せちゃいます^^ 1/2 [新春特別企画]

賀正~!!

 

 

お正月のご挨拶といえばやはり、

賀正

 

 


でがしょ?


なんつって…^^;

新年早々失礼いたしました。

といってももう5日。
新年のご挨拶には遅すぎますが、最近少々身辺慌しく、なかなか記事をUPすることができません。
毎日たくさんの方においでいただいてるのに申し訳ないです。
そんなこんなですが、本年もなにとぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

さて、昨年はレコード棚のことを「新春特別企画」としてご紹介したところ望外のご好評をいただいたが、今年はCDチェンジャーの中味をご披露しちゃいます。
といっても皆さんあんまり興味もないかもしれない。
これがデジタル・オーディオ・プレイヤーあたりだとかっこいいんだけれど、以前にも書いたようにぼくは毎日往復2時間、通勤のためにクルマに乗っているので、CDチェンジャーは欠かせないアイテムなのだ。
なかに入れているCDはほとんどこのブログで取り上げたものなので、新鮮味には欠けるのだが、毎日聞いているあいだに印象が変わったりしたものもあるので、短いコメントつきでご紹介したいと思う。

というわけで、2007年1月1日の時点でCDチェンジャーの中に入っていた12枚のCDは…。

   

JJ CALE AND ERIC CLAPTON "THE ROAD TO ESCONDIDO"(2006)
ぼくのなかでは伝説のギタリスト的存在だったJ.J.ケールもこのアルバム以来、ギターも弾けるし唄も歌える飲んだくれジジイになってしまったのだが、それがよかったのかどうか^^;

以前ご紹介したとき個人的なベスト・トラックはM-11DON'T SISTER CRY」だと書いてそれは今も変わりないのだが、今回はM-5 Brownie McGee の「SPORTING LIFE BLUES」を挙げておきたい。
デレク&ザ・ドミノス時代からのレパートリーである「NOBODY KNOWS YOU WHEN YOU'RE DOWN AND OUT」にちょっと似た感じの粋なブルーズだ。

GEORGE HARRISON "LIVING IN THE MATERIAL WORLD"(1973)
ジョージにとっては『オール・シングス・マスト・パス』以来のソロ・アルバムだが、ぼくは今回のリマスター盤で初めて聴いた。
リアル・タイムにこのアルバムを聴いてきた方たちとはずいぶん受け取り方が違うだろうけれど、それはそれなりにおもしろいと思う。
たとえばM-1の「ギヴ・ミー・ラヴ」は有り体にいえば「マイ・スイート・ロード」の2匹目の泥鰌をねらった曲だと思うが(12弦ギターのコード・ストロークとスライド・ギターで始まるイントロからして王道のパターン)、官能的とさえいえる甘さをもったメロディとよく練られた構成は申し分のない必殺チューンだ。

M-3のピアノによるイントロはジョンのソロ・アルバムかと思わず耳を疑った。

アルバムラストのM-11THAT IS ALL」は構成がややオーヴァーな気もするけれど、先日帰省したときは、雨が上がって雲の切れ目から差し込む日差しが眼前の雪を頂いた中国山地の山々を照らす瞬間にこの曲が流れ出して、けっこう感動的だった。

個人的ベスト・トラックはM-4の「DON'T LET ME WAIT TOO LONG」。
どうしてだかわからないけれど、何度も聴きたくなっちゃいます^^

JAMES TAYLOR "JT"(1977)
ぼくのCDの並べ方はまったくアト・ランダムなのだが(強いていえば邦楽のCDは最後に入れる)、生前のジョージといちばん親しかったEC、そしてAppleからのデビューに際してジョージがすごく力を貸したJTのアルバムがジョージを挟んで並んでるというのは、なんとなく感慨深いものがあるなあ。

M-1の「きみの微笑み」からM-12IF K KEEP MY HEART OUT OF MY SIGHT」まで、まったく間然するところのない第一級の傑作である。
リンダ・ロンスタットが参加したM-5BARTENDER BULES」、カーリーが美しいヴォーカルとコーラスを聞かせるM-10TERRA NOVA」、グラミー賞の最優秀ポップ・ヴォーカルを受賞したM-7「ハンディ・マン」など名曲ぞろいだが、繊細で叙情性あふれるM-4ANOTHER GREY MORNING」をベスト・チューンに挙げておく。 

