SSブログ

JTの紙ジャケ―WARNER MUSIC編 [シンガー・ソングライター]

明日リリースのジェイムズ・テイラーの紙ジャケ・ワーナー編、とりあえず5タイトルをゲットしてきた。
なにしろ70年代の初めごろには夢中になって聴いたアーティストだから、紙ジャケになるのをほんとに待ち望んでいたのだ。
いや~、うれしいです。
るんるんです(爆。

   

さて今回はワーナー移籍第1弾(1971)の『スウィート・ベイビー・ジェイムズ』からCBSに移籍する前の『グレイテスト・ヒッツ』(1976)までの7タイトルがリリースされた。

これで去年のアップル・レーベルの1stから80年代まで、ジェイムズのソロはほぼ紙ジャケになったわけだ。

まだ音は聴いていないので今回は紙ジャケの完成度だけリポートしておきたい。

   
   (最初の3作品を並べたところ)

まず『スウィート・ベイビー・ジェイムズ』はコーティングなしの厚紙シングルのA式スリーヴ。

   

歌詞が印刷されたポスターとインナーが復刻されている。

『マッド・スライド・スリム』は唯一のゲイトフォールド。
やはりコーティングなしの厚紙ジャケだ。
プレーンな白いインナーがついている。

   

『ワンマン・ドッグ』もコーティングなしの厚紙シングルA式ジャケ。曲ごとのパーソネルを記載したインサートとインナーが復刻されている。
フロント・スリーヴには当時のステッカーが貼付されている。

   

『ウォーキング・マン』も同じ厚紙のA式シングル・スリーヴ。
これも白いプレーンなインナーバッグが復刻された。

そして『ゴリラ』だが、これだけはコーティングのないE式のシングル・スリーヴだ。
インナーはやはり白のプレーン・タイプ。

いずれも当時ワーナー・パイオニアからリリースされたときの巻き帯をイメージした帯が復元されているが、イーグルスのときと同じようにかぶせ帯タイプの複雑な構造をもったものだ。

リアル・タイムで国内盤を買ってきた人間からすると、国内盤はポスターやインナーが省略されていたことがわかって複雑な思いだが、紙ジャケで復刻されたことを素直に喜びたい。

ひとつ残念なのは『スウィート・ベイビー・ジェイムズ』のフロント・カヴァーの写真が非常に低品質なことだ。

東芝EMIがブルーノートのアナログ盤でやったように、オリジナル・プリントからの鮮明な画像で復刻してほしかった。

音についてのリポートはまた後日ということで…^^
いやあ、それにしてもめでたい(笑。

 


nice!(0)  コメント(10)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 10

Kenny

おおっ!遼さん、もう入手されましたかっ!

いやぁ、いいですねぇ。【Sweet Baby James】は僕が一番聴きたかったJTのアルバムなんですが、プラケース盤にはどうも触手が伸びませんでした。病気ですかね、コレ(笑)。

フロントカヴァーが低品質ということで少々残念ですが、とりあえずめでたい!いやぁ、中身(音楽)が楽しみだぁ~。僕が今回購入予定なのは【Sweet Baby James】、【Mud Slime Slim】、【One Man Dog】の3枚ですが最低限ですかね?もしかして他に名盤を見逃してます?
by Kenny (2006-12-26 23:58) 

parlophone

>プラケース盤にはどうも触手が伸びませんでした。病気ですかね、コレ(笑)

はい、残念ですが病気です(笑。
ぼくはCDになってから3枚目です(これも病気か?)

