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12月の紙ジャケ-part 2 佐野元春 [日本のロック・フォーク]

12月21日リリースの紙ジャケで買った9タイトルのうち、残りの6枚は佐野元春だ。
サノモト初期の瑞々しい感受性に溢れた傑作群についてはみなさんよくご存知のことだろう。

  

ぼくがサノモトを知ったのは1981年のことだ。
ある日、5つ年下の友人が「遼さん、佐野元春知ってる?」といいながらリリースされたばかりの『Heart Beat』(当時はまだレコード)を持ってきてくれた。
一聴してその曲のよさに心奪われてしまったが、よく聴いてみるとメロディーやビートだけでなく詞も実に味わい深い。
そうやって好きになってみると、心臓の鼓動を表す「Heart Beat」というアルバム・タイトルも、ロックン・ロールのビートとその深い精神性を表すダブル・ミーニングのように思えてくるし、ホテルの洗面所らしきところで髭を剃っているジャケットもやけにかっこよく見え、要するにミーハー的にファンになってしまったのである(笑)。
次の『SOMEDAY』は予約して発売当日に手に入れたし、サムデイ・ツアーにはパートナーと一緒に駆けつけた。

その『SOMEDAY』、2002年5月にコレクターズ・エディションが出たときに紙ジャケがおまけでついていたはずと思って今回はパスすることにし、写真の4枚を購入した。
No Damage』はベスト盤だがこのアルバムでしか聴けない曲も収録されていて外せないのだ。

ところがうちに帰って探してみると、どうもコレクターズ・エディションの紙ジャケはそれ用のカヴァーを使ったものだったようだ。

  
大介(東京都)さんのブログを見ると『VISITORS』も外せない重要作みたいだし…
と思ってその後2枚買い足したのだが、いざ写真を撮ろうと思って探すとどこにやったのか出てこない(笑)。
ということで、画像には4枚しか写っていません^^;
みなさんも紙ジャケの整理には気をつけましょう…。

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さて、ここでご挨拶を。

6月28日に始めたこのブログも一昨日で半年を迎えました。
アクセスは6か月で約8万、この数字がブログとしてどうなのかはわかりませんが、ぼくにとってはたいへん重たい、意味のある数字です。


(12月29日現在のアクセス総数 79,936) 

けっして生半可な気持ちで記事を書いてきたつもりはありませんが、これからもみなさんに読んでいただく価値のあるブログになるよう一生懸命記事をUPしていきたいと思います。
あわせて本編のサイトである「MUSIC & MOVIES」も、ますます内容が充実するように頑張りたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。

以前からこちらへおいでのみなさんはご存知のとおり、ぼくの母はいま倉敷で一人暮らしをしておりますので、これからちょっと母のところへ帰ってきます。
ブログの再開は1月4日の予定です。
今年1年、当サイトにお越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました。
来年も変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。
それではよいお年を……。

 


タグ:佐野元春
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NO NAME

こんばんは!TB&コメントありがとうございます。
初期佐野元春は僕の音楽ライフには欠かせない重要作。スプリングスティーンとリンクされたことが僕の音楽の幅を広げてくれました。
LIVEは当時中学生でしたので行けませんでしたね、SOMEDAY TOURに行かれた遼さん、羨ましい!
やっぱり「Heart beat」が好きですね。その中で「night life」の初々しい男女の歌詞は最高に好きです!
VISITORSのぶっ飛びさも好きですね、「COME SHINING」はHIP HOP好きには聴かねばならない必修科目ですね。
遼さん、よいお年を!来年も色々音楽を語りましょう!
by NO NAME (2005-12-30 02:05) 

parlophone

NO NAMEになってますが、大介(東京都)さんですよね。
トラバ&コメントありがとうございます!

>初期佐野元春は僕の音楽ライフには欠かせない重要作。
>スプリングスティーンとリンクされたことが僕の音楽の幅を広げてくれました。

こんなすばらしいシンガー・ソングライターはなかなか出てこないでしょうね~。
大介さんもよいお年を。
また来年ヨロシクです!!
by parlophone (2005-12-30 02:31) 

夜明けのティーンエイジャー

拙の記憶のなかではサノモトは新人の感覚でいたのですが(ラジオでよく流れていました)、デビューからあっという間に四半世紀が経ってしまっていたのですね。拙にとっては80年代前半は今でもきのうのことのようです。
本年はお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

■帝都熱烈音盤解放戦線
http://blog.livedoor.jp/mickbanzai/
by 夜明けのティーンエイジャー (2005-12-31 13:08) 

tamachi

明けましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。
佐野元春はほとんど聴いたことがないので、機会があったら
聴いてみたいです。

本年もよろしくお願いします!

【未承諾広告 tamachiのサイト】(笑)
「Bug's News」
http://news.thebeatles-1.com
「THE BEATLES MINE」
http://www.thebeatles-1.com
by tamachi (2006-01-01 12:52) 

白熊くん

(遼)さん、常連の皆様、明けましておめでとうございます。

 昨年は(も)紙ジャケ優先で購入しまくった年でありましたが、自分でも何枚(何百枚だろうな)買ったのかすら
把握していない、という情けない状況です。(笑)
今年も各社から大量の紙ジャケが発売されるようですが、謂わば『紙ジャケ戦国時代』になる、という
予想をしています。
いままでのようにメーカー・サイドだけで作られた紙ジャケではなく、ユーザーの声を採り入れた良質な紙ジャケを
提供できないメーカーには厳しい評価が下されるだろう、と思います。
 またCCCDの問題も然り。殿様商売じゃ成り立たなくなっていることに気がついて欲しいですね。(爆)
 すいません、愚痴っぽくなってしまいましたね。今年の目標は部ログ開設かな?
それでは今年も宜しくです。
by 白熊くん (2006-01-01 15:16) 

白熊くん

>今年の目標は部ログ開設かな?