FREE "LIVE AT THE BBC"(2006) disc-1
CD
を入れ替えると、ときどき「え?これ何?」みたいなことがある。
このCDも初めてM-1Waiting on You」(1968/7/5)がクルマのスピーカーから流れ出したとき、一瞬「クリームのBBCライヴか何かのCDを入れたっけ?」と首をかしげてしまった。
それくらい17歳のポール・コゾフのギターはとんがっている。

M-3の「I'm a Mover」になると、やっとおなじみのフリーになるのだが、個人的なベスト・トラックとしてはM-2 Sugar for Mr. Morrision」(1968/11/15)を挙げておきたい。
インストゥルメンタルで「オレたち、こんな演奏もできちゃうんだぜ!」的青臭さも感じさせるナンバーだが、最近の若いギタリストによく見られるような、速いだけで色気もなければ渋さも香気もないようなギターと違って、コゾフのギターもフレイザーのベースもじつに味のあるプレイをしている。

       

NEIL YOUNG AND CRAZY HORSE AT THE FILMORE 1970(2006)
もう何も付け加えることはありません。
続編が楽しみだあ~。
いずれ劣らぬ名演ぞろいだが、とりあえずいちばん長いM-6COWGIRL IN THE SAND」をベスト・トラックに挙げておこう(笑。

CHARLES LLOYD "FOREST FLOWER"(1966)
アトランティックのジャズというと、コルトレーンの諸作、ミンガスの諸作、MJQの『フォンテッサ』、モンク&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ、ローランド・カークの『あふれ出る涙』、キース・ジャレットの『サムホエア・ビフォー』、ジミー・ジュフリー3、アート・ファーマーの『スウェーデンより愛をこめて』あたりは必聴だが、なぜか前回の紙ジャケ化の際に買い逃していたのがこの作品だ。
若き日のキース・ジャレット(p)、セシル・マクビー(b)、ジャック・ディジョネット(ds)の熱演が聴けるという意味でも価値がある。
紙ジャケになって久しぶりにCDチェンジャーに放り込んだらそのまま愛聴盤になってしまった。
次回の「JAZZの愛聴盤」でこの作品を取り上げたいと思う^^

(長くなったのでつづきはPart-2で)


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DEBDYLAN

遼さん、明けました(笑)。今年も(一方的に)宜しくお願いします。
こういう記事大好きです。
私は片道約20分の自転車通勤です。通勤のお供は"iPod nano"です。500曲程ダウンロードできますが、こまめに入れ替えております。
通勤時間は貴重なリスニング・タイムですね!!
今年も楽しい記事、楽しみにしてます。
by DEBDYLAN (2007-01-05 23:42) 

parlophone

DEBDYLANさん、明けましておめでとうございます。
新年早々nice!とコメントをいただきありがとうございます。

ぼくも「通勤中はiPODで聴いてます^^」と書きたいんですが書けません^^;
しかし通勤のときに音楽を聴かなかったら、そのまま聴けずに1日が終わってしまうので、貴重ですよね~。

今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
by parlophone (2007-01-06 01:12) 

hamakaze_ataru

遼さん、ど〜もです。
「LIVING IN THE MATERIAL WORLD」が入っているのが嬉しいですねぇ〜
「マイ・スイート・ロード」は12弦じゃなく、スペクター技なので十数本のギターを一気に弾いたとか重ねたとか聞きましたね。昔、大滝さんがラジオで言ってたんだか、レココレのスペクター特集で書いていたか・・・・忘れてしまいました〜。
by hamakaze_ataru (2007-01-06 08:09) 

parlophone

大安さん、どうもです^^

『LIVING IN THE MATERIAL WORLD』、アナログでいうとやはりA面の方に佳曲が揃ってるような気がしました。
でもなかなかいいアルバムですね。

>12弦じゃなく、スペクター技なので十数本のギターを一気に弾いたとか重ねたとか

あ、なるほど~。
いわれてみればたしかにそんなサウンドですね。
勉強になります^^
by parlophone (2007-01-06 17:52) 

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