『ウォーキング・マン』はプロデュースがデイヴィッド・スピノザですが、そうした関係からか、ポールとリンダが2曲に参加してます。
これも買いではないですか??^^
by parlophone (2006-12-27 02:00) 

キャンドル

初めまして、遼さま。
JTの『スウィート・ベイビー・ジェイムズ』の最初の日本盤のタイトルは『ニューフォークの鬼才』だったような…(記憶違いでしたらすいません)。それから『マッド・スライド・スリム』はロックエイジ帯でやってもらいたかったですね。
でも紙ジャケになったのは素直に嬉しいです。特に最初の2枚はロック史に残る傑作だと思います。

私の一番好きなJTのジャケは、『君の友達』のシングルです。彼の初来日のブートを聴いたことがありますが、それは素晴らしいものでした。最後の来日は10年近く前になるはずなので、また来てもらいたいですね。
by キャンドル (2006-12-27 04:20) 

MORE

Sweet Baby Jamesは当時ワーナー・パイオニア盤で即行買いました。
なんとなくテープ・ヒスが多目でしたが粒立ちの良い音質だったと記憶しています。
ジェームズはこの後少しずつですがメロー&レイドバック路線になってしまったのが個人的には残念でした。
SBJはFire & Rainという名曲を中心に硬派&軟派織り交ぜて楽しめるアルバムなんで好きです。
勝手な意見を言わせて貰えば、ワーナー時代の最初の4枚までが彼らしさの一番出ていたアルバムかな?
by MORE (2006-12-27 09:52) 

parlophone

キャンドルさん、初めまして。
遼です、今後ともよろしくお願いいたします。

>最初の日本盤のタイトルは『ニューフォークの鬼才』だったような…

へええ!!
そうだったんですか~。
ぼくも自分の目で見てるはずなのに全く記憶がありません^^;
でもありそうですよね~。
今回はDUの復刻帯特典ってないのかしら。

>特に最初の2枚はロック史に残る傑作だと思います

もうまったく同感です。
日本におけるJTの評価ってどうも微妙な気がするので、ぜひ正当に評価されるようになってほしいですね!
by parlophone (2006-12-27 12:44) 

parlophone

当時のワーナー・パイオニアの国内盤って今聴いてもそんなに音は悪くない気がしますね。
当たり外れもあるのかもしれませんが…。

>ワーナー時代の最初の4枚までが彼らしさの一番出ていたアルバム

そうですね。
ぼくもそのとおりだと思います。
ただ、最近CBSの『J.T.』に入ってる「ハイウェイ・ジャム」を聴きながら、「これって白人による最初のラップなんじゃないかなあ」と思ってるんですよね。
JTにはそういうゴスペル~ソウルあたりのテイストが必ずありましたよね。
by parlophone (2006-12-27 12:51) 

キャンドル

遼さん、こちらこそよろしくお願いします。

自分で言い始めてアレですが、『ニューフォークの鬼才』はアップルの方のファーストのような気がしてきました。私の場合、JTは完全に後追いなのでリアルタイムの事はわかりません。

>日本におけるJTの評価ってどうも微妙な気がするので、ぜひ正当に評価されるようになってほしいですね!

遼さんのこのブログのおかげで、JTに興味を持つ人が増えてくれたらと思います^^
by キャンドル (2006-12-28 07:51) 

parlophone

>自分で言い始めてアレですが、『ニューフォークの鬼才』はアップルの方の
>ファーストのような気がしてきました

ああ、そうなんですか。
ぼくはAppleの時代はまったく知らないので、ひょっとしたらそうなのかも知れませんね。

>さんのこのブログのおかげで、JTに興味を持つ人が増えてくれたらと思います

そうなればいいんですけどね…。
こんなちっちゃなブログではそれもムリでしょうねえ。
by parlophone (2006-12-29 03:29) 

Sken

こんにちは。
私、今年は例年になくJTを聞きまくりましたよ。
家でも車内でも。
どうしても、当エントリーの初期3作とCBSでの3枚まであたりを
聴いてしまいますけど。
by Sken (2006-12-30 09:51) 

parlophone

Skenさん、明けましておめでとうございます。

瑞々しい抒情性というと、やはり初期の作品ということになりますよね~。
でも主要な作品が(Appleの1stを含めて)紙ジャケ化されたのはほんとうにうれしいことです。
来年はCrosby,Stills,Nash&Youngとか、Jackson Browneとかが紙ジャケになるとうれしいですね~。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
by parlophone (2007-01-03 02:08) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。