 新年早々から誤変換してしまいました。部ログ(紙ジャケ部?)→ブログ
by 白熊くん (2006-01-01 15:19) 

ちぇぶらさん

 こんにちは。(^_^) あけましておめでとうございます。parlophoneさんのブログにお伺いするのがいつも楽しみです。佐野さんは子供の頃、ラジオから流れて来た、ロックンロール〜♪ナイト♪を聴いて以来のファンです。紙ジャケいいなあ...。本年もどうぞよろしくお願いいたします。(*'_'*)
by ちぇぶらさん (2006-01-01 20:35) 

MASA

遼さん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
サノモトは「VISITORS」しかまともに聴いたアルバムがありませんが、あのアルバムは良かったですね。あの時代、日本人のメジャーのアーティストで本格的にラップ/ヒップ・ホップを導入したのはあのアルバムが初めてだと思います。画期的なアルバムでしたね。
そういう意味では大沢誉志幸や久保田利伸よりも早く、サノモトこそが日本のヒップ・ホップの元祖かも知れませんね。
by MASA (2006-01-01 22:56) 

Reiko

遼さん
新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

佐野さんって、あまり知らないのですが、
ボブ・ディランの影響されていますか?
以前のバイト先で、バイトの人が佐野さんのサイトかな
歌詞が記載されているのを見せてくれました。
彼女、詩を書くのが好きで、佐野さんのファンのようでした。
わたしも、ぜひもっと聴いてみたいと思っていました。
by Reiko (2006-01-01 23:03) 

幻燈遮断機

遼さん、新年明けましておめでとう御座います。
今年も宜しくお願いします。

>みなさんも紙ジャケの整理には気をつけましょう…。
はい、気をつけます(笑)。
冗談でなく僕の部屋は今、紙ジャケに侵食されつつあります。
いや、僕が侵入を許しているのか orz

道中、気をつけてくださいね。遼さんも良いお年を ^ ^)/
by 幻燈遮断機 (2006-01-02 00:49) 

parlophone

夜明けさん、明けましておめでとうございます。
旧年中はいろいろとしらない音楽を教えていただいたり、大変お世話になりました。
歌謡曲にかんしてはほとんどコメントできないんですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
by parlophone (2006-01-03 20:26) 

parlophone

tamachiさん、明けましておめでとうございます。

サノモトはどんどん変わり続けていますので、初期のころと今ではぜんぜん違います。
そういう意味ではディランと似てるかな~。
ファンの人たちも世代によってそれぞれお気に入りのアルバムはかなり違うと思います。
ぼくはやっぱり初期ですね…(←おやぢ^^;
機会があったら聴いてみてください。

昨年はいろいろとお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
by parlophone (2006-01-03 20:33) 

parlophone

白熊くんさん、明けましておめでとうございます。

>自分でも何枚(何百枚だろうな)買ったのかすら把握していない、という情けない状況です

ぜひきちんとした数を把握して報告してください(笑。

>CCCDの問題も然り。殿様商売じゃ成り立たなくなっていることに気がついて欲しいですね。(爆)

CCCDに関しては東芝EMIのセキュアCD、米SONY BMGのrootkitもどきなども含めて、問題が残ったままですね。
一部の音楽ファンのなかにはとても無頓着な人もいますが、欠陥商品なんだからもっとはっきり「NO!」と言わなくちゃいけませんね(自分も含めて…)。

>今年の目標はブログ開設かな?

去年の夏あたりから期待してるんですがね(笑。
今年はいよいよTake offかな?
by parlophone (2006-01-03 20:47) 

parlophone

ちぇぶらさん、明けましておめでとうございます。
昨年はたくさんのnice!とコメントをありがとうございました。
ちぇぶらさんのブログはあまりにも守備範囲が広いのですが、それがちゃんと音楽に結びついてるのがスゴイですね。
まったくコメントもつけられなくて恐縮ですが、これからもよろしくお願いいたします。
by parlophone (2006-01-03 20:51) 

parlophone

MASAさん、明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
そして長期の出張、お疲れさまでした。
今年もよろしくお願いいたします。

『VISITORS』は友だちのをカセットに入れて聴いていました。
あまりにも時代の先端を行っていたので当時はとまどったものですが、今聴いてみるとなかなか素敵なアルバムですね。
あらためてその先進性に驚かされます。
by parlophone (2006-01-03 20:54) 

parlophone

Reikoさん、明けましておめでとうございます。
昨年はいろいろとありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。

サノモトの詞はほんとうにスゴイですね。
まったく感性は違うかもしれませんが、友部正人と佐野元春の2人の詞はぼくのなかで別格です。

上にも書いたようにつねに変化をし続けている人なので、時期によって好みが分かれるかもしれませんが、機会があったらぜひ聴いてみてくださいね。
by parlophone (2006-01-03 20:58) 

parlophone

幻燈さん、明けましておめでとうございます。
昨年はいろいろとありがとうございました。

>道中、気をつけてくださいね。

ありがとうございます。
ぼくは高速ではなく、下の道をのんびり走るのが好きなので、往復20時間もかかるのですが、無事に行って帰ってまいりました。

またいい紙ジャケがあったら教えてくださいね。
今年もよろしくお願いいたします。
by parlophone (2006-01-03 21:02) 

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